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夏休みの復讐(8/11 横浜ダービー)

仕事帰りの金曜日、極度の肩凝りで夜明け前に目覚め、翌朝接骨院へ直行しただけのあいかわらずのヒッキー万歳!な週末を送るみつぼしです(涙)
ま、会社が休みで良かったですが。

というわけでblogの残務整理。
8/12に逝って行ってきました横浜ダービーのお話を。
なお、何度も申し上げております通り、当blogは、
横浜に、F・マリノス以外のプロフットボールクラブがある?それっておいしい?
なところのため、趣旨に賛同、またはネタとして許せる(爆)方でない場合は視聴を控えることをオススメします。
つーか、ぶちきれてもわしゃ知らん!(爆)
あと、かなーり長いです。

序盤のどさくさまぎれの失点を最後まで挽回できず、一敗地にまみれた前回のダービー。
オレタチガシンノヨコハマなる屈辱的なコールに、リベンジを誓うF・マリノス同志の言葉はむなしく三ツ沢の空に消えた。

このとき、横浜を名乗る「賊軍」(以下、賊軍と表記するw)は、我々に喧嘩を売ったのだ。
日頃むやみに喧嘩を売らないのが我々の行動原則ではあるが、
売られた喧嘩は買わねばなりますまい。
X-DAYは、8月11日。
とにかく、勝て。
1点でも多く、取れ。
取れるもんなら2、300点でもいいぞ(爆)
なんならギャプラス1億点だってかまわんぞ(待て)

X-DAYに向け素早い対応を取ったのは、意外にも大本営ことF・マリノスのフロントであった。
F・マリノス同志に向け、
バッキャロー!一番怒っているのは俺たちだ!
と言い放ったのはフカシではないと言わんばかりに、
夏休みの復讐(8/11 横浜ダービー)_b0017164_1430297.jpg

サポの人口比を忠実に反映した座席配置(核爆)や、
夏休みの復讐(8/11 横浜ダービー)_b0017164_14305911.jpg

リーグ戦での横浜ダービーはこれが最後である!
我々がJ1から落ちることは金輪際ありえないし、
賊軍どもが今後J1に戻ってこれないことも、また明白である!


との決意表明を明確に示したポスター(笑)を発行。
日頃「殿様商売」だの、「お高くとまっている」だのといった批判の多いフロント陣のファインプレーであった。

数多くのF・マリノス同志も、個々に工作員として暗躍(核爆)
新横浜を中心に、横浜のことごとくをトリコロールに染め上げるもの。
フロントからの贈り物ファンクラブ会員はチケット半額!をフル活用し、動員に努めるもの。
応援グッズの整備に余念のないもの。
すべては、8月11日のために。

仕事でテンパってたこともあり、これらの活動になんら活躍できなかった私ではあるが、なんとか当日券と高速バスだけは確保することができた。
なにせ、Fマリ関係者・サポがこれだけ結束を固めるのは異例中の異例のこと。
ここで行かねば、一生後悔する。

試合当日の異様さは、会場に向かう横浜線からすでに始まっていた。
乗客のあちらこちらに、グッズで身を固めたその筋の方々が(爆)
その中でも衝撃を受けたのが、オンラインショップでは売っていないので詳細をお見せできないorzトリコロール浴衣を粋に着こなす女性の方。
全体的にはディープブルーで、ぱっと見サッカーグッズとはわからないくらいのオサレ加減がナイスな逸品ではあるのですが、ナマで見たのは初めて。
こんなところで早くもレアアイテムの登場。
さすがだ、あなどれん横浜線!(違)

ちょっと早めに着いたので、日スタに近い小机ではなく、新横浜駅で降りる。
ここを使ったのは数年ぶりだったんで、改装中の駅構内に内心大慌て。
オノボリサンカコワルイ(爆)
5、6年はほぼ毎日のように使っていた駅なのですが(涙)
トイレで応援モードにトランスフォーム(違)した後、腹ごしらえ、というか、暑くて
ビール、ビール、我にビールを与えたまえ
状態だったんで、メシ屋を2件ハシゴしてビールを充填。

トラだ、トラになるのだ(ちょっと待て)

気力150状態(気が大きくなったとも言うw)でスタジアム入り。
時間を読み違えて前座のユース戦をかなーり見逃しましたorz
それでも開始2時間前には日スタ入りしてたのですが。

試合が始まるまで2時間も何してんだよ、という方も多いだろうが、私はこの時間をとても大切にしている。
さっそく買い込んだマッチデープログラムを眺めて今のチーム状況を再確認。
コアサポが徐々に応援を盛り上げていく雰囲気に、徐々に身体を慣らしていく。
チーム練習が始まれば、お目当ての選手を眺めるだけでも楽しい。
今回はフラッグなど、あらかじめ配られた応援グッズも多いので、それも確認。
意外と退屈しないもんですよ?

また、この日から公式チアのランサーズがお目見えということでセレモニーが行われる。
リーダーの方は驚愕のえ~っ、オレより1回りもとしう(ryだったわけだが、初めてにしては全体的によく動けていた。
歴史がまだ浅い分、サッカーとチアの融合にはなかなか各所でてこずっているようだが、それでも新潟や札幌といった成功例も出始めているだけに、これからも頑張って欲しいと思う。

試合前、しちょーさんの挨拶。
彼は賊軍派(爆)ということで、Fマリサポからは大きなブーイングで迎えられる。
最後は逆切れで幕切れという結末に。
まあ、次回の市長選では我々の市長が当選しますので(ちょっと待て)それまでの辛抱ということで(笑)

さて、やっとこさ試合の話。
詳しい内容は既報の通りですが、いつもお世話になっていますということでよくまとまっているLooseBlogさんの記事をぺたしと貼り付けときましょう。
ここをご覧の方に判りやすくファーストガンダムを使って説明すると(ぉ、Fマリ側の主力はジムやジムコマンドで、エースとしてアムロ抜きのガンダムが2つ(山瀬兄と中澤)。ニュータイプやモビルアーマーこそいないものの、全体的に質の揃った穴の少ない構成と言える。唯一の弱点としては中盤のガンタンク(マルケス)。ボールを持ったときの働きぶりはまだまだあなどれないものの、なにせガンタンクなだけに(待て)、ボールを持たないときの動きや守備には大きなハンデを負っていた。一方の賊軍は、ザクやドムのモビルスーツにガトルやマゼラトップが混ざった布陣。どの辺がガトルやマゼラトップだったかはおいおい説明していくことにする。
ちなみに、小村、山口(素)、カズといった再生怪人(ちょwはベンチにも入れず。
なんだよー。
出てきたらさんざんこきおろしてやろーと思ってたのにー(ぉ

序盤からモビルスーツの数の差を生かして攻勢を強めるFマリだが、いつものように(涙)シュートの正確さを欠き得点ならず。次第にあせりが生まれるFマリ側のミスにつけこみたい賊軍だが、残念ながら一瞬のスキを突くだけのモビルスーツやパイロットの質に欠けており、前回のようなどさくさまぎれの先制点を奪うことができなかった。
ここで先制点を奪えなかったことが、結果的には賊軍の唯一の勝機を失うこととなる。

先制点は、意外にも賊軍エースからのプレゼントから。数少ないエースパイロットの一人であるGK菅野が、吉田からのクロスをファンブル。こぼれ球に冷静に反応した大島が落ち着いて先制点をゲットした。
その後前半ロスタイム近辺まで賊軍にも惜しいシーンも見られたが、賊軍FWが不幸な事故により戦線を離脱したことから運命は暗転する。思わぬ重傷に慌て、交代の意思表示を示せない賊軍に対し、1人多い状況を活かし波状攻撃に出たFマリが待望の追加点をゲット。2-0とリードして前半を折り返す。

後半に向け、リードしたFマリはガンタンク(違から量産型にも意地がある(また違)山瀬弟にスイッチ。これで「全員攻撃、全員守備」の布陣にシフト。一方の賊軍は、攻撃力を高めるべく2ボランチから1ボランチにシフト。
この布陣変更で、得をしたのは果たしてどっちか。

前半Fマリの攻勢をギリギリで支えていたのは、賊軍の2ボランチ。
サイドでことごとくボールを失うガトルやマゼラトップの穴を、必死になって塞いでいた。
2ボランチでも限界だったのに、1ボランチにすればどうなるか。
賊軍の高木監督だって、普通どうなるかなんてとっくに承知はしていたのだが、賊軍にとってもここは落とせない大一番。高木監督は、奇跡を信じて博打を打ったのだ。

結果は残酷だった。
賊軍の布陣変更により、ここまで動きを封じられていた中央および左翼からの攻勢が可能となる。
サイドにいるガトルやマゼラトップは、単機のドリブルや単純なワン・ツーで簡単に裏を取られる。
賊軍にしてみれば、四方八方からいっぺんに攻めかかられる状況。
後半開始早々から、山瀬兄弟によるビューティフルなゴールショーが展開。
ここで、賊軍は事実上継戦能力を喪失した。

それでもFマリは攻勢の手を緩めない。
なぜそうしなければならないか。
ピッチにいるもの。
スタジアムにいるもの。
裏方で奔走するもの。
遠方で勝利を祈るもの。
みんながわかっていた。
我々は教育しなければならないのだ。
我々に喧嘩を売るということが、どういう結果をもたらすのかということを。

さすがに7点目を取ったところで攻勢が頓挫し、賊軍にむざむざ1点を与えてしまったのは痛恨の極みといえる。
が、その痛みも8点目を奪ったことで多少緩和された。
点を奪った証が、電光掲示板を埋め尽くす。
8-1。
できるもんなら10点取ってもらいたかったが、長かった5ヶ月弱のフィナーレを飾るにふさわしい結果となった。

この後、Fマリはリーグ戦で3勝1分とリーグ後半戦無敗をキープ。
ナビスコ杯でも準決勝に進出と好調を維持しております。
日本代表にも、ようやく指定席に戻ってきた山瀬兄に加え、民衆からは大島を代表に!の声が大きくなってます。まあスタメンとは言いませんが、矢野や巻と競争させる分には悪い選択肢ではないでしょう。あと、田中(隼)の代表復帰も待たれるところ。
リーグ戦優勝はさすがにちょいと無理そうですが、リーグ戦で少しでも順位を上げて、ナビスコ杯もしっかり獲って、少しでも多く補強資金を確保してもらいたいです(爆)
Fマリは、国内も無論大事ですが、やはり不完全燃焼だったACLで落とし前をつけてもらいたいんで、そのためにも来年に向けて、リーグで勝てるだけの戦力を蓄えてもらいたいですから。

最後に。
宿泊先の新enzi亭にて、亭主に試合結果を話したとき、
「それって、サッカーの試合?」
と聞かれたとき、
「ええ、サッカーの試合ですよ?」
と答えられたときの、なんと痛快だったことか!
by mitsuboshi03 | 2007-09-02 16:22 | スポーツ | Comments(0)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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