将棋つめちゃいました(マツ花粉さえなければ…)

予定が空いたので、金曜日にお休みをもらう。
今週がいろいろ予定があるので、しばしの休息を。
ま、たまにはこういうのもいいよね。

さて今回も将棋ネタ。
先週も話題満載のため、あっさり風味でお送りします。
あと、只今名人戦第4局が絶賛開催中ですが、いつ終わるかわからないため、結果は来週に回します。

■藤井聡太、史上最速での七段昇段(竜王戦5組ランキング戦)

まずは大きな注目を集めたこの話題から。
藤井聡太六段が、5月18日に行われた竜王戦5組ランキング戦で船江六段を破り、ランキング戦での昇級を確定。
これによりランキング戦連続昇級の規定を満たしたため、七段へ昇段することとなりました。
15歳9ヶ月での七段昇段は、加藤「ひふみん」九段の記録を上回る新記録。
またデビュー2年目での七段昇段、ってのも今後まず現れないであろう大記録に。
それにしても、こういうチャンスを逃さないってところは、さすがです。

さて対船江六段戦はどうなったかと言いますと。
船江六段が、本局に向けてとっておきの戦法を披露。
今や現代プロ将棋では絶滅危惧種となりつつある、角換わり棒銀を採用しました。
もちろん船江六段なりの工夫もあり、それが▲7八金を保留したこと。
通常ですと▲7八金と守りを整備してから棒銀に出るのですが、そうするとほぼ先手不利の定跡が既に確立してしまっております。
▲7八金を保留すると、いきなり終盤戦に突入する怖い変化が多く危険ではあるのですが、後手もその変化に飛び込むのは勇気がいるため、たまーに試す分には十分勝算のある戦法といえます。

本局の藤井七段は、怖い変化には踏み込まず、銀交換を受け入れるやや妥協した手順を選択。
持ち時間に1時間以上差がついたこともあり、序盤の分かれは船江六段がポイントを上げたように思えました。
しかし、藤井七段が△2八銀とやや露骨に銀を打ち込んだのが意外に利いていたようで、中盤以降は藤井七段が優位を確立。
船江六段も必死の追い上げを見せたのですが、最後は藤井七段が23手詰を見切った華麗な寄せを見せての勝利を収めました。

最後の局面で、船江六段がもう少し指すのではないかと思いましたが、23手詰めをかけられた
ところで投了したところに美学を感じました。
藤井七段と同じく、詰将棋作家であり、詰将棋選手権での優勝経験のある船江六段。
もしかすると、ちょっと前の局面からこうなることを想定していたのかもしれませんね。

■王位挑戦者の行方は3人に絞られる

さて次は王位戦。
リーグ戦が5月17日に全日程を終了し、挑戦権の行方は3人に絞られることとなりました。

王位戦リーグは、紅組と白組に各6名が入り、各組でトップに立った2名が挑戦者決定戦を戦うというシステムになっております。
まず紅組ですが、トップ争いは3勝1敗で並んでいた羽生二冠と村山七段に権利が。
羽生二冠は55手で松尾八段の研究していた横歩取りを打ち砕いたのに対し、村山七段は大激戦の末に木村九段に敗れたため、羽生二冠が勝ち抜けることに。
一方白組は、4連勝でトップを走っていた澤田六段が阿久津八段に敗れて一歩後退。
その隙に、佐々木大地四段に勝った豊島八段が4勝1敗で追いつきました。

というわけで王位戦挑戦者は、まず澤田六段と豊島八段が戦い、その勝者が羽生二冠と戦って挑戦者を決める、という展開になります。
まんべんなく勝っている人がやっぱり出てきたか、という感じになりましたね。

■マイナビ女子オープン五番勝負 第1~3局 

さて最後に女流の話題を。
女流棋界最高額の賞金がかかるマイナビ女子オープン五番勝負が現在第3局まで進行中で、ここまで挑戦者の西山奨励会三段が、2勝1敗で加藤女王をリードしております。
奨励会の段位で言うと、西山三段vs加藤初段で西山奨励会三段優位ですが、女流棋戦での成績は加藤女王の方に分があるだけに、ここからどう転がるかはまだまだ予断を許さない状況かなと思います。

第4局は5月24日(木)に東京の将棋会館で行われます。

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by mitsuboshi03 | 2018-05-20 10:52 | 将棋 | Comments(0)

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