ど田舎在住のみつぼしですが、インターチェンジのそばに住んでいるせいかホームセンターみたいな店舗がどんどん増えてきて、たいていの買い物には不自由しなくなってきています。
がっつり買い物したいなら、県内大手のあそこ。
癒やされたいなら、ペットショップやガーデニングが充実しているあそこ。
近場で細々としたものを買いたければ、また別に2店舗。
あ、つい最近ドンキホーテができましたね。
ちなみに今日は癒やされたかったんで、ペットショップやガーデニングが充実しているとこへ行ってきましたw

さて今回も将棋ネタ。
秋にかけて棋戦が増えてくる時期ですが、今週は嵐の前の静けさ、といった感じでしょうか。

■一歩抜け出した豊島八段、その後は大混戦の予感(A級順位戦:途中経過)

男性プロの方は大きな対局がなかったので、ここでA級順位戦の途中経過を。
全10局のうち3~4局を消化した段階ということで、そろそろ明暗が分かれる頃になりますね。

まず名人挑戦者争いに一歩抜け出したと思われるのが、ここまで4戦全勝の豊島八段。
各棋戦スキなく万遍なく勝っている印象があり、将棋の内容からしてもここから大崩れするとはなかなか考えにくく、名人挑戦者争いの最有力候補という気がします。
第2戦で最大の強敵である羽生二冠を下しているというのも大きいですね。

一応唯一の1敗で豊島八段を追いかける深浦九段ですが、ここ数年の戦歴から見てもこの先勝ち星を重ねるとは考えにくく、その他の候補者がいずれも2敗以上ということもあり、名人挑戦者争いは豊島八段に当確ランプが灯った、かもしれません。
ただし次の第5戦で豊島八段-深浦九段の直接対決があるため、もしもここで深浦九段が勝てればにわかに形勢は混沌とするかもしれませんが、手番が豊島八段の先手ということもあり豊島八段の優位は動かないかなあ、という印象です。

さて降級争いの方ですが、残るメンバーはいずれも2敗か3敗で、全敗者はなし。
開幕3戦全敗だった行方八段が、直前の第4戦で羽生二冠を下しているのが大きいですね。
前期は降級が1名となった関係で、今期は降級が3名となることもあり、こちらの方は大混戦、という予感がします。
普通の年なら2勝や3勝組が落ちるのですが、今年は4勝しても順位の差で落ちることも十分考えられるだけに、まずは5勝を上げてから次の目標を目指す、ということになりそうです。

■久保九段、羽生二冠を下し銀河獲得(銀河戦決勝)

大きな対局がない、と書いてしまいましたが、そういやこれがありました。
囲碁・将棋チャンネル主催の銀河戦決勝が行われ、羽生二冠を下した久保九段が初の銀河位を獲得しています。
テレビ棋戦らしい持ち時間の短いスリル溢れる対局が魅力の銀河戦。
久保九段が早指し棋戦に強いという印象はあまりなかったのですが、それでもNHK杯や日本シリーズでの優勝経験もあるだけに、元々の実力からしても勝ってもおかしくはなかったですね。
認識を改めないと。
久保九段、おめでとうございます。

一方気になるのが決勝で敗れた羽生二冠。
結構負けが混んでるよなあと調べてみましたが、今期の通算成績がここまで17勝14敗。
対局数の多さは相変わらずですが、ここまで14敗は羽生二冠にしては負けすぎ、という印象が。
いつもだと年間で20敗くらいしかしない人なんですけどねえ。
心配です。

■きょうの藤井聡太(大熱戦の末に竹内四段を下す)

さてきょうの藤井聡太。
9月27日に棋聖戦の一次予選で竹内四段との一戦があり、大熱戦の末に勝利を上げています。
いつものように一撃で仕留める、という展開ではなかったようですが、それでも最後に勝利を収めたのは立派。
こういうことの積み重ねが次につながります。
7割8割勝つ棋士って、こういう苦しい対局をことごとく拾ってくるんですよねえ。

というわけで、これで藤井四段は今期の通算成績を32勝6敗としています。
勝ち星ではブッチギリでトップですが、勝率は.842ということで、ここまで20勝3敗の豊島八段(勝率.870)に続く同率2位(渡辺大夢五段が16勝3敗で同率)となっております。
それにしても、当たる相手がほぼトップクラスしか居ないのにこれだけ勝てる豊島八段は、ちょっとおかしいです(褒め言葉)

■絶好調伊藤沙恵女流二段、倉敷藤花にも挑戦(倉敷藤花 挑戦者決定戦)

最後は女流棋戦の動きを。
ここ数週間でどんどんタイトル挑戦者が出揃ってきていますが、今週は9月25日に倉敷藤花の挑戦者決定戦が行われ、甲斐女流五段を下した伊藤沙恵女流二段が挑戦者に名乗りを上げております。
この両者ともに奨励会経験者ということで、女流の上位争いは奨励会経験者や現役奨励会員を中心に回っているという印象をますます強く感じてきています。
とにかく強い相手と真剣勝負をしないと強くなれないですからね。
将棋が強くなるのに、これ以上の近道はありませんから。

さて最近絶好調の伊藤沙恵女流二段、今度は里見女流五冠とのタイトル戦になります。
加藤桃子女王との番勝負と並行してのタフな戦いとなりますが、ぜひともこの絶好のチャンスをモノにしてもらいたいところです。

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# by mitsuboshi03 | 2017-10-01 14:33 | 将棋 | Comments(0)
先週は地域の秋祭り関係で色々忙しく、blogも1回お休みということに。
心身共に消耗したので、今週は回復に専念。
あ、blogの方はいつもの将棋ネタを縮小更新ぎみに。

■中村挑戦者、羽生王座を土壇場まで追い詰める(王座戦五番勝負 第2局)

まずはタイトル戦の動向から。
王座戦五番勝負は9月19日(火)に第2局が行われ、中村挑戦者が羽生王座を下し、対戦成績を2勝0敗として初のタイトル奪取に王手をかけています。

対局自体は第1局同様、終盤までもつれる展開に。
最後はこちらも第1局同様に中村挑戦者が若さと体力で押し切る形となりましたが、最終盤まで羽生王座に決め手を与えなかった中村挑戦者の指し回しを褒めるべきかなと。
また、いくら羽生王座が年齢による衰えがあるとはいえ、最終盤で競り勝つには相当の終盤力が必要になりますからね。

さて羽生王座を土壇場まで追い詰めることには成功した中村挑戦者ですが、最後にもう1つ勝つのが難しいのが絶対王者の羽生王座。
注目の第3局は10月3日(火)に新潟県の「温泉御宿 龍言」で行われます。

■きょうの藤井聡太(順位戦と王座戦予選で各1勝を上げる)

さてきょうの藤井聡太。
先週順位戦で佐藤慎一五段に、今週王座戦予選で小林健二九段に勝利しています。
対小林健二九段戦はニコ動の中継を見たのですが、小林健二九段の角交換振り飛車に対して機敏に7筋の位取りでポイントを上げ、最後は鋭く切り込んで勝ち切るという強い指し回しを見せてくれました。

レベルの違う相手にはこういう戦い方ができる、ということなんでしょうね。
あとはトップクラスを相手にした場合の戦い方ということになるんでしょう。
なお来週は9月27日(水)に棋聖戦予選で竹内四段との対局が予定されております。

■加藤桃子女王、女流王座への挑戦権を得る(女流王座 挑戦者決定戦)

最後は女流棋戦の動きを。

9月11日(月)に女流王座戦の挑戦者決定戦が行われ、香川女流三段を下した加藤桃子女王が里見女流王座への挑戦権を獲得しております。
香川女流三段も昨年の女流王将戦以来のタイトル挑戦に燃えていたでしょうが、やはり現役奨励会員の加藤桃子女王の実力が一枚上手だったようです。

加藤桃子女王が名を上げた思い出のタイトル戦となる女流王座戦で、再び活躍することができるでしょうか。
注目の第1局は10月26日(木)に高知市で行われます。


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# by mitsuboshi03 | 2017-09-24 11:26 | 将棋 | Comments(0)
ある日のこと。

竜王挑戦を決めた私が関係者による内々の宴席に招かれ、先に座っていた香川女流に「お前こっち来い」と促されて席に座ることに。
たまたま対面した丸山九段に、開口一番「丸山先生も竜王戦では今ひとつですねえ」などとナチュラルに暴言を吐いて相手を苦笑させながら宴の始まりを待つ。

という夢を見ました(夢オチ、ダメ、ぜったい)

それにしても。
いくら夢とはいえ、去年を含め3度の竜王挑戦者になっている丸山先生に向かって今ひとつってことはなかろうよ。
もう少しリアリティってものをなあ(ツッコミどころそこかよ)
丸山先生、ごめんなさい。

こんな冒頭ですが、今回も将棋ネタ。
色々とネタの尽きない日々になってきましたので、またまた駆け足でお送りします。

■王座戦開幕。肝心の将棋は意外な結末に(王座戦五番勝負 第1局)

冒頭からして竜王戦から始めそうなものですが、しばし待たれい。
話には順序というものがあるんじゃ。

まずは9月5日(火)に仙台市で行われた王座戦五番勝負の第1局から。
王座戦というと夏のタイトル戦という意識が強いのですが、実は残暑というか初秋の時期にやるんですよね。
さて対局の方ですが、先手の中村挑戦者が角換わりを志向したところ、羽生王座がそれを拒否して「雁木でガンガンいこうぜ」と後手番ながら先攻してやや優位に立つ流れに。
それにしても毎度毎度思うのですが、羽生王座の引き出し広すぎぃ!

こうなれば後は羽生王座が逃さない、かと思われたのですが、局後の検討によると、どうやら羽生王座が仕上げのところで最善手を何度か逃したらしく、終盤は中村挑戦者の玉が盤面を右往左往する泥仕合の展開に。
そうはいってもこの展開で羽生王座が勝ちを逃すことはなかろうよ、と日頃の疲れもあってかここでニコ生での中継を打ち切った私。

まさかねえ、中村挑戦者の大逆転勝利とはねえ。

長年羽生王座を追っかけてきた私ですが、羽生王座がこういうグダグダの終盤戦を展開するってことは滅多になかっただけに、当の本人が一番ショックでしょうが、私にとってもショックの大きな一戦でした。
やっぱりねえ、40代も後半になると色々あるんですよ、色々と(経験談)

一方、中村挑戦者にとっては大きな一勝。
前回の対決でもフルセットまでもつれこんでいるだけに、次の第2局も勝って波に乗りたいところ。
今度は手番が後手になるので、戦法選択をどうするかが注目されます。
本命は二手目△8四歩から角換わりを受けて立つ、とでもしておきましょう。
第2局は、9月19日に大阪で行われます。

■羽生二冠、永世七冠への足掛かりを得る(竜王戦挑戦者決定三番勝負 第3局)

王座戦が終わるとすぐ、今度は9月8日(金)に竜王戦挑戦者決定三番勝負の第3局。
第一人者の宿命とはいえ、羽生二冠にとっては辛い流れです。

1勝1敗で迎えた運命の第3局で、めでたく先手番を引き当てたのは松尾八段。
一世一代の大勝負で選んだのは、第2局でも選んだ相掛かりからの横歩取らせ。
「この戦法にすべてを賭ける」という松尾八段の意気込みを感じさせる戦法選択でした。

横歩取りらしい派手な斬り合いが繰り広げながらも、一進一退の好勝負を展開。
どう結末がつくのかと思ってましたが、88手目に羽生二冠が△6九飛と王手を掛けた局面で、松尾八段が▲6八銀と銀を助けながら守るか、▲5八玉と金を助けながら飛車筋をかわすかの二択を迫られたところがクライマックスだったようです。
ここで松尾八段が▲6八銀と指してからはどうも勝ち目がなかった模様。
とはいえ、▲5八玉と正解を指していたとしてもきわどい変化が続くので、松尾八段を責める気にはさらさらなれません。
松尾八段が精一杯の抵抗を見せた好局だったと思います。

さて久々の竜王挑戦を決めた羽生二冠。
羽生二冠の強さの一つとして、「悪い流れを引きずらない」「一度殴られたら百倍返し」というのがあるのですが、今回もその強さを遺憾なく発揮した一局となりました。
これで王座防衛と竜王奪取を果たせば、夢のタイトル100期+永世七冠という空前絶後の大記録を達成することになります。
本人のみならず、熱烈な羽生ファンも待っている悲願達成ということになるのでしょうか。
また事情通というかひねくれたファンからすると、昨年の竜王戦にまつわる騒動で渡辺竜王に一杯食わされた因縁対決という見方もありますが(おい)

竜王戦七番勝負は、少し間が空いて10月20日(金)に開幕します。

■前期三段リーグ終了、新四段は2名に

今度は前期の三段リーグ。
プロ入りを賭けた骨肉の争いが展開される三段リーグですが、昨日の9月9日(土)に前期三段リーグの最終局が行われ、新四段が2名誕生することとなりました。

三段リーグは半年をかけてリーグ戦(全18戦、総当たりではない)が行われ、成績上位2名に加えて次点2回を獲得した者がプロ入りを果たすことになります(次点2回の場合はフリークラス行き、行かない選択肢もあり)
今回は次点2回を獲得した者が無く、成績上位の斎藤明日斗・古森悠太両三段が新四段の資格を得ることとなりました。
どちらも二十歳前後の新四段ということで、例年通りの展開になったかなと思います。

二人とも長く苦しい戦いを乗り切ったことに敬意を表します。
おめでとう。これからも頑張ってね。

なお活躍を期待される女性三段陣の結果ですが、序盤連勝して注目された西山朋佳三段は9勝9敗の五分。
また里見香奈三段は7勝11敗で負け越しの結果に。
それから里見香奈三段は年齢制限により、来年前期の三段リーグからは勝ち越さないと奨励会を退会することとなります。

なお、例年ですと四段昇格のためには少なくとも12勝6敗以上の成績が必要とされます。
実力同等以上を相手に、2勝1敗以上のペースで乗り切らないといけないのが辛いところ。
また、後からも続々と新たな三段が入ってくる。
厳しい世界です。

■きょうの藤井聡太(新人王戦で佐々木大地四段に敗れる)

さてきょうの藤井聡太。
今週は9月7日(木)に新人王戦の準々決勝で佐々木大地四段との対戦があり、残念ながら敗れました。
佐々木大地四段は、先程の三段リーグの記事で取り上げた「次点2回獲得によるフリークラス行き」を選択して棋士になった数少ない事例の一人です。
とはいえ実力は確かで、今年の2月に優秀な成績を上げたことによりC級2組への昇級を果たすスピード記録を達成しております。
今後も藤井四段と当たる機会は多いと思われる棋士の一人ですね。

なんとかこの新人王戦で棋戦優勝童貞を捨てて欲しかったのですが、今期はそれは果たせないこととなってしまいました。
まあ、普通の棋士はこんなもんです。
今まで勝ちすぎてたんです。
ここらでじっくり腰を据えて、将棋の実力をつけてもらいたいものです。

次回の対局は9月14日(木)。
順位戦で佐藤慎一五段との対局が予定されております。
ここまできたら、とにかく順位戦だけは星を落とさない勢いでいってもらいたいところ。

■伊藤沙恵女流二段、女流王将への挑戦権を得る

最後に女流の話題を。
女流王将戦の挑戦権決定戦が行われ、加藤桃子女王に勝った伊藤沙恵女流二段が女流王将への挑戦権を獲得しております。

奨励会の在籍経験がある伊藤沙恵女流二段ですが、ここ最近の活躍ぶりにはすさまじいものがありますね。
とにかくこういう勢いのあるうちにタイトルの1つや2つは獲っておきたいところ。
とはいえ相手は女流第一人者の里見香奈女流五冠。
厳しい相手ではありますが、とにかく勝たないことには先に進めません。

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# by mitsuboshi03 | 2017-09-10 15:26 | 将棋 | Comments(0)
夏花火の締めくくりとしてすっかり定着した地元の新作花火大会を、娘のゴリ押しにより見に行く羽目にorz
午後から丸々一日潰れましたが、当の本人は途中からお疲れでスヤァ。
…(まあよくあることです)
風が強かったんで、煙が早々に消えて花火が見やすかったのは助かりました。
あと、妙齢のお姉さんのスカートが(以下略)
夏の本番とはまた一味違った花火が楽しめますので、機会があればぜひぜひ。

さて今回も将棋ネタ。
地区の行事で少々お疲れなこともあり、少々縮小更新ぎみで。

■菅井新王位爆誕!(王位戦七番勝負)

まずは決着した王位戦七番勝負から。
先週徳島市で行われた第5局で菅井挑戦者が勝ち、4勝1敗で七番勝負を制した菅井挑戦者が王位を奪取することとなりました。

肝心な将棋の中身ですが、後手番の菅井挑戦者が、阪田流向かい飛車と見せかけて飛車を三間に振るという新戦法を採用。
それにしても毎回毎回よくぞ振り飛車一本でネタが尽きないものです。
羽生前王位もこれには参ったんじゃないでしょうか。
とはいえ既にカド番で一つも落とせない羽生前王位、王様を矢倉に囲って徹底抗戦を図ります。
このまま収まればさらに居飛車穴熊や位を取っての銀立ち矢倉へのリフォームもできて先手まずまず、と思っていたのですがそうはさせじと菅井挑戦者がすかさず開戦し、細かい動きで羽生前王位に揺さぶりをかけます。
羽生前王位も必死の抵抗を見せたのですが、菅井挑戦者の細かい攻めが最後まで止まらず、羽生前王位の玉を見事に寄せ切りました。

さてまずは菅井新王位について一言。
最近は居飛車も指しますが、今回の七番勝負では生粋の振り飛車党として毎回毎回手を変え品を変えの斬新な序盤を披露し、終始羽生前王位を揺さぶり続けました。
これに留まらず、中盤以降の戦いぶりにも充実したものがあり、初めてのタイトル戦ながら4勝1敗という見事な成績を上げられたのも順当かなという印象があります。
これからは雑務も増えるかと思いますが、なんとか将棋研究の時間をひねり出し、より一層精進して欲しいものです。
今年来年で2冠目の足掛かりを築けるとなおいいですね。

それから久々の二冠に後退した羽生二冠ですが、今年度の勝率が6割を切るなど、この人にとっては不調なのが何と言っても気になるところ。
これからは王座戦や竜王戦など大事な戦いが控えるだけに、とにかく普段の調子を取り戻したいところ。
まあ今回は菅井新王位の振り飛車戦法が凄すぎた、ということで上手く切り替えられればいいんじゃないでしょうかね。

■きょうの藤井聡太(加古川清流戦では痛恨の敗北、NHK杯戦では森内九段を下す)

さてきょうの藤井聡太。
今週は土日で二局対局がありました。
まず土曜日は加古川清流戦の準々決勝で井出四段と対決。
昨年4月にデビューしたばかりの新鋭棋士で、昨年の加古川清流戦を制しております。
とはいえここで止まることはないよなあ…と思っていたら井出四段勝利。
加古川清流戦は棋戦優勝として新鋭棋士にとっては手頃な棋戦なだけに、痛恨の結果となってしまいました。
またこの敗北により、プロ棋士になって以来初の連敗という結果に。
まー短い持ち時間なだけに仕方がない、切り替えていきましょー。

と言ってる間もなく日曜日に今度はNHK杯戦で森内九段との戦い。
前回でも取り上げた通り、本局はNHK杯戦では極めて異例な生中継での放送に。
ニコ生でも観戦番組があったので、TVと合わせて楽しませてもらいました。
さて将棋の方ですが、先手の森内九段が矢倉を志向したのに対し、藤井四段は左美濃ではないノーマルな右四間飛車で対抗。
正直どうなのよと思っていましたが、ponanzaさんは終始藤井四段持ちの評価で、局面自体も藤井四段が最初のリードをどんどん拡大していく一方に。
結局藤井四段がそのまま押し切っての完勝という結果になりました。

本局に関しては、藤井四段がどうこうというより、森内九段が今の将棋の潮流に対応できていなかったという印象。
元々ガッチリ組んでの四ツ相撲に定評のある森内九段ですが、今の将棋の潮流は、王様をあまり囲わずにどんどん攻めていくのが主流となっており、森内九段が四ツに組もうとしても一方的に殴られ続けて終わってしまうという状況に陥っております。
森内九段が前年度でフリークラス行きを表明したのには正直驚いたのですが、本局を見る限りそれもやむを得ないかなあという感じでした。

さて来週の藤井聡太四段ですが、今度は新人王戦の準々決勝で佐々木大地四段と激突します。
早く棋戦優勝を経験しておくことが今後に向けても重要なだけに、この一戦は落とせないところ。
持ち時間が3時間と、事故が起こりがちな早指し棋戦ではないのも藤井聡太四段にとっては有利に働くのではないかと。


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# by mitsuboshi03 | 2017-09-03 16:46 | 将棋 | Comments(0)
会社の飲み会の帰り道で選択肢2つ。
飲み屋の最寄り駅から直接タクシーに乗るか、1駅電車に乗ってからタクシーに乗るか。
1駅電車に乗った方がタクシー代が安いのでそうしてみたのですが、いざタクシー乗り場へ行ってみると。
「タクシー?そんなものこんな時間に居るわけねえだろ」
というわけで、泣きながら30分ほど歩いて帰りましたとさ。

さて今回も将棋ネタ。
そろそろ8月も終わりということで、だんだん対局数も戻ってきました。

菅井七段、羽生王位の牙城に迫る(王位戦七番勝負 第4局)

まずはタイトル戦の動向から。
王位戦七番勝負は先週淡路島で第4局が行われ、菅井七段が勝利。
対戦成績を3勝1敗とし、王位奪取に王手を掛けました。

対局の中身の方ですが、先手の菅井七段がこれまでと同様に中飛車を選択。
これに対して羽生王位が向かい飛車に振る趣向を見せると、菅井七段は9筋を突き越してから居飛車に戻し、さらに王様を5八に据える中住まいにして後手の穴熊を牽制。
さらに菅井七段は、中盤早々に3三へ作った馬の威力を活かして攻守に躍動。
最後は序盤で突き越した端歩を活かした端攻めで羽生王位の王様を追い詰め、勝利を収めました。

それにしても驚いたのが菅井七段の消費時間。
持ち時間8時間のうち、消費したのは僅か4時間足らず。
14時ころに終了という早い決着になったのも当然でしょう。

振り飛車のスペシャリストらしい意欲的な序盤戦術は、羽生王位相手にも十分通用しています。
最近は大正義居飛車穴熊に押されてプロアマ共に減少気味の振り飛車党ですが、それだけにスペシャリストに対する対策がおろそかになっているのもまた事実。
「安々と居飛車穴熊に組ませない」工夫さえ見せれば、振り飛車は十分脅威になります。

これまでの流れからすると菅井王位の誕生が濃厚ではありますが、あと1勝が遠い、というのがよくあるパターン。
あまつさえ、何しろ相手が絶対王者の羽生王位ですからね。
注目の第5局は、8月29・30日に徳島市で行われます。

■決着は最終局へ(竜王戦挑戦者決定戦第2局)

今度は竜王戦の挑戦者決定戦。
羽生三冠の先勝で迎えた第2局は8月25日に行われ、松尾八段が勝利しております。
このため、決着は最終第3局に持ち越されることとなりました。

さて対局の中身はというと、横歩取りの出だしで先手の松尾八段が横歩を取らず、逆に後手の羽生三冠に横歩を取らせる、一風変わった序盤となりました。
横歩取りが後手番有利となっていた時代にはたまに見かけた序盤ですが、先手の対策が進んだ今となってはかなり珍しい進行といえます。
松尾八段が先に趣向を見せた展開となりましたが、形勢自体は先に馬を作った羽生三冠ペースで進みます。
だがしかし、そこから一直線に決めようとした羽生三冠の構想が少々まずかったようで、馬の利き筋を変える狙いの▲9八銀という犠打を喰らってからは逆に松尾八段の攻めが筋に入り、最後は▲3二金と気が付きにくい決め手を指した松尾八段が見事に寄せきりました。

羽生三冠は本局に勝てば念願の永世竜王、というか永世七冠が照準に入ってくるところでしたが、残念ながら今回はおあずけ。
まだ第3局が控えていますが、中盤までリードを保ちながらの失速、というこれまであまり見られなかった負け方をしているのが気になるところ。
一方松尾八段にとっては非常に大きな逆転勝ちとなりました。
遅咲きながら着実に実力をつけてきた成果がここにきて実りつつあります。
こちらも注目の第3局は、9月8日に行われます。

■きょうの藤井聡太(朝日杯で2勝を稼ぐも、豊島八段にタイトル挑戦の望みを断たれる)

さてきょうの藤井聡太。
今週は朝日杯で大石六段と竹内四段に勝って2勝を稼いだものの、8月24日に行われた棋王戦本戦で豊島八段に敗れ、今年度中のタイトル戦挑戦の望みを断たれることとなりました。

対豊島八段戦は千日手指し直しとなったようですが、千日手局も指し直し局も角換わり腰掛銀の進行に。
この戦型となるとやはり豊島八段に一日の長があったようで、「序盤中盤終盤隙がない」指し回しを遺憾なく発揮したようです。

それにしても、このレベル相手ともなるとまともな将棋にすること自体も大変なことで、それは昨日行われた叡王戦八段予選で、豊島八段が脇八段や富岡八段を相手に消費時間10分足らずでぶっ飛ばしたことでも証明されております。
まずはこういうハイレベルな相手と当たる機会をどんどん作り、そういう相手と戦うことを習慣にしていくこと、ですね。

(追記)

そういや一つ重大なことを忘れておりました。
来週日曜日10時より、NHK杯の対森内九段戦の生放送があります。
NHK杯の生中継はほぼ特例といっていいだけに、その点からいっても見る価値十分。
当然私もテレビにかじりつく予定でございます。
お楽しみに。

■加藤桃子女王、朝日杯でプロ棋士を撃破

最後は加藤桃子女王の快挙を。
女流枠で朝日杯に参加している加藤桃子女王が、一次予選で藤倉五段と中川八段を撃破しました。
次は準決勝で藤森五段と戦うことになります。
女流棋士のプロ棋戦参加も珍しくなくなってきましたが、予選であっても2つ勝つのは滅多にないだけに、健闘を期待したいところ。
ただ、本来こっちを頑張りたい奨励会の方は苦戦というか崖っぷちギリギリといった状況。
この分だと年齢制限的に考えて、奨励会の方は退会が濃厚かなあ、といったところです。

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# by mitsuboshi03 | 2017-08-27 14:50 | 将棋 | Comments(0)
ここんとこ雨が多いこの辺り。
地元の大きな花火大会にそれほど影響が出なかったのが救いではありますが。
今朝の墓参りも、雨が弱くなったところを縫うようにして行ってきました。

さて今回は普通の将棋ネタ。
これまでの将棋界の話題をいくつか取り上げてみます。

■王位戦七番勝負、羽生王位が1勝を返し1勝2敗に

まずは王位戦七番勝負から。
挑戦者の菅井七段が連勝スタートということで注目された第3局は、羽生王位が1勝を返して菅井七段の勢いをひとまず食い止める形となりました。
後手番の菅井七段が角交換振り飛車に構えたのですが、羽生王位が序盤早々に角を手放して3筋の歩を取った構想が上手く、そのまま押し切ったという印象。
3連敗は避けたかった羽生王位にとっては大きな1勝と言えます。
一方敗れた菅井七段ですが、局後に大盤解説会へ顔を出したときに「ここで反省したい」と一言。
その後、羽生王位も交えて大盤解説会場でも感想戦を繰り広げることに。
対局で疲れているというのに、よっぽど将棋好きなんですなあ。
こういうところは羽生王位とも波長が合うでしょう。
今後の対局も楽しみです。

■竜王戦挑戦者決定戦第1局、羽生三冠が先勝

今度はおとといの8月14日に行われた大一番、竜王戦挑戦者決定戦の第1局。
結果は羽生三冠の勝利だったのですが、横歩取りだというのに127手にも渡る大熱戦で、どちらが勝ってもおかしくないという名勝負でした。
終盤こそ少々アヤがありましたが、両者とも散々ねじり合いを重ねてきただけにそれは仕方のないところ。
人間らしい対局で良かったんじゃないかと思います。
いかな将棋星人羽生三冠とはいえ、残り6分で実戦詰将棋19手詰めを解け、というのは少々酷なんじゃないかと。
私の実体験からも言えることなのですが、詰将棋や次の一手を実戦で指すって、想像以上にハードルが上がりますからね。
ここがポイント、と言われればそのように読みますが、実戦のときに自分でポイント探すってのはかなーり大変です。

松尾八段にとっては非常に惜しい一局を落としましたが、まだあと2局あります。
充実ぶりは示してくれただけに、重要なのはあともう一押し。
あと、序盤で少しリードできるともっといいですね。
なに難しい?
将棋星人相手に終盤で五分以下の条件で勝ちに行く方がよっぽど無理ゲーですw

■きょうの藤井聡太(王位戦予選で小林健二九段に快勝)

さてきょうの藤井聡太。
昨日の8月15日に王位戦予選で小林健二九段と当たって快勝しております。
先手番の小林九段が矢倉を目指したのですが、最近コンピュータ将棋などで猛威を奮っている「居玉から△6二銀~△7三桂でバリバリ攻める」戦法を藤井四段が採用。午前中で先手陣が崩壊する危機こそ避けられたものの、序盤からリードを奪った藤井四段がそのまま押し切った一局となりました。
小林九段は今日の藤井四段の仕掛けを軽視してたのかな、という印象。
途中から右玉に構えた工夫も実りませんでした。
とはいえ、始まった早々に観戦記者と雑談するところは久々に昭和を感じさせる一コマでした。
AbemaTV、中継あざーっす!

なお次回の藤井聡太の対局は、8月22日(火)に朝日杯の予選での対大石六段戦となります。
これが午前中で、勝つと竹内四段と午後にまた対局。
どちらも油断できない相手ですが、また連勝を伸ばすことになるんでしょうか。



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# by mitsuboshi03 | 2017-08-16 10:32 | 将棋 | Comments(0)
「みつぼしくん、この文字読める?」
「…読めません。」
「じゃあ、これは?」
「…ダメですね。」
「ということはみつぼしくん、きみ老眼だよ。」
ぎゃああああああああ…。

というわけで、とりあえず100円ショップで老眼鏡を買う羽目に。
使うのは仕事と本読むときくらいなんですけどね。
トホホ。

いつもの将棋ネタですが、明日が竜王戦挑戦者決定戦第1局という大勝負があるため、あさってに回します。
どうせお盆ですし。
あ、コミケ遠征の方はお疲れ様です。
そういや家に帰るまでがコミケです、と言ったのはワークスの某後輩でしたっけ。

今回は、5巻を立ち読みして悩んだ末に諦めたものの、やっぱり気になって6巻を買ったら大当たりだったという『りゅうおうのおしごと!』を解体新書風味に。
個人的に気になったところにツッコミを入れるという、いつものパターンです(おい)
基本的にネタバレ全開ですので、6巻を一度お読みいただいた後に読んでいただければと思います。
老眼鏡片手に、一気に読めましたぜ。

△指し初め式

■蔵王達雄九段

まずは年初恒例の指し初め式でちらっと出てきた蔵王達雄九段から。
説明文からして、ほぼ間違いなく内藤國雄九段が元ネタですね。
タイトルまで取ったトップ棋士であり、また『おゆき』というミリオンヒットを飛ばした歌手でもあり、なおかつ実戦初形や『ベン・ハー』といった傑作を生み出した詰将棋作家でもある。
嘘みたいだろう、こんな人がホントに居るんだぜ(白目)

現実の内藤國雄九段は2015年に惜しまれながらも引退されましたが、作中の蔵王達雄九段も今年度中での引退を表明しているとのこと。
作中では順位戦最終局で引退、となっていますが、現実ではたいていの場合は他にも棋戦がありますので、対局がすべて終わってから引退、ということになります。
まあラノベですし、この辺は細かいネタになりますんではしょって正解でしょうねえ。

△シューマイ先生

この巻最大の問題児。
アニメがもし続いたとしても、恐らく全く触れられない存在になるかと思われます。
こちらも恐ろしいことに元ネタがありまして、「囲碁界最後の無頼派」藤沢秀行名誉棋聖とそのお孫さんである藤沢里菜女流二冠(囲碁)との合せ技かと思われます。
(あともう1個ネタがあるが黙っておこう)

お爺ちゃんと孫との悪魔合体。
囲碁界的にはセーフなんでしょうかこのネタ(汗)

「一日に千回お○んぽ言わないと気がすまない」「一杯ひっかけてからNHK杯戦で打った」など数々の奇行で知られる藤沢秀行名誉棋聖ですが、卓越した序中盤での打ち回しを軸に囲碁界では高額な賞金で知られる棋聖戦を長年防衛するなど、こと囲碁に関しての実力は確か。
また日中韓ところかまわず若手の育成に尽力したことでも知られています。
将棋界でも米長邦雄名誉棋聖など親交の深い棋士は多かったみたいですね。

それにしても。
タイトルホルダーが指し初め式に欠席するのは色々マズいんじゃないでしょうか(震え声)

▲はじめての大盤解説

5巻までにめでたく女流棋士となったあいちゃんと天衣(あい)
女流棋士となったからには避けて通れないのが、大盤解説の聞き手役。
福崎九段や豊川七段といったスパークしがちな解説棋士や、ボソボソと手の解説しかしない解説棋士なんかを上手にコントロールしながら場を持たせるという、想像以上に大変なお仕事。
それでも認められれば全国ひっぱりだこで、これだけでも結構な収入になるのはとかく貧乏な女流棋士にとっては魅力的であります(涙)

さて肝心の作中では。
…まあ二人とも10歳ですからね、あの惨状は致し方ありません(合掌)
それにしても、あいちゃんというとワークスの某先輩を思い出してしまって(以下略)

△きまずい二人

■「あれ!?姉弟子…ですか?」

ここから始まる姉弟子無双。
私服銀子ちゃんかわええ。

▲ゴキゲン研究会

■「うちの飛鳥のどこが不満だっ!!」
 「めんどくさい親父だなぁ全く!!」

普段はクールな「捌きの巨匠」生石玉将も、こと一人娘の飛鳥のこととなると途端にめんどくさい親父に。
一人娘の親父というのはめんどくさいものなのです。
諦めましょう(おい)

▲一線

■一緒に寝たら襲わない自信がない。

まだまだ続く姉弟子無双。
煮え切らない八一をラブホテルに引きずり込み、えっちいセーラー服(ラブホテルの備品)で落としにかかる。

この期に及んで「一緒に寝たら襲わない自信がない。」と冷静に語る八一くんですが、普通の17歳男子なら、気になる女の子とラブホテルで二人っきりになった時点でもう襲ってます。
さすがは竜王にして将棋星人。
まるでナイロンザイルのように強靭な精神力ですなあ(褒めてない)

■「姉弟子は…体力が無いんだと思います」

将棋の手を考える体力。
移動に耐える体力。
想像を絶するストレスに耐える体力。
将棋は頭脳労働ではありますが、こういう体力をつけるのはプロ棋士になるための絶対条件。
特に三段リーグ入りを視野に入れている銀子ちゃんにとっては、特に最後のストレスに耐える体力が必要になってきます。
健全な精神は健全な肉体に宿る、といいますが、ある意味当たってますね。
自分も最近これを痛感して、歩いたりエアロバイクしたりアミノ酸補給したりしています。

銀子ちゃん、水泳もいいけど、エアロバイクはいいぞ!
あの谷川九段もオススメだぞ!(本当)

▲母親との会話

地元にいるお母さんとスカイプで会話するあいちゃん。
ここが個人的には今回一番の笑いどころ。
だんだんと笑いが引きつったものになってはくるのですが(苦笑)

それにしても。
既成事実を作って男を縛り付けろ、ってそれ10歳女子に言う言葉じゃありませんよねお母さん!?
あまつさえ。
目をキラキラさせた女子小学生に「ねえ、キセイジジツってなーに?」って聞かれたら、いったいどう切り返せばいいんでしょうか。
軽くホラーです(おい)

△あい、ロリコンを殺しにかかる

■『JS4年生』

さ、最近の女子小学生は進んでるなー(棒)

だがしかし。
女子小学生だからこの程度で済んでいるのであって、もうちょい年齢が上がったティーンズ向けともなるとまあこれがなんともエグ(以下略)
女子の妄想力こええ。
というか、妄想だけで済ませるのがもっとこええ(おい)

▲号外

■ただ、一つだけ…不安材料がある。

女流棋士のお祝いに、亡くなったお父さんの字体で作った特製駒を八一からもらった天衣。
涙を流す年相応な姿がかわいいのですが、こと棋士となると話は別。
優しいとか、気が回るというのは一般社会では大事なことなのですが、棋士の場合はそれがマイナスになることが多いもの。
例えば木村一基九段なら、もっと憎たらしい性格だったらとっくの昔にタイトルの1つ2つ取ってておかしくないんですけどねえ。
でも、そういう木村九段が大好きなので、そこが中々難しいところではありますが。

▲人を超えしもの

■目の前に座っている子供は コンピューターそのものだった。

この第6巻で光が当たり始めた恐るべき強敵、椚創多(くぬぎそうた)二段。
そうた、という名からして、元ネタはほぼ間違いなくあの藤井聡太四段。
元ネタは終盤は天然モノで、序中盤をコンピュータで補強しているのですが、こちらは序盤中盤終盤隙がない、混じりっけなしのピュアコンピュータ棋士、のたまご。
(あれ、どこかで聞いたようなセリフが)

現実の将棋界でも、あと5年や10年もすると、こういう若手がドンドン出てきそうだなと。
将棋を始めたころから、強いコンピュータ将棋が当たり前にある世界で育つ棋士。
怖くはあるのですが、個人的にはどうもそれが最強だとは思えないんですよね。
どこまでいっても人間は人間で、コンピュータになることはできない。
やはり対人間戦は、自分は間違えず、相手を間違えさせる戦い方をするのが最強で、コンピュータはあくまでも道具として使うのが良いのかなと思ってます。
このあたりをどう書ききるのか、7巻以降を楽しみにしています。

あとこの創多くん、昔はちょくちょく八一くんの将棋の記録を取ったり、アパートへ遊びに来たりしてたそうな。
同じ将棋星人ですからね、気が合うんでしょうね(白目)

▲決意

■そのためなら 死んだって構わない。

銀子、死ぬなああああああ(壊)

twitterでもちょくちょく懸念されていますが、この辺がどうも村山聖九段を元ネタにしているような展開で怖い怖い。
銀子ちゃんは身体弱い設定だし、村山聖九段が亡くなってほぼ20年と区切りも良いし(ちなみに命日はついこないだの8月8日)、監修が関西若手棋士の西遊棋だし。

死ぬのは現実の村山聖九段だけでたくさんです。
もー私世代の将棋ファンにとってはトラウマネタですからねこれ。
何度も何度も書いてる気がしますが、こればっかりは諦めてください(おい)

人間死んだらいけません。
死ぬのはダメです(佐藤会長風味)

▲あとがきに代えて

ああ、こういうの私ダメなんです。
ちょー弱いです。

何がなんだかわからない人、とにかく6巻を買って読むのだ(ダイマ)

▲感想戦

供御飯(くぐい)女流のおっぱい絵がたまりません(おい)
机の上に「のさっ」と乗っかっている感じがいいのよね。
まだ見てない人はとにかく6巻を買(以下略)

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# by mitsuboshi03 | 2017-08-13 17:41 | 将棋 | Comments(0)
平日に大きなお祭り、日曜は地区の夏祭り。
今日も準備やら何やらで動員。
生きねば(切実)

さて今回も将棋ネタ。
将棋界では1年で最も話題のない時期である夏なのですが、探せば色々あるもので。

■渡辺竜王に挑むのは、同門棋士とあの男(竜王戦挑戦者決定戦出場)

まずはいよいよ大詰めを迎えた竜王戦。
三番勝負となる挑戦者決定戦に進出したのは、稲葉八段を下した羽生三冠と、久保王将を下した松尾八段ということになりました。

羽生三冠の方はいまさら語ることもないかと思います。
三冠を防衛し続けているのは普通の棋士としては異次元の領域なのですが、何しろタイトル七冠を達成するなど確実に歴史に残る棋士なだけに、ここ最近タイトル挑戦が無かったというのはマイナス材料。
永世七冠達成のビッグチャンスでもあるだけに、ここでは負けられないところ。

一方の松尾八段はここで取り上げる機会はほとんどなかったかと思います。
棋戦優勝こそ新人王戦1回のみなのですが、居飛車穴熊と横歩取りで両方松尾流と名の付く戦法を有しているなど、序盤に定評のある一流棋士。
最近では安定感抜群なガチ将棋ファン向けの将棋解説でも活躍しております。
松尾八段にとっては一世一代の大舞台。
竜王戦予選での直接対決では勝利を収めていることもあり、番狂わせを期待。
なお所司門下ということで渡辺竜王とは同門になります。
タイトル戦での同門対決というのは極めて希少価値が高いだけに、こちらに転んでも将棋ファンとしてはオイシイ展開(おい)

■きょうの藤井聡太(菅井七段に完敗、3敗目を喫する)

さてきょうの藤井聡太。
今週も8月4日に王将戦1次予選の決勝戦を菅井七段相手に戦いました。
えーと、何度も何度も書いてますが、デビューしたての新人四段が年間最も対局のつきにくい真夏に毎週毎週対局がつくってまずありえないことですからね。
ありえないくらい勝っているという証明なんです。
ありえないといえば、今回の相手の菅井七段とデビュー1年未満の新人四段が戦うというのもまずありえないこと。
あの羽生三冠を相手に王位戦七番勝負を連勝している男ですからね。
菅井七段と一生指さずに棋士人生を終える棋士もそれなりに居るというのに、これだけの相手ともうぶつかっているというのは本当に異次元の活躍ぶりです。

というわけで、菅井七段相手にに完敗したのはごくごく普通の結果。
勝っていようものならそれこそ今年度中のタイトル挑戦も十分考えられるところでしたが、まあしゃーないです。
実力つければいいだけの話しですから。
なおこれで今年度中のタイトル挑戦が可能なのは棋王戦のみとなった模様。

また報道では高校進学に悩んでいるという話も出ていました。
視野を広げる意味では大きいのですが、あの羽生三冠も苦しめられたハードスケジュールに悩まされることにもなる。
どちらを選んでも一局の将棋。
こればっかりは当人次第、と言うしかないですなあ。

なお来週は8月10日にC級2組の順位戦で高見五段との対局が予定されています。
こちらも伸び盛りの若手なだけに簡単には下せないとは思いますが、今後のためには絶対に負けられない一局。
21世紀になっても、プロ棋士にとっての順位戦は命の次に大事な戦いですので。

■奇跡のゲーム実況、藤田綾女流二段によるスプラトゥーン2ゲーム実況

Abema将棋中継の恒例となった解説者と聞き手の一日時間割りネタで、(オフの日に限り)1日10時間以上スプラトゥーンにハマっているのが暴露されてしまった藤田綾女流二段。
ニコニコがこんなオイシイネタを逃すはずもなく、プロ棋士も交えたスプラトゥーン2ゲーム実況生中継が行われることとなりました。

えーと、正直なめておりましたが、とっても楽しかったです。
NHK杯での「将棋のお姉さん」とは一変した藤田女流のガチゲーマーっぷりはもとより、山口「えりりん」女流との名コンビぶりとか、中村太地六段や戸辺七段やひふみんという多彩なゲストも楽しゅうございました。
ゲーム実況の標準がわかっていなくて恐縮なのですが、初回放送のアクセス数が10万弱で、アンケート結果の「とてもよかった」率が96%越えというのは驚異的な数字なのではないかと思います。
これは看板番組化待ったなしでしょう(おい)

■伝説の棋士、永作芳也

1989年に将棋界から忽然と姿を消した伝説の棋士、永作芳也。
その消息が、つい最近の記事で明らかとなりました。
私も正直「いつの間にか居なくなっていた」という印象しかなかったのですが、記事を見て涙が止まらなくなったため取り上げてみた次第でございます。

18歳に6級で奨励会に入会。
現在では規定により不可能な遅いスタートを切った永作芳也さんですが、棋士の雑用係である塾生や記録係を熱心に勤め上げ、その合間を縫って先輩棋士の指導を仰ぐという文字通り血の滲むような努力を積み重ね、24歳でプロ四段デビュー。
しかしその後は好成績を上げることができないまま、デビューから10年後の1989年に突如将棋界を去る決断をし、つい最近まで将棋界とは音信不通となっておりました。

将棋界を去る決断をした経緯は記事でも濁しておりましたが、個人的には、やはり燃え尽きてしまったのかな、と思います。
さらっと書いてしまいましたが、18歳に6級で奨励会に入会して、24歳でプロ四段デビューを果たした裏には、筆舌に尽くしがたい努力があったと思います。
わずか6年足らずで、ほぼ素人と言ってよい状態からプロ入りするほどの棋力を手に入れるという奇跡を得たことにより、人には耐え切れない傷を負ってしまったのかなと。

それにしても感服しました。
世の中にはここまでできる人間が居るものだと。
こういう事例を見てしまった以上、今後私からは「精一杯努力しました」という表現は使わないようにしたいと思います。
そういう言葉は、まさに彼のためにある言葉だから。

なお永作芳也さんは、今では他の仕事をしながら子供向けの将棋教室を開いているそうです。
詳しい記事はこちらをご覧ください→




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# by mitsuboshi03 | 2017-08-05 19:50 | 将棋 | Comments(0)
健康診断の結果が悪く、「色々と数値が悪すぎるんで食事制限と運動の刑」を喰らったでござる。
アイェエ…(ニンジャ的断末魔)

さて今回は将棋ネタ。
1週間休むと、どこまで書いたかわからなくなるのが困りますね(おい)

■中村太地六段、「三度目の正直」成るか(王座戦挑戦者決定戦)

まずはこれでしょう、ということで王座戦挑戦者決定戦から。
昨日の7月28日に中村太地六段と青嶋未来五段との対決が行われ、中村太地六段が勝って羽生王座への挑戦を決めております。

青嶋未来五段はこれまであまり取り上げてきませんでしたが、振り飛車穴熊を中心に居飛車も指しこなすという、相手にとって研究の的が絞りにくい難敵。
比較的有名なのは、日本でもトップクラスと言われるチェスの腕前。
羽生三冠と将棋とチェスで二面指しの研究会ができます(本当)
一方の中村太地六段は、絵に描いたようなイケメンというか超エリート。
早稲田実業時代はハンカチ王子こと斎藤佑樹と同期。
早大進学後も学業で優秀な成績。
NHK教育の将棋フォーカスのみならず、一般ニュースのキャスターとしても活躍。
師匠は会長も務めた米長永世棋聖。
将棋でも棋聖戦と王座戦で各1回挑戦者になってはいるものの、いずれも羽生三冠相手に敗北。
今回も絶対王者の羽生王座に挑みます。
「人生の半分以上が王座」な羽生王座相手にどこまで戦えるか。
前回の対決ではフルセットまで持ち込んでいるだけに、今度こそタイトル奪取といきたいところ。
羽生三冠も、王位戦を含めて防衛できればタイトル100期の偉業に手が届くだけに、負けられない戦いとなります。

それにしても、今期の王座戦本戦はベスト4からしてこの2人に加えて菅井七段と斎藤七段という若手づくしの戦いとなりました。
もう時代が藤井四段を含めた彼ら若手中心に変わったのか、ベテラン勢の逆襲はまだあるのか。
これからも目が離せませんね。
それにしても、羽生世代がすっかりベテラン勢になっちまってもう…(涙)

■きょうの藤井聡太(YAMADA杯で敗れたものの、3勝を追加)

さてきょうの藤井聡太。
前回ちらっと書いた通り、YAMADA杯で三枚堂五段に敗れたものの、棋聖戦と銀河戦で合わせて3勝を荒稼ぎし、銀河戦では本戦出場を果たしております。
三枚堂五段は千葉出身で、石田九段の将棋道場で佐々木勇気六段と共に腕を磨いていた経歴の持ち主。
とはいえ家庭の事情からか入門は関西の内藤門下で現在は関西所属。
YAMADA杯は持ち時間の少ない棋戦なだけに事故も多いのですが、それでも勝ったのは立派。
それにしても石田九段、持ってますねえ(おい)

それでも勝ち星を重ねるのが藤井聡太。
棋聖戦では現役棋士唯一の親子棋士の親の方な西川慶二七段と阪口五段に勝利。
銀河戦では、対局日の1月後くらいに放映というテレビ棋戦の常識を破るまさかの生中継が行われる中で平藤七段を下し、本戦出場を決めました。
ちなみにこの銀河戦、ランキングの低い棋士から順番に当たっていくという特異な予選形式を取っており、本戦入りするにはメチャクチャ勝ち星を上げるか、最後まで勝ち抜くしかないということで、中堅以下の棋士にとっては本戦入りがかなり大変な棋戦といえます。
さらっと書いてますが、やはりこの男モノが違いますわ。

なお次戦は8月4日。
王将戦の2次予選進出を賭けて、王位戦挑戦者の菅井七段と戦うことに。
言うまでもなく難敵。
どんな戦いをしてくれるか、今から楽しみです。


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# by mitsuboshi03 | 2017-07-29 16:23 | 将棋 | Comments(0)
急遽職場の人事異動で部署が移ることになったでござる。
全然畑違いの部署に移るんで、覚えなきゃいけないことがいっぱい。
昔はこういうのそんなに苦じゃなかったんですけどねー、年取ったなあ(苦笑)

さて将棋の方の話題が藤井聡太四段の二敗目くらいといよいよ夏枯れ真っ只中となったため、今回は艦これネタで。
前に由良さん改二をやったんで、やっぱりこれも取り上げとかないとなあ、と鬼怒改二を推してみます。

2013年6月から建造で入手可能になったという、今では考えられない実装方法で追加となったお鬼怒ちゃん。
改になると対潜値が増して敵潜水艦をボコボコ沈めてくれるんで、対潜先制爆雷攻撃実装前から対潜部隊のエースとして活用させておりました。
ついさっきwikiを見るまで対潜値が増すことを知らなかったことは黙っておきましょう(おい)
元気っ子でかわいいのもいい。
あとコロンビア(おい)

さて去年の秋に実装となった鬼怒改二。
一足お先に改二となって最強軽巡に君臨している阿武隈とどう差別化を図るのかと思いましたが、遠征獲得資材+5%ボーナスという地味に重要な能力を身につけることに。
大発も乗るんで、改修して特大発★MAXを3つ積めば、たった1隻で遠征獲得資材+27%ボーナス(くらい)を叩き出すことに。
やめてください!泣いてる天龍型も居るんですよ!
まあ特大発の改修とか鬼怒改二自体の改修に設計図が必要とかハードルもかなーりの高さなので、ぶっちゃけ廃提督向けでしょうなあ。
それでも私がまだ提督やってたら、遠征部隊向けに3隻は用意していたことでしょう(待て)
ひたすら5-4を回しながら資源も溜めなきゃならないのがランカーの辛いところですので(苦笑)

さて由良さんも改二になったんで、実装済みの長良型で改二が無いのはネームシップの長良だけとなりました。
とはいえ皆様御存知の通り、初期の運営がやらかしたせいで改二じゃなくても改二に匹敵する能力の持ち主なだけに、改二実装はまずないでしょうねえ。
即戦力の軽巡としては、クマー球磨同様、頼りになります。
軽巡自体が微妙な艦種であることは黙っておきましょう(おいおい)

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# by mitsuboshi03 | 2017-07-22 20:07 | 電源ありゲーム | Comments(0)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


by mitsuboshi03