2017年 08月 13日 ( 1 )

「みつぼしくん、この文字読める?」
「…読めません。」
「じゃあ、これは?」
「…ダメですね。」
「ということはみつぼしくん、きみ老眼だよ。」
ぎゃああああああああ…。

というわけで、とりあえず100円ショップで老眼鏡を買う羽目に。
使うのは仕事と本読むときくらいなんですけどね。
トホホ。

いつもの将棋ネタですが、明日が竜王戦挑戦者決定戦第1局という大勝負があるため、あさってに回します。
どうせお盆ですし。
あ、コミケ遠征の方はお疲れ様です。
そういや家に帰るまでがコミケです、と言ったのはワークスの某後輩でしたっけ。

今回は、5巻を立ち読みして悩んだ末に諦めたものの、やっぱり気になって6巻を買ったら大当たりだったという『りゅうおうのおしごと!』を解体新書風味に。
個人的に気になったところにツッコミを入れるという、いつものパターンです(おい)
基本的にネタバレ全開ですので、6巻を一度お読みいただいた後に読んでいただければと思います。
老眼鏡片手に、一気に読めましたぜ。

△指し初め式

■蔵王達雄九段

まずは年初恒例の指し初め式でちらっと出てきた蔵王達雄九段から。
説明文からして、ほぼ間違いなく内藤國雄九段が元ネタですね。
タイトルまで取ったトップ棋士であり、また『おゆき』というミリオンヒットを飛ばした歌手でもあり、なおかつ実戦初形や『ベン・ハー』といった傑作を生み出した詰将棋作家でもある。
嘘みたいだろう、こんな人がホントに居るんだぜ(白目)

現実の内藤國雄九段は2015年に惜しまれながらも引退されましたが、作中の蔵王達雄九段も今年度中での引退を表明しているとのこと。
作中では順位戦最終局で引退、となっていますが、現実ではたいていの場合は他にも棋戦がありますので、対局がすべて終わってから引退、ということになります。
まあラノベですし、この辺は細かいネタになりますんではしょって正解でしょうねえ。

△シューマイ先生

この巻最大の問題児。
アニメがもし続いたとしても、恐らく全く触れられない存在になるかと思われます。
こちらも恐ろしいことに元ネタがありまして、「囲碁界最後の無頼派」藤沢秀行名誉棋聖とそのお孫さんである藤沢里菜女流二冠(囲碁)との合せ技かと思われます。
(あともう1個ネタがあるが黙っておこう)

お爺ちゃんと孫との悪魔合体。
囲碁界的にはセーフなんでしょうかこのネタ(汗)

「一日に千回お○んぽ言わないと気がすまない」「一杯ひっかけてからNHK杯戦で打った」など数々の奇行で知られる藤沢秀行名誉棋聖ですが、卓越した序中盤での打ち回しを軸に囲碁界では高額な賞金で知られる棋聖戦を長年防衛するなど、こと囲碁に関しての実力は確か。
また日中韓ところかまわず若手の育成に尽力したことでも知られています。
将棋界でも米長邦雄名誉棋聖など親交の深い棋士は多かったみたいですね。

それにしても。
タイトルホルダーが指し初め式に欠席するのは色々マズいんじゃないでしょうか(震え声)

▲はじめての大盤解説

5巻までにめでたく女流棋士となったあいちゃんと天衣(あい)
女流棋士となったからには避けて通れないのが、大盤解説の聞き手役。
福崎九段や豊川七段といったスパークしがちな解説棋士や、ボソボソと手の解説しかしない解説棋士なんかを上手にコントロールしながら場を持たせるという、想像以上に大変なお仕事。
それでも認められれば全国ひっぱりだこで、これだけでも結構な収入になるのはとかく貧乏な女流棋士にとっては魅力的であります(涙)

さて肝心の作中では。
…まあ二人とも10歳ですからね、あの惨状は致し方ありません(合掌)
それにしても、あいちゃんというとワークスの某先輩を思い出してしまって(以下略)

△きまずい二人

■「あれ!?姉弟子…ですか?」

ここから始まる姉弟子無双。
私服銀子ちゃんかわええ。

▲ゴキゲン研究会

■「うちの飛鳥のどこが不満だっ!!」
 「めんどくさい親父だなぁ全く!!」

普段はクールな「捌きの巨匠」生石玉将も、こと一人娘の飛鳥のこととなると途端にめんどくさい親父に。
一人娘の親父というのはめんどくさいものなのです。
諦めましょう(おい)

▲一線

■一緒に寝たら襲わない自信がない。

まだまだ続く姉弟子無双。
煮え切らない八一をラブホテルに引きずり込み、えっちいセーラー服(ラブホテルの備品)で落としにかかる。

この期に及んで「一緒に寝たら襲わない自信がない。」と冷静に語る八一くんですが、普通の17歳男子なら、気になる女の子とラブホテルで二人っきりになった時点でもう襲ってます。
さすがは竜王にして将棋星人。
まるでナイロンザイルのように強靭な精神力ですなあ(褒めてない)

■「姉弟子は…体力が無いんだと思います」

将棋の手を考える体力。
移動に耐える体力。
想像を絶するストレスに耐える体力。
将棋は頭脳労働ではありますが、こういう体力をつけるのはプロ棋士になるための絶対条件。
特に三段リーグ入りを視野に入れている銀子ちゃんにとっては、特に最後のストレスに耐える体力が必要になってきます。
健全な精神は健全な肉体に宿る、といいますが、ある意味当たってますね。
自分も最近これを痛感して、歩いたりエアロバイクしたりアミノ酸補給したりしています。

銀子ちゃん、水泳もいいけど、エアロバイクはいいぞ!
あの谷川九段もオススメだぞ!(本当)

▲母親との会話

地元にいるお母さんとスカイプで会話するあいちゃん。
ここが個人的には今回一番の笑いどころ。
だんだんと笑いが引きつったものになってはくるのですが(苦笑)

それにしても。
既成事実を作って男を縛り付けろ、ってそれ10歳女子に言う言葉じゃありませんよねお母さん!?
あまつさえ。
目をキラキラさせた女子小学生に「ねえ、キセイジジツってなーに?」って聞かれたら、いったいどう切り返せばいいんでしょうか。
軽くホラーです(おい)

△あい、ロリコンを殺しにかかる

■『JS4年生』

さ、最近の女子小学生は進んでるなー(棒)

だがしかし。
女子小学生だからこの程度で済んでいるのであって、もうちょい年齢が上がったティーンズ向けともなるとまあこれがなんともエグ(以下略)
女子の妄想力こええ。
というか、妄想だけで済ませるのがもっとこええ(おい)

▲号外

■ただ、一つだけ…不安材料がある。

女流棋士のお祝いに、亡くなったお父さんの字体で作った特製駒を八一からもらった天衣。
涙を流す年相応な姿がかわいいのですが、こと棋士となると話は別。
優しいとか、気が回るというのは一般社会では大事なことなのですが、棋士の場合はそれがマイナスになることが多いもの。
例えば木村一基九段なら、もっと憎たらしい性格だったらとっくの昔にタイトルの1つ2つ取ってておかしくないんですけどねえ。
でも、そういう木村九段が大好きなので、そこが中々難しいところではありますが。

▲人を超えしもの

■目の前に座っている子供は コンピューターそのものだった。

この第6巻で光が当たり始めた恐るべき強敵、椚創多(くぬぎそうた)二段。
そうた、という名からして、元ネタはほぼ間違いなくあの藤井聡太四段。
元ネタは終盤は天然モノで、序中盤をコンピュータで補強しているのですが、こちらは序盤中盤終盤隙がない、混じりっけなしのピュアコンピュータ棋士、のたまご。
(あれ、どこかで聞いたようなセリフが)

現実の将棋界でも、あと5年や10年もすると、こういう若手がドンドン出てきそうだなと。
将棋を始めたころから、強いコンピュータ将棋が当たり前にある世界で育つ棋士。
怖くはあるのですが、個人的にはどうもそれが最強だとは思えないんですよね。
どこまでいっても人間は人間で、コンピュータになることはできない。
やはり対人間戦は、自分は間違えず、相手を間違えさせる戦い方をするのが最強で、コンピュータはあくまでも道具として使うのが良いのかなと思ってます。
このあたりをどう書ききるのか、7巻以降を楽しみにしています。

あとこの創多くん、昔はちょくちょく八一くんの将棋の記録を取ったり、アパートへ遊びに来たりしてたそうな。
同じ将棋星人ですからね、気が合うんでしょうね(白目)

▲決意

■そのためなら 死んだって構わない。

銀子、死ぬなああああああ(壊)

twitterでもちょくちょく懸念されていますが、この辺がどうも村山聖九段を元ネタにしているような展開で怖い怖い。
銀子ちゃんは身体弱い設定だし、村山聖九段が亡くなってほぼ20年と区切りも良いし(ちなみに命日はついこないだの8月8日)、監修が関西若手棋士の西遊棋だし。

死ぬのは現実の村山聖九段だけでたくさんです。
もー私世代の将棋ファンにとってはトラウマネタですからねこれ。
何度も何度も書いてる気がしますが、こればっかりは諦めてください(おい)

人間死んだらいけません。
死ぬのはダメです(佐藤会長風味)

▲あとがきに代えて

ああ、こういうの私ダメなんです。
ちょー弱いです。

何がなんだかわからない人、とにかく6巻を買って読むのだ(ダイマ)

▲感想戦

供御飯(くぐい)女流のおっぱい絵がたまりません(おい)
机の上に「のさっ」と乗っかっている感じがいいのよね。
まだ見てない人はとにかく6巻を買(以下略)

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by mitsuboshi03 | 2017-08-13 17:41 | 将棋 | Comments(0)

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