藤井「てんてー」猛九段について書いてみる

さて2本めの記事。
細川氏のblogで「藤井フィーバー」なる言葉を見つけてしまい、ついカッとなって、
「将棋界で藤井といえば、聡太だけじゃないんやで。今週記事にするやで。」
などとコメントしてしまった次第。
アーヤッチャッタヨー。

というわけで、今回は藤井は藤井でも、「てんてー」こと猛九段について書いてみますね。
といっても、詳しく書き出したらとても1回の記事には収まらないので、ざっくりと。

■「新手1秒、気づかない方が幸せ」

藤井猛九段といえば、その卓越した序盤戦術の数々がまず挙げられます。
なんといっても本人の名前を冠した「藤井システム」があまりにも有名ですが、他にも角交換振り飛車や、「藤井矢倉」とも呼ばれる矢倉早囲いでも確固たる地位を確立。
またこれは専門的な話しになりますが、大山将棋などで現れた対振り飛車急戦対策を体系的にまとめ上げ、
「振り飛車相手に急戦は無理ゲー」
と居飛車党に言わしめることとなった功労者の一人でもあります。
あと、昔さんざんやられた筋違い角対策にも絶対的な自信を持っており、
「筋違い角?こうしたら勝率9割ですよ。全然怖くない。」とも。

とはいえ、いわゆる事前研究一本、というタイプではなく、その場その場で絶えず細かい工夫を繰り返している、というのもポイント。
時にはそれが仇になることもあり、それが表題の言葉にもつながるのですが、そういうところを含め、とびきり魅力的な棋士であります。

■終盤のファンタジスタ…には理由があって

藤井猛九段を語る上で欠かせないのが、終盤のファンタジスタ、略して「ファンタ」。
たいていは、序盤中盤で山ほど築いたはずのリードをあっと言う間に食い尽くし、気がつくと敗れている、というパターン。

しかしそれには理由がある、と私は考えてます。
例えば毎回似たような序盤しか指さない棋士だと、中盤終盤も似たような形になって以前の経験が生きる場合がそれなりにあるのですが、藤井猛九段の場合は序盤が毎回不定形になるので、中盤終盤に以前の経験が生きずに読みに時間を使わざるを得ず、また序盤にも時間をかけて読みを入れるのでますます時間が足りなくなり、そうなると間違える確率は増えるよね、というのが私なりの仮説です。

ただ勝つだけならば、最近の若手みたいに序盤をぶっとばして中盤終盤に時間を残す、のが良いのですが。
「そんなの、てんてー(藤井猛九段)じゃない!」
ですからねえ。

■「絶品チーズバーガー」「かっぱ寿司」

藤井猛九段といえば、軽妙な語り口による「てんてー」解説でも有名。
表題はご本人のダジャレ、というかオヤジギャグ、ですね
(どっちで呼ぶべきか、悩む)

詳しくはニコ生やAmebaTVなんかの中継を見ていただいた方が早い(NHKだとトーン抑えめ)のですが、紙媒体だと『3月のライオン』の辻井九段が藤井猛九段ほぼそのまんまですので、そちらをオススメしておきます。
え、辻井九段はイケメンじゃないかって?
藤井猛九段の面構え、私は好きですよ?

細川氏、こんな感じでいかがでしょうか(汗)

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by mitsuboshi03 | 2017-11-27 16:15 | 将棋 | Comments(0)

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