風は吹かなかったか(瀬川アマプロ編入試験 第1局)

間が開いちゃいましたが、一応やっときます。
・・・瀬川アマが負けるとやる気が下がるなあ(苦笑)

b0017164_1948128.jpg図の△7四歩まででおなじみの横歩取り中座飛車の形。先手の▲4八銀▲5九玉(居玉といいますな)の形は新山崎流と呼ばれる対中座飛車現在最強の構え。考案者は渡辺竜王と共に若手の旗手として君臨する「関西の星」山崎六段。
ここから▲3五歩△同飛▲3三角成△同桂▲4六角と大立ち回りが始まりますがこの辺も定跡手順。この戦法は本当に研究が進んでます。


b0017164_19554327.jpg先ほどから少し局面が進んで▲3三銀と先手が急所に銀を打ち込んだところ。
これで困ったかに見えますが、あっさり△3四飛と飛車を見捨てるのが好手。これ以外では助かりません。このあたりでは瀬川アマにも十分チャンスがあったのですが・・・。


b0017164_2014795.jpg図の△5二香打が敗着とのこと。4五の桂馬と合わせて5筋を突破しようとする手なのですが、すぐさま▲7一飛と打ち込まれて5一の香車が動けない(動くと先手の飛車が王様に直撃)状況に。
ここでは△5八歩か△7二香(歩もあるとの説も)が勝ったようです。
残念ながらこの後はちょっと差が開いてしまいました。


b0017164_20303279.jpgここから▲4五飛と手順に後手の命綱である4五の桂馬を払って天野三段の勝利が確定。ただでさえ先手の銀桂得な上に、後手の9九にいる馬は遊んだまま。これだけ駒数に差があってはどうしようもありません。


勝った天野三段は、ちょっと危ない場面もありましたが、優勢になってからの危なげない指し回しに光るものがありました。でも、そんな猛者揃いなのが三段リーグの恐ろしさ。今度はリーグ戦での健闘に期待します。
負けた瀬川アマは、途中まで希望があったのを持ちこたえられず。今回は残念でしたが、とにかく次の神吉六段戦は絶対に落とせない一番となりました。神吉六段が使用を公言している振り飛車穴熊をどう攻略するか。楽しみです。
次回は一月後、8月14日に関西将棋会館で行われます。
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by mitsuboshi03 | 2005-07-20 20:41 | 将棋 | Comments(0)

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