将棋詰めちゃいました(絶賛梅雨祭り中)

ここんとこ将棋ネタが多い気がする拙blogですが、それでも一向に減らないどころか
ますます増殖を続ける重要対局の群れ。
本来ならきちんと一々記事にすべきところですが、残念ながら当方の気力切れにつき、
ダイジェスト版でお届けいたします。
気力が100くらいになってきたら後追いで別途記事にするかもー。

★ ついに ねんがんの 永世名人を てに(ry★

これは、もうさんざん既出ですが、まあ一応。
今回の名人戦七番勝負は、4勝2敗で羽生二冠が制するところとなり、名人位を通算5期獲得したことにより第19代永世名人の権利を得ました。
1996年に名人戦三連覇を果たしたころは、このまま五連覇して17代目の襲名が濃厚と思われていたのですが、先を越されてはかなわんと谷川九段に17代目を奪われてから状況が一変。

次に七番勝負に登場したのは2003年になってから。このときは森内九段を4-0で吹っ飛ばしてリーチをかけたのもつかの間、翌年森内九段にリベンジを喰らって沈没。ここから森内九段がなんとなんと四連覇を達成して第18代永世名人を獲得。1996年当時にはよっぽどの森内ファンでもない限り予想もできない結末とあいなりました。
年がら年中番勝負を戦い続ける羽生名人。日頃は特定のタイトルに執着しているようには見えないのですが、ことここに至っては、「何が何でも獲ってやる」と思ったことでしょう。前回紹介した第3局を例に出すまでもなく、今期のA級順位戦から七番勝負にかけての羽生名人の気合いの入り方は尋常ではありませんでした。こういう姿は久々に見た気がします。
お疲れ様でした。おめでとう。

敗れたとはいえ、森内九段も持てる力を存分に発揮した七番勝負だったと思います。第1局や第5局の勝ちに行くときの鋭い踏み込みは見事でした。

★ 妖怪びんぼうふたまた~(違 ★

じめじめした梅雨空を吹き飛ばすのが、近年すっかり棋聖戦の顔となった佐藤二冠。
これまで棋聖戦六連覇を達成し、なお七連覇へ向けて驀進中。
今回の相手は三冠王に返り咲いた羽生永世名人、というか永世六冠王
…この人にかかると、永世六冠とか、七冠達成とか、数々の偉業が実にフツーに見えてしまいますな(汗)今回も当然のように挑戦権を獲得しております。
が、今回に限っては名人戦に集中しすぎたのが祟った模様。
第1局は一手損角換わりから後手の佐藤二冠にわざと馬を作らせて、
「でも、これってこの後やりづらくない?」と言うつもりが、
「いやそんなことないですが何か」と佐藤二冠に突っ返されて惨敗。
羽生三冠は、飛車は始終追い回されるは、せっかく桂馬で馬金両取りをかけても、
「それでは金を差し上げますが何か」と返されるはと散々でした。
やっぱり自陣に引いた馬は強いです。

んで、ついさっきまでやっていた第2局は、佐藤二冠が得意とする後手番角換わり振り飛車を羽生三冠が逆に採用する趣向を見せたものの、佐藤二冠は「ボクが一番ガンダムをうまく扱えるんだ」と冷静に居飛車穴熊に組んで対抗。なぜか振り飛車党が集まったこの日の検討陣は「これなら振り飛車悪くないでしょ」と強気一辺倒でしたが、穴熊はやっぱり固かったorz
五番勝負で佐藤二冠の連勝。
二連敗からの三連勝がそれなりにある棋聖戦ですが、こと最近の棋聖戦に限っては圧倒的な力を発揮する佐藤二冠から三連勝を奪うのはとてもとても難しいだろう、と予想します。
理由は他にもありまして…。

★ ふたまた?オレが1人や2人で満足するとでも(待て) ★

で、梅雨が明けるころに始まるのが、真夏の祭典王位戦七番勝負。
この七番勝負の挑戦者を決めるシステムがまた独特でして、予選を勝ち上がった棋士8名とシード棋士4名を紅白2組に分けてリーグ戦を戦い、紅白2組の勝者が改めて挑戦者決定戦を戦うというシステムになっております。
んで、今回の紅組の勝者は羽生三冠…ってまたかよ!
まあ、これは放っといて(ォ、白組は、渡辺竜王・久保八段・丸山九段といった番勝負の常連を差し置いて、橋本七段が驚きの勝ち抜け。
ちなみに、両者の対局はここまで1度きり。
茶髪パンチに裏地紫のスーツ姿というどこの自由業様ですかスタイルでNHK杯に登場し、フツーのネット界まで席捲した橋本七段の初舞台以来となります。あ、羽生三冠との対戦時には黒髪に戻してましたけど。
初登場時のあまりのインパクトに惑わされがちですが、将棋自体は正統派ストロングスタイルの橋本七段。実は、今期待の若手を5人挙げろと言われたら確実に名前が挙がる存在であります。
というわけで、wktkしながら棋譜をチェックしたのですが。

…なんだこれは。

戦型は一手損角換わりの最新形。
序盤は後手の橋本七段が良かったらしいのですが、中盤でやり損ない、終盤は大差で戦意喪失した模様。
負けるのは仕方がないとはいえ、まだ若いんだし、もっとボロボロになるまで戦って欲しかった。

というわけで、またまた羽生三冠の登場。深浦王位とのリターンマッチとなります。
前回第7局での劇的な幕切れ(驚愕のパンツ脱ぎ桂馬飛び、に対する幻のカウンター)がまだ記憶に新しいのですが、今回も熱戦を期待します。
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Commented by bleem! at 2008-06-24 00:51 x
世間一般的にもっと騒がれてもエエはずなんですがね。なんだかな?イチローとか武豊みたいなもんで凄い成績が当たり前みたいになってるんですかね。
Commented by hosokawa18272 at 2008-06-26 20:30
なんだかんだ言っても、羽生さんは別格なんでしょうねー。
バケモンですな。
Commented by mitsuboshi03 at 2008-06-26 21:32
コメントどもっす~♪

>世間一般的にもっと騒がれてもエエはずなんですがね。
プロモーションが下手なのと、既に七冠を達成しているんでそれと比べられると…なんでしょうかねえ。
残念な話です。
>イチローとか武豊みたいなもんで
イチローはまだしも、武豊は本気でそう思います。
国際舞台で顔になる日本の騎手って凄いことですよ。
>なんだかんだ言っても、羽生さんは別格なんでしょうねー。
羽生三冠が元気なうちに、次の世代が出てきて欲しいのですが、片っ端から出る杭を打たれているのでorz
by mitsuboshi03 | 2008-06-21 22:09 | 将棋 | Comments(3)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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