カテゴリ:将棋( 282 )

更新ほったらかしですいません。
アレがナニした記事のまま放置状態で、
何かのプレイか(爆)と思われた方もいらっしゃるかと(違)
先週の半期に一度の棚卸ウィークでしばらく死んでました。
久々に夜1時まで仕事→朝5時に出社などという荒行に挑んだ日々はちと辛かった(苦笑)

で、今回はスルーしていたらあっという間に終わってしまった(爆)王座戦を。
すでにあちこちのメディアで紹介済のネタですんで、縮小版でお送りします。

結果だけ見れば3-0と羽生四冠の圧勝、に見えますが、第1局が千日手指し直しになったように将棋の内容は大変拮抗しておりました。
この第3局も佐藤棋聖の工夫が光った一局。
どう工夫したか、まずこの図をご覧下さい。

b0017164_23401655.jpg先手の飛車は、元から四間飛車だったのではなく、わざわざ▲2五歩と飛車先の歩を2手も突いてから回ったもの。悠長にも5筋までおまけに制圧。この代償として王様の囲いをまるっきり犠牲にしており、後手がきちんと矢倉に囲っているのに比べれば掘っ立て小屋もいいところ。
でもこれはこれで悪くないというのですから将棋って不思議ですね(笑)
絶好調佐藤棋聖の面目躍如、といったところです。

とはいえ、ここから叩き合いになれば実戦的には囲いの弱さが響くもの。
自然に捌いていけばよい後手と違い、先手は勝ち切るには何かしら「攻防の一手」とか「味の良い一手」といった技でポイントを稼がなければなりません。先手の佐藤棋聖もなんとか技をかけようとしますが、なにしろ相手は羽生マジック。生半可な技は通じません。
とかなんとかやってるうちに、佐藤棋聖に一失が。

b0017164_2357613.jpg図の▲8一飛が問題で、一歩しかない持ち歩を使うんでやりづらいのですが、先に▲4三歩△同金直の交換を入れてから▲8一飛とするべきだったとのこと。これだと次に▲2一飛成が見えてますんで3一に歩以外の持ち駒を注ぎ込む受けが必要。実戦では単に▲8一飛とやってしまったんで、香車や桂馬のかわりに△4一歩と歩一枚で済んでしまい、その分後手の攻めがきつくなってしまいました。
佐藤棋聖は次の▲4八香で凌げると判断したようですが、羽生四冠の次の一手△4五銀が攻めを繋ぐ好手。この後もぎりぎりの攻防が続きますが、羽生四冠の手は最後までぶれることはありませんでした。以下134手で羽生四冠が14連覇を果たしました。

結果としてはストレートで敗れた佐藤棋聖ですが、好調時に見られる序盤の積極策は今シリーズでも健在でした。敗れたとはいえ、今回の戦いぶりを私は高く評価します。
なにせ、相手は羽生。
定跡形をなぞってちょいちょいと数手変えたくらいでお手軽に勝てる相手じゃありませんから。
やる方は大変でしょうが(合掌)将棋界にとっては良いことだと思います。
人のやることなすことなぞってばかりで第一人者でござい、という業界に魅力を感じる人は少ないでしょうから。

さて、王座戦14連覇を果たした羽生王座。
なんと言いますか、かける言葉が思いつきません(苦笑)
棋戦の格からいうと大山名人の13連覇の無茶苦茶さには劣りますが、あのころはタイトル戦が3~5つしかなかった時代で、「夏休み」といった番勝負の中休みもありました。今は夏場でも切れ目なく番勝負が行われる時代。そんな中、番勝負の2つ3つの掛け持ちなんて当たり前な状態を10数年続けている羽生四冠という存在はいったい何者なんだろうと(苦笑)
さすがに最近は疲れを見せる場面もありますが、トップクラスの棋士でさえ他の人なら一年と持たない状況を平然と続けている姿には、賞賛というより畏怖を覚えます。
激務の中、地道に積み重ねた14連覇という偉業。
もう、あれですね。引退後の称号は「永世王座」でいいんじゃないでしょうか。
七冠王まで獲った者の称号に1日制のタイトル名をつけていいのか、という意見もあるでしょうが、王座戦の掲載紙は日経ヨクヨム。読売や毎日などとは格が違います(核爆)
最近ではれっきとした四冠王であっても当たり前すぎてほとんど話題にならない(涙)状態でしたが、これでまた世間的にも再評価されるとうれしいですね。
おめでとうございます。これからもますます頑張って下さい。

さて、羽生-佐藤(康)炎の17番勝負 ~’05年夏~もこれにて閉幕。
次の大きなイベントは、10日に控える瀬川アマのプロ試験第4局。
これにはデリケートな話題も含まれる勝負となりますんで、項を改めたいと思います。
とりあえずは、要チェックや!ということで(笑)
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by mitsuboshi03 | 2005-10-05 00:32 | 将棋 | Comments(0)
え~、こちらの記事をasellusさんに捕捉していただいたせいか、お客様が少し増えているよーでなにより。
そんな状況の中、将棋ネタをやってしまうひねくれ者な私(爆)

本来なら予告どおり王位戦第7局の結果をやるべきなのですが、
・・・結果が結果だったんでごくごく簡単に(待て)
※いつもお世話になっているせんすぶろぐ様の記事を参考にしております。

b0017164_19292588.jpgここまでは棋聖戦第1局と同一手順。で、このときは後手番で勝利した佐藤棋聖が逆に先手番を持つという天才の考えることはよくわかりませんな状況。
佐藤棋聖はここで▲7五同歩と前例からバイバイしたんですが、これが局後本人も語った通り良くなかった模様。もともと、△7六桂や△6六角~△7六歩が見えているので指しにくい手ではあるのですが。


その後、佐藤棋聖の2筋への攻撃に空を切らせ、着実に先手陣を攻略していった羽生四冠の技の冴えは見事、だったんですが、あまりに淡々と進行したせいもあり、どちらかとゆーと「殴る男」佐藤棋聖派な私としては萎え萎え~
(羽生四冠、ごめんなさい)
とゆーわけで、羽生四冠は薄氷を踏む思いをしつつも王位を死守。とりあえずおめ。

羽生・佐藤「炎の十七番勝負」も、残るは羽生2連勝中の王座戦のみ。スーパースター同士の死闘に沸いた夏も過ぎ、竜王戦七番勝負からいよいよ将棋界も秋シーズンに突入する。
渡辺竜王に挑むのは、「遅れてきた刺客」木村七段。
1973年生まれの32歳・・・なんで、ほぼ羽生世代。
奨励会初段からプロ入りするまでに八年とやや苦労したものの、それからは毎年各棋戦で着実に勝ち星をゲット。通算勝率は7割を大きく上回るという驚異的な成績を上げている。
ちなみに、100対局以上で通算勝率7割超えの棋士は下記の通り。
羽生四冠 0.7316
木村七段 0.7201
渡辺竜王 0.7038
深浦八段 0.7008
(データは9/20時点の将棋連盟HPより)

しかし、これまでタイトル挑戦経験はなし。
予選は順調に勝ち抜くが、本選の準決勝あたりで敗戦、というのがお決まりのパターン。
島本和彦のマンガならば、
なんのために花を咲かせたのだ!?
実をつけるためではないのか!?

(『吼えろペン』より)
などと言われてもしかたがない状況である。
だがしかし、遅れてきたとはいえ、とにかくスタートラインには立った。
健闘を祈る。

一方、昨年20歳にして森内名人から竜王を奪取して一世を風靡した渡辺竜王も、その後はタイトル戦への登場はなし。羽生四冠や佐藤棋聖といった人外魔境(核爆)なヒトビトがいるとはいえ、現状はちとふがいない。
竜王戦の結果はともかくとして、早く他のタイトルに挑戦して欲しいところ。

というわけで、ほぼ新顔同士の対決となる今回の竜王戦七番勝負。
ここ一番での強情なパンチが持ち味の渡辺竜王。
虫を殺すのにも足一本から潰していく友達が減る棋風(核爆)な木村七段。
棋風が全く異なる対決になるんで、盤上で我を通した方が勝つんじゃないかと。
2人ともビッグマウスというか正直な発言をする(笑)んで、対局前からスリルとサスペンスを楽しめるのではないかと(爆)
あー楽しみ。
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by mitsuboshi03 | 2005-09-25 19:25 | 将棋 | Comments(0)
将棋ネタをやれる気力がないんで、結果のみ。

プロ試験6番勝負の第3局は久保八段が大人気なく勝利(爆)
A級八段が己の尊厳を掛け、なりふりかまわず必死に戦う姿が印象深かったかと。
瀬川アマは途中いいところもあったのですが、終盤でのミスで無念の崩壊。
第4局は中井女流と。プロ入りを賭けての負けられない一番になります。

王位戦第6局、王座戦第2局は共に羽生王者vs佐藤挑戦者の図式で、
ともに羽生四冠が勝利。
王位戦第7局は21、22日・・・ってもう明日ですよ奥さん。
東京新聞特設HPにてネット中継がありますんでそちらをどーぞ。
王座戦は羽生四冠の2連勝で防衛に王手。
「炎の17番勝負~2005年夏~」当初の勢いからすれば、佐藤棋聖はせめてもう1冠くらいは奪っておきたいところ。似たような対決となった2002年には羽生四冠に押し切られる形になりましたが、そのときに比べれば将棋の質は格段に良くなってます。
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by mitsuboshi03 | 2005-09-20 23:03 | 将棋 | Comments(2)
東京に行く前にちょこっと更新。
1勝1敗で迎えた瀬川プロ試験6番勝負の第3局が今日行われます。
瀬川アマの今日の相手は、久保利明。
「捌く」振り飛車の第一人者にして、バリバリのA級八段。
フリークラス入りを目的とする本来の試験の目的からすれば、
マスター、バランス悪いっすよな強敵。
が、しかし、瀬川アマは、以前テレビ対局の銀河戦で勝利しております。
今回のプロ試験が認可されたのもこの勝利があってこそ。
アマチュアに負けた唯一のA級八段の汚名を着せられた久保八段としては、今回は願ってもないリベンジの場。勝ち以外考えてないと思われます。
一方の瀬川アマにとっても、A級八段とガチでやれる貴重な一局。
もちろん勝てば、プロ入りに大きく前進、というより、もう決まりでしょう。
いつものように、BIGLOBEの特設ブログ上で中継があります。
こちらから入れます。

レビューはまた後ほど。
行って来ます。
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by mitsuboshi03 | 2005-09-17 08:11 | 将棋 | Comments(0)
しばらくお茶を濁しておりました夏休みをいただいた将棋ネタ、再開でございます。
いつものように「かんたん」モードでがつがつ書きますよー。
今回のお題は、本日終わったばかりの王位戦第5局。
佐藤(康)挑戦者が棋聖防衛の余勢を駆って連勝スタートしたものの、そこから急に風向きが変わって羽生王位が連勝。同時進行中の王座戦第1局も制し、防衛街道驀進中の羽生四冠の勢いを佐藤(康)棋聖が止められるか・・・というのがここまでの流れ。
はてさて今回はどうなったかというと・・・。

※全体の棋譜はこちらで。主催の徳島新聞社さんに、感謝。

羽生-佐藤(康)戦の勝敗を占うバロメーターのひとつが戦法の選択。
大ざっぱに言うと、既成の戦法だと羽生四冠ペースで、趣向を凝らした展開だと佐藤(康)棋聖ペース。結論から言うと、今回は後者の展開となりました。

b0017164_23563026.jpg図の▲7九角が2or3筋の歩交換を狙った虫のいい先手佐藤(康)棋聖の積極的な一手。このまま持久戦に移行すると歩交換の差が最後まで祟りかねない後手の羽生四冠は、2筋の歩交換を甘んじて受けるかわりに角の利きを通したまま△5五歩からの決戦を決断。


b0017164_084465.jpg図の△5二飛で1日目終了。昨日この図を眺めていた時点では、「先手の3七にいる桂馬が将来イジめられそうで不安だな~。後手の5筋からの攻めもキツそうだし。先手は歩がもう1枚あれば▲2四歩△同歩▲2五歩△同歩▲2四歩の継ぎ歩攻めができるんだけど。後手持ちかな?」と考えていたのですが、封じ手の▲1六歩しまった~!と金田一耕助ばりの大後悔時代状態(謎)
後手の囲いが4、5筋方面を隙間なく埋めていて、王様の逃げ道を塞いでいる今が端攻めのビッグチャンス、と考えなくてはいけませんでしたorz
羽生四冠も対局後の談話でこのあたりの作戦ミスを認めておりました。

この後先手の佐藤(康)棋聖は1筋からの紡錘陣形からの一点集中攻撃(違)でポイントを稼ぐものの、羽生四冠もあの手この手で佐藤陣にちょっかいをかけて形勢は微差。
ただ、互いに殴りあう今回のような展開は棋界屈指のハードパンチャーである佐藤(康)棋聖の独壇場。対局後の談話で攻めの細さを気にされていたのはある意味本音ではあるでしょうが、間違いなく手ごたえは感じていたはず。

b0017164_0342279.jpg名手同士の力のこもった対局ゆえ、いちいち好手の解説をしていったらきりがないのですが、個人的に印象に残ったのが次の一手の▲7九玉
歩でもあったらつい5六に打ってしまいがちですが、たとえ歩があったとしてもこういう「王の早逃げ」は見習うべき手筋。佐藤(康)棋聖はさすがにケンカ慣れしているだけあって、こうした相手の攻撃の見切り方も実に上手い。


b0017164_0423067.jpg羽生四冠も必死の抵抗を見せますが、逆に先手から飛車でも打たれたらそれまで、とはいえ、さすがに図の△1一金の辛抱はつらい一手。ここで虎の子の金を放出した分、後の追撃がどうしても力不足に。以下133手で佐藤(康)棋聖が勝利しました。


形勢は微差だったとはいえ、佐藤(康)棋聖が自分の土俵へ引きずり込んでここで連敗を止められたのは大きいかと。第6局は後手番になりますが、マジックのタネはまだ残っているでしょうか。一方の羽生四冠は、ここで敗れたとはいえ次は有利な先手番。順当に勝って最終決戦の第7局に持ち込みたいところ。今の2人の調子にはそれほど差がないと見ています。
「真夏の十七番勝負」も、いよいよ佳境。
最後に笑うのは、どっちだ。
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by mitsuboshi03 | 2005-09-07 00:53 | 将棋 | Comments(2)

棋士たちの夏

いぇーい、酔ってまーす。
ども、みつぼしです。
村の飲み会に拉致されますた。
若いのは私だけです。
ああ、目の前にビールの催促が。
たすけてー。
な、飲み会でした。

それはさておき。
将棋ネタがあまりに少なかったのでまとめてみました。
ひとつよしなに。

ある意味タイトル戦より面白い瀬川六番勝負ですが、2戦目がお盆中に行われました。
結果は予定通・・・ごふごふっ瀬川アマの勝利。
内容については・・・気が向いたら後ほどうpしますわ。はい。
・・・ということは、そういう対局だったんかい。
そういう評判みたいです(核爆)

夏真っ盛り。
この時期はタイトル戦の番勝負とかはお休みになります。
暑いですし。
じゃなくって。
この時期はデパートとかで行われる将棋まつりがメインの活動になります。
一度長野の将棋まつりに出たことがあるんで、やることを箇条書きに。

○講演
私が出たときは米長現会長がやってました。
子供だったんで詳しい話しは忘れました(爆)
大人なら全部覚えてると思います(核爆)
○認定トーナメント
一番将棋に熱中していた高校時代だったんで、こっちがメインで。
県大会ライバル(と、こっちは思っている(苦笑))松本深志の連中と段位認定証を賭けてバトル。
こんときは勝って認定証をもらいました。
そう、こんときはね・・・(以下略)
○プロお好み対局
私が出たときは一瞬たりとも気にかけなかった(爆)ですが、普通は将棋祭りのメインイベント。
だいたい「第一人者vs期待の若手」みたいな対決になるんで若手にとっては大チャンス。
思いきった作戦で臨むことが多いみたいです。

で、現在進行中のタイトル戦はどうなってるのかと言いますと・・・。
王位戦 羽生  1-2  佐藤(康)
王座戦 羽生  0-0  佐藤(康)
棋王戦 羽生  0-0  佐藤(康)

将棋界って、強い奴の総取りですから!
と、さわやかにかわすぐらいしか思いつかないくらいのワンパターン。
そんな中でも注目は棋王戦。
羽生は1日制のタイトル戦に強い
というジンクスを確定させたのがこの棋戦。
なんといっても12連覇というのは他のカテゴリに比較しても誇るべき数字。
昨年3期ぶりにようやくタイトルを奪回しましたが、「最強の挑戦者」を相手にどう闘うか。

個人的には、夏場にはちょっと濃い目でボリュームのある対決なんで、冬場にさんざっぱらやってくれないかにゃーとか思っている対決であります。

いや、今日は酔っ払ってるんでこの程度でね、ね!
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by mitsuboshi03 | 2005-08-23 00:40 | 将棋 | Comments(2)
間が開いちゃいましたが、一応やっときます。
・・・瀬川アマが負けるとやる気が下がるなあ(苦笑)

b0017164_1948128.jpg図の△7四歩まででおなじみの横歩取り中座飛車の形。先手の▲4八銀▲5九玉(居玉といいますな)の形は新山崎流と呼ばれる対中座飛車現在最強の構え。考案者は渡辺竜王と共に若手の旗手として君臨する「関西の星」山崎六段。
ここから▲3五歩△同飛▲3三角成△同桂▲4六角と大立ち回りが始まりますがこの辺も定跡手順。この戦法は本当に研究が進んでます。


b0017164_19554327.jpg先ほどから少し局面が進んで▲3三銀と先手が急所に銀を打ち込んだところ。
これで困ったかに見えますが、あっさり△3四飛と飛車を見捨てるのが好手。これ以外では助かりません。このあたりでは瀬川アマにも十分チャンスがあったのですが・・・。


b0017164_2014795.jpg図の△5二香打が敗着とのこと。4五の桂馬と合わせて5筋を突破しようとする手なのですが、すぐさま▲7一飛と打ち込まれて5一の香車が動けない(動くと先手の飛車が王様に直撃)状況に。
ここでは△5八歩か△7二香(歩もあるとの説も)が勝ったようです。
残念ながらこの後はちょっと差が開いてしまいました。


b0017164_20303279.jpgここから▲4五飛と手順に後手の命綱である4五の桂馬を払って天野三段の勝利が確定。ただでさえ先手の銀桂得な上に、後手の9九にいる馬は遊んだまま。これだけ駒数に差があってはどうしようもありません。


勝った天野三段は、ちょっと危ない場面もありましたが、優勢になってからの危なげない指し回しに光るものがありました。でも、そんな猛者揃いなのが三段リーグの恐ろしさ。今度はリーグ戦での健闘に期待します。
負けた瀬川アマは、途中まで希望があったのを持ちこたえられず。今回は残念でしたが、とにかく次の神吉六段戦は絶対に落とせない一番となりました。神吉六段が使用を公言している振り飛車穴熊をどう攻略するか。楽しみです。
次回は一月後、8月14日に関西将棋会館で行われます。
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by mitsuboshi03 | 2005-07-20 20:41 | 将棋 | Comments(0)
昨日大つき(19)氏と呑んでた折、ここのblogについて言われたこと。
みつぼしくんは妹のネットアイドル化を図っているのかね?
・・・。
妹と一緒にいると、書き出しのネタが天から降ってくるだけですが何か(笑)

そういや宿題のネタを忘れてました。
今将棋界の一番ホットなネタ、瀬川アマのプロ編入試験が18日からいよいよ開幕。
ギリギリ開幕前にプレビューをば。

瀬川アマは、奨励会の三段にまで上り詰めた元プロの卵。
奨励会の鉄の掟、25歳(当時、現在は通常26歳)までに四段(=プロ棋士)になれぬ者は退会にひっかかり一度は将棋界を去ったものの、各種のアマチュア大会で好成績を上げたのみならず、アマチュア枠で参加したプロの公式棋戦の銀河戦(テレビ対局、主催はスカパー!の囲碁将棋チャンネル)で並み居るプロ棋士をなで斬り。今季を含め3度の予選突破を果たすなど大きな戦果を上げている。プロ棋士相手に積み上げた勝ち星はすでに17。
で、この人が奨励会を飛び越してプロへの編入を求めたもんだからさあ大変。
いろんな思惑もあり、結論が出るまでには侃侃諤諤の大激論がありましたが、結局特例でプロのフリークラス(順位戦C2クラスの下。プロの最下層に当たる)への編入試験を認められることになりました。
このあたりの詳しい事情につきましては、いつもお世話になっております『勝手に将棋トピックス』様が瀬川晶司氏プロ入り希望問題リンク集
という労作をまとめておりますのでこちらをご覧下さればよっく判るかと思います。
それと、編入試験の詳細は将棋連盟公式HPから編入試験についての記載をたどってみてください。
当blog流のかんたん要約をすると、瀬川アマの相手は以下の6人。
彼らを相手に瀬川さんが3勝すれば、めでたくフリークラスへ編入。
4敗したらその時点で失格。
ただ、最終戦で4敗した場合は状況により救済措置あり。
では、さっそく対戦相手の紹介を。

○佐藤天彦三段
奨励会員の代表として選出。
以前三段リーグの規定(三段リーグで次点2回)によりフリークラスへの編入が認められたもののそれを辞退。あくまでC2への編入をめざし現在も三段リーグを闘う。
今回の対戦相手の中ではランクこそ下の部類に入るが、その分必勝を要求されるので初戦で当たるにはイヤな相手。彼に負けたらおそらく最終戦での4敗の救済措置はナシになるだろう。
もちろん佐藤三段としても、かつてのカモがオレを踏み台にしにやってくるわけで、もし負けたら本人にとっても屈辱なだけでなく、奨励会員の代表としてのメンツも丸つぶれ。こちらとしても勝たなきゃしょうがない。
ちなみに、今のところこの試合のみ新宿紀伊国屋ホールでの公開対局を予定。
前売りはすでに完売。当日券が若干あるようですが今からだとネットでの観戦が無難か。

○神吉宏充六段
関西のフリークラス代表として選出。
関西の一般人は、彼を棋士ではなくコメディアンとして認識している(爆)
が、将棋の実力は確か。
穴熊を軸に粘っこいスタイルで闘う彼を嫌がる上位棋士も多い。
アマチュア経験が長く、アマチュアの心理を巧みに突くアマチュアキラーとしても知られる。
本気の彼に二枚落ちで勝つのは、アマ3、4段でも決して容易なことではない。
なお、奇抜なファッションセンスでもつとに有名。
ショッキングピンクとか蛍光イエローな背広とか平気で着ますからこの人(爆)
さらに100kg超の体格でありながらそれで似合うつーのが(核爆)
ちなみに、本人はこの対局も公開対局にして欲しいと要望している。
現在では奨励会員の佐藤三段だけが公開対局を予定。
公開対局の経験など皆無な奨励会員のみ晒し者にすることには、プロ棋士の一部からも異論が出ていることを付け加えておく。

○久保利明八段
捌く振り飛車党党首として知られる、泣く子も黙るA級八段。
昨年NHK杯を制覇するなど、本来ならこの試験にはオーバースペックな人なのだが、銀河戦で瀬川アマに負けているためリベンジを希望したとのこと。
個人的に、もしここまでで3連勝を挙げたなら、フリークラスを飛び越してC2への編入を認めてあげて良いと思っている。
久保八段を勝負将棋で2度も負かす奴など、今のC2にいますかね?

○中井広恵女流六段
清水女流三冠と共に、長年女流棋士界をリードする巨人。
棋風は居飛車の本格派。矢倉が一番得意かな。
当blogでもとりあげた昨年のNHK杯戦で、ただいま絶好調の佐藤康光棋聖をあと一歩のところまで追い詰めるなど、男性プロ棋士相手にも好成績を上げている。
この対局の結果次第では、中井女流六段自身の男性プロ棋士編入もあり、とのこと。
女流棋士代表としても、負けられない一戦。

○高野秀行五段
本来なら、C2からたった3年でフリークラス落ちした(本当)熊坂四段がガチの相手としてまさに適役ということで選ばれていたのだが、直前で逐電しますた(核爆)
ので、兄弟子の高野五段が責任取って代打ちで登場。
気骨ある棋風で、実生活でも頼れる兄貴分のようです。
以前『将棋世界』に文章も寄稿してましたが、文章も気骨があってなかなか良かったですよ?

○長岡裕也四段
米長将棋連盟現会長のお弟子さんの一人。
今年4月にプロ棋士になったばかりのピカピカの新鋭。
なんで、情報は少ないです。ごめんなさい。
容易なことではない10代での三段リーグ抜けを果たしていることから見ても、実力はかなりのもの。瀬川アマとしては。プレッシャーもかなりかかると予測されるこの最終戦まで引っ張ることはできれば避けたいところだろう。

あと、忘れちゃいけないこの人も。
○瀬川アマ
テレビ棋戦である銀河戦での成績は高く評価されているものの、今回2戦目以降で設定されている持ち時間3時間での対局な朝日オープンなどでの成績はパッとしない。
経験の少ない持ち時間3時間での闘いにどこまで適応できるかが大きな鍵かと。

いつの間にか王座戦も始まってるし、夏場を迎え将棋界も熱く燃えとります。
当blogでも、出きる限りフォローしてきますよ♪
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by mitsuboshi03 | 2005-07-18 00:15 | 将棋 | Comments(4)
書くぞ 書くぞ 今日こそ棋聖戦を書くぞ

将棋界に大山・升田の時代があったころ。
すったもんだの末、結局大山が名人・王将・九段(後に十段→竜王)の三冠王を欲しいままにしておりました。
これはイカンと思った有志が、
なんとしても升田にタイトルを取ってもらうにはどうしたらよいか
と策を練った結果、
タイトルが取れなければ、新しいタイトルを作ればいいじゃない
どこかの女王様みたいな発想に落ちついて作られたのが棋聖戦のはじまり。
1回でダメなら数をこなせばいいさと当初は異例の年2回のタイトル戦で進行。これでようやく升田にもタイトルが・・・と思っていたところ、
結局は三冠王が四冠王になっただけでしたorz
なんか、TVのトホホ伝説のネタになりそうな話しですね(苦笑)
どっとはらい。

というわけで今度こそ棋聖戦第3局の模様を。
佐藤(康)棋聖の名局をご覧アレ。

今や「棋聖戦男」がすっかり定着した佐藤(康)棋聖。
ここまで3連覇中で、特に昨年は当時羽生から三冠を強奪した森内の猛攻を3-0で阻止。
直後に結婚式が待っていたので頑張った(爆)とはいえ、驚きの快挙。
今年羽生を抑えれば、5連覇での永世棋聖の座も見えてくる。
一方の羽生四冠も、一日制のタイトル戦では圧倒的な成績を上げる中、ここのところ棋聖戦だけは精彩を欠くありさま。ようやく挑戦権を得た今年こそはと腕を撫す。
ここまで共に先手番を制し1勝1敗。ここで後手番の佐藤(康)棋聖に秘策はあるのか。
ありました。とっておきのが。

b0017164_223845.jpg矢倉模様のこの将棋。
図の△6四歩が秘策の第一歩。
穏便に戦う気なら絶対に△5四歩と指すはず。
△6五歩はいきなり△6五歩の飛び蹴りもありうる危険な香りの漂う急戦志向の一手。ここで佐藤(康)棋聖の額に不穏マーカーを張った(ボードゲーム『戦国大名』より(爆))羽生四冠は、急戦対策の陣形に組み始めます。


b0017164_229339.jpgところが佐藤(康)棋聖は急戦にいくと見せかけ、ここで△3三角と急ブレーキ。この手の意味は3三→5一→8四への角の大転換。まっとうに矢倉を組んでから角を8四へ動かそうとすると、どうしても3一→4二→5一→8四と4手必要なのがこうすると3手で済みますよ、というのが佐藤(康)棋聖の主張です。
そうはさせじと羽生四冠、▲4六銀▲3七桂▲3八飛の矢倉崩しの最有力形を組み、先手で仕掛けます。ところが・・・。


b0017164_22202172.jpg羽生四冠が局後悔やんだのがこの▲3五歩の仕掛け。できることなら王様を8八まで囲ってから攻めたかったでしょうが、後手の△5四銀△8四角の形は、手間こそかかるが威力は絶大の理想形。ここでの先攻はやむを得ない処置かと。しかし後手の左銀が3三にいれば後の▲2五桂が3三の銀を直撃できるのですが、今回銀は4二。佐藤(康)棋聖が矢倉に囲うのを遅らせることにより、羽生四冠の攻めを巧みにいなしてます。
このように、佐藤(康)棋聖の秘策は見事的中。完全に序盤をリードしました。
以前のタイトル戦でも、三間飛車から飛車を9筋に振り直して居飛車穴熊を飛車で直撃、という奇策を的中させたことのある佐藤(康)棋聖。羽生四冠相手にこういう秘策が出せれば好調の証です。一方の羽生四冠は、矢倉戦で勝負どころのはずの仕掛け直前の段階で読みにそれほど時間をかけていないのが気になるところ。集中できていないのか?


b0017164_22294991.jpg図の▲4四銀が今週の囲碁将棋ジャーナル解説役の森内名人によると敗着とのこと。先に述べた通り、佐藤(康)棋聖が羽生四冠の攻めをいなしにかかっているだけに、これ以上攻めに出るのは愚策。まだしも、▲2五桂△6二飛▲4六角と眠っている角を活用すべきとのこと。
ここからは、佐藤(康)棋聖が攻勢に出ます。


b0017164_22445517.jpgとはいえ、自陣に角を手放しつつ図の▲7九玉を指したのはさすが羽生四冠の粘り腰。羽生四冠が、将棋界屈指のハードパンチャーである佐藤(康)棋聖を一方的に破ってきたのは、こういうところで決め手を与えず、佐藤(康)棋聖の攻め疲れをじっと待てたからこそ。


b0017164_22485591.jpgしかし今回の佐藤(康)棋聖は一味違う。図の△8三桂が、羽生四冠が狙う▲9五角と飛車を追う手を封じつつ、制圧されそうな7筋の支えにもなる好手。たった一枚の持ち駒を投入する上、飛車の行き先を縮める手なだけに気付きにくい手でした。あとは佐藤(康)棋聖が順当に押し切り、勝負あり。


佐藤(康)棋聖は、秘策が当たっただけでなく、羽生四冠の粘り腰にも冷静に対応するなど強さが目立った一番。強いと思わせる勝ち方ができました。棋聖戦だけでなく、今後の王位戦にも影響する一番かもしれません。
羽生四冠は、はっきり精彩を欠きました。佐藤(康)棋聖の秘策があったとはいえ、勝負どころでの読みを欠く場面もあり、羽生マジックを出す間もなく押しきられることに。今年は年初の王将戦からタイトル戦+朝日オープンとすべて出ずっぱりなだけに、本人は絶対に言い出しませんが、疲れも相当溜まっているようです。どこまで体調を整えられるかが勝負かも。

第4局は18日の祝日開催。
将棋界の話題をさらう瀬川アマのプロ入り試験第1局と同じ日に行われます。
(こっちについては後日詳しく)
どちらも楽しみにしております。
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by mitsuboshi03 | 2005-07-10 23:02 | 将棋 | Comments(0)
昨日は天気があまり良くなかったのと飲みすぎで(それだ)霧ケ峰行きを断念。
ついでにブログもお休み。すんません。

の間に、アマチュア竜王戦にオープン参加した激指4がなんとベスト16に残る快挙。
さっき見たニュース10でも大きく取り上げられてました。
こちらの『勝手に将棋トピックス』さんに詳細記事あり)
戦前はまだまだアマトップクラスの壁は厚いのではないかと思われていましたが、一日目の予選を2連勝で突破して決勝トーナメント進出。決勝トーナメントでも1勝を挙げました。
現在はパソコンで参戦していますが、チェスでグランドマスターのカスパロフを葬り去ったディープブルーのようなサーバー上でプログラムを組んだら、現状のソフトレベルでもプロ相手に互角にやれるのではないかと感じました。名人に勝つソフト、というのもいよいよ現実的なものになってきたようです。
とはいえ、コンピュータ選手権のときにも書きましたが、たとえその辺に転がっている車よりなんぼか遅かろうが、「人類最速」という称号はいまだ絶大な威光があるように、上手に住み分けられるのではないかと楽観視してます。
ソフト作るのは人間ですし(笑)

さてお次は長らくお待たせしておりました名人戦第7局を。
森内名人の3勝1敗から羽生四冠が2連勝で勝負はフルセットに。
羽生四冠勝利なら、1勝3敗からの歴史に残る大逆転劇&名人位通算5期獲得により永世名人位を得るという絵に描いたような展開。「不可能を可能にする」羽生四冠ならこういう機会は逃さないはずなのですが、森内名人も将棋自体は好調を維持しているだけに、そうそううまく行くでしょうか。

第7局なので再度振り駒で先後決定。
どちらも先手が欲しいところでしたが、歩3枚が出て森内名人の先手に。
ここで後手の羽生四冠が選択したのは第6局に続き相矢倉。
前回の解説でも述べた通り、羽生世代のDNAとも呼べるこの戦法に再び賭けた羽生四冠ですが、森内名人もちゃんと対抗策を用意していました。

b0017164_2324037.jpg図は▲4六銀で封じ手となった局面。事前に▲1七桂→▲2五桂と、うかつに前進したところを狙われやすい銀より先に桂馬を跳ねて攻撃のカタチを作るのがミソ。駒を成る成らないで禁断の「ちゃい」を使って(いろんな意味で)ブレイクした加藤一二三九段がよく指す戦法であります。この後は出た銀をさっそく狙った△4五歩から壮絶な叩き合いがスタートするわけですが、羽生四冠が局後このあたりの手を悔やんでいたように、ここでの攻防では森内名人がポイントを奪ったようです。

b0017164_23392088.jpg図の△6四銀は我慢の一手。普通はかわりに△6四角と指したいのですが▲同角△同歩▲3五歩△4四金▲2四歩△同歩▲2五歩という玉頭への継ぎ歩が厳しく先手勝勢。
とはいえ、直後の▲7二歩は気持ちのよい一手。△同飛と取るのは飛車の効きが肝心の敵玉頭から外れるため論外。この手の真の意味は▲7一歩成のと金作りではなく、意外と受けに効いている後手の飛車の横利きを止めること。この歩は最後まで残って役割をまっとうすることになります。

b0017164_23582735.jpg図の▲6三銀成は控え室から驚きが上がった一手。遊びかけている後手の64にいる銀をわざわざ手持ちの銀で取りに行くのはちと効率が悪い。直後の△5五歩で後手は先手の1九にいる角を遊び駒にすることを狙います。このまま形勢が紛れれば得意の「羽生マジック」でまくることも十分可能なのですが・・・。

b0017164_031631.jpg上の△5五歩から▲7六金△8六歩▲同歩△6五桂右と進んだのが右の図。どうもこの△6五桂右が負けを早めた手のよう。羽生四冠としてはダンゴになっている桂馬を交換して清算(業界用語ですと「捌く」と呼びますね)しないことには勝負にならないと思ったようですが、先手の森内名人に駒を渡した分、逆にカウンターをキツくするすることになりました。ここでの攻防で桂馬を2枚手に入れた森内名人は、この後もらった桂馬を▲2六桂から▲3四桂打と投資して後手陣を丸裸に。

b0017164_011497.jpgそして図の▲4六銀から△4四金▲6四成銀△同角▲5五銀△同金▲同角△同角▲同歩と遊んでいた先手の角をキレイサッパリ捌いて局面を単純明快にします。
優勢なときは局面をすっきり単純明快にするのが一番。こうなってしまえば、羽生もマジックをかける余地がありません。

b0017164_0173178.jpgそれでも羽生は△6四桂と妖しく先手陣に迫ろうとしますが、攻防に利く▲5三角が最後の決め手。あとは終始単純明快にまとめて森内名人の勝利。

森内名人はタイトル戦通じて初の防衛劇。タイトルは防衛して初めて一人前という言葉を苦々しく聞くしかなかった日々ともこれでおさらば。これで名人位は通算3期となり、羽生四冠を出しぬいて18世永世名人になる可能性も冗談ではなくなってきました。
そんな中でも、記者からは「今後の予定は?」との厳しい質問が。
森内名人、苦笑しながら「直近のタイトル戦は予選で負けたんで、まず予選を頑張ります」とのこと。
真実は時に残酷である(w
くれぐれも、一年をたった4勝(名人戦)で暮らすいい男にはならないように。
一昨年後半の爆発力を早く取り戻して欲しいものです。

羽生四冠はここでは残念ながら敗れましたが、棋聖戦&王位戦のダブルタイトルマッチでは五冠王(+朝日)の可能性あり。
まだまだ激戦は続く。

今回の名人戦は、森内-羽生戦で待望されていたフルセットでの決着がようやく実現。
やっと噛み合ってきたのかな、と思います。
せっかく波長が合いだしたところですし、近々にまたこの2名の番勝負を見たいですね。
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by mitsuboshi03 | 2005-06-27 23:55 | 将棋 | Comments(0)

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