カテゴリ:将棋( 240 )

早いもので今年もあと二週間。
色々と大変な一年でしたが、過ぎてしまえばあっという間。
来年もそうなりそうですなあ、うう、やだなあ。

さて今回も普通の将棋ネタを。
実は色々と落としていた話題を(苦笑)

■復位を目指し、立ち上がる振り飛車の雄(王将戦挑戦者決定リーグ)

こちらはうっかり落としていた王将戦挑戦者決定の話題。
11月28日に長丁場の挑戦者決定リーグを制したのは久保九段でした。
王将復位を賭けて、郷田王将との戦いに挑むことになります。
久保九段といえば、叡王戦の準々決勝でまさかの対局場の勘違いでの不戦敗がすっかり有名に。
棋士会副会長という重責を担っていることもあり、本日の豊島七段とのリベンジマッチを含め、色々と禊を行う羽目になってしまいましたが、本日の対局を含め、幸いにも将棋自体は好調でなにより。
序盤でどれだけリードできるかが七番勝負の行方を左右するかもしれません。

■我らのチダショー、番勝負の大舞台へ(棋王戦挑戦者決定戦)

今度は昨日行われた棋王戦の挑戦者決定戦。
叡王戦の準決勝でも激突した千田五段対佐々木勇気五段という、東西期待の若手同士の対決となりました。
棋王戦の挑戦者決定トーナメントは他と一風変わったところがありまして、準決勝からは二敗失格方式の敗者復活ありという戦いに。
日本ではまだ一般的ではないですが、スポーツの国際大会などではこういう二敗失格方式のトーナメントが普通になってきましたね。
一発勝負よりも公平性が出るのがいいところだと思ってます。

さて今回は1回負けられる千田五段対2回勝たないといけない佐々木勇気五段という対戦になりましたが、昨日の第1局を千田五段が制し、渡辺棋王との五番勝負を戦うことになりました。
これで六段に昇段した千田六段。
コンピュータ将棋に精通し、定跡型の研究には定評がありますが、叡王戦決勝三番勝負でも露呈した通り、トップレベルの棋士相手の力比べとなるとまだ線が細いといった印象。
渡辺棋王の調子がまだまだ上がってこないのは救いとはいえ、今のままだと良くて2つ勝てるか、という感じ。
こちらも序盤でどれだけリードできるかが運命を分けるのではないかと思われます。
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by mitsuboshi03 | 2016-12-18 17:20 | 将棋 | Comments(0)
毎週更新、と言っておきながら隔週になってしまってすまんです。
地域で重~い役が回ってきちゃったため、今後は隔週更新がメインになっちゃうかもなーと。
まああんまり難しいこと考えてるとハゲますんで、淡々とやってきますよ、ええ(苦笑)

さて今回はプロ棋界の話題を。
昨日行われた叡王戦第2局を中心にお届けしますね。

■チダショーも強かったが、名人は強すぎた(叡王戦第2局)

第2期叡王戦もいよいよ決勝三番勝負。
ついこないだ山崎叡王が誕生したような気がしますが、1年って過ぎると早いですなあ。
さて今回は、満を持して登場した羽生三冠を破った佐藤名人に、新進気鋭のコンピュータ棋士な我らのチダショーこと千田五段が挑む構図となりました。
沖縄で行われた第1局を佐藤名人が制し、昨日迎賓館で第2局が行われました。
それにしても迎賓館。
流石は日本を代表する建築の一つ。
たとえ映像でも、一遍は見ておくと人生ちょっと変わるかも。
ちなみに対局場となった迎賓館別館は、将棋の対局場としては破格の47畳ぶち抜き。
久々に対局場を見て目が点になりましたw

さて対局。
後手番となった千田五段の二手目△8四歩に対して▲7七銀と矢倉を宣言した佐藤名人。
さてどうするのかと思いきや、飛車先の歩をスルスルと2五まで伸ばすという古典的な戦型を採用。
千田五段が早めに△3一角として△6四角の飛車いじめを狙おうとすると、今度は▲4六歩~▲3七桂と昔懐かしの陣形から米長流急戦矢倉を志向。
破壊力抜群ながら、守りがあまりにも脆いために現代将棋ではすっかり消えた戦法となっておりましたが、後手の千田五段が早囲いを狙っていたこともあり、専門的に見ると先手の主張が通った印象。
佐藤名人が序盤で早くもポイントを上げましたが、何しろ囲いの強度が豆腐並みなこともあって、千田五段にも十分勝つチャンスはある分かれとなりました。

が、そこを何とかしてしまったのが佐藤名人。
千田五段が慣れない戦型に苦戦する一方、渋さ満点の▲5九金をはじめとした変幻自在の指し回しで千田五段の攻めを華麗にいなし、最後の望みを賭けた千田五段渾身の突進も巧みにかわしての完勝となりました。

千田五段は序中盤の引き出しの差が如実に出てしまった模様。
とはいえ、最新型での戦いには定評がありますし、この第2局でも最後まで望みを捨てずにひたひたと一発逆転を狙う姿には好感が持てました。
とかくコンピュータ棋士としての一面ばかりクローズアップされがちですが、森門下特有の一本筋の入った骨のある棋士。
数年後と言わず、今すぐにでもタイトル戦で見たい逸材であります。

佐藤名人ですが、あの脆い急戦矢倉をこうも上手くまとめきっちゃうのは凄すぎます。
勝ち負けはともかくとして、ponanzaとも好勝負を演じてくれるのではないかと期待しております。

■決戦は第7局へ(竜王戦七番勝負)

色々と忙しくて中々じっくり見る機会が無いのですが、竜王戦七番勝負はなんとなんとフルセットへ。
第7局は12/21,22に新潟県の「温泉御宿 龍言」で行われます。
こうなったらまさかの丸山竜王を見たい気もしますが、竜王は渡辺でないとしっくりしないという思いもあり。
中々ままならないものですなあ。
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by mitsuboshi03 | 2016-12-12 19:31 | 将棋 | Comments(0)
カストロが亡くなったり糸井が阪神に行ったりしましたが、私は…まあ、なんとか、生きてます。

隔週更新が定番になりつつある。
ヤバイ、ヤバイですよ。
というわけで記事を上げてみる。
ちょうど都合よく『佐藤心の青春』の第2話が上がったことだし。
例によって例のごとく本編はこちら→

今回までで舞台設定が終わって、次回から対局でしょうかね。
楽しみです。
んでもって、これから先は例によって例のごとくネタバレ全開でツッコミを入れますのでそこのところよろしく。

■片桐早苗(早苗さん)

またも28歳さんのエントリー。
大丈夫、これから平均年齢下がるから(震え声)

『佐藤心の青春』ではコーヤンこと中田功七段役を務めることに。
ご両人ともお酒大好きですからね、適役かと(笑)
中田功七段といえば、やっぱりコーヤン流三間飛車ですかね。
雑な居飛車穴熊党相手なら瞬殺できますので、振り飛車党ならこっそりレパートリーに入れておくと吉。

■桜井桃華(ちゃま)

12歳!そういうアイドルも居るのか!
そうなんですデレマスは上から下まで年齢幅大きいんですよ本来は。
なにしろこの動画が平均年齢高(ry

『佐藤心の青春』では、なんとなんと佐藤天彦名人役に大抜擢。
何しろ後の名人ですので、第1話を見た時点で誰を当てるのか楽しみにしてましたが、「そうきたかー」という印象。
貴族役にはお嬢様をということですね、わかり(ry

■宮本フレデリカ(フレちゃん)

そして将棋強いお姉さんの登場。
平均年齢もそれなりに下がっていい塩梅。
いいですね、実にいい(愉悦)

『佐藤心の青春』では「将棋強いオジサン」こと木村八段役として登場。
軽妙なトークと独特な受けを披露する場面は出てくるのでしょうか。
原作的に考えて、あんまり期待せず待ってます(苦笑)

■三船美優(美優さん)

がっ…ここで26歳さんのエントリー!
これではまた平均年齢が上がってしまう!(ひでえ)

スパークする傾向の極めて強いデレマス年長組をよそに、年相応に落ち着いた感じが大変よろしいんじゃないでしょうか、という美優さん。
でも結構きわどい、というか可愛い衣装も着てくれるぞ!素晴らしい!

『佐藤心の青春』では…私の見立てではおそらく佐藤康光九段ポジっぽい。
まあなんでも原作に合わせなくてもええんで、この辺はお好みで。

■塩見周子(シューコ)

まーそうそう何人も年長組出すわけにもいかんでしょ、というわけでシューコさん登場。
今どきのギャルっぽいのに和風テイスト、というのがイイんですよね、シューコ。

『佐藤心の青春』では、シュガハさんにかわいがってもらった後輩棋士役として登場。
元ネタの瀬川五段は後輩の面倒をかなり見てた方なんで、誰、と特定するのが難しいんですよね。
こちらも元ネタをあえて特定せず、「あ、こういう役なんだな」と思って見ていただければと。

■城ヶ崎美嘉(姉ヶ崎)

そしてカリスマJKのエントリー。
それにしても、城ヶ崎で変換や検索をかけようとすると、ことごとく妹しか登場しないこのありさま。
姉も大事にしてやってくだされ…(涙)

『佐藤心の青春』では、シューコ同様、シュガハさんにかわいがってもらった後輩棋士役として登場。
年齢的に酒…はダメなので、カラオケとかで遊んでもらったんでしょうかね。

■美城常務(美城さん)

ま~た平均年齢上がるよ…え、アイドルじゃないって、なら大丈夫(おい)

『佐藤心の青春』では米長元会長役を務めることに。
元ネタより隙の無い方を持ってきましたね。

■「さくらいももかです。6さいです。」(2:15あたり)

開幕ゲロイン爆誕の部分はあえて語らず(おい)

それにしても6歳ちゃまヤバイ、超ヤバイ。
第2話で一番危険なところではないかしらん。
何しろちょっと縮尺いじっただけでこの破壊力ってのがヤバすぎます(おい)

なお、このあたりの下りについては中田功七段が将棋連盟モバイルコラムで語っておられるとか。
う~む、スマホ持ってないんですよねえ。

■「美嘉ちゃん、悪い顔になっとるよー。」(6:10あたり)

明るいところで悪だくみ、う~むたまらんのう(待て)

プロ試験制度を導入するかどうかの攻防ですね。
臨時連盟総会での議決が必要だったんで、瀬川さんにかわいがってもらった後輩たちが、「瀬川さんをプロ棋士にしたい!」とプロ棋士への働きかけをしていたところの下りになります。
こういう動きが自然に起きた、というのはやはり人徳なんでしょうね。
でも、良い子はマネしちゃダ・メ・だ・ぞ!
なお社会人になるとこの程度なぞ序の口(以下略)

■将棋バー あいごま(11:28あたり)

そしてまた酒を飲むシュガハさん。
原作準拠だからね、ちかたないね(本当)

■「読みが当たりましたね」(12:44あたり)

狙った飲み会は外さない、それが楓クオリティ(おい)
学生時代、こういう嗅覚に優れていた人が何人も居たような…?

■「ええ、とっても楽しみです。」(13:00あたり)

タイトル戦の番勝負で、新潟での日本酒と対戦相手を楽しみにしている楓三冠。
今度の対戦相手は壊さないでねー、のあさん大事にねー(おい)

■「形式は5番勝負。3勝した時点でFランクとしてのデビューが認められ、3敗した時点で不合格だ。」(13:32あたり)

ここは若干史実と違うところ。
瀬川五段のときのプロ試験は少々変則的で、3勝でフリークラス入り、4敗で失格という6番勝負を戦いました。
この後制定されたプロ試験制度では、棋士番号の遅い順(最後にプロ入りした順)に5名試験官を選び、3勝でフリークラス入り、という制度になっております。
ちなみに今泉四段がこの制度でプロ入りしてますね。

■「境界線上なんて、よくもまあ、いけしゃあしゃあと。」(14:28あたり)

世間的には安牌と見られていた史実の第1戦。
だがプロ棋士の見立てでは相当厳しい相手と見ていたようで、先崎九段のエッセイにもそういう記述があります。
何しろ後の名人ってのもありますが、そもそも17歳の三段ってのが相当強い。
確実に勝てるプロ棋士って、半分も居ないんじゃないかと。
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by mitsuboshi03 | 2016-11-27 12:26 | 将棋 | Comments(0)
地域の文化祭の準備で忙しかったんで一週パスしました。ごめんね。
これで今年の行事は一段落。
やっぱでかい祭りがあったんでキツかったっす。
なお来年再来年は地域のお役目で鉄砲玉と化す模様(号泣)

さて今回は将棋☓アイマス。
「盤上のシンデレラ」は終わっちゃいましたが、別の作者さんによる楽しみな動画が上がっていたので記事にしてみようかと。
タイトルが「佐藤心の青春」なので、てっきり村山聖ネタかと思っていたら、瀬川五段のプロ挑戦のお話とは!
色々大変とは思いますが、ゆっくりでいいから続けて欲しいですね。
ではいつものように軽くツッコミを。

おっと忘れてました。本作のリンクはこちらを→

■佐藤心(しゅがはさん)

本作の主役ということで、当然のことながら瀬川五段ポジ。
第1話では、ミツボシリーグ(三段リーグに相当)から年齢制限で脱落したものの、アマチュア資格ながらアイドルを相手に勝率7割を超す好成績を上げている…というところからスタート。
デレマスにおいては、スパークするシンデレラガールズ年長組の一翼を担う。
なにしろ御年26歳にして「はぁ~い♪アナタのはぁとをシュガシュガスウィート☆」と言ってしまうといううわキツ
【あの】菜々さんとのコラボや、公式でまさかの「体重0kg」表記など、ネタ的においしいポジションなこともあってか、出番自体は多くとも主役を張る場面は少なかったように思うが、第5回総選挙でパッション3位、全体でも9位に食い込むという大戦果を上げていることもあり、もう主役も十分務まるんではないかと思ってみたり。
ちなみに3サイズは非公表ながら、身長166cmということもあってかなりボリューミーなスタイル。
ぽっちゃり言うな!
なお貴重な長野県出身アイドルである。

■沢田麻理菜(まりなさん)

しゅがはさんと同じ26歳ながら、こちらはぐっと落ち着いた頼れるお姉さん。
26歳にして、すっぴんで外出可能という恐るべき素肌美人である。
ええい、デレマスのアイドルはバケモノか!?
長野出身のサーファー、という設定で、デレマス界では「じゃあ諏訪湖でサーフィンすれば」ということになっているらしい。
訴訟も辞さない(諏訪市民)
なおジェットスキーやヨットなら普通に諏訪湖で楽しめる模様。
湖に落ちると地獄だけどな!
あと虫もハンパないけど。

本作ではしゅがはさんの同棲相手として登場。
しゅがまり!そういうのもあるのか!

■高垣楓(楓さん)

そしてダジャレの女王でウワバミな25歳児の登場である(おい)
しゃべらなければミステリアスで素敵な美人さんなのに~。
だが、そこがいい(待て)

「盤上のシンデレラ」では名人だったが、本作でもタイトルホルダー、というか、どうみても鬼畜眼鏡うさぎおじさんこと羽生三冠です、本当にあり(ry
というわけで、本作でも重要な位置を占めるキャラ。

■川島瑞樹(kwsmさん、わかるわ)

挙句の果てに28歳さんの登場。
ここまで本当に平均年齢たっけえなおい(この後は血痕で読み取れない)

安定と信頼のkwsmさん。
居るだけで場が締まり、かつ関西気質のムードメーカーでもあるという唯一無二の存在。
本作ではしゅがはさんの大先輩という位置付け。
デレマスでは2歳しか違わないのだが、本作では…(それ以上いけない)

■速水奏(奏さん)

その見た目からついついさん付けしてしまうが、ちゃんと17歳の女の子。
やったよ!やっと10代のアイドルだよ!お兄さん嬉しいよ!
なお、この見た目で頻繁にキスをねだる子の模様。
現実でもこんな子が居ればいいのに(屍)

本作では振り飛車使いのA級…アイドル的にはAランクか…というわけで、まず間違いなく久保九段ポジ。
この人も、本作では重要な位置を占める、はず。

■八神マキノ(マキノン)

趣味が諜報活動という、デレマスのアグレッシブぶりの一端を示すアイドルの一人。
めがねっ子18歳かわいい。

本作では事情通として登場。
ちょい役なのか、今後も説明役として登場するのか。
あ、普通に観戦記者という手はありだな!

■「んもうマリナルってば☆はぁとを間近で見るために記録係になるなんて☆」(1:15あたり)

なんという重い愛情。
どこかで見たような展開ですねえ。
この作者も「盤上のシンデレラ」、好きだったのかなあ。

■「いったいはぁとは昨日、何をやらかしたの!?」(4:10あたり)

酒に酔って記憶がないでござるる。
一緒に飲んでた先輩が家まで来てるでござるる。
…。

終わった、何もかも(おい)

よくあることですねえ(心に棚を作ろう)

■「あの超個性派、元候補生がアイドル界に殴り込みか!?」(4:42あたり)

デデーン。
一夜にして、あっという間にお茶の間の話題を独占。
なんということでしょう(笑)

でも、こういう方向でマスコミが取り上げてくれるのってありがたいことですよねえ。
うっ頭が(思い出したくないことがあるらしい)

■「今なら~楓さんにだって勝てる気がする!気がするだけだけどな☆」(7:48あたり)

楽しくお酒、楽しく将棋。
うん、問題ないな!(えー)

…だったら良かったんですけどね(謎笑)
このシチュエーションで楓さんが出てこないはずがないじゃないですかヤダー☆

■「よかったね。二度と将棋のできない身体にされなくて。」(8:25あたり)

どうみても羽生三冠です、本当にあり(ry
これが大山先生だと、盤外戦術含めて心を折りに行きますが、盤上だけで心を折っちゃうっていったい…。

■「60手行かずに投了してたわ。」(9:03あたり)

奏さんは振り飛車党、よしちぃ覚えた。

対抗型で挑んだしゅがはさんでしたが、ぐでんぐでんの酔っ払い状態で素面のAランクアイドルに勝てるはずもなく、短手数で轟沈した模様。
横歩取りとかならプロ棋士でも60手行かずに投了ってのはたまにありますが、対抗型の特に持久戦だと、駒組みだけで終わりますからねえ。
急戦挑んじゃったのかしらん。

■「本当にアイドルになりたいなら、正式な意思表明をして欲しい。
それから先は、こちらがなんとかする。」(10:50あたり)


これは史実に近いお話ですね。
本作ではお話の都合上、楓さんが一晩でやってくれましたが、史実ではアマ強豪だったり一部プロ棋士の協力があってこうなったんですよね。
でも、羽生三冠が早々と支持していたのは大きかったと思います。
あと、今思い出しましたが、瀬川五段が正式な意思表明を出そうとする前に、お母さんに原稿を添削されていたのが印象に残ってますw
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by mitsuboshi03 | 2016-11-12 19:55 | 将棋 | Comments(0)
叡王戦もいよいよ準々決勝開始と佳境に入ってきました。
昨日の羽生vs稲葉戦、相掛かり特有の膠着状態を羽生三冠…もといここでは羽生九段か、があっさり打開し、終始リードを保ったまま終盤の入り口を迎えたところで、

「お父さ~ん、部屋のテレビが映らなくなっちゃったんだけど」

…。

しかし、ここで働いとかないと、わが家を戦力外通告されてしまうことは必至。
泣く泣く復旧作業に努めましたとさ。
なお対局の方ですが、終盤ちょいともつれたものの、順当に羽生九段が勝利。
なおponanzaが示していた▲9七桂~▲5九角の妙手順を感想戦であっさりと披露し、
「ま、ちょっと無理ですよね、ははは」などと軽く片付けていた模様。
解説の藤井九段も「これ見えたら人間じゃない」って言ってたんだけどなあ。
まあ、将棋星人ゆえ致し方なし。
稲葉八段は、来週の順位戦でもう一回羽生三冠と当たりますが、今度は…頑張れ…る?

さて。
気の重い話ですが、とりあえず一回はやっときますか。
今回は、三浦九段休場の件について。

すでに文春砲やワイドショーのオモチャとしてすっかりおなじみになってしまったこの話題。
色々話題は出ていますが、現状は羽生三冠のおっしゃる通り、グレーですからね、グレー。
黒でも白でもないと。
最後は法廷でボクと握手!って展開にせざるを得ないんでしょうね、やっぱ。

今回ネタにしたいのは、こっちの話しというよりは、この問題を生み出してしまった背景について。
二次情報に基づく仮説ですので、まあ話半分で聞いてほしいのですが。

本来は遅くとも2,3年くらい前には電子機器に関する規制を設けるべきだったのですが、抵抗勢力というか、現状をよく分かっていない人の声が大きくて挫折した模様。
この辺は将棋連盟の構造的な欠陥がありまして、
 ①現役棋士の一部が理事職として運営に携わりつつ棋士の役割も務める
 ②プロ棋士以外が事実上運営に携わっていない
 ③引退棋士が重要な意思決定に関わる
というところがポイントかと。

お隣の囲碁や、構造的によく似ている大相撲を例に取りますと、囲碁界では①と②については既に一般の方をトップに据えるという解決策を打ち出していますし、大相撲では親方衆が運営を行っているんで将棋より現役の負荷は少ないと言えるし、横綱審議委員会という存在もある。
将棋界もこないだの公益社団法人化で一応プロ棋士以外の理事が誕生したものの、実際の運営はプロ棋士の理事におまかせ、な感じ。
とにかく理事職の負担が大きすぎるのと、基本的に将棋だけ強い方々なので、こういう問題に対処するのは難しいんじゃないのかなと。
とはいえ、こんなどえらい厄ネタのあるところへ火中の栗を拾ってくれる奇特な人が果たして居るのか、という大きな疑問は残るのですが。

あと③ですが、将棋連盟の最高意思決定機関である総会で、引退棋士は現役棋士と同じく1人1票を持ってます。
21世紀にもなってこれはないだろうと。
引退棋士の立場で、例えば1人くらいは理事職をやったり、意見を述べたりというのはアリだとは思うのですが、退役した人が現役と同じ決定権を持つというのは他の世界じゃまず考えられない。
過去のことはともかく、今のことは現役に任せた方がいいと思うんですがねえ。

今回の一件で将棋連盟の改革が進めば、このグダグダも少しは意味があったと良かった探しもできそうなのですが、たぶん無理でしょうなあ。
とはいえ、全くの趣味団体ならともかく、少なくとも20~30億円の金を動かす団体なのですから、それなりの組織運営はしてもらわないと、困る。
一般のファンとしては気にしなければ済む話とはいえ、どうにかならんもんですかねえ。

(追記)

KKPPさんより、『盤上のシンデレラ』の製作終了のお話が。
それに伴い、過去の話の閲覧も出来なくするとのこと。

残念ではありますが、ここは製作者の意志を尊重したいと思います。
ここ数話は随分苦しそうに話を作っているように見えましたし。

今までありがとう。
楽しかったよ。
まあ、またふらっと戻ってくるという手もありますし(おい)
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by mitsuboshi03 | 2016-10-22 19:03 | 将棋 | Comments(2)
昨日地元の工業メッセへ行ってきたのですが、今年もやっぱり居ましたイスラエル。
最初見たときは流石に固まりましたが、慣れって怖いですね(おい)
「モサド、いつもあなたのそばに」(違います?)

将棋界では久々に激震が走りましたが、確かな情報が不足していると判断して今回はスルー。
今回は先週行われた第4回電王トーナメントのお話を。
日を置くと情報は整理されるのですが、ライブ感覚が失われていくジレンマ、ぐぬぬ。
まあ、ここはあっさり風味で行かせてもらうこととして。

■電王トーナメントのおさらい

電王トーナメント(ここでは電王)についての説明をカンタンに。
同じコンピュータ将棋の大会である世界コンピュータ将棋選手権(ここではWCSC)と比較してみました。
こまけえことは主催者のサイトに投げるとして(えー)、ふわっとした感じということで一つよろしく。

◯持ち時間  
・電王  : 予選が15分(切れたら10秒)、決勝トーナメントは2時間切れ負け
・WCSC : フィッシャールール
・つまり? :  予選はどっちも短い。本戦は電王が長め 

◯使用マシン  
・電王  : スポンサーが提供するガレリア1台
・WCSC : 何でもあり(PCである必要すらない)
・つまり? :  電王の方がやや制約大きめ

◯シード  
・電王  : 一切なし(すべて予選から)
・WCSC : 前年の成績により予選シードあり

◯賞金や特典  
・電王  : 5位まで賞金、優勝ソフトは叡王と電王戦を戦う
・WCSC : 一切なし(学術研究の一貫ですので)
・つまり? :  伝統と格式のWCSC、金と欲望の電王(おい)

■初日!(混沌の渦)

直前まで棋力アップに挑む開発者が多いせいか、プログラム実装が間に合わずにリタイアするソフトもちらほら出る中、なんとか出場できた35ソフトによる予選がスタート。
ライブラリが使えるようになり、以前のように必ずしも一からソフトを自作しなくていい分ハードルは下がったように見えますが、やっぱり強いソフトにするのは簡単なことではないようで、ほぼ全ての駒を取られて討ち死にといった、ロートルな私の目から見ても微笑ましい手が満載な棋譜もちらほらと。
日頃ソフトに痛めつけられてる身からするとホッとします(おい)
初日解説者のこーる君こと阿部(光)六段も危ない発言がちらほら。
すみませんこの子悪い子じゃないんです。思ったことそのまま口に出しちゃうだけなんです(おい)

とは言え、流石に決勝トーナメントを争う段となりますともちろんそういうわけにはいかず、8戦戦う予選を5勝3敗で乗り切った「おから饅頭」さんが、惜しくも13位でファイナルカットという厳しい結果に。
そして、昨年一世を風靡した「技巧」が、なんと4連勝からの4連敗で予選落ちというこちらも驚きの結果に。
昨日の最強ソフトが、今日はもう通用しない。
恐ろしい世界です。
なお予選全勝で1位突破を決めたのはponanza。
やっぱり、というか、流石の強さでした。

■二日日!(もーすごいっす)

決勝トーナメントともなりますと、初日のようなゆる~い雰囲気とは一変。
とはいえ、当人は必死とはいえバグ取りに精を出す「たこっと」さんのようなソフトも居るのが何となく微笑ましい。
それと、狼ヘッドの「Qhapaq」さんvsタヌキ着ぐるみの「✟白美神✟」の「笑ってはいけない電王トーナメント」対決とか(おい)
ちなみに、「Qhapaq」さんは3日目にフリーザ様ヘッドで登場。
こんな人たちですが、こういう人が日本でも有数のプログラマーだったりするので世の中怖い。

激戦のトーナメントを生き残り、ベスト4進出を決めたのがponanza、「浮かむ瀬」(Apery)、「真やねうら王」、「読み太」。
これをすべて的中させているのがこの日解説のチダショーこと千田五段。
分かってはいたつもりですが、何なんですかこの人(驚愕)

■最終日!(優勝はやっぱり…)

そしてやってきました最終日
いずれ劣らぬ強者揃いとあって、私のようなヘボにとっては異次元の戦いに。
子供のころに教わった定跡や格言、あれはいったい何だったのかという盤面を目の当たりにして、只々たじろぐばかり。
まあ、いずれ慣れるんでしょうけど。
ところで、ニコ動でアリーナ最前列に居座っていたのに、ついうっかり「この飛車とか銀の配置はこれでええんか」などと書き込みをしていたら、とたんに最終日解説の西尾六段にコメントを拾われて丁寧な説明を受ける羽目に。
すっかり舞い上がってしまいお礼も言えない始末。
も、申し訳ありませぬ(平謝り)

さて、優勝はやっぱりというか貫禄の強さを見せたponanza。
優勝インタビューで開発者の山本さんより、去年のponanzaを9割負かせるという驚愕の発言が。
去年のバージョンだって相当な腕前のように見えたのですが、今年はまた別格といった印象。
他のソフトが一気呵成に攻めかかる中、渋くコクのある手で着実にポイントを稼いでいくのが恐ろしく見えました。
このあたりは共同開発者の下山さんの領域でしょうか。流石です。

とはいえ、このponanzaから1勝を奪った真やねうら王や、ponanza以外には全勝を誇った「浮かむ瀬」(Apery)の活躍も立派。
両者ともにソフトを公開し、ライブラリ使用ソフトも2つ合わせて半分くらいという面でも大会を盛り上げてくれたのではないかと思います。
なお、賞金のかかる5位トーナメントは古豪の大将軍が滑り込みセーフで久々の好成績を上げました。

■最後に(印象に残った一言)

コンピュータ将棋の強さを見せつけられたのと同時に、開発者の皆さんの頑張りを見られたのが収穫だと思います。
最後に、開発者の皆さんの印象に残った一言をいくつか。

コンピュータ将棋は、まだまだ強くなれるということを、今回、ponanzaが担保してくれたし、そのことに私はとても勇気づけられた。
(真やねうら王:やねうらおさん)

ライバルがいたから、ponanza強くできました。
(ponanza:山本さん)

勝った次の日こそ、いつもどおりコードを書く。
(ponanza:山本さん)

自分では人間の将棋を超えた向こう側には全然届かないけど、ニコ生で見る側から向こう側には行けた。
将棋が好きな人か、将棋知らなくてもプログラム経験が多少あれば全然行ける

(HoneyWaffle:みつひこさん)
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by mitsuboshi03 | 2016-10-16 19:57 | 将棋 | Comments(0)
やっと3連休だと思っていたら、あっという間に終了(涙)
色々疲れてたので、喫茶店に出かけた以外は引きこもってました。
電王トーナメントが大絶賛開催中ですが、結果などは来週に回すこととして、今回は将棋界の話題を。
それにしても、ベスト8組の将棋は本当にレベルが高いですなあ。

■羽生王座、3連勝で糸谷八段の挑戦を退ける(王座戦5番勝負)

夏の棋戦だと思ってましたが、終わるころには衣替えの季節となるのが王座戦。
今年は若手有望株の糸谷八段が羽生王座に挑みましたが、羽生王座が3連勝でタイトル防衛に成功しました。
糸谷八段は今ひとつ伸び悩んでいる印象でしょうか。
巻き返しに期待します。

それにしても、「人生の半分以上が王座」な羽生王座は凄いですなあ。
タイトル100期なんて夢だと思ってましたが、来年三冠を防衛すると達成します。
他のタイトルを獲得したら時期が早まる可能性も。
いつも言っている気がしますが、凄すぎます。

■『聖の青春』が映画になりますよっと

そういえばネタにしていなかった気がしますので、『聖の青春』のお話を。
「終盤は村山に聞け」で有名となった天才棋士、村山聖の生涯を綴った小説『聖の青春』。
すでにマンガにもなってますが、このたび映画化されることになりました。
夭折した天才というと、私の同世代ならまず尾崎豊を上げるかと思いますが、私のような将棋好きにとっては間違いなく村山聖です。
この人の話しをしだすと大抵泣いてしまう展開になってダメなんですが、映画は見に行こうかなと。
あと、村山聖名局譜が再販されますので私は買う予定。
森師匠が涙を飲んで50局に減らしたのを、羽生・先崎が10局に絞って解説した珠玉の一冊。
届いたら、久々に盤に並べてみようと思います。
村山流というと、駒がぐいぐい前に出て、センスの良い将棋。
マネしたいのですが、難しいんですよね、これが。
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by mitsuboshi03 | 2016-10-10 17:16 | 将棋 | Comments(0)
地域のおしごとで山の作業に逝ってきました。
日頃やってないことをやるのは疲れますなあ(涙)

それはさておき、中々お伝えできなかった王位戦ですが、既報の通り、羽生王位が4勝3敗でタイトル防衛となりました。
先に王手をかけていた木村八段でしたが、またもあと一勝が遠いという結末に。
何しろ人柄の良い木村八段ですが、そういうところはワガママでいいですからね!
将棋強いオジサンの挑戦は、まだまだ続きます。

一方の羽生三冠、これでタイトル獲得数が累計で96ということに。
もうどのくらい凄いのか、自分でもよく分かりません(苦笑)
とはいえ、その才能と努力は素晴らしいものがあります。
最近話題になっている奥様twitterですが、心を打つものが2つありました。
脳内だけで書いてますので、元と違ってたらごめんなさい。

「天才というのは、谷川さんや村山(聖)君こそふさわしい。
自分はただ努力しているだけ。」


夫(羽生三冠)は対局の後、どんなに遅く帰ってきた日でも、必ず自室で研究をしている。
部屋から時々、苦しそうな呻き声が聞こえてくる。


後の方の話しですが、対局から帰ると少なくとも夜の9時10時、深夜になることもしばしば。
しかもその前に感想戦を何時間もしているというのに、帰ってからもまた数時間研究。
そして翌朝は次の対局だったり、タイトル戦の前日移動だったり、イベントや講演会なんかに出かけていくわけです。
私が個人的に羽生三冠を一番尊敬していることは、こういう生活を30年以上欠かさず続けているところ。
10代のころ、今の羽生三冠より勉強しているプロ棋士や奨励会員はそれなりに居るだろう。
だが、それを40代半ばまで続けているのは、今だと羽生三冠くらいでしょうね。

さて今回は超久々に3月のライオンをやります!
ここんとこ人間ドラマの多かった3月のライオンですが、おととい届いた第12巻は将棋ネタが多くて楽しい!
重た~い人間ドラマも3月のライオンの味なのですが、将棋好きにはやっぱり将棋ネタがありがたい。
自分にティンと来たネタを中心に、ネタバレありありで紹介していきます(謎)

■忠実なる愛犬エリザベス物語

村山聖・・・もとい、二階堂君の愛犬エリザベス中心に書かれた息抜き回。
なんというか、心がほっこりしますなあ。
現実世界の犬は超苦手な私ですが、二次元なら問題ないし!(おい)
そういや、作者の羽海野チカさんは重度のネコ派なはずですが、犬を描くのも上手ですなあ。

■「棋竜もキャバ嬢の心も失いかけ 今やまさにガケッぷち…」

キャバ嬢はどーでもいいですが(バッサリ)
持ってるタイトルを失うというのは、身を切られるより辛いもの。
それにしても、どこまでもアツ過ぎる藤本棋竜、大好きですw

■先崎学のライオン将棋コラム① 棋士の出身で多いのは

先崎先生、九州出身者に宮城県をカウントする痛恨のミスw
即刻宮城の英雄、「塩釜の天才」こと中原先生に謝ってきてくださいw

それにしても、やはり首都圏と近畿が多いですな。
また普及に熱心な北海道・広島・静岡が多めというのも頷けます。
ちなみに私の地元長野県ですが、田丸九段が規定により今期の竜王戦予選を最後に引退のため、これからは田中(悠)五段の一枚看板となります。
う~む、やっぱり寂しいですなあ。
ネットで強くなった勢とかがもっと出てきてくれると嬉しいのですが。

■「でも 何かこの先の研究があっての事かも知れない…
そうだといいな…だといいな
だとしたら… 見たい見たい すごく見たい!!」


どこまでもアツい藤本棋竜に対して、あくまでマイペースな土橋九段。
将棋を楽しく受け止められている姿に、すごく好印象が持てます。
こういう人は、まず間違いなく強い将棋指しです。

■おもしろい方に三千点

羽海野先生から同世代臭が(おい)
クイズダービー、面白かったなあ。

■「わああ 藤本棋竜 いいカオになっちゃってるー!!」

性格的にも、将棋の上でも、全く噛み合いそうにない藤本棋竜と土橋九段。
こういう対戦は将棋界でもよくありますが、こういうときに大抵ダメになっちゃうのが年上の方。
噛み合わないこと自体にイライラしちゃうんですよね。
一方、年下側はそんなこたあどうでもええわと、とにかく将棋だけに集中してきます。
どちらが勝ちそうかは、まあ明らかですよね。

■「う~ん 周りの方からも☓が出てますね
一砂君 まだ顔色が泥のようであります」


前夜祭で、キャバ嬢と妻と娘の板挟みでこれ以上無いほどのハイテンションな藤本棋竜のオモチャにされてしまった松本五段。
御年54歳とはいえ、薩摩の酒豪で知られる藤本棋竜に徒手空拳でかなうはずもなく、敢え無く沈没する羽目に(涙)
しかしマンガとはいえ、この状態で大判解説に連れて来るのはヒド過ぎますw

■「れいちゃん仕事してる…」

家族サービス(?)に、大判解説の仕事がてらに三姉妹を指宿へ誘っている桐山六段。
普段の零くんしか見ていないんで、ちゃんと仕事しているところを見たらやっぱり驚いたと。
仕事のパパは、ちょっと違うんですよ(謎)

■「もし失冠したら… 俺に再び この地に戻る力は 残っているか?」

今の将棋界で言うと、54歳でタイトル戦に出ること自体が凄いのですが、昔の記録から見れば決して不可能なことではない。
自分で無理だと思ったら無理ですが、やれると思う限りはまだ大丈夫。
と、思えた方が人生楽しいですよね?

■「見るのよ 最後まで お父さま 戦ってらっしゃるわ」

最後に豪快に突進して散っていった藤本棋竜。
見苦しいという見方もできますが、最後まで全力を尽くして戦い抜く姿は、人の心を打つもの。
見る人が見れば、わかります。

■「もう ほんとこんな姿 男子とかが一緒だったら恥ずかしくってできないよねぇ☆」

居るから!零くんそこに居るから!
…零くん、イ㌔。

■「あなたを一時しか幸せにしてくれない人の為に…別れるつもりなど毛頭ありません!!」

ええ人や…(ホロリ)
女性に限らず、最近こういうしっかりした人、めっきり減りましたね。
その前に鏡見ろ?…生きててすいません(土下座)

■「まーめが欲しいか そら やるぞ~ォ♪」

雨空とカラスの群れ、そしてダークスーツ。
滑川七段、流石ですw
このくらいインパクトが無いと現実のプロ棋士に負けちゃうので、まあちかたないよね(おい)

■「相筋違い角!! つっ込んでったよ19歳!! 気ィつよっっ!!」

メインイベント第2弾、滑川七段と桐山六段との順位戦。
滑川七段が筋違い角で奇襲をかけると、逆にこちらも筋違い角で応酬する桐山六段。
現実のプロ棋士ではまず絶対に指さない展開ですが、まあお話としては面白い。

ちなみにやられてみると意外と対応の難しい筋違い角ですが、藤井「てんてー」九段が「これで勝率9割」という対策がありますので、困っている方は試してみてはいかがでしょうか。
とかく終盤のファンタジスタで有名な藤井九段なんですが、本当に序盤に関しては歴史に残すべき大棋士なんですよ、ホントに。

■「頭もキレて 身体能力も高い なんて素敵な子なんでしょう!! ああ 勝ちたい」

見た目のインパクトや変則的な戦い方に騙されがちですが、思考回路は意外と素直な滑川七段。
後のエピソードでも出てきますが、実は意外と優しかったりも。
NHKとは言わないが、ニコ動の解説とかで出てきてくれないかな(怖いもの見たさ)

■「やばい この人 でたらめに強い
ゆっくりとした鋭い球を投げてくる… しかも分かりづらい」


何でもないような局面に、ワナを仕掛けておいてしれっと待つのが滑川流。
確かにこういう人を相手にするはやりづらい。
精神力がガリガリと削られる戦いですね。
心底疲れます。

盤上のシンデレラの記事とかで何度か書いてますが、ミスをするのが人間ですが、ミスをさせるのもまた人間。
こういう神経戦は描くのに難易度が高くて躊躇するのですが、羽海野先生と先崎九段の強力タッグなら無問題。
このあたりの攻防は、是非とも原作を手にとって見ていただきたいですね。

■「ち…バレましたか 負けました」

致命傷は負ったものの、最後の最後までワナを仕掛ける滑川七段。
素直に寄せに行くとえらいことになるところでしたが、そこは天才桐山六段。
手堅く勝ちを引き寄せました。

将棋に勝つって、大変なんですよ。
特にこういう将棋だと、ある意味、負けてる側の方が疲れないですから。
負けて元々、逆転したら大ラッキー、ですからね。
一方勝つ方は大変。
全部読み切らないといけないのですから。
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by mitsuboshi03 | 2016-10-02 16:30 | 将棋 | Comments(0)
終わった!第三部、もとい、祭り完!
いや~、得意じゃないことやり続けるってのは辛いことですなあ(涙)

さて今回は祭りの間に盤上のシンデレラの更新が来ていたので早速記事に。
初回見た思いのままにささっと記事にしてみたんで、練り込みはやや浅いかも。
中々歯ごたえのある、難解な回でございました。
あっと、一応リンクは貼っておきますね。

リンクはこちら→

■「アイドルが将棋で生計を立てる以上、将棋に対して真摯に向き合うのは当然」(2:45あたり)

普通ならここを読むだけで笑ってしまうのですが、ここは盤上のシンデレラ世界ですのであっさりと流します(おい)
ありすちゃんの純粋さが、一介の社壊人には心に突き刺さりますなあ(えー)
生計を立てるものに対して真摯に向き合うのって、そんな簡単なことじゃないですからねえ。

■「最近の新人は研究将棋ばかりでつまらないーとか、人間的な将棋の魅力を追求すべきだー、とかさ。」(3:05あたり)

これも耳の痛い話しですなあ(心に棚を作ろう)
研究将棋だって、その背景とか手の意味とかが分かれば面白いんですが、何しろ普通のアマチュアにとってはあまりにも難解になってしまっているのが現状なだけに、例えば棋譜だけで理解しようというのは困難を極めます。
そもそも、人間的な将棋ってなんぞや、とか考えだしたらキリがないですし、ね。

■「とりあえず1局指してみよう!」(3:43あたり)

しきにゃんとありすが早速対局・・・って稲庭将棋ですかい!
稲庭将棋自体の説明は本動画で詳しくやってますが、要するに争点を作らないようにして、ひたすら時間切れを待つという対コンピュータ将棋の奥の手の一つであります。
タネさえ分かれば本局のようにあっさり勝てるんですが、コンピュータに対応させるのは結構難しく、本動画でもあとで触れますが、激指のような強豪ソフトにも通用してしまったりすることもあります。
それにしても、市場を稲庭うどんで埋め尽くしたキミたちが私は大好きだw

■偶然短歌(7:20あたりから)

Wikipediaから偶然5・7・5・7・7になっているフレーズを、プログラムで抜き出したのが偶然短歌。
面白い発想ですなあ。

作業自体はコンピュータがやっても、それを面白いと思うかどうかは人間次第、ってことなんでしょうね。
それにしても、この作者がいなにわさんってのも偶然で面白いですなw

■「ファンの多くは、棋譜をじかに食べることなんて出来ないのだよ」(10:50あたり)

まっ、そうですよね(羽生先生風味)
とはいえ、これはどの業界にしたってよくある話しなわけで。
例えば、モナリザの絵をただ眺めることはできるが、その真意を知る者は誰も居ないわけですし。
また、大瀧詠一の曲に込められた意味をすべて読み解ける強者がそんなに居るわけないですし。

■「好んで食べるのは、むしろその周りのエピソードの方。」(10:55あたり)

そのままでは食べられないものでも、エピソードで味付けしてあげれば食べやすい。
そういうのをどれだけ出来るのかが、例えば観戦記者だったり、マスコミだったり、はたまた私みたいな一介のblog主だったりの役目なのかなと思ってます。
アイドル(プロ棋士)の中には、それを快く思わない者が居ることも重々承知してはおりますが、何しろ楽しいので止められないからちかたないよね(おいおい)

■「今のファンが求めてる将棋って一体何なんだろう?」(12:45あたり)

個人的には、それは観る側が考えることであって、アイドル(プロ棋士)はあんまり気にしないで欲しいな、と思います。
何だって真剣に取り組んでいるモノには、人の心を揺さぶる力がありますから。
それをどう料理するかは、我ら料理人の腕次第ということで。
何しろアイドル(プロ棋士)の将棋は、まず勝たなきゃ意味がないのですから。

■「・・・・初手に飛車先の歩を突いて欲しい。」(15:30あたり)

凛たん可愛い!(いきなりコレかいw)
卯月に言えない気持ちはわかるが、これは後々でいいんで是非とも伝えて欲しい。

ノーマル四間飛車しか知ろうとしないのと、色々と試してからノーマル四間飛車を選ぶのは、一見同じように見えるけど、見ている世界は全く違う。
将棋盤は、無限の可能性を秘めているのだから。

■「もうそんなに猶予は残ってないんだから。」(16:10あたり)

奨励会には、20歳までに初段、25歳までに四段という年齢の壁があります。
盤デレ世界でどうなってるかは分かりませんが、まあ現実世界で20歳過ぎにデビューするアイドルなんて極めて稀な存在なんで、まあその辺が壁になるんでしょうねえ。

いかなる天才をも飲み込んでしまう、ブラックホールのような研修生(三段)リーグ。
果たして卯月もそこに飲み込まれてしまうのか、はたまた。

■「ファンが求めているからと、ミスを売りにしてもいいのかな?」(16:40あたり)

これに関しては、KKPPさんとは違う意見を持ってます。
トップレベルの将棋で起こるミスは、単なるイージーミスではなくて、相手にミスをさせるような何かがあると思ってます。
それは「絶対に間違えない」という信用であったり、相手を直接見ないように観察しておいて予期せぬ手を指してみたり、はたまた1分将棋でトイレに走るような盤外戦術だったり。
そもそも一流棋士が平常心を保っている限り、そうそう間違えませんよ。

まあ、これも一つの見方。
KKPPさんが本動画で語っているのも一つの見方。
みんな違って、みんないい。

■「ソフトの将棋でもアイドルの将棋と同じ楽しみ方ができる」(20:00あたり)

できなくはないと思います。
最近はtwitterなどで将棋ソフトの開発者のつぶやきをよく見かけますが、山本さん(ponanza)にしろ、平岡さん(Apery)にしろ、はたまたやねうらおさん(やねうら王)にしろ、みんな色々と悩みながら開発しているのを下敷きにしてコンピュータ将棋を楽しめる環境下にありますから。
まあ例えば、そこにお金をどう絡めるか、とかいう話しになると、とたんに面倒くさい話しになっちゃいますね(苦笑)

■「勝ち負けだけならジャンケンでもいいんでしょ?」(20:30あたり)

これは羽生先生の有名なセリフですね。
単純ではありますが、アイドル(プロ棋士)にとっては、極めて重い一言であります。

■「将棋なら9割は私が勝つんだから。」(20:55あたり)

ちゃんみお、それは言うてはならん言葉やw

将棋界だと、こういう表現をしますね。
「お前なんか角落ち(で十分)だ。」
うっかり口に出そうものなら、間違いなく戦争ですw

■「実はみんなに残念なお知らせがあるんだ。」(22:18あたり)

てっきり動画が終わるかと思ってドキドキしてたら…ウソ予告終了のお知らせかーい!
もう本当に心臓に悪いですw
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by mitsuboshi03 | 2016-09-26 20:31 | 将棋 | Comments(0)
祭り1個終了。疲れました。
なおまだまだ続く模様(涙)

今回は普通の将棋ネタ。
ややあっさり目でお送りします。

■新生藤井、ひふみんの記録を抜く(三段リーグ最終日)

先週末に行われた三段リーグ最終日で、藤井聡太三段と大橋貴洸三段が四段昇段を決めました。
まず大橋新四段は23歳とやや苦労人の経歴。
三段リーグで苦労した分、これからの飛躍に期待したいです。

それから何と言ってもひふみんこと加藤一二三九段の最年少四段記録を抜いてしまった藤井四段。
ここでも何度か取り上げた記憶がありますが、新聞やニュースでも取り上げられるなど、今から活躍を期待される逸材であります。
詰将棋を解くのも作るのも得意という谷川九段のような特技を持ちますが、作る方は老後の楽しみに取っといた方がいいみたいですw

■渡辺竜王への挑戦権は三浦九段が獲得(竜王戦挑戦者決定戦)

さて今度は竜王戦。
挑戦者決定三番勝負の第3局が先日行われ、丸山九段に勝利した三浦九段が挑戦権を獲得しました。
タイトル戦への挑戦は2013年以来とのこと。
年齢的にもラストチャンスになってもおかしくないだけに、逃したくはないことでしょう。
とはいえ、相手は全盛期にある渡辺竜王。
まずは2勝しましょう。
話はそれからだ。
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by mitsuboshi03 | 2016-09-11 18:56 | 将棋 | Comments(0)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


by mitsuboshi03