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NFLのプレーオフの話しなぞ (その5)

さて、今回はNFLプレーオフの第2ラウンドのプレビューを。
数値の書き方は(その2)、(その3)といっしょです。
参考にさせていただいたのはいつものNFLジャパンのプレビューでございます。感謝。

<1月15日(現地時間、日本では16日)

ニューヨーク・ジェッツ(アウェイ)
10勝6敗 AFC東地区2位 プレーオフ5位
20.8得点(17位)-16.3失点(4位)

ピッツバーグ・スティーラーズ(ホーム)
15勝1敗 AFC北地区1位 プレーオフ1位
23.2得点(11位)-15.7失点(1位)

ピッツバーグ・スティーラーズは、前季の6勝10敗から、今季はリーグ最高となる15勝1敗へ大きくジャンプアップ。勝利の鍵はリーグトップクラスのラン攻撃。共にプロボウラー(オールスターのことをNFLではこう呼ぶ)のGファニカ、Cハーティングスに、ランブロックに定評あるFBクライダーが走路を切り開く。開いた穴には今季加入のRBステイリー、そしておなじみバスことRBベティスが飛びこむ。リーグ最小の15.7失点を誇る守備は、プロボウルにLBポーターとファリアーにSSのポーラマルの3人を送り込む。
しかし、今季最大のサプライズはルーキーQBのロスリスバーガー。今季序盤に先発を任されるや、前人未踏のデビュー以来の13連勝という快記録を継続中。「1年目は控えで勉強」というNFLの常識をくつがえした。
えー、地元ピッツバーグにはロスリス・バーガーっつーハンバーガーがあるそうです。ええ、ベタですね。はい。
ニューヨーク・ジェッツが活路を見出すとすれば、やはりこちらも自慢のラン攻撃。あとは、なんとかラン守備も頑張って、ロスリスバーガーにムリヤリなパスを投げさせたい。いかにスーパールーキーとはいえ、NFLの複雑なパスカバレッジやブリッツにはまだ対応しきれていない面も見せている。
ただ、ケガで長期欠場とされているDEエイブラハムが仮病じゃねえかという疑惑もあるなど、チーム内での不和がささやかれているのはマイナス材料だ。
ちなみに、今季レギュラーシーズンでの唯一の直接対決では、ロスリスバーガーをパス19回中9回成功、144ヤード、2INTと散々な内容に抑え込むのには成功したが、試合は6-17でニューヨーク・ジェッツが敗れている(爆)ちなみに、ニューヨーク・ジェッツは、過去ピッツバーグ・スティーラーズの地元で通算0勝6敗と、未だ勝ち星をあげていない(涙)

セントルイス・ラムズ(アウェイ)
8勝8敗 NFC西地区2位 プレーオフ5位
19.9得点(19位)-24.5失点(25位)

アトランタ・ファルコンズ(ホーム)
11勝5敗 AFC南地区1位 プレーオフ2位
21.2得点(16位)-21.1失点(14位)

アトランタ・ファルコンズは、昨季5勝11敗に終わったことでコーチ陣を一新。ヘッドコーチ(野球の監督に相当)に、同地区ライバルのニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチとして一時代を築いたジム・モーラの息子、ジム・モーラ・Jrが就任。前任のサンフランシスコ・49ersで学んだウェストコースト攻撃を導入した成果はまだ出ていない(汗)が、デンバー・ブロンコスでリーグ屈指の攻撃ライン陣を築き上げた名コーチのギブスが加入したのはてきめんに効いてリーグ1位のラン攻撃構築に多いに貢献した。パワー派RBダケット、スピード派RB、そして異次元のQBヴィックが暴れ回るラン攻撃は、彼らの名前を1文字づつ取ってDVDと呼ばれている。一方守備では、DEのカーニーとスミス、DTのジャスパーに新加入のコールマンが組むスピードと規律に優れた守備ラインが最大の武器。彼らを中心に、リーグトップの48サックを荒稼ぎするパス守備は脅威だ。
セントルイス・ラムズとしては、アトランタ・ファルコンズの守備ラインからのプレッシャーをかわしてなんとかパス攻撃で崩したい。RBジャクソンやフォークによるラン攻撃をからめるのも手だ。守備では、いちかばちかで徹底的にラン対策に絞ってとにかくランを止めたい。異次元のQBヴィックは、ランは異次元だが、パスはせいぜい並みといったところ。無理矢理パスを投げさせてインターセプトを狙いたい

さて、一応ここで一区切り。
次回の(その6)で残る2戦のプレビューをやります。
by mitsuboshi03 | 2005-01-15 22:39 | スポーツ | Comments(0)

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