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迷走台風がいよいよ上陸とのこと。
よりによって東京出張の予定が入っているときにグギギ・・・。
無事に済むといいんですけど。

さて今回は普通の将棋ネタ。
将棋まつりなどのイベントの多い時期を過ぎ、普通の棋士にとってはいよいよ本番開始といったところでしょうか。
普通は対局数の少ない中でも対局に忙しい、というわけで、今回名前が上がっている棋士は相当強い部類に入ります。

■王位戦は2勝2敗。改めての3番勝負に。

まずは将棋界夏の風物詩、王位戦から。
絶対王者羽生王位に「将棋強いオジサン」こと木村八段が挑む今回の7番勝負は、ここまで2勝2敗のタイスコアとなっており、改めての3番勝負という格好になっております。
第4局も木村八段優位の分かれから羽生王位が相当追い込んだものの僅かに届かず、という熱戦になったようで、両者がっぷり四つの戦いが続いております。
羽生王位を相手にすると、たとえ勝ってもどっと疲れが出る、というのが通例ですが、木村八段もそんなこたあ重々承知よ、となってくれるとますます面白い7番勝負になるのですが。

ところで、木村八段をさんざんオジサン呼ばわりしている自分の方が年上の件について(おい)
・・・は、羽生王位よりは年下だから、せ、セーフ?(アウトです)

■渡辺竜王に挑むのは、どっち?(竜王戦挑戦者決定戦)

今度は将棋界の秋の風物詩である竜王戦。
こちらも絶対王者な渡辺竜王への挑戦権を賭けて、丸山九段と三浦九段が3番勝負で争います。
以前は羽生三冠や渡辺竜王のような期待の若手の登竜門といった印象が強かったのですが、決勝トーナメントが上位勢に有利な制度に変わってからは、今回のような重量級対決が増えた気がします。
さて今回の結果から行きますと、丸山九段の先勝を受けて一昨日行われた第2局を三浦九段が制し、9/8に行われる第3局の勝者が挑戦権を得るという形になっております。

この第2局、角換わり模様から両対局者らしくギリギリ尖った最新型の将棋に。
後手の丸山九段が居玉から猛攻を仕掛けますが、すったもんだの末に三浦九段に辛くも咎められた模様。
恐らく将棋ソフトでの研究が相当入っていないと人間には怖くて指せない変化だったのですが、これはこれで一つの将棋の在り方かな、と思ってます。
いくらお手本があろうが、最後は自分で選んだ手を指さなきゃならないのですから。

■早見え棋士たちの実例

以前の記事で書いた「早見えの若手棋士同士の感想戦」について、関連がありそうな記事を「将棋ペンクラブログ」さんで見かけましたのでちょっとご紹介。

※記事はこちら→

大元は河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」ですね。
ギリギリの終盤戦を研究する羽生世代の面々。
一目で寄せの筋を見抜き、数十手先の手をいきなり語り始めるやいなや、それに頷いたりツッコミを入れる。
河口七段ならずとも、「かんべんしてくれよ・・・」と思わず声が出てしまいます(苦笑)
そういえば、「盤上のシンデレラ」の第4局がこれに近い感じでしたね。
こちらは終盤、第4局の方は新手(恐ろしいことに現実でも)というのがちょっと違いますけど。
第4局の被害者は、例によって例のごとく菜々さんでしたw
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by mitsuboshi03 | 2016-08-28 15:18 | 将棋 | Comments(0)
何かと忙しい日々の中、久々の休養日。
ゆっくり休みます。

さて、面白い動画があったのでちょっとだけ紹介を。
■【第17回MMD杯本選】ポーラと飲みニケーション【MMD艦これ】
※リンクはこちら→

艦これは去年の秋イベ直前で止めた口なので、ザラ姉さんもポーラも知らない子なのですが、両方ともええ子ですな。
その昔、大学のサークルで呑んだくれてた時代をちょっとだけ思い出しました。
・・・ええ、もちろんこんな女の子と呑んだことなんてありませんよ、ええ(涙)

さて今回はちょっと変化球。
こないだ届いたベイビーステップの41巻が面白かったので、記事にしてみることに。
最近連投している盤上のシンデレラ風味に書いてみますが、さてどうなりますやら。

40巻でようやくプロ入りしたエーちゃん。
海外遠征など、慣れないプロの生活に悪戦苦闘する日々を送りますが、ひょんなことから、プロ入り初年度としては無謀にもウィンブルドンへエントリーすることに。
当然ながら試合はできなかったのですが、普通じゃできない経験を色々積めたようで・・・というのが41巻が始まるまでの状況。
41巻は、いきなりトッププロのサンチェスとの練習試合から始まります。

■「一瞬でも世界の頂上が見れるなら・・・1球残らず頭に焼き付けたい!」(対サンチェス編)

結果だけ見れば見開きでやられました、なのですが、初のトップレベルとの対戦で、トップレベルのテニスを肌で感じることができた貴重な経験となった模様。
映像で見るのと、実際に体験するのとではやはり大違いなんでしょうなあ。

■「俺は・・・・なんで『いつか』なんて言ってたんだろう」(池対レヴィナ編)

名実共に頂点を極めるレヴィナに、ウィンブルドンの緒戦で挑む池。
ちょっと前なら日本では十分夢の世界でしたが、錦織がこのあたりをぶっちぎっちゃいましたなあ。
何しろ全米オープン準優勝、オリンピックじゃ銅メダリストですから。

さて本題。
小さなことからコツコツと、というのは定跡の一つではありますが、大きな目標を持っていないと、小さくまとまったままで終わってしまう。
エーちゃんがここでそのことに気づいたのは大きかったんじゃないかと。

■「今からあそこを目標に設定しないと・・・・」(練習編1)

帰国するやいなや、世界のトップレベルを見据えた練習に取り組むエーちゃん。
なりたい自分が明確になったんで、あとは現実との差を埋めるだけ。
まーそこが大変ではありますが、目標が見えてる分、40巻での閉塞感からは脱した感じが。

■「この位置でのプレーを基本にできないと」(練習編2)

トップレベルへ進むために必要な要素を、急加速と見極めたエーちゃん。
そのために、プレーエリアを前目にすることを選びます。
考え方としては、卓球で日本や中国が世界を制した前陣速攻という戦術に近いのかなと。
パワーがそれほど無くても、超反応で先に動けばこっちのもんです。
・・・理論上は。

■慶稜チャレンジャー

エーちゃんが出場大会に選んだ慶稜チャレンジャー。
日本の大学生が主催する、チャレンジャークラスの大会とのこと。
元ネタと思われるところの情報を軽くさらってみましたが、ネットで資金を募ってましたね。

それにしても、大学生が国際的な大会の主催ってスゲーな、と思ってましたが、よく考えれば箱根駅伝も主催は関東学連ですからね、不可能ってわけじゃないんでしょう。
しかし、日々遊び回ってる大学時代を送った私にとっては、遙かに遠い世界ですな(おい)

■「アニキは今相手の反応や球が『想定』より遅いから」(対アルバー戦)

エーちゃんにとって初のチャレンジャー大会の予選緒戦は、オーストラリアで対戦経験のあるアルバーと。
その時は惜しくも敗れたものの、今度はトッププロの球筋を目標にして日々練習してきましたから。
チャレンジャーの予選レベルじゃそら遅いでしょうなあ。

それにしても、キッカケを掴んだからとはいえ、たった一月半でこの進歩ですよ。
「マンガだから」と思うか、「やればできる」と思うか。
後者のように考えられた方が、人生楽しいですよね♪
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by mitsuboshi03 | 2016-08-21 11:01 | マンガ・アニメ | Comments(0)
お盆は久々にゆっくりできそう。
この後はまたスケジュールキツキツなんで、ゆっくり休みたいです。

今回は久々に盤上のシンデレラ。
最新話である第17話についてのお話しを。

さて。

一目見て、「これをどう料理しようか」と途方に暮れた回。
「しまむーは相変わらずで何より」と一言で終わらすことも可能なのだが、それでは美しくない(エレガント風味)
かといって、いつものように考察して終わり、というのも面白くなさそうなので、「この回を題材に自分が何が書けるか」という視点で書いてみることに。
世界観にケンカを売るという、『ブラック・ラグーン』の小説版第1巻を書き始めた当時の虚淵玄の心境で書ければ勝ちかな、と勝算は立ててみましたが、さてどうなるか。
(ちなみにこの本、上京時に欠かさず持って行きます。オススメ)

第17局はしまむーについてかなり掘り下げられた回といえますが、結局のところ、ホントのところはよくわからない、という結末になっております。
ひどいよKKPPさん!w
が、それではお話にならないので、自分なりに妄想を逞しくして仮説を出してみることに。

しまむーがこだわりを見せる四間飛車美濃。
この戦法の優秀なところは、基本的に相手が何やってきてもこれ一本で戦えるところ。
急戦で戦う、という選択肢も無いわけではないが、現実的に勝てる可能性は、大山十五世名人やら藤井九段やらといった振り飛車党の俊英たちによって、かなーり狭まってきている。
何しろ、自分で散々人体実験して酷い目に遭ったので(涙)
現代将棋であれば、基本的に居飛車穴熊、変化球を投げるなら相振り飛車、というのが相場。
これが居飛車党となると、少なくとも横歩取りに角換わり腰掛銀に矢倉に居飛車穴熊くらいは押さえないといけないので、覚えるのがと~っても大、変(これもまた涙)

問題は、居飛車穴熊に対してどう指すか。
現状はこれに対して思わしい対策が無いため、藤井システムや角交換振り飛車やゴキゲン中飛車に流れたり、果ては居飛車党に転向したりするわけだが、この一点さえ突破できれば、最強戦法として君臨できる。
しまむーは、その道を探っているのではないか、というのが私の仮説。
その割りには序盤が雑すぎぃ!なのですが、コンピュータ将棋みたく、序盤の手にランダム要素を入れて、とにかく狙い打たれるのを少しでも防ごうとしている、と妄想してみますw

簡単に言ってしまうと、将棋で必勝パターンを作ってしまおうという大胆な発想なわけですが、問題はアイドルではなく、候補生のうちにこれをやろうとしていること。
アイドル(プロ棋士)だと将棋を指すだけでだいたい飯が食えますが、候補生(奨励会三段)は逆に月謝を払う立場。
それでもレッスン(将棋の勉強)しないと候補生(三段)リーグを勝ち抜けないので、バイトなんざやってる暇もなく、生活費はほぼ仕送りに頼らざるを得ない状況。
その上、のんびりしていると年齢制限でアウト。
おとーさんとおかーさんは泣いているぞ。
というか、私も泣いてます(おい)

恐らく第1話の時点では「しまむーの早投げがやりたかった」しか無かったと思うのですが(おい)、今のKKPPさんは、しまむーの行く末についてはもう明確になっているんでしょう、きっと(おいおい)
今のところ、それがどうなるかはさっぱりわからないのですが、もうこうなったらどんな結末になろうとも私はついて行きますよ、ええ。

とはいえ。
もし出来ることなら、しまむーはアイドルになってもらいたい。
いかに創作とはいえ、これだけの才能が野に埋もれるのは、惜しい。

(追記)

補足になりますが、しまむーの読みのシーンについて。
確かに読み自体は凄いのですが、あの部分は一般の視聴者向けに分かりやすくするためにデチューンされていると思われます。
奨励会三段クラスともなると、頭の中の将棋盤は一手ずつ流れるのではなく、2~30手ほど飛んだかと思うとまた10手ばかり戻る、というようにランダムアクセスが可能になっているはず。
「アマチュアの読みはテープレコーダー、プロの読みはCD」みたいな言葉が昔あった気がします。
(テープレコーダーなんて死語じゃないかしらw)
例えば早見えの若手棋士同士の感想戦の場合、

「ここで(▲7六)歩は?」
「(17手先の△5四)角でダメだろ」
「いや、(8手先の▲2二)銀があるでしょ」
「う~ん、そうかー」

みたいな会話が普通にあります。
こいつら人間じゃねえよ!w
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by mitsuboshi03 | 2016-08-14 11:16 | 将棋 | Comments(2)
月月火水木金金は身体に良くないよ・・・(涙)

さて今回は通常の将棋ネタをサラッと。
盤上のシンデレラは今週更新があったのですが、どう見ても挑戦状を叩きつけられているとしか思えない内容のため(おい)、今週取り上げるのを断念しました。
お盆休みに必ず取り上げますのでご了承ください。

■羽生棋聖、フルセットの末に防衛に成功!(棋聖戦五番勝負)

まずは終わった棋聖戦から。
既報となりましたが、2勝2敗となりました棋聖戦五番勝負の最終局を羽生棋聖が制し、タイトル防衛に成功しました。

羽生棋聖にとっては、まさに薄氷を踏む思いの防衛だったはず。
適当に相手の戦法に追随して中終盤で差し切るといういつもの必勝パターンが全く機能せず、今週のビックリドッキリメカ風味に昔の序盤を引っ張り出して無理矢理勝ちを拾わざるを得ない展開に追い込まれました。
とはいえ、それが出来るのであれば、もう少し羽生三冠の天下は続くでしょう。
何となく指されなくなった戦法をいきなり咎めてみろ、というのは、一発勝負ではそれなりに難しいですので。

敗れた永瀬「軍曹」六段ですが、この戦いぶりには男を上げたのではないでしょうか。
何より、冷えピタを始めとして天下の羽生三冠相手に全く臆することなく、いつも通りの戦い方を貫き通したことが素晴らしい。
これが出来ずに、羽生に仕留められていった天才のなんと多いことか。
このまま研鑽を積み重ねていけば、天下を取る可能性すら感じさせてくれる五番勝負でした。

あと、永瀬六段へ。
練習将棋なら一生指しても疲れない、と将棋世界で読みました。
やがてそれが出来ないときが来るとは思いますが、私はこの言葉を一生忘れることはないでしょう。
もし出来ることなら、可能な限り、それを貫き通して欲しいと、切に願います。

■糸谷八段、佐藤名人を破り羽生王座への挑戦権をゲットだぜ!(王座戦挑戦者決定戦)

夏といえば王位戦と王座戦。
王位戦の方はまだまだこれからですが、王座戦の方はここで挑戦者が決まりました。
竜王を失った糸谷八段が、先日の挑戦者決定戦で佐藤名人を破り、羽生王座への挑戦権を獲得しております。

挑戦者決定戦は死闘と呼ぶにふさわしい熱戦でした。
細かく調べれば悪手の多い凡戦と言うこともできますが、そうではなく、どうやって悪手を指させたのかを問うべき一戦だったと言うべきではないかと思います。
最後は佐藤名人が三手詰みを喫して敗れましたが、あの羽生からあれだけの好勝負の末に名人を奪った佐藤名人が、なぜあれほど無残な負けを喫したのか、というところに目が向く人が増えてくれると、私は嬉しいです。
何故ならば、糸谷八段の強さはそこにあるのだから。

佐藤名人が普通の状態なら、普通に押し切って勝つんですよ。
一般常識が通じないカオスな状況を作って、どんな相手でも混沌の渦に巻き込んで勝ってしまうのが糸谷ワールドの真骨頂なのですよ。
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by mitsuboshi03 | 2016-08-07 21:22 | 将棋 | Comments(0)

今週お休み

体調が優れないんで、今週はお休み。
今度の土日は大忙しなので、金曜になんとか更新できれば。
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by mitsuboshi03 | 2016-08-01 18:27 | 日常 | Comments(0)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


by mitsuboshi03