将棋つめちゃいました(年度末ギリギリ)

仕事で野村證券のビルの中へ行ってきたのですが、あまりにピカピカすぎて気後れしましたなあ。
ちょっと煤けてるくらいが落ち着くのです。

さて今回も将棋ネタ。
年度末ということで、冬のタイトル戦や順位戦のお話を。

■久保九段、王将に復位(王将戦、棋王戦)

まずは冬のタイトル戦の動向から。
王将戦は4勝2敗で久保九段が王将位の奪取に成功。
成績でも将棋の内容でも久保九段が終始先攻する流れでした。

一方棋王戦は千田六段が2勝1敗で奪取に王手。
本日第4局を宇都宮市で対局中であります。
矢倉風味の落ち着いた流れの対局になりましたので、長くなりそう。
なお渡辺棋王が勝った場合、第5局は将棋会館で行われます。
旅館やホテルでやる金が無くてね…(涙)

■順位戦のおさらい

A級順位戦はこないだやったので、それ以外の組の結果をさらっと。

まずB級1組。
昇級争いはまず久保九段がラス前に決定。
残る1枠は、勝てば決定だった山崎八段が阿久津八段に敗れて沈没。
そのため、キャンセル待ちだった豊島七段が糸谷八段に勝っていたため昇級決定となりました。
この辺は持ってる運の差かなー、とつい感じてしまうところ。
山崎八段は頑張れ、超がんばれ。
そういえば、昇級は二人とも関西棋士ですね。
近年の充実ぶりの一つの証明になりますでしょうか。
なお降級争いは、3勝だった畠山()七段と飯島七段が星を伸ばせずにこの二人で決定。

続いてB級2組。
中堅やベテラン棋士にとっては、この組にとどまれるかどうかが生き残りのバロメータとなるため、降級争いが熱い組であります。
まず昇級争いは、自力だった斎藤六段と菅井七段が二人ともラス前で敗れたためいきなり混戦となりましたが、最終戦で両者とも勝利したことにより最後は順当に決定。
二人とも若手の俊英なだけに、B級1組でも大暴れを期待。
降級争いは、森下九段・青野九段・中川八段・田村七段が降級点。
降級点が2点溜まると降級となりますが、4人とも持っていなかったため今期は降級なしという結果に。
なおこの降級点、勝ち越すか勝率5割2回で消すことができます。
今期は中田(宏)八段がその対象者となりました。
8勝2敗だったんで、斎藤六段と菅井七段のどちらかが敗れていれば昇級してたんですがそこは残念な結果に。

今度はC級1組。
下から毎年3人上がってくるのに、上に上がれるのは毎年2人。
というわけで、すぐに抜け出さないとなかなか抜けられずに落ちていく、という組。
今期は横山六段と大石六段という中々マニアックな勝ち上がりに。
永瀬六段が9勝1敗ながら次点止まり、というところがこの組の恐ろしさ。
2敗組ともなると、千田六段・小林(裕)七段・青嶋五段という実力者揃い。
一方降級点は7名。今回は南九段が2回目ということで降級ということに。
かつての実力者でも落ちてしまうのが将棋界の厳しいところ。
なお堀口七段が6勝4敗で降級点消しに成功。
こういうのが棋士寿命を延ばすんですよ。

最後にC級2組。
50名ほどの大所帯な上に、ここも落ちるとフリークラス行きとか強制引退が待っているという辛い組であります。
まず昇級争いは、西尾六段が10戦全勝、門倉五段と近藤(誠)四段が9勝1敗で決定。
2敗するとまず脱落、というのが昇級争いの辛いところ。
とはいえ、開幕2連敗という絶望的な所から次点まで持っていった梶浦四段の執念は評価したいですね。
来季頑張りましょう。
さて降級の方ですが、既報通り加藤一二三九段が引退。
また名人戦での剃髪事件で有名な森九段も引退。
それから藤原七段がフリークラス行きに。
なお村田六段が6勝4敗で降級点消しに成功。
そういや、村田六段の妹な村田女流二段が今日の棋王戦の聞き手でしたね。

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by mitsuboshi03 | 2017-03-20 14:39 | 将棋 | Comments(0)

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