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年明けくらいまでは割りと暖かい日が多かったのですが、そうそうヌルいことが続くはずもなく大寒波到来。
大自然は非情である(涙)
まあ、雪がそーんなに降っていないのが救いではありますが。
さて今回は将棋ネタをざっくりと。

■加藤一二三九段、規定により引退が決まる

まずは大きな話題となったこのネタから。
加藤一二三九段が今期の順位戦でC級2組からの陥落が確定し、規定により引退が決定となりました。
先日丸田九段の最年長棋士記録を塗り替えたばかりのひふみんでしたが、やはり寄る年波には勝てないということなのでしょうか、厳しい結果となりました。

とはいえ、将棋の場合は引退が決定しても、現在参加中の棋戦は勝ち続けている限りは指し続けることができます。
少なくとも先日飯島七段に勝利した棋聖戦では、まだまだ雄姿を見せてもらいたいものです。

■王将戦七番勝負、女流名人戦開幕

それからタイトル戦の話題を。
郷田王将に久保九段が挑戦する王将戦は、先日第1局が指されて久保九段の勝利。
ゴキゲン中飛車の急戦調の将棋でしたが、久保九段の豪腕がうなっての勝利という印象が。
また里見女流名人に上田女流三段が挑む女流名人戦は、上田女流三段の先勝で幕開け。
第2局は今終盤真っ只中な状況ですが、まだ形勢微妙といったところでしょうか。
いずれにせよ、まだまだ楽しめそうです。

■谷川連盟会長・島理事辞任

これも大きな話題となった将棋連盟の人事ですが、ノンポリが信条な当blogとしては華麗にスルー(おい)
この辺の事情は例の三浦九段案件で書いたところからあんまり変わっておりませんので、落ち着いたところで記事を書くかもしんなーい、ってところですかね。
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by mitsuboshi03 | 2017-01-22 15:51 | 将棋 | Comments(2)
昨日今日は雪でえらい目に遭いました。
東京は雨だというのにホントニモー。
まあ、寒いからちかたないね(涙)

さて今回は以前ちらっと取り上げた『村山聖名局譜』の話題を。
期待にたがわぬ良い本でした。

『村山聖名局譜』は、その名の通り村山聖九段の棋譜からよりすぐった10局を、同年代のライバルであった先崎九段と羽生三冠とが解説するという、ある意味異色な棋譜集であります。
初版が2000年ということもあり、近年は入手が難しい状態が続いておりましたが、『聖の青春』の映画が上演されるにあたり、昨年めでたく再販となった次第。
先ほど「ある意味異色な棋譜集」と書いたのは、普通ならこの手の棋譜集はほぼ間違いなく本人が解説するのが定跡だから。
なぜこのような形での出版になったかを、主に先崎九段の著作から妄想を膨らませて(下手な)劇画調に書いてみますと(以下、敬称略)

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- 村山九段と先崎九段が出会ったある日のこと -

村山:「先崎くん、ちょっと一つ頼みがあるんやけど。」
先崎:「なんや村山、改まって。」
村山:「今度、僕の棋譜集を出そうと思ってんねん。」
先崎:「おーそりゃ結構なことですなあ村山大先生。」
(※先崎九段は東日本の人ですが、関西の人と話しをすると関西弁が出るという奇妙な癖がある)
村山:「んでな、ついては先崎くん、君に解説をして欲しいんやけど。」
先崎:「えー、村山何考えとんねん。そんなの自分で楽しく解説すりゃええやんけ。」
村山:「・・・僕にはもう時間が無いんや。」
先崎:「・・・!」

- 先崎九段と中田功(コーヤン)七段、居酒屋でひどく酔っ払いながら -

中田:「せんざきぃ、オメー何でむらーま(村山九段)の棋譜解説の仕事受けたんや。おかしーやろそんなん。」
先崎:「そんなこと言ったってしょうがないだろう。アイツには本当に時間が無いんやから。」
中田:「・・・村山君、そんなに身体の調子悪いんか?」
先崎:「あいつは、たぶん、死ぬ気や。」
中田:「(男泣きしながら)なんでやー!なんであんな将棋強い奴が病気で死ななきゃならないんやー!おかしいやろそんなんー!」

- 村山九段の死後、棋譜集の制作に取り組む先崎九段と羽生三冠 -

先崎:「というわけで、俺だけじゃどうにもならんから、よろしく頼むよ。」
羽生:「まあいいでしょ。面白そうだし。・・・それにしても40局分の棋譜って凄いなあ。」
先崎:「選ぶのは師匠の森(信雄七段)先生にお願いしたんだけど、これ以上はどうしても絞れないから、あとはよろしくって言われてなあ。まあ気持ちは分からなくもないけど。」
羽生:「といってもこれ全部はさすがに載せられないよ。10局くらいにしないと。」
先崎:「そんなこと気楽に言われてもなあ。何しろ本人に聞くわけにもいかないし。」
羽生:「大丈夫大丈夫、なんとかなるよ。ウチらで出来なきゃ、それこそ誰にもできないよ。」
先崎:「まあそうかもな。・・・じゃあ、始めるか。」

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村山九段絡みの話しとなると、どうにも湿っぽい話しになっていかんのですが、こういう事情を知りつつ読んでみるとなおさら面白さが増すという次第。
棋譜自体はかなり難解なものもありますし、お値段も2800円と結構な金額はするのですが、それでも個人的には強力にオススメしたい一冊。
解説が先崎九段と羽生三冠の対話形式で書かれており、棋譜解説だけでなく対局当時の状況にも触れてくれているので、読み物としても十分楽しめます。
個人的に大変驚いたのが、羽生三冠の会話量の多さ。
これほど饒舌な羽生三冠は、私の知る限り見たことないというレベル。
先崎九段はこの棋譜集を解説する際、羽生三冠の楽天的なところに救われた、と著作に書いていて思わず「うっそだー」と頭の中で言いかけたのですが、この棋譜集を見る限りそれも頷けるなあと思った次第。
というわけで、恐らく既に買っていると思われる村山九段ファンのみならず、羽生三冠ファンにもお薦め致します。
気になるところをちょっとだけピックアップしてみますと。

■第10期竜王戦1組 平成9年2月28日 対羽生名人戦

先崎:「分かりやすいね。勝負所は?」
羽生:「ないです。」

羽生三冠が負けた将棋の解説での一コマ。
若い頃は「羽生の投了図にはペンペン草も生えない」と言われていた羽生三冠(おい)
最近はそこまではいきませんが、それでもどんな局面であっても何かしら手を探そうとする性格なので、こうもあっさり悪いと認めるというのは大変珍しい。
ちなみに、初顔合わせで羽生五段が勝った将棋も解説している。
それにしても、そういう時代もあったんだろうけど、羽生五段って凄い言霊ですなあ。
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by mitsuboshi03 | 2017-01-09 17:00 | 将棋 | Comments(0)
あけました。おめでとうございます。
三が日は親戚や地域の行事での飲み会三昧だったため、割りと気を使うことが多くて休みって感じがしませんでしたね(苦笑)
というわけで、今からオリオンビールをグビグビ呑んで補填をすることに。
あー、幸せ。
あと、箱根駅伝は久々にドキドキしながら見ることが出来ました。感謝。

さて今回は去年からの宿題ということで、『佐藤心の青春』の第3話を。
いよいよ対局が始まりました。
本編のリンクはこちら→

■早坂美玲(みれー)

ぬいぐるみとピンク(意味深…ではないw)が大好きな14歳。
ツンデレ、眼帯付き、爪ありというややキワモノ寄りのキャラではあるが、とにかくかわええ。
本作では渡辺竜王役として登場。
ぬいぐるみ好きで早熟…うん、問題ないな!(明後日の方を向きながら)

■佐々木千枝(ちえちゃん)

よく出来た子という印象の強い11歳。
髪型がおかっぱというかショートなのも庇護心をそそる。
デレマス開始当初から運営さんや紳士達の寵愛を受け、デレマス全体としてもかなりの人気を誇る。
ちえちゃんは合法だからね、ちかたないね
本作では記録係として登場。

■結城晴

ぶっきらぼうなオレっ娘であり、サッカー大好きな12歳。
カワイイ服を恥じらいながら着てくれるのがいい。すごくいい。
本作では広瀬八段役として登場。
振り穴王女!振り穴王女じゃないですかヤッター!

■「うん。今デザインできたとこ。」(00:30あたり)

ファッションデザイナーとして生計を立てていたらしいシュガハさん。
瀬川さんが一時NECの子会社に身を寄せていたところをこう改変しましたか。やりますなあ。

アイドルからファッションデザイナーへ鞍替えする事例をそこそこ見かけますが、続けるのはやはり大変そう。
敵は多いし、お金はあんまり落ちてこないし。

■「(さすがのフレちゃんも4-0で防衛されたのはまだ気にしてる、か…)」(02:59あたり)

直前にみれー(渡辺竜王)に挑戦するも、4-0で完敗してしまったフレちゃん(木村八段)
ストレート負けってのはキツイんですよねえ。
1局でも勝っていると諦めもつくのですが。

■「(広いなあ…。こんなところでやるんだ)」(04:08あたり)

プロ編入試験の第1局は、本作の通り公開対局で行われました。
ホントにこんな感じのところでやってたんでびっくりしましたなあ。
最近のニコ動絡みの対局だと迎賓館とかドーム球場とか想像を絶する場所でやったりするんで、多少ありがたみが失せた気がしますが。

■「(お願い!はぁとの先手を出してくれ!)」(04:20あたり)

まあ、どちらかと言えば先手は欲しいところですが、瀬川さんはプロ編入試験当時から横歩取りを得意としているため、願うほど先手番が欲しかったかどうかは疑問。
なお史実では振り駒で先後を決めた5局すべてが後手番だったので、先手を持って何を指そうとしてたかは聞いてみたいですね。

■棋譜

作者のブロマガ(本編のリンクからたどれます)にある通り、本作の棋譜は実際のプロ編入試験のものを使用するとのこと。
厳密に言うと著作権の問題がありますが、まーそこに目をつぶれば最適解でしょう。
この当時の時代背景を元にオリジナル棋譜を作るって相当な無茶振りですので。

■新北条流(新山崎流)

当時横歩取り相手に猛威をふるっていたのがこの新山崎流…っとここでは新北条流でしたか。
先攻狙いの横歩取り相手にギリギリの速攻を挑むという発想がさすが変態山崎八段といったところ。
今でも対策忘れてる相手には有効なんじゃないでしょうかねえ。

それにしても、山崎八段役に加蓮さんを当ててくるのにはちょっとニヤリとしました。
『盤上のシンデレラ』では、偉大な兄弟子の村山聖九段ポジでしたからねえ。

■「負けても後悔しない手は?」(10:25あたり)

迷ったら、後で後悔しない手を指す。
自分が指したい手より、相手が嫌がる手を選ぶのがプロ好みですが、自分が指したい手を選んで道を切り開いていったのが瀬川さん。
恐らく、本作を通じてのメインテーマになると思われます。

■「って、違う。ウチは桃華を応援してるんだ。」(11:45あたり)

研究仲間な佐藤名人の肩を持つ渡辺竜王。
こういう構図いいですなあ。
ガワはかわいい女の子ですし(おい)

■「(こういう時って、指されたくない手が必ず飛んでくるんだよね)」(13:48あたり)

自分が指されたくないと自覚している手は、得てして相手に伝わるもの。
逆にお互い気づかないまま通り過ぎて、終局後に外野から指摘を受けて頭を抱えるということも、まあよくある話です(苦笑)
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by mitsuboshi03 | 2017-01-04 14:55 | 将棋 | Comments(0)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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