将棋つめちゃいました(桜が咲きました)

東京ではとっくに散った桜ですが、こちらは今が盛り。
山沿いだともうちょい先になりますかね。
それなりに暖かくなってきたんで、明日は地域の清掃活動。
今から憂鬱です(おい)

さて今回も将棋ネタ。
二本立てでお届けします。

■佐藤名人、初勝利で成績をタイに(名人戦第2局)

まずは昨日終わった名人戦第2局。
青森県弘前市での開催ということで、副立会人には地元のヒーローである行方八段(と千葉出身の木村八段)が、また立会人には札幌出身の屋敷九段が務めることに。
さすが名人戦。豪華なラインナップですなあ。
対局者として来てくれ、という話しはしない方向で(おい)

さて将棋の方ですが、先手の稲葉八段が5手目▲7七銀と「相矢倉にしませんか?」と持ちかけたところ、佐藤名人が「だが断る」と力戦調の将棋へ誘導。1日目の午前中から神経をすり減らす将棋となりました。
局後の検討では25手目の▲4八銀に代えて▲3八銀でどうか、という見解でしたが、私の(へぼな)見立てでは、稲葉八段が無造作に横歩を取りに行ったところなどを見るに、こういう力戦調の将棋をうまくまとめきれなかったのかな、という印象が。
本譜は佐藤名人の猛攻にあっさり屈する格好となり、夕食休憩手前に72手で稲葉八段が投了、ということになりました。

本譜の佐藤名人の指し方、というか思想は最近コンピュータ将棋で割りとよく見かける気がします。
プロ将棋の定跡から早めに逸れて、玉もろくに囲わずにバンバン攻めて勝とうと。
こないだの電王戦第1局でponanzaに痛い目に遭ったのを活かしたのかもしれませんね。
あと、私もついつい「あっさり」という表現をつかってしまいましたが、こういう将棋は定跡形で120手くらい指すよりよっぽど疲れます。
高速道路をバンバン飛ばすのでなく、カーナビ抜きで一方通行アリアリのけもの道みたいなところを通っていかなきゃいけないんで、精神的な負担は半端じゃありません。

さてこれで改めて五番勝負となりました。
第3局はゴールデンウィークの狭間な5月1・2日に長崎県西海市で行われます。

藤井聡太四段って本当に強いんですか?

さて一般紙面でも取り上げられることの多くなった藤井聡太四段。
本当に強いんですか?と聞きたくなる方も居るのではないかと思います。

一言で言うと、ホントに強いです。マジで。
で終わらすのもなんなので、もう少し。

四段プロデビューからの連勝をこないだ13に伸ばしましたが、その相手がなんと千田六段。
NHK杯戦ということで持ち時間の短い棋戦ではありますが、タイトル挑戦経験者を公式戦で吹っ飛ばす、というのは尋常ではありません。
また、前回お話したAmebaTV炎の七番勝負でも5勝1敗という好成績。
前回から深浦九段、佐藤(康)九段という実力者を下しています。
明日は最後の羽生三冠戦。
震えながら見ることになるんでしょうなあ。怖い怖い。

その深浦九段戦を見たのですが、序盤中盤を離されずについていき、終盤で一気に抜き去るというスタイルのようですね。
まさしく10代の羽生三冠のような勝ち方です。強いわけですわ。
奨励会員時代から詰将棋選手権で鳴らした終盤力は、トッププロ相手にも十分通用しています。
というわけで、勝ち方がコンピュータ将棋に似ているんですよねえ。
炎の七番勝負で唯一勝っているのが、コンピュータ将棋に公式戦で勝っている永瀬”軍曹”六段というのもなんだか頷けます。

タイトルとかA級八段はいずれ取ることになるんでしょうが、いつ、どうやって取るか、というのが見どころになるでしょうね。
久々にこういう言い方のできる新鋭が現れたと思います。
願わくば、このまますくすくと成長して欲しいのですが。

あと補足ですが、13連勝目の対千田六段戦、5月14日にNHK教育で放送されます。
今から楽しみです。


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Commented by bleem! at 2017-04-26 18:16 x
勝っちゃいましたね'`,、('∀`) '`,、。事実は3月のライオンより奇なり、ですなあ。
Commented by mitsuboshi03 at 2017-04-29 09:52
>勝っちゃいましたね

勝っちゃいましたねえ。
本当に驚きました。

序盤で羽生三冠が不利な変化に誘導して、そのまま押し切られた模様。
まあしょうがないよね、という言い方もできますが、ちょっと苦しい局面の羽生三冠をそのまま押し切るのは簡単なことではありません。
by mitsuboshi03 | 2017-04-22 09:07 | 将棋 | Comments(2)

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