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えー、今回は昨日の続きはWebでwのお話をw

あるとき、ふと思ったわけです。
「そうだ、自転車買おう」

きっかけは例によってenziさん。
去年の晩秋、enziさんと自転車で温泉に行ったときのenziさんの赤いクロスバイクがえらい調子よくて、私がenziさんに借りたママチャリの3倍早い(赤だけにw)のに衝撃を受けた私。
就職後、ろくに運動もせずメタボ体型まっしぐらだったのを憂慮していたこともあり、「何か運動せな」と焦りを覚えていた私にとって、最適解のひとつではあるなあ、とは思っていたわけですが。

長野の冬は長く厳しくてだなあ(涙)

ようやく桜も咲いたこともあり、そろそろ自転車を買わねばなあと『じてんしゃ日記』(じてんしゃ入門用としてenziセンセもお薦め)とか入門用のカタログやらを眺めつつ、ターゲットを絞る。

そう、目的を明確にするのは極めて重要だ。
通勤メインか、舗装路以外もすいすい行きたいのか、もしくは完全に道乗りに徹するか。
目的によって、必要なじてんしゃの種類は大きく変わってくる。
ママチャリではないスポーツじてんしゃは、最低でも数万円するお買い物。ここは慎重に。
・・・そういや、ちょっと前にもう今年は大きな買い物はしないとか言ってたような(汗)
・・・えーと、今回で最後です。たぶん(爆)

あれこれ考えたあげく、基本的には通勤メインで、たまにちょっと遠くへ。お金はそんなにかけたくない、という方向性をまとめあげる。となると、芸がないけどenziさんも乗っている(と思われる)GIANT ESCAPE R3か。5万円弱というこの分野としてはリーズナブルなお値段ながら、10.9kg(オプション含まず)というクラス最高峰の軽量と快速が売りの逸品である。

方向性が決まったところで、今度は買う店が問題となる。
しがない一市町村暮らしでは、スポーツ自転車専門店を探すのはそうたやすいことではない。
もちろん通販という手はあるものの、実績まるでなしのルーキーがうかつに手を出すのはまずいと、とりあえずは棚上げ。
こんな田舎で、緻密なメンテやアドバイスが受けられる店なんてそうそうあるわけ・・・と思いつつネットの海を泳いでいると。

あった。

「お店の中の風景」を見ていただければお分かりの通り、諏訪地域としては豊富な品揃えと、百戦錬磨の古強者な親父さんとおじさんお兄様とお呼び気さくなお兄さんの強力タッグによる妥協を許さぬ仕事ぶりで評価の高いお店。
こういうお店が、車で2、30分ほどで行けるところにあるのは、まさに僥倖であった。

で、昨日お店でさっそく自分の方向性を伝えたところ。
「んー、それだとGIANT ESCAPE R3はマズいかもね。」と、あっさり答えるお兄さん。
なんでも、都会に比べて道路事情のよろしくない諏訪地域では、限りなくロード寄りのクロスバイクであるGIANT ESCAPE R3の細身のタイヤがすぐに悲鳴を上げるんだとか。なるほど、パンクで後々苦しめられるのはよろしくない。
「最近は安いクロスバイクを通勤用の2台目として買う人も多いんですよ。」などと言いつつ、いくつか候補を上げられたものの、もう一押しに欠け決定には至らず。

「う~ん、それならねぇ、ちょっと高いけどこんなのあるよ。」と取り出だしたるカタログ1つ。
これなんか、ディスクブレーキも付いてるし、タイヤも太いからパンクもしにくいよ。普通の道から砂利道までこなせるんで、てきとーに楽しく乗るんならこれいいよ♪」
ハワイの、舗装路を一歩離れればすぐ赤茶けた地面が現れる路面状況にどっちでも対応できるじてんしゃとして作られたものとのこと。konaというメーカーは、『じてんしゃ日記』とかでロード寄りの知識を得ていた私にとってはノーマークでしたが、マウンテンバイクでは有名なメーカーだったりするようです。
うむむ、確かに値段は想定ラインより1ランク上とはなるが、自分の目的にはとりあえず合っているし、なにしろ楽しそうだ。なんとなくまた店員にそそのかされて予定よりも1ランク高いものを買ってしまう「いい客だな、オレ!」再びwになること請け合いだなとは思いつつ。
「よし、これに決めた!」

肝心のじてんしゃは、「メーカーから届いたばかりでまだ組み上げてないんですよ~ごめんね~」とのことで、納車は1日遅れますとのこと。ヘルメット(死にたくなければ必須)やサングラス(諏訪湖を走るなら必須。虫がぶつかるのよ)、センタースタンド、ライトといった小物類を見つくろい、昨日はこれでおしまい。
「支払いはカードでいいですか?」の私の問いに、
「できれば現金がいいです~」悲痛な叫び(爆)
うかつだった。
個人商店にとって、いつやってくるかわからないカードの入金に比べ、現ナマの威光はあらたか。
「明日までにお金用意しますよ~」

そして今日。
ピカピカの新車とご対面。
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一通りの操作方法を教わり、車にのっけてもらって無事納車完了。
さっそく近所を軽く流してみる。

enziさんのと一応同じクロスバイクとはいえ、「限りなくロード寄り」なenziさんのと「マウンテンバイクから少しロードに寄せてみました」な私のとではまるっきり出自が違う。
恐らく、舗装路での単純なスピード勝負ならenziさんに軍配が上がるであろう。
一方、うちの近所によくある山道を行くのであれば、間違いなく私の方が使いやすいはず。
まだ一度軽く乗った程度なので、まだまだ慣れないことも多いが、無理せず楽しく乗れればと。

当blogに「じてんしゃ」カテができるかどうかは、今のところさだかではありません(笑)
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by mitsuboshi03 | 2007-04-30 18:44 | 日常 | Comments(4)

またとりとめもなく 

今日も最初はよろずネタから。

・昨日はYou は Shock(しょーっく!)
な雷鳴とどろく一日でしたが、うってかわって今日はこんなにも晴天。
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八ヶ岳はもとより、

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中央アルプスもキレイ(ちょっと小さいか)

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でも富士山はだめでしたorz

うちから富士山が見られるのなんて、年に5日もあればいいほうな貴重なイベントなのですが、その貴重な1回が、よりにもよって富士山のふもとに在住の細川氏来襲時に発生。
世の中ままならぬものですな(苦笑)

・朝から車でちょっと遠出。
 続きはWebで(じゃあ、これって、何?)

・遠出したんで、中終盤のみの観戦となった将棋のNHK杯戦。
今日のカードは力戦振り飛車の大家である鈴木(大)八段vs「静かなる実力者」北島六段。
鈴木(大)八段が最近凝っている昔なつかしのツノ銀中飛車に北島六段が居飛車穴熊で対抗。北島六段が鈴木(大)八段の軽快な駒捌きをかいくぐり、「穴熊の暴力」とばかりに鈴木(大)八段の王様めがけて突進するも、鈴木(大)八段が鮮やかにかわして逆襲劇完結。
実力者同士の熱戦。なかなか楽しめる一番でした。
今年のNHK杯戦は、序盤から熱戦続きで楽しいですな。

・録画してあったNBAのプレーオフ、ダラス・マーベリックス(以下DAL)vsゴールデンステート・ウォーリアーズ(以下GSW)の第3戦を見る。
DALエイブリー・ジョンソン弟子vsGSWドン・ネルソン師匠のヘッドコーチ師弟対決。ペンペン草も生えない荒地のようなチームだったDALをイケイケのシューティングハッピー天国に仕立て上げ、DALを追われて古巣のGSWに出戻った後でもあくまで「わしゃ死ぬまでラン&ガンじゃ」なドン・ネルソン師匠と、「ラン&ガンでは頂点に立てないんですよ、師匠。」と某スラムダンクの豊玉高校新監督のようなノリで強固な守備組織を構築したエイブリー・ジョンソン弟子とのマッチアップは見もの。レギュラーシーズン全体ではカンファレンス首位のDALに対し、最終戦でプレーオフを決めた8位のGSWという成績だったのだが、こと直接対決に限ってはGSWの4戦全勝という不思議な構図。
試合は、高さのミスマッチに勝利し、オフェンスリバウンドを奪いまくるDALと、速さのミスマッチに活路を見出し、激しいプレスからの速攻やラン&ガンで勝負するGSWという構図に。ベンチメンバーを含め最後まで運動量を落とさなかったGSWが、第1次ドン・ネルソン政権崩壊以来13年ぶりのプレーオフ進出に燃え、お揃いの黄色い”WE BELIEVE”Tシャツを身にまとったGSWのフランチャイズ・レコード満員札止め2万大観衆の後押しを受け、20点差の圧勝。
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それにしてもこの観客たち、ノリノリであるw
(写真はGSW公式ファンサイトより)
私も昔、横浜F・マリノス優勝時に6万人観衆の手拍子がこだまする日スタにいたことがありますが、こういうところにはまた行ってみたいもんですな。
あ、甲子園は怖いからヤです(爆)
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by mitsuboshi03 | 2007-04-29 15:21 | 日常 | Comments(0)

とりとめもなく

今日はいろいろあったんでよろずネタで。

・選挙の日だっつーに、朝の8時から近所のどぶさらいに駆り出される。
「どぶさらいやってから選挙行くべ」
と思っている私をよそに、
「もう選挙行った?」「おう、行った行った」
地区のじじいおじさまたちの朝は、早い。
朝5時くらいからやってる地区の共同浴場が結構満杯だったりするのよー(悲鳴)

・というわけで、『ハヤテのごとく!』の本放送は生で見られずorz
まあどうでもいいことですがw
そういや、昨日買ってきた『ハヤテのごとく!』の11巻に出ていた人気投票を見て一言。
「500円ぽっち、なんで払えなかったのか・・・ファーザー様が10位になっているはずが(待て)

※某銀魂のあれではなく、ファーザー様は本当に降臨していたのでおk(ちょwwww)

弟子34票vs師匠112票という接待人気投票(ぉといい、楽しい人気投票でありました。
それにしてもマリアさんはどうしてこう黒ベタの背景が合うんでしょう。
それは心がどす汚r(ry
・・・。
そういや、11巻についてきた栞がメガネセーラーなマリアさんだったのですが。
5月12日にお持ちすればよろしいんでしょうかね(笑)

・『ハヤテのごとく!』の裏番組な『将棋の時間』
もちろん私はW録画(本当)
おそらく両者の視聴者層を図式化したら、点でしか重ならない自信がありますね!(爆)
今日のNHK杯戦は、前に取り上げたことのある糸谷四段vs佐々木五段という東西若手のエース級の激突。
佐々木五段の後手番四間飛車にてっきり糸谷式右玉を出すかと思いきや、急戦と見せて居飛穴をめざす糸谷四段。この日解説を勤めた同じ広島出身で糸谷四段の兄弟子である山崎七段は、この辺の動きを指して「独特」だの「天才肌」だのと弟弟子を必死にフォロー(笑)
まあ、翻訳するならあほちゃうかワレですかね(笑)
両者とも、こいつを潰さないと一番になれないことは重々承知しており、開始20分ほどであっという間になぐりあい宇宙(違
穴熊を断念して急戦を選んだ糸谷四段、プロ相手に対振り飛車急戦で挑む際の常套手段である粘って粘ってイラク泥沼化を図るも、やっぱりどうしても佐々木五段の美濃囲いがあまりにも堅く、残念ながら一手及ばず。一足お先に朝日オープン挑戦者に名乗りを上げている佐々木五段に軍配が上がりました。
それにしても、久々に手に汗握るNHK杯戦でした。
※今回の朝日オープン挑戦者は阿久津五段でした。失礼。

・そういやすっかり紹介するのを忘れておりました”渡辺竜王vsボナンザ”の特別番組、4/28に再放送がありますので未見の方はぜひ。
私も生で見てはいたのですが録画失敗orzだったので撮り直し。
5/12にはDVDを持っていく予定。
ついでといってはなんですが、4/24.25には名人戦第2局、4/29日には羽生世代や渡辺竜王もここで戦っているこども名人戦の放送がありますのでこちらもどぞ。

・ラグビーW杯アジア予選の日韓戦が本日あったのでCS局で観戦。
82-0という圧倒的じゃないか我が軍はなスコアで快勝。ラグビー史に名を残すニュージーランド・オールブラックスの英雄ジョン・カーワンが率いる新生ジャパンが、スコアの上でも内容の上でも好発進しました。
ちなみに、日本勢には横文字の方がずいぶん多いのですが、それはこーゆーことですので。
個人的には、人種や国籍は違えど、同じ旗の下にひとつになって戦うという図式は嫌いではないのですが、人によっては「うーん」となるのかもしれないですね。

以上、とりとめもなく終わります。
あ、選挙には行きましたよ、一応。
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by mitsuboshi03 | 2007-04-22 16:28 | 日常 | Comments(0)

諏訪市の野望 おかわり

こないだ記事にしましたヨタ企画の諏訪市の野望に触発されたのか、「塩はうまくてまずいです」の細川氏がこんな記事(長野県人のための「風林火山」)を。

・・・。
いいもん。もう諏訪はやられちゃったし。真田や木曾や小笠原や村上なんてどうでもいいし(待て)
まあその、あれだ。
甲府商人は恐ろしいでFAってことで(えー)

で、改めて長野県の地図を見て思いましたが、
とにかく村めっさ多い!
全都道府県中最多の37。「平成の大合併」を経てこれですから。
おそらく特に長野や松本周辺の村々はこれから併合合併していくことになるのではないかと。
そういや「諏訪市の野望」のコメント欄で
”諏訪連合が誕生すれば人口では松本市とほぼ対等、長野市の半分orz
なんてことを書きましたが、これは現状でのお話。長野市には須坂・飯山・中野といった属国を抱えており、この辺を合わせれば50万都市も夢ではなく、松本市もお隣の塩尻や安曇野を合わせれば35万人くらいにはなりますので、自然国境を越えるのが大変な諏訪連合がまともにぶつかるにはちと分が悪いかとorz
一応、「諏訪・茅野・岡谷・下諏訪連合が塩尻を飲み込めば20万都市w」な妄想ネタを考えたことはありますが、それを実現するにはちょび髭軍曹さんばりの豪腕(ぉでもなければ無理でしょうな。
そもそもあそこもう松本だし(核爆)

ともあれ、細川氏お疲れ様でした。
ついでに、静岡県もやってみてくださいな(無茶言うなー)
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by mitsuboshi03 | 2007-04-22 15:09 | ミリタリー | Comments(2)

諏訪市の野望

大河ドラマ『山本勘助』も、諏訪市民のハイライト(核爆)である諏訪攻めの放映を明日に控え、
それなりに盛り上がってまいりました(えー)

・・・いや、まあ「しかし反撃もここまで」な展開になることは目に見えているのですが。
なんだよー、ちょっとくらい夢見たっていいじゃねえかよう(涙)

というわけで今回は予定を変更して、久々の地域ネタである「諏訪地域6市町村合併」のお話を。
地方選も来週に迫ってきたこともありますし。いろいろ準備に駆り出されて大変なのよ(苦笑)
カテゴリが「電源なしゲーム」になっているのは、このネタをエポック社の『戦国大名』フォーマットでとりあげるためです(待て)

まず、諏訪地域の大まかな情報および概略地図についてはこちらの長野県による紹介をご覧ください。

諏訪湖を中心にしたこの地域、小さいながらも地方としては日本でも有数の工業地帯であり、高原野菜を最大の武器とする農業や諏訪湖・霧ケ峰といった一大観光地や温泉郷を抱えるなど、潜在的には人口20万人余りの地方中核都市として立派にやっていけるだけのスペックを秘めている地域といえる。
が、下手に狭い地域で一通りの産業や観光資源が揃っている「箱庭」な地域であることもあり、生来のみんな野心が高杉(笑)な気質も手伝ってか、人口数万人程度のコマギレな市町村に分かれたままになっているのが現状。このままいけば、中長期的には村上氏(長野、松本)やそれこそ武田氏(甲府)といった地方中核都市との抗争(爆)にまたも敗れ去ることは必定といえる(涙)
もちろん、諏訪地域の市町村すべてを統合する「諏訪地域6市町村合併」構想は1960年代くらいから定期的に実現に向けての動きが起こってはいるのだが、後で述べる通り合併に対してのスタンスが各市町村によって温度差があることもあり、わかっちゃいるけどやめられない(植木さんorz)と、毎度のごとく沈没(号泣)
最大のチャンスと思われた「平成の大合併」では、一旦は法定合併協議会が作られたものの、まず原村・富士見町が抜け、続いて茅野市が離脱。最後に残る諏訪市・下諏訪町・岡谷市の2市1町による合併が模索されたものの、諏訪市が住民アンケートの結果を元に合併を断念。
地域統一への道は、あまりにも遠い。
というのが実感である。

さて続きましては、予告通り『戦国大名』風に6市町村の私なりの紹介を。
「国力」などについては、各市町村のパワーを大雑把かつ相対的に表したもの、とでも思ってください。将来の見通しについてもある程度書いております。
あくまでも私見であり、「ほんととうそを適当に」なスタンスでいきますのでそのへんヨロ。

諏訪氏諏訪市 国力6

一応、プレイヤー担当国ということで(核爆)
セイコーエプソンの本社があるなど、精密を中心にした工業が盛ん。また、諏訪大社上社のお膝元であり、諏訪湖・霧ケ峰・上諏訪温泉などを含めた豊富な観光資源を持つ。鉄道が交通の中心だった時代は上諏訪駅周辺が実質的な市の中心地であったが、車社会となった今では、諏訪ICの周辺地域が主役となっている。
が、田んぼを潰して商業地や住宅地域を造成するのにも限界が見えてきており、さらなる発展を望むのは難しいところ。頼みの精密も、他地域や海外に工場をシフトする動きが目立ってきており、総じていうなら将棋のプロが最も嫌うジリ貧の状況といえる。
プレイヤーとしては(笑)、この地を軸に合併を図りたいのは山々なれど、他の成長が望める地域に中心を譲ることも視野に入れることも必要か。

☆岡谷市 国力8(将来6)

明治から戦前にかけては、日本はもとより世界を代表する紡績業の一大拠点として栄える。
戦後は低迷する紡績業と共にゆるやかに市全体のパワーも低下。他地域に比べて速いテンポで街が発展した分、発展余力がほとんど残っておらず、古い町並みを再開発できるほどの財力もなし、といった状況に追い込まれている。中央道と長野道を結ぶ岡谷JCTを発展の起爆剤にできればよいのだが。
中長期的に見れば、諏訪市以上のジリ貧の状況に追い込まれていることは確かであり、合併には積極的なスタンスを取る。
なおここは古い町並みな分、車で来ると狭い道路や数多くの一方通行に悩まされる迷路となっており、ヨソから来た人がうっかり袋小路に入るとマジで抜け出せなくなる(本当)悪名高い場所であるので注意が必要である(えー)


☆下諏訪町 国力2

諏訪大社下社や下諏訪温泉に霧ケ峰を抱える観光立国の町だが、いかんせん他の産業が弱く、発展余力も残されていないというどーする、どーするよ、俺!な状況。なおかつ、精密やオルゴールの製造、またはスケート部の選手(笑)で知られ、町一番の大企業であった三協精機も業績不振によりヨソに買い叩かれる有様(号泣)
町の行く末はまさに八方塞りな状況であり、当然のことながら合併推進派。「平成の大合併」時の法定合併協議会のリーダーは、任期中に合併できなかったのを嘆いて憤死(待て)亡くなったここの前町長さんであった。
ちなみに、ここの正式な住所は「長野県諏訪郡下諏訪町」。
「郡」ですか・・・(あやまれ!下諏訪町にあやまれ!)

☆茅野市 国力6(将来8)

茅野市といえば寒天の産地に八ヶ岳・・・あとは全くのド田舎(爆)
というのは昔の話。諏訪地域では比較的未開発の土地に恵まれた場所であり、中央道が開通したことにより車社会に突入したころから大型店舗や精密を中心とする各種工場が数多く立ち並ぶようになり、当然のことながら人口も着実に増加。今後の成長余力もまだまだ高く、諏訪地域全体のキャスティングボードを握る地域と言っても過言ではない。
個人的には、6市町村が合併した暁には、市庁舎はここに置かれることになると思われる。
地域のほぼ中央に位置することもあるし、なにしろ諏訪市に比べれば市庁舎なんぞ建てるところはふんだんにある(爆)

☆原村 国力4 金山5(爆)

諏訪地域唯一の村だが、そんじょそこらの村と一緒にされては困る。
高原野菜を主軸とする農業、清里を軸とする観光業、そして近年諏訪市などから移転してきた精密を中心とした各種工場と、各産業がバランスよくミックスされており、諏訪地域6市町村の中でも屈指の財力を持つ。たとえば、中学3年生までの児童と、65歳以上の老人の医療費はタダ(本当)。というか、げんぱ(ryだのべいぐんき(ryなんかを抱える補助金天国みたいなところを除けば、全国でもかなり裕福な部類に入る村なのではないだろうか。
であるからして、「合併なんかしたらかえって生活水準が下がる(ォ」と合併には当然ながら否定的。「条件によっては合併してやらんこともない(核爆)」なスタイルゆえ、6市町村合併に関しては、他の市や町が気を使うところである。
金山5は惜しいが(待て)、今の状況下で下手に合併しようとすれば、条件をふっかけられるだけふっかけられるのがオチ。個人的には、他の市や町との合併を急いだ方が得策と思われる。人口だけ考えれば、わずか7千人程度の村を、リスクを負ってまで合併するのはどうかと思うのだが。
そういや忘れてましたが、ここも「諏訪郡」でしたね。

☆富士見町 国力4(将来2)
富士山が見える町、という名に反して富士山が見えない日の方が圧倒的に多いのですが何か?(爆)
かつてはうだつの上がらない町(待て)であったが、諏訪市などからの工場移転が増え、経済的には以前より豊かになっていることは間違いない。が、ここには町営スキー場という数々の市町村を死に追いやる呪いのアイテム(核爆)を抱えており、町の財政は火の車。それゆえ、裕福な原村へ擦り寄ろうと必死のアプローチを続けるものの、当然のことながら原村からは属国扱い(涙)
富士見町の明日はどっちだ(号泣)
合併に関しては、原村と同一歩調を取ることが多い。属国だし(だから待て)

最後に、私の個人的な合併へのスタンスですが、数万人程度の市町村をコマギレにしておくよりも、20万人前後の地方中核都市に発展させ、合理的な街作りを目指す意味でも、また村上氏や武田氏(爆)に対抗するためにも、諏訪地域の合併は急務の問題と考えます。
その上で、現実的な合併可能性の高さと合併後の効率の良さから、茅野市・諏訪市・下諏訪町・岡谷市との3市1町とまず合併することを目指すべきと総合的に判断します。原村や富士見町は、「合併させてくれませんかね」と頭を下げてくるのを待つというのも一つの手かと。原村にしても、箱物などへの投資が過剰じゃないかとか問題がないわけじゃないですし、今のままでは行政効率が悪いことは確かですから。

と、ざっと紹介してみましたが、いかがでしょうか。
簡単にまとめたつもりですが、以外に手間かかったな(笑)

※追記
市町村合併を阻む意外な要素が、実は御柱だったりする。
御柱の時期になると、市町村よりもっと細かい各地域ごとにまとまり、各地域間の抗争(爆)が激しさを増すため、一つになんかまとまれねえ(待て)な感じになってしまうのである。
そのため、もし本気で合併しようとするのであれば、御柱の年の翌年から5カ年計画(爆)でケリをつけないとあかんな、というのが私見w
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by mitsuboshi03 | 2007-04-15 00:06 | 電源なしゲーム | Comments(5)
今週は入社式だの新人研修だのが重なって、まさにめんどくさいからまとめて攻めてくるボス状態。たすけてー
こういうときには燃料補給。居酒屋にて、サッポロビール謹製のバイオエタノール(核爆)をたらふく補充(笑)
来週も元気に頑張るぞ、と。

さて今回は、ここって将棋ネタやるでしょ?マンガネタやるでしょ?なんで今までスルーすんねんと思ってた方も多かろう、今が旬の将棋マンガ『ハチワンダイバー』の話題を。
なんで今までスルーしていたかといいますと、理由はこれ↓

「ボクもおっぱいで」
「いいだろう」

(ctrl+Fなんかで「ハチワンダイバー」を検索すると記事が出てきます。
放蕩オペラハウスさん、いつも楽しく見ております。感謝)

・・・。
真剣師というと、小池重明さんとか、プロ入り前の花村九段とかの武勇伝を思い出して今も胸がときめく(笑)将棋指しの端くれとしては、

「ボクもおっぱいで」・・・じゃねーっつーの!

だったわけで。
が、こないだ地元で『ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日』の1巻なんかを買ったついでにハチワンダイバー2巻をついうっかり購入(爆)
「まぁ、とりあえず読んどくか」
と、あんまり期待しないで読み始めたところ・・・。

すいません私が悪うございました。
投了。


と、ジャイアントロボそっちのけで読みふけるありさま。
enziセンセ、大つき(19)センセ、ごめんなさい。相手が悪かったんです(爆)
前に『エアマスター』とかを描いてた方の作品なのですが、とにかく面白い。
久々に、マンガの世界に引きずりこまれる感覚を味あわせてもらいました。
そういや、将棋ファンの投げるオタク大リーガー(なんて ひどいw)こと井川が、この2巻を泣いて見たがった、なんて話もあったっけ。

あの男をそこまでさせたのだ。
侮ってはならなかった・・・。


ちなみに、上の放蕩オペラハウスさんの記事では、「そこかしこで強調される彼女のセクシャルなアピールの大部分が死に要素と化している」などと書かれてしまうそよちゃんですが、その後の文章の通り、要はルパンにとっての「おたから」のような存在でありさえすればよいわけで、話がバツグンに面白いのに変に萌えキャラを出されても、逆にそっちに気がそれてしまって、

邪魔をするなっ! シャアを討たせろ!

と叫ぶアムロのようになってしまうわけでして(笑)
と、いつまでも普通のマンガ紹介サイト風に話していてもちっともウチらしくないので、今回は世紀のおっぱいバトル(核爆)となったハチワンダイバーvs神野”二こ神”神太郎戦をもとに、図面を使って、『ハチワンダイバー』の将棋部分の骨太度合いをチェックしていこうと思います。

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神野”二こ神”神太郎が得意とするのがこの雁木。江戸時代に在野の棋士・・・というかぶっちゃけ真剣師の檜垣是安が考案したとされるクラシカルな囲いで、上からの攻撃には滅法強いが、見てお分かりの通り横から飛車でも打たれた日にゃ目も当てられない(涙)
というわけで、切った張ったの大捌きを狙うのは厳禁。のらりくらりと相手のパンチをかわしながら細かくポイントを稼いでいくアマチュアボクサーのような戦い方をするのが望ましい。
なお、玉は4筋の他に、6筋方面に移して「右玉」にするのも有力である。
アマ強豪で将棋ライターの小暮克洋氏が、以前雁木でガンガン!! という本も出してはいるが、特定のスペシャリストを除いては今では滅多に見られない囲いとなっている。

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神野”二こ神”神太郎の強さの源は、この雁木から入玉を目指す異様ともいえるそのスタイルにある。優秀な狙撃手による「ワンショット・ワンキル」にも似たその戦いぶりは、まさにプロの手口。ハチワンダイバーも引っかかりかけた通り、初見でこの狙いを見破ることはまず不可能で、たいていは気付いたときにはもう手遅れになるであろう。
上に上にと逃げ出した王様は、よほど駒数を投入しないと捕らえるのは困難を極める。
有名な格言である玉は下段に落とせは、こんな状態にならないように上から追い詰めなさいよ、という意味である。
また、後手の飛車角が封じ込められつつあることにも注目して欲しい。

b0017164_1442133.jpg窮地に陥りかけたハチワンダイバーが、狙いを秘めて放った次の一手がこの△1二香。
ここで二こ神が、「この局面で今さらの穴熊だと・・・ぬるい・・・ニヤリ」としてしまったのが、厳しく言えばこの将棋の敗因。ここでしっかりアンテナを張り巡らしていれば、この手の真の意味に気付いて例えば▲7四歩などと入玉を急いでいただろう。

b0017164_1521087.jpg△1二香からの一連の構想が実を結んだのがこの△1三角。先ほどの図では動きを封じ込まれていた角が、遠く敵陣を睨む大砲へと変貌を遂げた。狙いは先手の6八にいる金。「金を攻める」のは、囲いを破る大事な基本原則であることを教えてくれたのは先崎八段であった。日頃バカバカしいエッセイばっかり書いているように見えて本当にそんなんばっかりなのだが(爆)、たまには真面目なことも言うのである。
この角の睨みを振りほどくのは困難を極める。例えば▲7八金とでもかわそうとすれば△5七銀から食いつかれて後手有望。通常よりは弱いとはいえ、後手玉は穴熊に潜った分、囲いの固さと玉の遠さで先手玉をはるかにリードしており、多少大雑把でも攻めを切らさなければどうにかなってしまうのである。こういうとき、アンチ穴熊党はよく穴熊の暴力と言うのである(笑)
だからと言って、いまさら▲4六歩と角筋を止めるわけにもいかない。もともと歩を手持ちにし、飛車を働かせやすくするために飛車先の歩を交換したのに、「ごめんなさい」とまた歩を打ってしまったのでは何の意味もない。将棋指しならたとえ死んでもこんな手は指さないし、指してはならない

b0017164_275041.jpg図の▲5五歩を見て二こ神が「あるのかそんな手っ」と叫ぶのだが、本人が言うとおりこの手は「あり」。▲同歩なら△5六歩▲4六銀△4五歩で金銀どちらかが助からないし、▲同馬なら思い切って△同飛と切って捨ててから▲同歩△5六歩と以下先ほどと同様の手順が効く。
この局面は、後手が現代将棋の合言葉である(囲いが)固い、攻めてる、(攻めが)切れないを体言している場面。
やっぱり、こういうときの穴熊ってズルい!(爆)

b0017164_2141257.jpg図は▲3二飛成と金を取った場面。ついつい受けてしまいがちになるが、今の後手玉は業界用語wで「ゼ」あるいは「Z」と呼ばれる状態。
将棋の「ゼ」は、「ぜったい詰まない」の「ゼ」!(本当)
二こ神が全盛期だったころと違い、今のプロ将棋は、こうした中終盤の部分部分ごとのパターン化が急速に進んでいるのである。昔なら、持ち時間20分切れ負けルールなこともあり、二こ神の言うとおりここからドロドロの混戦になることもままあったろうが、腐っても元は奨励会員だったハチワンダイバー。次の一手で二こ神を土俵下へ投げ飛ばす。

b0017164_223984.jpg「この局面は すでに 見た」と△9五銀打が決め手。「金はナナメに誘え」の定跡通りの一手である。
後手玉はどうしようがぜったい詰まないので、あとは必至狙いで真綿で首を締めるように着実に先手玉を追い詰めていけばよいのである。
実際にこんな手で勝とうものなら、私のようなヘボなら3日間くらいは手の感触が残るでしょうな。ちょー気持ちいいー!


ちなみに、将棋部分を監修しているのは元A級の鈴木大介八段。少々形勢が悪くても、なんのかんのと粘ったすえに腕力でひっくり返すという戦いぶりが魅力の「力の振り飛車党」党首である。前年度は棋聖挑戦→三連敗で永世棋聖誕生(涙)や、順位戦で最終戦に勝てばA級返り咲き→だめでしたorzなんて ついて ないんだwな一年でしたが、ここまでたどり着くのも大変なこと。その実力を、この『ハチワンダイバー』でも遺憾なく発揮しているといえます。
いや、こんなに将棋部分がしっかりしているとは思わなかった。

2巻では「以下次号」扱いになっているvs文字山ジロー戦では、今回は味方だった「穴熊の暴力」が今度は敵に回ります(えー)
藤井システムなどで狙い打たずに、まともに居飛車穴熊に組ませたハチワンダイバー。
そこに勝算はあるのか。
マンガ自体の面白さはおっぱいバトルで頂点を極めた(核爆)感もありますが、3巻も楽しみ。

ところで。
藤井システムの紹介部分で本物の藤井九段が登場するのだが、個々の顔のパーツはあっているんだがも少し美形に描いてあげてもよかったんじゃないでしょうか(爆)

明日は、気力が残っていれば、実際にいた真剣師についてのお話を。

※今回の将棋解説部分は、かなりイー加減(笑)ですので、あまりうのみにしないよーに(苦笑)
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by mitsuboshi03 | 2007-04-08 02:38 | 将棋 | Comments(7)
職場内でうっかり歌ってしまって大変なことになる曲、意外とあったりします。
その前に、歌いながら仕事できる職場なのかという問題もありますがw

たとえば。
つい先日見た『まるごと!あしたのジョー』がおもしろかったからといって、

サンドバッグに 浮かんで消える
憎い あんちくしょーの 顔めがけ


と口ずさんだところで誰かと目が合ったりすると、気まずい思いをします(爆)
あまつさえ、

叩け 叩け 叩け おいらにゃ 獣の 血がさわぐ

とかやってしまった日にゃ、私の会社人生が

明日は どっちだ

になってしまいます。大変ですね(核爆)

という枕をおもいっきりぶっちぎって、今回は懸案事項の将棋ネタを。
年度末ということで、話題盛りだくさんでお送りします。
というか、も少しマメに更新しなさいってorz
いつものように、『勝手に将棋トピックス』さまからのネタを主体にお送りします。

☆ボナンザ vs 渡辺竜王
bleem!さまからも催促を受けておりましたこのネタ。
出現以来、その圧倒的な強さに加え、コンピュータ将棋界の禁じ手と言われていた全幅検索(どんな常識はずれの手でも、一手一手しらみ潰しに読んでいく手法。今までは、常識はずれの手は考えないようにするのが主流でした)を実装した点でも注目されたコンピュータ将棋界の風雲児、ボナンザ。
その異質な棋風が、果たしてトッププロの1人である渡辺竜王に通じるのかということで注目された今回の特別ネット対局。ボナンザ四間飛車穴熊vs渡辺竜王居飛車穴熊の激闘の末、既報通り渡辺竜王の勝利に終わりました。
ネット中継なども参照しましたが、世間で言われているより形勢はずっと接近しており、特に中盤ではボナンザ側が何度も渡辺竜王をうならせる構想を披露。「無理が通れば道理が引っ込む」ボナンザの棋風通りに突貫した89手目の▲2四歩が▲2七香だったら、いきなり金星をゲットしていた可能性もありました。また、渡辺竜王が事前の研究(してたんですよ、実は)で発見していたボナンザの「穴熊戦特有の終盤感覚」の弱さが露呈してしまい、コンピュータが得意なはずの寄せ合いで競り負けてしまったのが、私にとっては印象深かったです。
とはいえ、これでトッププロがコンピュータに敗れる日までの秒読み段階に入ったことがはっきりしたことはまぎれもない事実。現在将棋界で最も権威ある強弱の基準といえる『将棋倶楽部24』のレーティングは、ノーマルのボナンザが2600、今回投入したスペシャルチューン版のボナンザで2800前後とのこと。このあたりの数値になると、アマトップはもとより、並のプロといえども簡単に叩き出せるものではありません。最近数値のインフレwが生じているので簡単に比較はできませんが、数年前、そのあまりの強さに『将棋倶楽部24』界を震撼させた「謎の男」のレーティングが3000を少し越えたくらいでしたので、これは大変な強さだと言っていいと思います。
なお、「謎の男」の正体は、あの羽生三冠であるとまことしやかにささやかれてます。
というか、一度棋譜を見ましたが、あんな化け物が2人も3人もいてたまるかw
え、私のレーティング?1000程度ですが何か?(ひらきなおり)
ちなみに、2000超えたらフツーに自慢できます。普通の将棋大会で活躍するには、2400くらいは欲しいところ。

☆出雲のイナズマ、女流名人に屈する
戦うセーラー服出雲のイナズマこと里見女流初段。おもいっきり化石化した話題になっちまいましたが、レディースオープントーナメント決勝三番勝負では、緒戦に拙blogでもとりあげた通り矢内女流名人に勝利したものの、その後は矢内女流名人に、接近戦には強くても、持久戦ではどうかしら?と若さゆえの荒さを見透かされて残念ながら連敗。初タイトル奪取はなりませんでした。
が、女流王将戦本選の準決勝ではその矢内女流名人へのリベンジに成功。4月3日(・・・ってあさってかよ!あぶねー)に行われる決勝戦で清水女流王位に勝てば、2度目のタイトル挑戦権を確保することになります。2006年度の女流棋士賞獲得、初段昇段(決勝三番勝負進出により)、高校受験合格とうれしい話題が続く里見女流初段、もうひと花咲かせられるでしょうか。

☆佐藤二冠、将棋大賞を獲得
今度はいよいよ男子トッププロの話題を。
ここまで年間5度タイトル挑戦という偉業を達成しながらも、ここまで4度挑戦失敗orzというヤムチャ・テリーマン化がけっぷち状態(核爆)に陥っていた佐藤二冠でしたが、3月28日に行われた棋王戦五番勝負第5局で森内名人を撃破。ついに2006年度中にタイトル奪取を果たしました。その他にもJT日本シリーズ、NHK杯で優勝し、勢いの差でギリギリ羽生三冠を振り切っての2006年度将棋大賞受賞となりました。
また、「新丸山ワクチン▲9六歩佐藤新手」「右玉でも無理矢理攻めてやるぜうぇ~っへっへっ(違)」「角換り向飛車」などといったいずれも独創性たっぷりの序盤ぶりが評価され、独創的な指し手・戦法を指す棋士に贈られる升田幸三賞も同時にゲット。
そういえば、以前は「また升田は変わった手を指すねぇ」と言われるだけだった升田将棋の革新性を再評価したのは、佐藤二冠を含めた羽生世代でした。今の佐藤二冠も「また佐藤二冠は変わった手を指すねぇ」(爆)と言われるだけなのですが、そう遠くない未来に、佐藤将棋の革新性を再評価する俊英たちが現れることを祈ります。

☆羽生三冠、永世王将に
瞬間最大風速では佐藤二冠に引けを取るものの、羽生三冠はあいもかわらず勝ちまくってます。先日行われた王将戦七番勝負では、2年続けて4-3という薄氷を踏む思いをしながらも王将位をゲット。永世王将の称号を獲得するとともに、「2日制のタイトル戦でも勝てるんだよ」ということを証明してみせました。
これで今期は保持していたタイトル3つをすべて防衛。朝日オープン防衛、銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)優勝も「ついでに」達成。これで何一つ騒がれない(本当)
こわい、こわすぎる(苦笑)
ちなみに、この「永世~」てやつは、今では7タイトルすべてにあります。たいてい「5回連続防衛」だの「10回獲得」だのといった、普通の棋士たちにとっては1回獲るだけでも大変だっつーの!無理無理!な条件を満たさないと取れない称号なのですが、羽生三冠はこれで名人、竜王を除く5タイトルの永世称号をゲット。名人、竜王もあと1回獲得すれば永世称号を獲得することになり、これを達成すると永世七冠という偉業達成となります。

これを化け物と呼ばずして、誰を化け物と呼べばいいのか。

☆「雲の上を往く漢」、森内名人に挑む
さて、これから始まる名人戦七番勝負で森内名人に挑むのは、その佐藤でも羽生でもなく、そのちょい上世代にあたる郷田九段。名人への挑戦権を決めるA級順位戦では、秋くらいまではその佐藤・羽生に谷川・藤井らが絡む大混戦だったのを、最も大事な冬場の3戦をただ一人全勝することで並み居るライバル達を蹴散らし、最終戦を待たずして挑戦権を獲得しました。そういえば、挑戦権獲得を決めた対局の日の朝に父を亡くし、それを対局後に知ったというドラマもありました。
一般的にはやや知名度の低い棋士といえますが、羽生世代らの化け物どもを向こうに回しながらも、棋聖を2期・王位を1期獲得している実力者。最新形の情報にあえて背を向ける漢らしさwが災いすることもままありますが、我が道を往くことが逆にプラスに働けば今回のような大爆発を起こすこともまた事実。既に2006年度では、公開対局となっている日本シリーズ決勝戦において、飛ぶ鳥を落とす勢いの佐藤二冠を相手に2006年度屈指の死闘を演じております。ざっと棋譜を見ただけですが、「これを生で見られた将棋ファンは一生自慢するだろ~な~」と思わせる戦いぶりでした。
持ち時間があればあるほど実力を発揮するのも好材料。「羽生より先に永世名人」に挑む森内名人相手に、どんな戦いぶりを見せるかが、とても楽しみです。

と、書いている一方で、実はこんな話題もありまして・・・。

☆え、時間切れじゃねえの?
事は2006年の12月6日の深夜に起こりました。
A級順位戦の郷田九段vs久保八段戦、両者1分将棋の熱戦中に突如久保八段が、数十手前に郷田九段が1分を越えてから着手したのではないかとアピールして対局が中断する事件が発生。その場が騒然とする中、電話で連絡を受けた中原将棋連盟副会長が「手を遡ってのアピールは無効」の判断を示し、ほどなく久保八段は投了してひとまずその場は治まりました。
とはいえ、問題は山積み。
通常プロの対局は、対局者2名に記録係1名というのが通例。この記録係は、主に奨励会員が担当し、時間の管理と棋譜への記入を行うもの。本来ならこの記録係が時間切れと言わない限りはセーフなのですが、奨励会員も修行中の身であり、先輩棋士に気兼ねしてなかなか秒読みでの時間切れを言えないのもまた事実。
また、今回は連盟副会長が独断で判断しているのですが、本来このようなルールで揉めた場合は、特定の機関にかけて改めて裁定するだの、裁定や判定に不服があるときに訴えられる場所を設けるだのといった決まりごとがあるのが筋なはず。
まあ、そうはいってもたかが将棋なんで、上場会社みたいな厳密な決まりごとであんまり縛り上げるのもどうか、という考え方も無論あるでしょう。
最近の「不正隠しは絶対許さない」の流れもある中で、どう舵取りしていけばいいのか。
難しい問題です。
この件に関しましては、「リンクはできるだけしない」という拙blogの新しい原則をあえて曲げて、勝手に将棋トピックスさんの記事をリンクさせていただきます。
この件の救いは、負けた久保九段がその後羽生・深浦・佐藤を撃破し、見事A級残留を決めたこと。vs郷田戦での敗北を含めて1勝5敗という今季絶望の烙印を捺されてもおかしくない中、よくぞ戦い抜きました。あの佐藤二冠を含む6人が4勝5敗で並び、今年の順位が最も低かった深浦八段が降級の憂き目に遭うという史上まれに見るドラマを裏で演出した人であります。

☆今泉元三段、晴れて「元」が取れました
こちらでも1度取り上げたかな?の2007年度三段リーグ編入試験。
当該年度のアマチュアでのタイトルを獲得した者が、申請すれば三段リーグへの編入試験を受けられるという制度で、いわゆる瀬川祭りの後始末として設けられた制度であります。対象者は奨励会の二段扱いとなり、奨励会の規定に準じ、奨励会員の二段(または初段との香落ち戦。対象者側が香車を落として戦う)と8局を戦います。そこで6勝すれば、三段リーグへの参加資格を得られます。
これに挑んだ2名のうち、今泉元三段が3月28日に6勝目をゲットし、見事三段リーグへの参加資格を獲得しました。今後も厳しい戦いが続くと思いますが、是非プロ棋士の座をゲットしてもらいたいものです。
一方、「サラリーマンとの二足のわらじ」「推薦人があの瀬川四段」で注目された秋山元三段は、6勝目を賭けた3月24日の2局目で無念の敗戦。不合格となりました。
今の私には、かける言葉が見つかりません。

☆「3人目のプロ」、現る
3月17日に行われた2006年度後期三段リーグの最終戦。
最終戦を残して自力となっていた豊島、金井両三段という俊英が順当に勝利し、順位戦C2クラスからの参戦を決めました。豊島16歳、金井20歳というフレッシュな四段の誕生となり、特に豊島四段は現役最年少のプロとなります。実力は以前から高く評価されているだけに、まずはスタートダッシュに期待がかかります。
タイトルの「3人目」とは、本来とは違う制度による四段が誕生したという意味。
上位2名を追っていた伊藤三段が、最終戦にも勝利して2回目の次点をゲットし、規定により与えられるフリークラス入りの権利を行使し、フリークラスの四段としてプロ入りすることとなりました。
あの瀬川四段がなかなか抜け出せないことでもわかる通り、フリークラス入りをするくらいなら三段リーグをもう1回やった方が得、という奨励会員は多く、佐藤天彦四段も一度この権利を得ながらそれを放棄して後年プロになってます。
が、伊藤三段には切実な理由がありました。
伊藤三段は現在25歳。原則26歳までに四段になれないと、奨励会から去らなければなりません。一応好成績さえ上げていれば30歳まで残れる救済措置はあるものの、必ず次に上がれる保障がない中での妥当な選択と言えると思います。
これから先も大変だけど、とにかく頑張るしかないんだよね。ガンバレ!

☆女流棋士会、独立ならず?
日本将棋連盟からの独立を図っていた女流棋士会でしたが、36名の女流棋士が日本将棋連盟に残留するとのこと。どうも独立のやり方が気に入らなかったヨネナガカイチョーラ(ryが、猛烈な切り崩し工作を行ったとの風の噂もあるようです。
不確定な情報でモノを言ってはあかんという大原則はあるものの、拙blogは俺がルールwゆえ、あえてそれを曲げて。

今の日本将棋連盟が、フットワークが良くなったというのは、認める。
が、事を起こすときにどうゆうプロセスを踏むのか、どうやって連盟理事会の行動をチェックしていくのか、というのが、はっきり言って一ファンの私には見えにくい。
今の日本将棋連盟は、ブレーキ性能やハンドリングを考慮せず、無理矢理エンジンだけチューンした車に思えてしょうがない。

あと、もうプロ棋士だけで連盟の運営をしていくのには限界があるのではないか。
任せるべきところは経営のプロに任せるべきではないのか。
たとえば、アマチュア初段の私に、タイトル戦の大盤解説会の解説役は任せないでしょ?
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by mitsuboshi03 | 2007-04-01 12:10 | 将棋 | Comments(6)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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