将棋つめちゃいました(4月になっちゃいましたね)

もう4月ですか。
過ぎてしまうと早いものですね。
花粉症真っ盛りということで、中々ペースが上がりませんが、まあぼちぼちと、ね。

さて今回も将棋ネタ。
相変わらずネタてんこ盛りなため、あっさり味でお届けします。

■渡辺棋王、なんとか踏みとどまる(棋王戦五番勝負 最終局)

さてまずは、将棋界冬シーズンの総決算である棋王戦の五番勝負から。
ここまで2勝2敗として迎えた最終局が3月30日に行われ、渡辺棋王が勝って棋王位を防衛することとなりました。

将棋の中身の方ですが、振り駒で先手番を握った渡辺棋王が雁木模様へ誘導。
これに対して永瀬七段が、中々△3四歩と角筋を通さず、逆に早めに△4四銀と右銀を活用するという変則的な序盤に。
結局は角を交換してから、渡辺棋王の雁木右玉vs永瀬七段の矢倉、という形に落ち着きました。

局面が落ち着いてさてどうなるか、と思っていたところへ、渡辺棋王が▲7四歩と手裏剣の歩を飛ばします。
ここから▲4六角と打って、永瀬七段の飛車をいじめに行く構想が現実のものとなり、常々「将棋は相手の飛車を取れば勝てるゲーム」と語る渡辺棋王好みの展開から、そのまま押し切っての勝利となりました。

これにより、渡辺棋王は棋王6連覇を達成。
昨年すでに永世棋王の称号を獲得しておりましたが、棋王位獲得数でも米長永世棋聖を抜き、単独2位に立つこととなりました(1位は羽生二冠の13期、うち12期は連続)

永世称号2つを誇る、世代を代表する棋士である渡辺棋王も今期は大苦戦。
自らが信条としていた「固い、攻めてる、(攻めが)切れない」必勝パターンが崩れ、竜王位とA級の座を失うという、大変厳しい1年となりましたが、なんとかこの棋王位だけは死守しました。
コンピュータ将棋が切り拓いた急戦・乱戦模様の将棋に、ようやく慣れてきたのかな、という印象があります。
まだまだ33歳と指し盛りの年齢なだけに、老け込むには早すぎます。
他棋戦でも、もっともっと活躍してもらいたいですね。

そして惜しくも棋王位を逃した永瀬「軍曹」七段。
不調だったとはいえ、あの渡辺棋王をここまで追い詰めたのは、それだけでも立派。
若手棋士の代表格として、持てる力は十分見せられたと思います。
ここからあと一歩がまた遠いのですが、それでも永瀬七段なら、歩みを止めることはないでしょう。
そういえば、渡辺棋王が初めて竜王位を奪取する前も、王座戦での羽生王座(当時)との死闘がありました。
永瀬七段にとって、今回の負けが、次回のタイトル奪取への糧となれば良いのですが。

■山崎八段、NHK杯も制し今期2度目の棋戦優勝達成!

さて今度は、今まで載せそこねてた話題その1。
今年のNHK杯戦の決勝戦は山崎八段vs稲葉八段という、最近めっきり増えた関西対決で行われ、山崎八段が熱戦を制し、見事自身二度目となるNHK杯を獲得しております。

これで山崎八段は、将棋日本シリーズを含め、今期2度目の棋戦優勝を達成。
Eテレの番組「将棋フォーカス」で同じくキャスターを務める中村王座の快進撃に刺激されたのか、独自の指し回しである「山崎ワールド」が持ち時間の短い棋戦で炸裂した印象があります。
最近流行の急戦・乱戦模様の将棋を元々得意としていたのも大きいですね。
山崎八段も37歳とまだまだ老け込むには早いだけに、今後もこういう一発をバシバシ入れて行ってくれるのではないかと思ってます。

■三段リーグ下期、決着

今まで載せそこねてた話題その2も、ついでにやっちゃいましょうかね。
上期下期で各2名が四段プロ入りを果たせる、地獄の三段リーグ。
その下期が、3月4日に結末を迎えました。

めでたく新四段となったのは、長谷部新四段(大平門下、23歳)と池永新四段(小林健門下、24歳)。
最後の2局を連勝すれば自力昇段が決まる、プレッシャーのかかる対局を見事制しました。
二人とも14勝4敗という、プロ入りするのに恥ずかしくない成績を上げております。
年齢制限が迫る中、よくぞ激戦を戦い抜いたと思います。

そして同じく14勝4敗ながら、順位の差に泣き次点となった服部三段。
こちらは18歳とまだ先がありますが、将来のためにも、できれば早いうちに昇段を決めておきたいところ。
そして、次点2回によるフリークラス入りの権利を惜しくも逃した黒田三段。
まあ、ここは次がんばって、堂々と普通に昇段を決めちゃいましょう。

■きょうの藤井聡太(井上九段に敗れ、連勝は16でストップ)

さて最後にきょうの藤井聡太。
王将戦一次予選で井上九段に敗れ、連勝記録が16でストップということになりました。
連勝記録が伸びてきたこともあり、再びマスコミなどでの報道が増えてきましたが、これで一息つけるのかなと。
井上九段はさすが元A級棋士という貫禄を見せられたようでなにより。

さて負けはしましたが、王将戦予選での敗北ということで被害は少なそう。
逃したくないのは、順位戦・竜王戦の鉄板二枚と、本戦入りを果たした棋王戦。
あとは、七段になってしまうと参加資格が無くなってしまう新人王戦も、1回は優勝しておきたいところ。
一番可能性がありそうなのが、竜王戦ランキング戦での連続昇級。
現在所属する5組のメンバーを見る限り、どうも昇級は逃しそうにないんですよねえ。

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by mitsuboshi03 | 2018-04-01 11:18 | 将棋 | Comments(0)

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