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「ハマハマハマーン!あたし、ハマーン・カーンだよ!よろしくね!」

・・・えー、何のことだかわからんと思いますので、こちらの記事をご覧くださいませ→
(ジュドー・プル「帰ってきたガンダムステーション!」<ガンダム速報さんより)
痛々しい健気なハマーン様とか秀逸なネタが多めでお薦め。

なんか細川氏に呼ばれた気がするのでスポーツの記事を。

Jリーグ・・・。
横浜ですが、引き分け→負け→負けな成績もさることながら、
 ・前線からのハイプレスが完全に空回り
 ・やっぱ監督が(ry
 ・サイドバックの天野のケガで代役にフロントが採ってきたのが・・・
 ・ドゥトラ神(39)
 ・何そのヤニキ(43)みたいな補強
 ・なんでや、阪神関係な(ry
・・・なトホホ事情により、
よし、俺がGMやる。
サカつく2002で予習はバッチリだよ(待て)

な事態に。
なにこのネタクラブ怖い。

いい感じでガリガリ正気度が削れてきましたので、今度は巨人中心にプロ野球をざっくりと。
昨日横浜に1安打完封負けしたけど気にしないっ!(えー)

大正義補強で戦力の純増に成功。
他が軒並み横ばいか減少とか言ってる中でこれやってますから、
リーグ優勝しなかったら去年以上の血の雨が降りますね(ニッコリ)

■先発
内海、澤村、杉内、ゴンザレス、ホールトン、東野

適当に並べてみましたが、これは流石に盤石。
ダメでも候補は何人かいますし、将来のために宮國とか入れることも可能。
まあ宮國は今年は2軍でしっかり身体作った方がいい気がしますが。

■リリーフ
久保(抑え)、西村、越智、山口

とかく批判の多いリリーフ陣ですが、過小評価されすぎかと。
これで不満なら、西武の俺達とかどうする(ry
さすがに先発ほどじゃないですけど、他球団にとっては山口とか普通に怖いんでは。
久保は最近ケガから戻ってきましたが、先は長いんで今からあまり無理せんように。

■打線

1 坂本   ショート
2 ボウカー レフト
3 長野   センター
4 阿部   キャッチャー
5 村田   サード
6 小笠原  ファースト
7 高橋   ライト
8 藤村   セカンド

こちらも適当に並べてみました。
最近貧打にあえいでますが、春先は投手優位ですのであんまりオタオタしなけりゃ大丈夫かと。
藤村のところは原監督は寺内を使ってますが、個人的には藤村で固定して欲しいところ。
所詮どっちもどっちで、結局8番に据えるのなら、伸びしろのある若手を使わんでどうする、と思うのですがよっぽど状況が悪いんかもしれません。よくわかりませんが。
そういえば、阪神の平野が今オフFA(ry
小笠原のところは悩み所ですが、外人連れてくるのも何かピンと来ませんし。
中長期的に中井や田中(大)とか出てくれば最高なのですが、これはまあ妄想ということで。
外野も守りの良い亀井、松本、橋本あたりが先発で使えるとよいのですが。

あとは原監督かなあ・・・。
お目付役というか良いNo.2が居ると大分安定感が増すのですが。
落合監督のときの森投手コーチみたいな。
尾花とか伊原とか戻ってこないかしらん。

おおざっぱにセ・リーグの予想を。
1 巨人
---------
2 中日
3 ヤクルト
4 阪神
---------
5 広島
6 横浜

---------のところは個人的に超えられない壁と思っているところです(待て)

中日は最大の武器であった落合監督が居なくなるのが痛過ぎる。
まあチェンの穴も痛いですが。
でも他もなあ・・・という感じで一応2位にしてます。

ヤクルトは2位でもいい感じですが、レギュラーを使い過ぎで上積みが無いのが痛い。
去年の終盤の失速とかケガ人の多さというのもこの辺りが原因かと。
まあお金に限りのある所なので仕方がないんですが(苦笑)
青木の穴というのもすぐには埋まらないでしょうし。

阪神はなあ・・・。
聖域金本が健在な限り4位でしょう(おぃ)
でも超えられない壁をつけるのは流石に止めました(笑)
とはいえ、金本レフト、ブラゼルがライト、1塁に城島というのは、
私が阪神ファンならキレてます(爆)

広島はとにかくお金がない。
貧乏は悲しいです。
おまけに横浜がマトモになりかけてますので、安定の5位というのも難しいかも。

横浜は、中畑監督が案外イイかもしれない(笑)
デニー投手コーチも、1年間今の調子できっちり指導すれば大丈夫。
今までどんだけ練習してこなかったんだお前ら(苦笑)

一応パ・リーグも。

1 ソフトバンク
--------------
2 西武
3 日本ハム
4 千葉
5 オリックス
6 楽天

大幅な戦力の入れ替わりがありましたが、ちょっとソフトバンクが抜け出した感じ。
川崎の抜けたショートの穴はそう簡単に埋まらないでしょうし、投手陣の顔がすんなり摂津に代替わりできるかというところも悩み所ではありますが、純粋な戦力で考えれば他よりよっぽどいい。
お金のある球団は違うなー。
遂に福岡ドームまで買っちゃうとは。

あとは正直大混戦。
何かのキッカケで上にも下にも行くでしょう。
一昨年のように、まさかの千葉日本一というのもありえます。
西武は消去法で2位にしましたが、やはりリリーフが怖すぎるw
日本ハムはダルビッシュの穴が大きすぎるのと、監督が栗山になったのが痛すぎる。
ガクンと最下位、というのもありえます。
そっから先は・・・、もうカンで決めました(待て)
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by mitsuboshi03 | 2012-03-25 09:39 | スポーツ | Comments(3)
金曜日に会社の歓迎会で肉食ってきました。
駅前にある精肉店の2階でしゃぶしゃぶやすき焼きが楽しめる、というお店だったのですが、
とにかく肉ウメー!
豚しゃぶがあんなに旨いとは思いませんでした(ニッコリ)
そこそこ値が張りますが、何かの折りにまた行ってみたい店でした。

今日中継がありましたNHK杯の決勝戦で、将棋界の冬シーズンは一段落。
先にA級順位戦をまとめましたので、今回はそれ以外の棋戦の動きをかんたんに。

★羽生名誉NHK杯誕生!(NHK杯決勝 羽生-渡辺戦)

まずは今日の午前中に中継のあったNHK杯戦から。
後手番の渡辺二冠が2手目に漢らしく得意の▲8四歩を選択。
この手の意味を一言で言うと、
”羽生さん、角換わりでも矢倉でも好きに指してきて下さいよ”
ということなのですが、後手がこの手を指すということは、終始受けに回ったあげくに一方的に殴られて敗戦、というリスクを背負うことになります。
それでもこの▲8四歩を止めない渡辺二冠、流石。

さて本局は、羽生二冠が相矢倉を選択してから解説が入る間もなくあっという間に両者の研究手順通りに終盤戦に突入。
トッププロ相手の角換わりや相矢倉は、ここまでで作戦負けしないことを前提に研究しないと指しこなせない戦法なのですが、そこは新旧エースの激突だけに、ほぼ互角の状態で長い終盤戦に突入します。
最後は先攻した羽生二冠がそのまま逃げ切った格好にはなりましたが、ほとんど考慮時間のない中でハイレベルな長い終盤戦を展開できたのは、両者の実力がある証拠。
力の入った好局だったと思います。

これで羽生二冠はNHK杯を10回制したことになり、名誉NHK杯の称号を得ました。
囲碁ではずいぶん昔に坂田本因坊がこの称号を得ていますが、将棋では、
え、名誉NHK杯?将棋じゃ無理っすよ
と思われてきましたが、
羽生!羽生!どいつもこいつも(以下略)
な方が、やっぱりこの難題をこれも将棋界では史上初の4連覇で達成しました。
あんまり書かないようにはしているのですが、こう言わざるを得ません。
やっぱり羽生は凄い。

★久保二冠、無冠+A級陥落の憂き目に(涙)
★佐藤王将・郷田棋王、久々の復位!


ここ数年、将棋界の冬シーズンで圧倒的な好成績を挙げてきた久保二冠でしたが、今シーズンは遂に失速。
まず3月2日のA級順位戦最終戦で敗れてA級から陥落。
それから3月8、9日に静岡県河津町で行われた王将戦第5局で敗れて王将位を失陥。
最後に昨日の土曜日に宇都宮で行われた棋王戦第4局でやっぱり敗れて虎の子の棋王位まで失い、これで来季は無冠+B級1組からのスタートという羽目になりました。

こうなった要因として大きいのが、これまで後手番で採用してきたゴキゲン中飛車に、超速という強敵が登場したこと。
今までさまざまな対策が現れては消えていったゴキゲン中飛車対策ですが、この超速はその中でも最有力と言っていい対策で、今回の王将戦や棋王戦やA級順位戦といった重要な対局でも対戦相手がことごとくこの超速を採用し、勝利を収めてます。
最近の振り飛車党が復権してきた拠り所が今や標的になりつつあり、
もう(後手番で振り飛車党が指す戦法)ないじゃん(涙)
と、振り飛車党冬の時代再び、といった状況になりつつあります。
まあ居飛車党も後手番で何指すかといったら横歩取りくらいしかないわけですが(苦笑)

関西トップエースの座に君臨してきた久保九段はこれで一歩後退ということになりますが、関西期待の若手達も関東のトッププロに対抗するにはイマイチ力不足という中では、まだまだ頑張ってもらわなければ困る存在。
捲土重来を期待します。

えーと、これまで久保九段視点で語ってきましたが、一方で佐藤王将と郷田棋王の誕生は喜ばしい限り。
どちらも実力者ながら、40歳代に入ってきたこともあり、
”もうタイトル戦は厳しいんじゃねえの?”
という声も少なからず上がっていたのですが、
まだまだ俺たちを忘れてもらっちゃ困るぜ
と再びタイトルホルダーに返り咲きました。
両者ともハッキリ自分の色が出る将棋を指すのが持ち味。
頑張って欲しいですね。

★順位戦あれこれ

最後にA級以外の順位戦についてかんたんに。

◆B級1組
昇級:橋本八段・深浦九段
降級:藤井九段・中村九段


A級に実力者がひしめく煽りを受け、実力A級クラスがひしめく今回のB1でしたが、そんな状況をものともせず橋本八段が初のA級入りを果たしました。
金髪を始めとする独特の風貌に加え将棋バーの経営も行うという異色の棋士で、ネット将棋界でも人気のある方ですが、実は本格派の居飛車党で格調の高い将棋を指すことから、玄人筋からも高い評価を受けてます。
初のA級でどれだけの戦いが出来るか、来季が大変楽しみです。
もう一人の昇級は実力A級の深浦九段が最終戦を待たずにガッチリ確保。
ただ、最終戦に敗れたために来季の順位が最下位になってしまったのが気になるところ。
4勝5敗降級定跡再び(涙)、ということにならなければいいのですが。

一方降級争いは、まず最終戦を待たずに「受ける青春」中村九段が降級決定。もう一枠を藤井九段と鈴木八段という振り飛車党のエース格が争うということになり、最終戦で藤井九段が降級ということになりました。
やはりここにもゴキゲン中飛車対策としての超速が猛威を振るっているという好例が現れてしまいましたね。
振り飛車党にとっては、この超速対策があるかどうか、というのが生き残りを賭けた大きなテーマになってきました。

◆B級2組
昇級:広瀬七段・飯塚七段
降級:田中九段・桐山九段


中堅棋士の分岐点となるB級2組。
ここをノンストップで駆け上がれればトッププロの座も見えてきます。
今回全勝でそれをやってのけたのは元王位の広瀬七段。
羽生二冠に敗れて王位は失陥しましたが、振り飛車穴熊という強力な武器があることもあり、B級1組でも昇級争いに絡むと思われます。また他のタイトル戦にも顔を出してもらいたいところ。
もう1枠が激戦で、順位が16位と下位ながら2敗を守った飯塚七段が昇級枠をゲットしました。
上位が3敗以下というのもあまり例がないのですが、よく粘りました。
ちなみに、上位の状況はどんな感じだったかと言いますと、
*戸部六段 順位6位 序盤3連敗→7連勝 7勝3敗
*飯島七段 順位7位 序盤1勝3敗→6連勝 7勝3敗
ああ、もったいない(涙)

降級点をめぐる争いですが、最終戦まで実力者の先崎八段が絡んでいたのですが流石に回避。
というか、同年代がタイトルホルダーなんだからもう少ししっかりしないと(苦笑)
んで、今回はかつての実力者な神谷七段・青野九段・田中九段・桐山九段に降級点が付き、共に元タイトルホルダーの田中九段と桐山九段が降級ということになりました。
時代の流れとはいえ、将棋界の厳しさを感じる降級点争いになりました。

◆C級1組
昇級:佐藤(天)六段・豊島六段
降級:中田(功)七段・田中(魁)九段


期待の若手がなかなか昇級できずに飲み込まれ、気づけばベテランになり降級争いに絡む、という事が普通にありえる怖いクラスなC級1組。また、ここを落ちるとほぼ昇級が絶望となるだけに、ベテランにとっては残留力が試される場でもあります。
そんな負のスパイラルに飲み込まれずにB級2組へジャンプアップを果たしたのが佐藤(天)六段と豊島六段。
2人とも関東期待の若手で、今後は順位戦だけでなくタイトル戦での活躍も望まれます。
一方C級1組から陥落となってしまったのが中田(功)七段と田中(魁)九段。
中田(功)七段は大山15世名人の数少ない弟子の一人で、一時は「コーヤン流三間飛車」で大活躍して佐藤王将にも強い影響を与えた棋士。
佐藤王将が今のように変態序盤戦術を繰り広げるようになったのは、この人のせいです(笑)
田中(魁)九段は、その佐藤王将を始め数多くの棋士を世に出した名伯楽。
名前をそのまま読んだ「カイシュウ先生」の名で棋士間の人気も高い棋士。
まだまだ頑張って欲しい。
一方、関西の重鎮である内藤九段が降級点の憂き目に。
ライバルの有吉九段は引退しましたが、
オレはまだまだ辞めん
と、内藤九段の戦いは来季も続きます。

◆C級2組
昇級:阿部(健)五段・中村五段・船江五段
降級:島本五段


とにかく上がるのが難しいのがこのC級2組。
50人前後がひしめく中で、10戦全勝を要求される厳しい状況。
一方で、ここを落ちると60歳強制引退のフリークラス行きが待ってます。

上位の1敗でも昇級が厳しいこのC級2組。
それは今年も例外ではなく、関西期待の若手な菅井五段が9勝1敗ながら昇級を逃すことに。
阿部(健)五段・中村五段・船江五段が全勝を守り昇級を果たしました。
とにかく、上がりたかったら勝つしかありません。
その一方で成績下位8人が降級点に。
その中の島本五段が3回目の降級点ということでフリークラス行きということになりました。
まだ31歳と若い棋士なのですが、現実は非情であります。
そんな中、ひっそりと増田六段が勝ち越して2つ目の降級点を消してます。
大変地味ながら、フリークラス行きリーチを消す、玄人好みの出来事でした。

厳しい冬シーズンを終え、将棋界は名人戦を楽しむ束の間の春を迎えます。
とはいえ、最近は竜王戦のランキング戦などが目白押しで、上位をうかがう棋士にとっては大事な季節になっているのですが。
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by mitsuboshi03 | 2012-03-18 16:58 | 将棋 | Comments(2)
最近ちょこっと暖かくなってきました。
暖かいのはいいんですが、こうなってくると、
ああ、花粉が・・・(涙)
今年は史上最低レベルと医者が言っておりましたが、本当かしら。

今回はこないだの金曜日に行われた将棋のA級順位戦最終戦の模様をかんたんに。
細川氏のblogに遊びに行ったら、ちゃんと見てたようですので早めに更新しまつ。

いつもはBSプレミアムの中継を途中まで見て、耐え切れなくなったところで寝たあとで翌日に録画を見る、というのが私なりの定跡手順なのですが、今年は中継が深夜0時開始とのことで当初から生放送を見ることを断念。
代わりにニコ動の中継が夜9時からあったのでそちらを見ることに。
やっぱり順位戦は夕食休憩明けからが面白いところなので、せめてこれくらいの時間から中継していただけるとありがたいです。
ニコ動の解説は感覚派でややネタ系2chの将棋板では「・・・と力強く断言」のテンプレでお馴染みな行方八段に、研究派で知られ、あの渡辺二冠や宮田「スーパーあつし君」と同門(所司七段)の松尾七段と、詰将棋作成では今やプロ棋士第一人者では、との声もある北浜七段というマニアック実力派棋士トリオ。
「将棋界の一番長い日」ですので、こういう実績のある棋士の解説がいいですね!
夜戦に入り、やっぱりサーバが落ちた毎日の棋譜速報を投げ捨て(有料なんでそこは頼みます毎日とnifty)、ニコ動の中継を頼りに観戦していくと、早くも投了の声が・・・

○三浦八段(5勝4敗) - ✖屋敷九段(5勝4敗)

なんと夜10時前に投了となったのがこの一番。
地味ながら順位にかなり響く一番だっただけにやや意外でしたが、40手目に屋敷九段が指した△2四銀の疑問手を境に局面が急変。屋敷玉が露出してしまったのが痛く、さすがの屋敷九段をもってしても粘りきれなかったようです。三浦八段は持ち時間6時間のところわずか4時間しか使いませんでした。
横歩取りも定跡が大分整備されてきましたが、こういう落とし穴がいたる所にある戦法なので要注意。

✖佐藤九段(4勝5敗) - ○渡辺二冠(7勝2敗)

続いて夜10時に投了となったのがこの対戦。
佐藤九段が5筋を突き合う→ダイレクトで向かい飛車→11手目に▲4八金!という趣向を見せます。
「先手番なんだからそんな無理しなくても」と大多数の棋士は思うでしょうが、思いついたら”やるよ、やるよ、やっちゃうよ”と指しちゃうのが佐藤康光クオリティ(佐藤康光に代えて藤井猛でも可w)
結果的には渡辺二冠が佐藤九段の趣向を的確に咎めて勝利したわけですが、こういった前例のない将棋で冷静な指し回しが出来るのは実力のある証拠。
渡辺二冠は最終戦にしては珍しく、勝っても負けても順位が変わらない立場でしたが、きっちり勝ち切りました。

夜10時に2局終了。
A級順位戦の最終戦にしてはちょっと早過ぎますねー。
このままポンポン進むのかしらん。
と思って見てましたが流石にそんなことはなかった。

○高橋九段(2勝7敗) - ✖谷川九段(5勝4敗)

こちらは夜12時前とほぼ通常ペースで決着。
しみじみと相矢倉だとばっかり思ってましたが、高橋九段が先手番で横歩を取らせるという趣向に出ました。
先に竜を作った高橋九段がポイントを稼ぎましたが、谷川九段もしぶとく食らいついて決め手を与えません。
が、やっぱりそのポイントが大きかったようで谷川九段をもってしても局面を挽回するには至らず、高橋九段が大変貴重な2勝目をゲットしました。

高橋九段は緒戦と最終戦に関西所属棋士(久保二冠、谷川九段)を下した以外は全敗。
4勝5敗でも落ちることがある(深浦九段の得意技(涙))このA級では、いつもなら残留には全然届かないペースですが、今年はこれでも残留の目があります。
この運を、活かせるかどうか。

○羽生二冠(9戦全勝!) - ✖郷田九段(4勝5敗)

先ほどの高橋-谷川戦が終わった直後にこちらも終了。
正統派居飛車流の使い手ながら、ここ一番で奇策を放つ郷田九段が選んだのは一手損角換わり。
普通は奇策じゃないんですが、郷田九段は「棋理に反する」とこれまでこっちを指したことがなく、一貫して普通の角換わりを指してきただけに、十分奇策となります。
郷田九段もやはりここを大一番と見て、とっておきを用意してましたね。
燃える展開です。

互角の中盤戦となりましたが、夕食休憩後に郷田九段が48手目に指した△6三銀と腰掛銀を右辺に使う発想がどうも良くなかったようで、羽生二冠に▲4六角を許してからは羽生ペース。終盤もきっちりまとめて9戦全勝を達成しました。とはいえ、郷田九段が△6三銀と指すまではむしろ郷田九段持ちの声もあり、長い序中盤で見ごたえのある、A級順位戦最終戦らしい濃厚な一局となりました。

羽生二冠は、今回史上初となる「10人全員タイトル保持経験者」となったA級順位戦で9戦全勝を達成。
このメンツを相手に9戦全勝というのは、やはり凄い。
名人戦もこの調子で突き抜けたいところ。

んで、残ったのがやっぱりこの対戦。
ここで耐え切れず生中継観戦を断念しました(涙)

○丸山九段(2勝7敗) - ✖久保二冠(2勝7敗)

負けたらA級陥落決定。
丸山九段は勝ってもダメな目がありますが、とにかく勝つしかない。

久保二冠はゴキゲン中飛車から△4四銀として穴熊を目指す最新流行系に。
丸山九段も研究派で流行には敏感なだけに、こちらも流行の「超速」からの穴熊で応じます。
お互い寒い立場なので、せめて玉の囲いだけでも暖かくしたいようです(笑)
降級がかかった大一番とあって、控室の研究にも熱が篭ります。

途中難解な局面もありましたが、どうも丸山九段の模様が良かったよう。
相穴熊は、お互いの玉の安全度を読み切りやすい分、ちょっと差がつくとお互い間違えにくいので逆転が難しい戦法。プロではうちらの穴熊のように「おーざっぱに捌いて、あとは野となれ(ry」なことをやってるとすぐ負けます。
とはいえ、どこで差がついたのかはちょっと分からない。
流行系だけに、今後研究が進むものと思われます。

というわけで、結果が出揃いました。

 1 羽生二冠 9戦全勝 名人挑戦
 2 渡辺二冠 7勝2敗
 3 三浦八段 5勝4敗
 4 谷川九段 5勝4敗
 5 屋敷九段 5勝4敗
 6 郷田九段 4勝5敗
 7 佐藤九段 4勝5敗
 8 高橋九段 2勝7敗
 9 丸山九段 2勝7敗 B1へ降級
10 久保二冠 2勝7敗 B1へ降級

名人挑戦権は9戦全勝で羽生二冠がゲット。
注目の降級争いは高橋九段が最後の椅子ゲットに成功。
久保二冠はタイトル保持者ながら、また丸山九段は名人経験者ながら降級の憂き目に。
密かに注目されていた3位争いは三浦八段が直接対決を制してゲット。
これで落ちる心配をあまりしなくて済みますので、大きな1勝でした。

例年に比べあっさり終わった感の強いA級順位戦でしたが、羽生二冠の9戦全勝とか、激しい残留争いとか、見どころも多く楽しめました。
来年もまた楽しめるとよいですな。

最後に名人戦の行方ですが、森内名人が今期通算勝率が僅か3割と絶不調。
対して羽生二冠は9戦全勝で名人挑戦権をゲット。
現時点での勢いの差は明白ですが、持ち時間の長い名人戦に強い森内名人ということもあり、序盤で羽生二冠が後手番をブレークできないと森内名人が調子をグングン上げて防衛、ということも十分考えられます。
序盤戦の攻防が最後まで響きそうな名人戦となりそうですね。 
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by mitsuboshi03 | 2012-03-04 10:40 | 将棋 | Comments(0)

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