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きのうのW杯(7/4)

ぼーっと昨日の試合を見ていると、ニュース速報のテロップが。
「んもう、こんなときに。無粋なBSね(はぁと)」などと脳内でボケをかましつつ内容を確認。
・・・ふふふ、やりやがりましたね。
最近はかの国や中国がうちのシマ(笑)へちょっかいを出しているのに乗じてでつか。
今回は政府の対応早かったんじゃないでしょうか。
・・・やっぱり、送金停止と○連ガサ入れした方が話が早いんじゃないかと。
と、思っていたら細川氏がナイスな記事を。
とまあ、枕はこのくらいにして、さっさと準決勝、いきますよ。

☆準決勝
イタリア 2 - 0 ドイツ(延長)


イタリアは、CBにやめて、やめてそれだけは、ハッ!なマテラッツィ先生を起用。そのかわり、ジラルディーノを下げてトニの1トップに。ジラのかわりには、豊富な運動量で攻守に貢献するペロッタを投入。厚みを増した中盤が実を結ぶのか。
一方のドイツは、出場停止のフリンクスの代役に同タイプのケールを起用したのは、まあ常道。試合会場のドルトムントに所属しているケール。ホーム中のホームで活躍できるか。これはいいとして、ここまでスタメンを張ってきたシュバインシュタイナーを下げ、交代出場が多かったボロウスキーを投入したのはコンディションによるものなのか、何か意図があるのか。

ここまで思い切りの良いプレイで勝ち進んできたドイツだったが、この日はイタリアの狡猾な守備に動きを封じられたのか、全体的にふっきれないプレイが目立つ。特に前半は、ペロッタの積極的に攻撃にからむ動きなどでイタリアが主導権を握る展開に。が、ここでイタリアがチャンスを生かせなかったことが仇となり、後半に入って試合は膠着状態に。
後半はドイツもシュバインシュタイガーやオドンコール(この日は積極的な飛び出しが良かった)を投入し、前半と違って見せ場は作るものの、バイタルエリアでの生煮えなプレイぶりは変わらず残念ながら得点を奪うまでには至らず。イタリアも前半に比べて運動量が落ちたせいもあって攻撃は迫力不足。無得点のまま延長戦へ。
延長戦からイタリアはFWのイアキンタ&デルピエーロを投入してようやく攻勢に出る・・・ものの、フィニッシュが不正確で得点を奪えないまま延長後半もあと2分ほど。このままPK戦に突入してまたオレ様の出番かと思っていたレーマン様を、1本のシュートが襲う。CKのこぼれ球をピルロが拾い、ノーマークのグロッソがためらうことなく左足を振りぬいた一撃。精一杯レーマンが伸ばした手をかすめて、逆サイドのサイドネットの内側へグサリ。この土壇場で、イタリア先制。なおもその直後、焦るドイツの攻撃をイタリアがいつも通りに落ち着いてカウンターを取る。途中出場のジラルディーノがタメを作り、猛然とゴール目指して走りこんだデルピエーロにプレゼントパス。フリーになったデルピエーロ、彼らしい絶妙のループシュートでゴールネットを揺らす。決定的な2点目をゲット。勝負あり。

ドイツは全体的に若いメンバーが多く、狡猾なイタリアに絡め取られてしまった感じ。2トップのヘッドを高さで封じられると、なかなか攻撃の糸口をつかめなかった。だが、今大会日本戦とかで出来を不安視された中、ベスト4とノルマを達成したのは見事。期待のもてる若手も多く、次のユーロへ向けて視界は良好。ユーロ2004で老朽化の激しい東ドイツの町工場みてえな(爆)チームをここまで立て直したクリンスマン監督の功績は大。皇帝ベッケンバウアー様は、”クリンシーがアメリカの家に帰るようなら拉致ってやる(待て)”とのこと(笑)

イタリアは、ペロッタの起用が大正解。得点にこそ繋がらなかったが、攻守に常に顔を出す献身的な運動量が光った。おかげでマテラッツィ大先生が走り回る機会も減ったし(笑)あと、ペロッタのオーストラリア戦以来の伏兵ぶり、お見事。すっかりラッキーボーイ的存在になってきましたな。
しかし、なんと言っても今日はデルピエーロ。なにせ、この人が”絶対決めてやる”とか、”オレにパスをよこせ”とか言ったっつーんですから。普段はいかにもユベントスの貴公子って感じで、こういうことを言わなそうなんですけどね。2点目を取ったときは吼えまくりでした。萌え(えー)
しかし、予想で大見得を切ったインザーギどした・・・。

うー、また直前になっちまいましたが、もう一つの準決勝の予想を。

フランス vs ポルトガル

どちらもベストメンバーで望めそう。どちらも4-5-1ダブルボランチで、選手の質もまあ、ぶっちゃけ似たよーなもん。監督には越えられない壁数個分の差があるが(核爆)、その分はフランス黄金時代を築いた選手たちの経験でなんとか補えるか(えー)やっぱり1点が重いゲームになりそうで、殴り合いよりケズりあい宇宙(またかよ)な試合を予想。
フランスは、毎度言っている通りにジダンとヴィエラが全盛期のプレイを出来るかどうかがカギ。ジダンには恐らく密着マークをつけるんじゃないかと。その場合は、アンリやリベリやマルダといった前線の選手の働きが重要になってくる。ハゲ・・・もとい、バルテズには全盛期のキレに翳りが見られる。不用意に釣り出されたり、PK戦に持ち込まれたりすると不利かも。
ポルトガルは、全盛期のジダンやヴィエラに出てこられると若干分が悪いが、逆に出てこなければ全体の選手の質は若干上。というわけで、彼らに仕事をさせないことが勝利への第一歩。あとは、少ないチャンスをどう生かすか。出場停止明けのデコには、ぜひとも頑張ってもらわないと。
Commented by 茶之介 at 2006-07-05 23:24 x
>ケズりあい宇宙

 同じ駄洒落を二回も……でっかい、恥ずかしいです(アリスたん調)

みつぼし先生、『彼女たちの流儀』が地味に評判高いですよ……
(謎の呟き)
Commented by Asellus at 2006-07-06 18:59 x
ども、老朽化部隊フランスがついに決勝ですよノ(笑) 今日の試合もヴィエラ&マケレレがデコやサイド攻撃を「囲め、囲め~ヽ(`□´)ノ」と言わんばかりに封じこめ。
一番心配していたのはジダンのカードだったんですが、それもなくて無事決勝へ。

まあただ・・・今のイタリアを見るとかなり厳しいかなーと言う感じなんですが(汗

今日の終了間際の、テュラム先生が大激怒したあのプレイ、ああ言うのが内容集中して最後まで乗り切ってほしいものです。
Commented by mitsuboshi03 at 2006-07-08 17:00
どもども~。また遅くなっちゃいましたね。

☆茶乃介氏
>同じ駄洒落を二回も……でっかい、恥ずかしいです(アリスたん調)
えい。ぺち。5億ダメージ(爆)
ちくしょー、「復讐してやる」(手札使用)

>『彼女たちの流儀』が地味に評判高いですよ……
諫言を元にぐぐってみましたよっと。
購入するかどうかは・・・今お金ないのよ・・・

☆Asellusさま
>ども、老朽化部隊フランスがついに決勝ですよノ(笑)
おめでとーございまーす(パチパチ)
上でも書きましたが、いやー、ここまで来るとは・・・。

>一番心配していたのはジダンのカードだったんですが、それもなくて無事決勝へ。
累積警告で出られないのはサハだけですね。んー、地味に痛いかも。
切り札となると・・・トレセゲ大先生ですかね?
by mitsuboshi03 | 2006-07-05 22:25 | スポーツ | Comments(3)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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