将棋つめちゃいました(春分の日も過ぎましたねえ)

大絶賛花粉症シーズン到来中。
飲み薬のおかげで症状はさほど酷くはないのですが、モヤモヤ感が晴れないのが困りどころ。
秋が過ぎたら、舌下治療を試してみたいところ。

さて今回は将棋界の話題をひとくさり。
相変わらず話題満載なので、またまたざっくりとした紹介となりますがご了承をば。

■空前絶後の6人プレーオフを制したのは、やはりあの男(名人戦挑戦者プレーオフ)

さてまずはこの話題から。
空前絶後の6人プレーオフとなった今期の名人戦挑戦者争いですが、出だしから豊島八段が3連勝と飛ばし、何度も逃したチャンスをギリギリで掴み取るのか、と思わせる勢いでしたが、そこに待っていたのは、将棋星人その1な羽生二冠。

これがゲームなら、助走をつけてクリエイターを殴りにいくところですが。
ところがどっこい、これが現実…っ!
横歩取りから難解な局面が続いたものの、中盤で作った2枚のと金をフル活用して羽生二冠が勝ちを収めました。

そして真の挑戦者決定戦となる羽生二冠vs稲葉八段戦。
戦型予想が難しい中、個人的にあまり読みになかった相掛かりの序盤に。
先手の稲葉八段が、1筋の歩を突かない効果を活かした▲1六角でポイントを上げます。
羽生二冠の旗色が悪い状況が長く続きますが、そこを堪えてひたひたと相手についていくのがこの人の恐ろしいところ。
中盤での△5四角に対して稲葉八段が▲4五金と応じた一瞬のミスを見逃さず、あとはきっちりとまとめて快勝。
これにより、羽生二冠が佐藤名人への挑戦権を獲得することとなりました。

それにしても、羽生二冠が一足お先に6勝4敗で今期の順位戦を終えた時点では、こんな結末になろうとは思ってもみませんでした。
6人プレーオフになったときも、そのときの記事でちらっと「羽生名人・竜王になったら面白い」などと軽い気持ちで書いたもんですが、きっちりと照準を合わせてきましたねえ。

名人戦(順位戦)と竜王戦の成績は棋士人生に直結するため、どんな棋士も血眼になって戦うため、両方を獲得するのは至難の業。
これまでにこの偉業を達成しているのは、七冠王時代の羽生二冠と、谷川九段・森内九段の3人のみ。
しかもここで名人を勝ち取れば、タイトル百期の偉業達成となります。
半年前は棋聖一冠となっていたころから考えれば、望外の展開に。
羽生ファンは笑いが止まらないでしょうね。
私としては、またもこの言葉を使わざるを得なくなりました。

この期に及んでなお私は、羽生善治という男がいかなる存在であるか、完全に見誤っていたのだと。

さてここまで羽生二冠サイドで記事を書いてきましたが、佐藤名人にとってもここは正念場。
なんと今期はすでに負け越しが確定しているという惨状ですが、最強の挑戦者を相手に調子を上げられるかどうか。
ここを凌げば、永世名人の目も出てきます。
現役最年少の永世称号獲得者が長らく渡辺棋王(永世竜王)で止まっておりますが、次が(恐らく)藤井聡太六段、というのはあまりにも寂しい。
一昨年に羽生名人(当時)から名人位を奪取したときの勢いを取り戻せるでしょうか。

■永瀬七段が快勝。決着は最終局へ持ち越し(棋王戦五番勝負 第4局)

さて今度は棋王戦。
2勝1敗で渡辺棋王が棋王防衛に王手をかける中で行われた第4局でしたが、相掛かりの熱戦を永瀬七段が制し、決着を最終第5局へ持ち越しております。
プロ棋士の指す相掛かり特有の、押したり引いたりのねじりあいが続く展開となりましたが、渡辺棋王の受けを永瀬七段が見事に打ち破りました。

渡辺棋王の調子は一向に上がる気配を見せませんが、それでも虎の子の棋王位は譲らない、という姿勢は見せていると思います。
一方挑戦者の永瀬七段も、同年代の中村王座・菅井王位に先を越されてなるものか、という気合が感じられます。

さて運命の最終第5局は、年度末ギリギリの3月30日に将棋会館で行われます。
振り駒が勝敗を分ける可能性もありますが、熱戦を期待します。

■きょうの藤井聡太(A級棋士を破り、王座戦本戦へ進出)

さて最後にきょうの藤井聡太。
先週は王座戦二次予選決勝での糸谷八段との戦いに見事勝利し、本戦入りを果たしております。

将棋の中身の方ですが、後手番の糸谷八段が阪田流向かい飛車を選択。
プロ棋士間の将棋としては奇襲とも言える手に打って出た糸谷八段でしたが、藤井六段が冷静に対応。
やや危険な手もあったようですが、全般的には手堅くまとめて勝利を収めました。

この対局は最終盤だけニコ生の中継を見ていたのですが、最終盤で1時間残しているとはいえ、激しい攻め合いの中、冷静に相手との距離を測っての▲5九金というしぶとい受けや、最後に平然と25手詰めを読み切るという盤石の戦いぶりを見せられて声も出ない、という感じでした。

新A級の糸谷八段を相手にこの内容での将棋。
やはりモノが違うと言わざるを得ません。
目下の大敵は、他の棋士というよりは、これから始まる高校生活でしょうか。
付属中からの進級なので、雰囲気に慣れているのはアドバンテージですが、宿題や予習復習もキツくなりますし、その中で将棋の研究をどれだけ効率よく行えるか。
楽しみでもあり、不安でもあります。

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by mitsuboshi03 | 2018-03-25 14:57 | 将棋 | Comments(0)

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