紅葉真っ盛りのこの時期。
そろそろ冬支度のお時間。
車をスタッドレスタイヤにしたり、年賀状の準備に、忘年会への備え(おい)
さて今回も将棋ネタ。
今回も少し巻き加減でいきます。
■電王トーナメント 予選速報
まずはさっき終わったばかりの電王トーナメント予選の模様から。
コンピュータ将棋最高峰の賞金トーナメントですね。
今日は全8戦スイス式の予選が行われ、上位12ソフトが明日の決勝トーナメントへ駒を進めます。
まだ結果まで把握できていないんで、ざっくりと感想のみ。
・ponanzaはやはり強い。
序盤には少し穴がある気がするが、中終盤のまくりは強烈。
なんだかんだで、優勝に最も近い存在。
・そんな中、ponanzaの全勝を阻んだのが、ぽんぽここといつものたぬきさん。
少しリードを保っていた終盤戦でponanzaにまくられたものの、最後の最後で一粘り。
土壇場で「256手を指した時点で引き分け」ルールを適用して引き分けに成功。
ponanzaには入玉宣言勝ちのチャンスがあったものの、逃して全勝をふいに。
それにしても、この勝負は熱かった。
・優勝候補の一角と見られていたAperyとやねうら王、予選最終戦で鬼勝負。
負けると予選突破が怪しくなる一戦をやねうら王が制す。
それにしても、この強豪2ソフトが予選突破ギリギリとは。
なんとも恐ろしい世界となったものです。
・新勢力も続々出てきているようで何より。
この辺は書ければ記事にしたいです。
■加藤女王、女流王座復帰まであと1勝に迫る(女流王座五番勝負 第2局)
今度は女流の話題を。
加藤女王が里見女流王座(五冠)に挑戦している今期の女流王座五番勝負の第2局が本日行われ、加藤女王が勝って連勝スタートを決めました。
女流王座戦は五番勝負のため、奪取まであと1勝ということになります。
加藤女王にとって女流王座戦はタイトル4期を獲得している思い入れの強いタイトル戦。
相手は強敵里見女流五冠ですが、このままタイトル奪取となるでしょうか。
一方敗れた里見女流五冠。
こちらも心配ですが、何より深刻なのが並行して行われている三段リーグ。
年齢制限ギリギリの中、結果を残せるかどうか。
今のところは2勝2敗の成績。
いつもの昇段ラインが4~5敗ということを考えると、実はかなり厳しい状況です。
※きょうの藤井聡太は、話題がないためお休みします。