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人によっては9連休、な今年のゴールデンウィーク。
こちらは暦通りに5/1、2を働く日程。
名人戦第3局が直撃しているのですが、さすがにそれで休むのは、ねえ。

というわけで今回も将棋ネタ。
以前だとホントにニュースのない時期でしたが、最近は色々とネタが入ってきますねえ。

■羽生棋聖に挑むのは、棋界屈指のイケメン!?(棋聖戦挑戦者決定戦)

まずは初夏の風物詩な棋聖戦。
挑戦者決定戦が先日行われ、実績のある糸谷八段を破り斎藤七段が初のタイトル挑戦権を獲得しました。
最近俊英揃いの関西若手の中では少々扱いの小さい存在ではありますが、それでもC級2組を1期抜けしたり、電王戦FINALでAperyに勝利するなどの戦績を誇る実力者。
あと詰将棋選手権を連覇するなど、詰将棋を解くのが大好き。
それでもここまで上がってきたのは少々意外でした。
順位戦など長い持ち時間での対局で持ち味が出るだけに、タイトル戦にしてはちょーっと持ち時間が短い棋聖戦で実力を発揮できるでしょうか。
なお相手は絶対王者の羽生棋聖。

頭にちょっと書きましたが、「西のイケメン王子」の異名を持つイケメン棋士。
おしゃれ、というよりは、面構えが良い、という感じ。
しばらく前の将棋世界誌で見た、将棋まつりでの浴衣姿は実に絵になりました。
和服もきっと似合うでしょう。楽しみです。

■将棋連盟の理事改選

今度は政治のお話。
七転八倒ありました将棋連盟の理事ですが、先日改選のための予備選挙が行われ、佐藤(康)九段・森内九段・森下九段・鈴木九段・清水女流六段・井上九段・脇九段が新しい理事に内定したとのこと。
関西勢の井上九段と脇九段は固い決着となりましたが、関東勢は変革、という感じがします。
なんといっても、女流棋士初となる清水女流六段の入閣が大きい。
あと、森内九段は確固たるナンバー2という立ち位置になりそう。
こういう布陣って後々割りと揉めそうなのでそれはちょっと心配。
瀬川五段は残念でしたが、次回はチャンスがあるでしょう。

課題山積みではありますが、とにかく頑張って欲しい、の一言。
あと、佐藤(康)九段は紫綬褒章を受賞。
けっこう大きく取り上げられてましたね。

■今日の藤井四段(羽生三冠に勝っちゃったよ…)

さてまだまだ話題の尽きない藤井四段。
例の炎の七番勝負で羽生三冠に勝利し、あの錚々たるメンバーを6勝1敗で乗り切ることに。
デビューからの公式戦連勝記録も継続中(14連勝)
まあ、あれだけ終盤強いと勝ちますよねそりゃ。
どこまでも強くなってほしいな、という印象。

なお羽生三冠ですが、ニコ動の非公式戦な獅子王戦で藤井四段にリベンジを果たした模様。
往復ビンタは許さない。やられたらやりかえす。
うん、いつもの鬼畜眼鏡羽生三冠だ(震え声)
こういうところがホント恐ろしいと思いますです、はい。
なお期待の新人に勝ったのは嬉しかったようで、獅子王優勝の賞状を部屋に飾ったとか。
こういうところはなんか微笑ましいですなあ。

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by mitsuboshi03 | 2017-04-29 09:48 | 将棋 | Comments(0)
東京ではとっくに散った桜ですが、こちらは今が盛り。
山沿いだともうちょい先になりますかね。
それなりに暖かくなってきたんで、明日は地域の清掃活動。
今から憂鬱です(おい)

さて今回も将棋ネタ。
二本立てでお届けします。

■佐藤名人、初勝利で成績をタイに(名人戦第2局)

まずは昨日終わった名人戦第2局。
青森県弘前市での開催ということで、副立会人には地元のヒーローである行方八段(と千葉出身の木村八段)が、また立会人には札幌出身の屋敷九段が務めることに。
さすが名人戦。豪華なラインナップですなあ。
対局者として来てくれ、という話しはしない方向で(おい)

さて将棋の方ですが、先手の稲葉八段が5手目▲7七銀と「相矢倉にしませんか?」と持ちかけたところ、佐藤名人が「だが断る」と力戦調の将棋へ誘導。1日目の午前中から神経をすり減らす将棋となりました。
局後の検討では25手目の▲4八銀に代えて▲3八銀でどうか、という見解でしたが、私の(へぼな)見立てでは、稲葉八段が無造作に横歩を取りに行ったところなどを見るに、こういう力戦調の将棋をうまくまとめきれなかったのかな、という印象が。
本譜は佐藤名人の猛攻にあっさり屈する格好となり、夕食休憩手前に72手で稲葉八段が投了、ということになりました。

本譜の佐藤名人の指し方、というか思想は最近コンピュータ将棋で割りとよく見かける気がします。
プロ将棋の定跡から早めに逸れて、玉もろくに囲わずにバンバン攻めて勝とうと。
こないだの電王戦第1局でponanzaに痛い目に遭ったのを活かしたのかもしれませんね。
あと、私もついつい「あっさり」という表現をつかってしまいましたが、こういう将棋は定跡形で120手くらい指すよりよっぽど疲れます。
高速道路をバンバン飛ばすのでなく、カーナビ抜きで一方通行アリアリのけもの道みたいなところを通っていかなきゃいけないんで、精神的な負担は半端じゃありません。

さてこれで改めて五番勝負となりました。
第3局はゴールデンウィークの狭間な5月1・2日に長崎県西海市で行われます。

藤井聡太四段って本当に強いんですか?

さて一般紙面でも取り上げられることの多くなった藤井聡太四段。
本当に強いんですか?と聞きたくなる方も居るのではないかと思います。

一言で言うと、ホントに強いです。マジで。
で終わらすのもなんなので、もう少し。

四段プロデビューからの連勝をこないだ13に伸ばしましたが、その相手がなんと千田六段。
NHK杯戦ということで持ち時間の短い棋戦ではありますが、タイトル挑戦経験者を公式戦で吹っ飛ばす、というのは尋常ではありません。
また、前回お話したAmebaTV炎の七番勝負でも5勝1敗という好成績。
前回から深浦九段、佐藤(康)九段という実力者を下しています。
明日は最後の羽生三冠戦。
震えながら見ることになるんでしょうなあ。怖い怖い。

その深浦九段戦を見たのですが、序盤中盤を離されずについていき、終盤で一気に抜き去るというスタイルのようですね。
まさしく10代の羽生三冠のような勝ち方です。強いわけですわ。
奨励会員時代から詰将棋選手権で鳴らした終盤力は、トッププロ相手にも十分通用しています。
というわけで、勝ち方がコンピュータ将棋に似ているんですよねえ。
炎の七番勝負で唯一勝っているのが、コンピュータ将棋に公式戦で勝っている永瀬”軍曹”六段というのもなんだか頷けます。

タイトルとかA級八段はいずれ取ることになるんでしょうが、いつ、どうやって取るか、というのが見どころになるでしょうね。
久々にこういう言い方のできる新鋭が現れたと思います。
願わくば、このまますくすくと成長して欲しいのですが。

あと補足ですが、13連勝目の対千田六段戦、5月14日にNHK教育で放送されます。
今から楽しみです。


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by mitsuboshi03 | 2017-04-22 09:07 | 将棋 | Comments(2)
ようやく春らしい陽気に。
とはいえ、こちらで桜が咲くのは来週くらいになるでしょうねえ。
なお、花粉症は症状が重い年な模様(号泣)

さて今回も将棋ネタ。
最近の話題を中心にお送りします。

■稲葉挑戦者、佐藤名人相手に先勝(名人戦七番勝負 第1局)

春といえば名人戦。
ついうっかりしがちなんですが、4月になるとすぐ開幕なんですよねえ。
近年すっかり定番となった椿山荘で行われた第1局。
後手番の稲葉挑戦者が佐藤名人得意の横歩取りを採用。
といっても最近主流の▲8四飛ではなく、一世を風靡したものの最近下火な▲8五飛としたのが稲葉挑戦者の工夫。
佐藤名人は▲5九金と囲って先攻を狙う構えを見せたものの、封じ手近くの局面で既に構想に狂いが生じていたようで、封じ手ではてっきり▲9五歩や▲7五歩から攻めかかるものと思い込んでいたら、大長考の末に封じた一手は▲2五歩。
以下、△2五同歩▲3六飛△3五歩▲同飛△2六歩に△2七歩成を受けて▲2五飛としたものの、普通は6五に跳ねたい桂馬を△8五桂と狭い方に使ったのがこの局面では好手だったようで、この後は佐藤名人にいいところなく夕食休憩前に稲葉挑戦者が勝利しました。

佐藤名人はやっぱり電王戦がだいぶ負担になってるんじゃないかと。
日程調整もさることながら、人間相手と全く違うこと考えなきゃいけないコンピュータ相手を並行してやらなきゃいけないのは辛すぎます。
今日もニコニコ生放送で第1局の反省会をしてますが、人気者の宿命とはいえこれはキツい。
早く立ち直ってくれるといいのですが。
なお、第2局から第5局までは最近恒例の地方巡り。
今年は第2局から、青森・長崎・岐阜・岡山と全国各地を回ります。

■藤井聡太四段、デビュー後11連勝の新記録達成!

ここでも何度かとりあげた藤井聡太四段。
久々の大器、という前評判通りの活躍を続けており、デビュー緒戦でひふみんを破って以降も連勝を続け、ついにデビュー後11連勝の新記録を達成することに。
まだこの記録は継続中であり、どこまで記録を伸ばすかが楽しみです。
なおこの連勝にはNHK杯予選が含まれており、今期のNHK杯にも登場が決まっております。
若手棋士には有利な早指しとはいえ、デビュー早々に予選突破するってのも中々難しいんですけどねえ。

あと、ネット放送のAmebaTVがやってる将棋チャンネルの非公式戦として、炎の七番勝負が企画されております。
こちらはここまで3勝(増田四段・斎藤六段・中村六段)1敗(永瀬六段)。
たった今第5局の深浦九段が放送中で、残る2戦は佐藤(康)九段と羽生三冠。
この7人を相手に5勝2敗くらいで乗り切りそうで怖いですわー。
やはり終盤が恐ろしく正確というのは正義。
いきなり棋戦優勝とかタイトル挑戦してもおかしくない感じ。
これは本当に久々の怪物登場と言ってもいいのかもしれませんなあ。

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by mitsuboshi03 | 2017-04-09 19:22 | 将棋 | Comments(0)
やっと春らしい暖かさになってきました。
昨日雪だったことは忘れました(笑)

さて今回も将棋ネタ。
年度をまたぎましたが、結構色々と話題はあるもので。

■渡辺棋王、5連覇達成により永世棋王に(棋王戦五番勝負)

まずはタイトル戦。
先週行われた棋王戦第5局を渡辺棋王が制し、5連覇達成に成功。
第4局と同じ矢倉模様の将棋になりましたが、中終盤の正確さが勝敗を分けた気がします。
渡辺棋王はこれで規定により永世棋王を獲得し、竜王を合わせて永世二冠に輝くことに。
完全に世代を代表する棋士になったと言っていいんじゃないかと。
なおこの永世棋王、大山vs米長の確執から5連覇でないと獲得できないという酷い仕様となっております(通算5期獲得の米長永世棋聖に永世棋王をあげたくなかったのよ)
もう当事者の二人とも亡くなって久しいだけに、他と同じ通算5期でええんじゃないかと思うんですがねえ。

■佐藤名人、ponanzaに敗れる(第2期電王戦第1局)

昨日やってたのですが、リアルタイムで見るのをうっかりしていた電王戦第1局(おい)
棋譜を見ましたが、ponanzaの初手▲3八金をとがめきれずに完敗、という印象。
こういう変則的な将棋は、すっかりコンピュータの独壇場になってしまいましたなあ。
全くいいところなく敗れた佐藤名人ですが、5月20日の第2局では前回の山崎八段のように吹っ切れた指し回しを見せてくれることに期待。
負けるのは仕方ないけど、持ち味は見せて欲しいのです。
それにしても、ponanzaはどこまで強くなるんでしょう。
ゴールデンウィークのコンピュータ将棋選手権が楽しみです。

■えっ、あのお方がフリークラス行き!?(引退・フリークラス転出)

先日、引退およびフリークラス転出者の発表がありました。
まず引退の方は加藤一二三九段・森けい二九段・宮田利男八段・堀口弘治八段・森信雄七段の5名。
先日も述べましたが、特にひふみんと森九段の引退は一時代の終わりを感じさせます。
あと、森信雄七段は弟子の棋士をどこまで増やすのかが楽しみ。

それからフリークラス転出者は、土佐八段と浦野七段に…森内九段!?
B1に落ちたとはいえ、順位戦を大の得意としていただけに驚きの決断と言えます。
もしかすると、今後は理事など運営面に関わることを考えての決断なのかも。

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by mitsuboshi03 | 2017-04-02 15:28 | 将棋 | Comments(0)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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