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某amazonで「5000円以上買うとポイント加算やで」なセールをやると聞いて、いそいそと買っておきたい書物を買い集め。
うむ、4800円。

足りない。
あとちょっとなのに。
グギギ。

こうしてamazon沼に堕ちていく者が、またひとり。

さて今回も将棋ネタ。
冬場は重要な対局が続くんで、話題も豊富ですねえ。
年度末に近づいていることもありますし。

■「羽生くんの画像をアップすると近い構図の羽生さんの画像が送られてくる」ハッシュダグ

まずは、私にはちょっと敷居が高くてまだ始めていないtwitterネタから。
フィギュアスケート男子シングルでオリンピック連覇を果たした羽生結弦氏の画像に、似たような構図の羽生永世七冠の画像をくっつけていくというtwitterでのお遊び。
フィギュアと将棋界の一部では密かに話題となっておりましたが、何と言ってもオリンピック連覇と永世七冠の偉業達成が大きく、羽生永世七冠の奥様までリツイートするなど、再びお祭りとなっております。

ところでこのハッシュダグ、ときどき羽生永世七冠が妙なポーズを取らされてる画像が見受けられますが、それはだいたい王将戦での罰ゲーム…もとい、勝利のポーズ写真によるもの。
羽生永世七冠に安来節やどじょうすくいをやらせるのは王将戦だけ!
…ええんかそういう立ち位置でw

■久保王将、防衛へ王手(王将戦七番勝負 第4局)

さてその王将戦もいよいよ第4局と、中盤から終盤へと差し掛かりつつあります。
その第4局ですが、これまでと同様に相居飛車、しかも第3局とほぼ同じ金無双での戦いとなりましたが、序盤をほぼ互角で切り抜けた久保王将が中盤以降で優位に立ち、そのまま押し切りました。

久保王将はこれで対戦成績を3勝1敗とし、王将位防衛へ王手をかけることに。
対して豊島八段は、このあと一つも落とせない厳しい立場へ。
やはり第1局のように序盤で少しリードできないと、第2局から第4局のように中盤終盤を押し切られてやられる、という展開続きでは王将位奪取は極めて難しい、と言わざるを得ません。
かの中原永世名人が、こんなことを言ってました。

七番勝負でね、作戦勝ちでそのまま押し切れるなんて、1つかせいぜい2つくらいですよ。
悪い将棋でも勝ちを1つ、2つと拾い集めていかないと、七番勝負で勝つのは難しいですね。

それにしても。
久保王将の勝利のポーズ写真は、関西人らしい明るさがあって良いですなw

■永瀬七段、1勝を返す(棋王戦五番勝負 第2局)

今度は昨日行われた棋王戦の第2局。
角換わり模様の序盤から、永瀬「軍曹」七段が棒銀で攻める趣向を見せたのに対して、渡辺棋王が腰掛け銀から雁木へと手厚く組み替えて対抗する、という構図に。

中盤戦で渡辺棋王の右金が5二から6三、そして5四へ盛り上がる展開となったのですが、ここから大駒を捌いて決めに出たのを渡辺棋王は対局後に後悔していて、感想戦もこの辺りの変化を多めに検討していたようです。
優位に立ったあとは▲9八玉の早逃げなど、永瀬七段が手堅くまとめて勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻しました。

力関係でも拮抗しているように見えますし、どちらが棋王位を獲得してもおかしくないように思えます。
恐らく第3局以降も角換わりの将棋になりそうな感じなので、序盤研究でどちらが競り勝つか、という展開になるかもしれませんね。

■里見女流五冠、奨励会退会&蛸島女流引退(女流棋界の話題)

最後に女流棋界の話題を。

プロ棋士挑戦のため三段リーグを戦ってきた里見女流五冠ですが、年齢制限の救済措置である三段リーグ勝ち越しを果たすことができなくなったことにより、奨励会を退会することとなりました。
またこれまで長きにわたり現役生活を続けてきた、最初の女流棋士である蛸島女流が引退を決め、先日残っていたすべての対局を終えました。

里見女流五冠は、今後は女流棋戦での対局がメインになりそう。
女流タイトルを取り続けていれば、一部の男性棋戦で活躍するチャンスもあるのですが、そこからプロ棋士への道はかなり険しいと言わざるを得ません。
とはいえ、ここまで過密スケジュールを駆け抜けてきた里見女流五冠の奮闘ぶりは素直に賞賛したいと思います。

また、初の女流棋士として活躍を続けてきた蛸島女流の引退も大きな話題に。
将棋界をこんなにも豊かにしてくれたのは、蛸島女流を含めた女流棋士の貢献も大きかったですから。
ひとまず、お疲れ様でした。

■おまけ(きょうの藤井聡太)

そういや忘れてました。
先週も対局が1局あり、王座戦の2次予選で元「鬼の奨励会幹事」として当時の奨励会員(当時だと糸谷八段とか山崎八段とか)らを震え上がらせていた畠山鎮七段と対戦して、勝利を収めております。

今のところは淡々と予選を戦う日々が続きますが、高校生活が始まるとどうなるか。
羽生二冠なども苦しんできた道ですが、なんとか貫き通してもらいたいものです。

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by mitsuboshi03 | 2018-02-25 14:40 | 将棋 | Comments(0)
ちょっと色々立て込んでるのと、体調が優れないので縮小更新。
しかし、どでかいネタが入ってきましたねえ。

■きょうの藤井聡太(朝日杯制覇!五段昇段から半月足らずで六段へ!)

まずはこのネタから。
藤井聡太五段が朝日杯準決勝で羽生二冠を、決勝で稲葉八段を破り、初の棋戦優勝を達成。
また昇段規定により15歳にして六段へ昇段することとなりました。

いやー、ダメモトくらいの調子で「こうなるといいですね」くらいに書いてたのですが、まさか実現させるとは。
これはちょっと、二代目将棋星人とか、「アンサイクロペディアにホラを吹かせなかった男」ハンス・ルーデルに若干近づきつつあるかなあ、といった印象。
ちなみに主催の朝日新聞は、嬉々として1面で報じてましたね。

これでとりあえず、今期の目標は達成。
あとは高校生活と両立させつつ、予選を勝ち抜いていく日々が続きます。
なお、朝日杯の前に行われた新人王戦では、デビューしたての古森四段に勝利しております。

■棋王戦第1局は渡辺棋王が制す

そして先週行われた棋王戦第1局ですが、永瀬「軍曹」七段の粘りにかなり手こずったものの、なんとか渡辺棋王が勝利をものにしました。
渡辺棋王本人も語っている通り、「固めてドカン」の将棋から「囲わず速攻」の波になかなか乗り切れていない状態が続きますが、なんとか虎の子のタイトルは死守したいところでしょう。



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by mitsuboshi03 | 2018-02-18 16:53 | 将棋 | Comments(0)
連日厳しい寒さが続きます。
インフルエンザは大流行し、ついに数年ぶりに諏訪湖で御神渡りができました。
寒すぎるのも辛いですが、暖かくなったらなったで今度は花粉症の恐怖が。
世の中ままなりませんなあ(苦笑)

さて今回も将棋ネタ。
ここ1週間の将棋界の話題をざっくりと。
なお棋王戦第1局がこれから行われますが、そちらは来週に回します。
また明日の仕事に響くので、ニコ生観戦も断念しますです。

■里見女流、女流名人位を防衛。なお女流六冠の夢は断たれる。

まずは久々に女流棋界の話題をトップに。
里見女流名人に伊藤女流二段が挑戦した女流名人位五番勝負の第3局が先日行われ、里見女流名人が勝利して女流名人位を防衛することに成功しました。

相振り飛車の出だしから里見女流名人が序盤でポイントを上げたのに対して、伊藤女流二段が猛攻を仕掛けて激しく追いすがったのですが、里見女流名人が巧みに攻めをいなして優位に立ちます。
終盤は伊藤女流二段が金銀五枚を自陣に貼り付けて必死の抵抗を見せますが、里見女流名人がその金銀を相手にしない巧みな攻めを見せ、見事に寄せ切りました。

これで里見女流は女流五冠の防衛に成功。
なお女流六冠の夢がかかっていたマイナビオープンでは、先日行われた挑戦者決定トーナメントの準決勝で西山奨励会三段に敗れてしまい、女流六冠の夢はひとまずお預けということになりました。

また実はこっちの方が本番と思われる三段リーグですが、ここまでの成績はこうなってます。
 ・里見女流五冠 :7勝 5敗
 ・西山奨励会三段:4勝10敗
里見女流五冠の方は、四段昇級争い上位勢が3敗ということで、全勝すればまだなんとか四段昇級の可能性が無きにしもあらず、といったところなのですが、まずは早く五割以上を確定させて三段リーグ残留を決めたいところ。
一方、西山奨励会三段は二段降段もありうる厳しい状況。
女流棋界にとって悲願と言える、女性のプロ棋士誕生への道は、まだまだ遠そうです。

■久保王将、豊島八段の猛攻をかわし勝ち星先行(王将戦七番勝負 第3局)

今度はプロ棋士のタイトル戦。
先週行われた王将戦七番勝負の第3局ですが、久保王将が勝利して対戦成績を2勝1敗としております。

本局も豊島八段が相振り飛車を採用。
両者が金無双に構えるという、昔ながらのスタイルから豊島八段が猛攻を仕掛けます。
このまま一気に寄せ切るかと思われましたが、そこは粘りのアーティストでもある久保王将。
豊島八段の攻めを巧みにかわし、豊富な持ち駒で華麗に寄せきりました。

秋口あたりまではそれほど調子が良さそうには見えなかった久保王将ですが、やはりこの時期に調子を合わせてきたのか、A級順位戦を含め、本来の実力を存分に発揮していると思われます。
一方豊島八段ですが、序盤で優位に立てないと久保王将のようなトップクラス相手には中々勝たせてもらえない様子。
現状最もコンピュータ将棋に近い指し回しを見せる豊島八段ですが、コンピュータ将棋の欠点である「悪い将棋を逆転できない」ところもそっくり、というのを克服できないと、タイトルは遠い気がします。

■きょうの藤井聡太(王将戦と棋王戦の予選を勝利)

さて最後にきょうの藤井聡太を。
先週は王将戦と棋王戦の予選が各1局行われ、王将戦では南九段を、棋王戦では牧野五段を下しております。

南九段は、かつて将棋界を席巻した「花の(昭和)55年組」の一角。
王将・棋聖・棋王を合計7期獲得している関西の重鎮であります。
本局でも終盤まで南九段が振り飛車穴熊から優位に立っていたのですが、最後は藤井五段の終盤力にうっちゃられてしまったようですね。
それにしても南九段、こういう将棋を指せるようなら、まだまだ頑張れますよ。
期待してます。

そして牧野五段はそろそろ若手とは呼ばれなくなってくる29歳。
しばらく前に紹介したことのある「糸谷流右玉戦法」を最初に考案するなど、序盤に定評のある棋士ですね。
またwikiによると、中将棋も得意とのこと。
中将棋は高校の将棋部にたまたま駒があったので指したことがあるのですが、獅子など独特な動きのある駒が多くて、難しいけど頭の体操にはいいですね。
なお将棋の方ですが、牧野五段が矢倉に組もうとしたところを、藤井五段が居角左美濃で迎撃するという形に。
序盤は牧野五段が指せそうな局面もあったようですが、やはり囲いの差が大きく、最後は牧野五段の矢倉陣がバラバラにされて完敗、という将棋になりました。
やっぱり矢倉にとっては冬の時代が続きますなあ。

さて藤井五段の方ですが、今週は新人王戦を挟んで、週末にはいよいよ待ちに待った朝日杯。
トップ棋士相手に、初の棋戦優勝を賭けた戦いが待っています。

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by mitsuboshi03 | 2018-02-12 09:29 | Comments(0)
これから数ヶ月の間は仕事が忙しくなりそう。
仕事が忙しくなったからといって、景気がいいわけではないのですが(涙)
このブログが息抜きになればいいなあ、と。

さて今回も将棋ネタ。
年度末の3月へ向けて、順位戦を中心に重要な対局が増える将棋界をざっくりとご紹介をば。
なお本日は王将戦と女流名人戦の対局日ですが、まだ対局中のため結果は来週お届けしますね。

■叡王戦七番勝負は、まさかの大穴対決に(叡王戦 準決勝)

さてまずは衝撃の結果となった叡王戦の準決勝から。
行方八段vs金井六段、丸山九段vs高見五段という、共に実力者vsシンデレラボーイの対決となったこの顔合わせ。
結果はなんと両方ともシンデレラボーイが勝利し、タイトル戦としては初となる叡王戦の七番勝負は、金井六段vs高見五段(本局の勝利により六段へ昇段)という、予想だにしない対決で行われることとなりました。

段位別予選に、比較的短い持ち時間(予選1時間、本戦3時間)。
また本戦は、仕事帰りのサラリーマンが夕食休憩明けからゆっくり見られるようにと対局開始時間が午後3時からという、将棋界では前例のないスタイルで行われたこの叡王戦。
斬新な試みが詰まった新棋戦なだけに、プロ棋士の皆様も、この独特なスタイルに適応するのにずいぶんとまどっているような印象を受けました。

その間隙を縫って、ビッグチャンスを掴んだ金井六段と高見六段。
七番勝負に勝てれば、棋戦優勝未経験者が、いきなり序列3位(1位竜王、2位名人)のビッグタイトルを掴むことに。
この七番勝負も、持ち時間が変動制(1・3・5時間を第1~6局に2つずつ振り分ける。第7局は6時間)で行われるという新たな試みがなされており、これをどう活かせるかが勝敗の鍵を握るかもしれません。

私も先週、丸山九段vs高見五段戦をニコ生で観戦させていただきました。
初めてメールが読まれたり、楽しいこともたくさんあったのですが、何しろ生観戦は疲れますね。
ガッツリ生観戦は身体に良くないので、これからは程々に見ることにします(苦笑)

■名人挑戦者争いはますます混沌に(A級順位戦 ラス前対決)

さて今度はA級順位戦。
2月1日に恒例のA級順位戦ラス前対決が行われております。

さてその結果を踏まえての名人挑戦者争いですが、6勝2敗でトップを走っていた豊島八段が、三浦九段に捕まり一歩後退。
相変わらずの中折れ力を発揮しております(おい)
そして豊島八段を追いかけていた久保王将は、渡辺棋王に勝利して3敗をキープ。
その結果、豊島八段と久保王将が6勝3敗でトップに並ぶ展開が復活しました。
それを追いかけるのが以下の4名。
 ・羽生二冠:6勝4敗(最終局は抜け番のため成績確定)
 ・稲葉八段:5勝4敗(最終局は対行方八段戦)
 ・広瀬八段:5勝4敗(最終局は対豊島八段戦)
 ・佐藤九段:5勝4敗(最終局は対屋敷九段戦)

豊島八段と久保王将が有利な立場に居ることは間違いないのですが、もし最終局で両者が敗れた場合、少なくとも羽生二冠と広瀬八段が挑戦権争いに加わることとなり、対局結果によっては最大6人による空前絶後のプレーオフが行われる可能性すらあります。
6人プレーオフかー、なったらなったで見る方は楽しいですが、当事者にとっては気が気じゃないでしょうねw

なおA級からの降級争いですが、屋敷九段がまず確定。
行方八段も自分が勝って、なおかつ競争相手の深浦九段と三浦九段が共に敗れないと生き残れないため、「ギリギリラス前では降級が決まらなかった」という表現が正しそう。
この二人はまず固いとして、今年は例年と異なり、竜王戦問題のゴタゴタにより3人目の犠牲者が出ることとなります。
首筋が冷たい順に言うと、三浦九段・深浦九段・渡辺棋王の順。
三浦九段と渡辺棋王は最終局で直接対決があります。
竜王戦問題での因縁が、まさかこんなところまでに波及しようとは。
自力でA級残留を掴むのは、どちらになるでしょうか。

■きょうの藤井聡太(順位戦9連勝! まさかのC級2組1期抜けに成功)

さて最後にきょうの藤井聡太。
既報通り、2月1日に行われた対梶浦四段戦に勝利し、C級1組への昇級を決めると共に、規定により五段へ昇段することとなりました。

50人近くの棋士がひしめくC級2組から抜け出せるのは、毎年たったの3名。
なおかつ1期で抜けるには、順位の差を覆すために、10戦全勝に限りなく近い成績を上げなければなりません。
当の本人がいとも簡単そうにやってのけるのでそうは見えないのですが、これは大変なことだと思いますよ。

まずは今年度最大の成果を上げることに無事成功しました。
おめでとう。

さて今度の大勝負は、2月17日に行われる朝日杯での対羽生二冠戦ですね。
準決勝と決勝に連勝すれば、棋戦初優勝と共に、規定により六段へ昇段となります。
可能性はゼロではないと思いますが、何しろ相手はかの将棋星人にして鬼畜眼鏡。
そんな旨いこといきますでしょうか。

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by mitsuboshi03 | 2018-02-04 15:12 | 将棋 | Comments(0)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


by mitsuboshi03