三浦九段の事件についてもう少し書いてみる

雪の中、地区のお仕事で半日外回り。
うう、寒さが身に染みる。

あ、そうそう、先週はワークス新年会楽しゅうございました。
今回の教訓は、「本番が5次会というのは止めとこう」ってとこでしょうか(私&細川氏)
直前で事情によりキャンセルになった方も居たのが残念でしたが、また来年お待ちしております。
これで一年戦える(しみじみ)

さて今回はbleem! さんのネタ振りにより、三浦九段の事件についてもう少し書いてみることに。
今回は長くなるのと、あえて書くのを避けてきたプロ棋界の暗部についても書いていくつもりですので、後味がよろしくない記事にはなるかと思います。ご了承くださいませませ。
あと、そんなに公式記事とかは追っかけていませんので、信憑性とかはまるっきしございません。あしからず。

■日本将棋連盟≠将棋界代表

まず前提としてですが、将棋界の運営は日本サッカー協会みたく業界統一団体があるわけではなく、各分野によって別々に団体があるという野球方式だ、ということについてはご理解いただきたいかと。
日本将棋連盟はあくまでもプロ棋士の団体に過ぎません。
例えばアマチュアは別団体がありますし、コンピュータ将棋もまた別団体。
プロ棋士でも女流棋士の一部はLPSAという別団体を作ってますし、フリーな方もいる(北尾女流とか)
なので、日本将棋連盟は必ずしも将棋界全体のことだけを考えて活動しているわけではないよ、ということは前知識として入れておいていただけるとありがたいです。

■プロ棋士はろくでもない。ましてや将棋連盟は。

また前段の話しですみませんが、そもそも論として、プロ棋士はあくまで将棋が強いことただ一点でその地位を保証されているのであり、人間性とかは正直二の次、という話しがあります。
今ではこれでもだいぶマシになりましたが、昔だと対局中に奨励会員へ馬券や車券を買いに行かせる棋士なんて普通に居ましたし、そういう棋士が引退棋士として総会の1票を持っている、なんていうあまり笑えない話もあります。
あと、基本将棋バカですので、組織の運営とか、一般企業とのお付き合いとかは正直不向き。
今回の一件でこそ話題になりましたが、この手の話しは水面下で以前からずいぶんあった話で、個々のプロ棋士はともかく、将棋連盟とは二度と付き合いたくない、という方も結構いらっしゃいます。

■事件と処分

さて今回の一件についてですが、やっぱりこの手の話は、チェスのカンニング事件のときのように現行犯で押さえない限りは推定無罪でいくしかない、という原則論でいかなければならなかったかな、というのがまず1点。
また何よりまずかったのは、推定無罪だったにもかかわらず対局禁止という厳罰を下してしまったこと。
プロ棋士にとって、将棋が指せないというのは致命傷ですから。

■渡辺竜王

まず今回の一件を主導したと言われている渡辺竜王。
についてですが、表に出ている記事が週刊誌だけであり、将棋連盟も処分はしない方針のようですし、そもそも将棋連盟内では影響力は少々あれど権限は無い人なので、公式的に何か処分をする、ってのは難しかろうと思います。
ただし。
「無実の棋士を対局禁止に追いやった」という烙印は、将棋ファン、少なくとも三浦九段ファンにとっては許しがたいものであり、これは一生ついて回ることになるでしょう。
例えば少々の期間の対局禁止とかより、ある意味よっぽど厳しい裁きなんじゃないかと。
ブログも実質的に止めざるを得なくなりましたし。

■将棋連盟理事の対応

今回の事件により、谷川会長と島連盟理事が職を辞することになりました。
彼らには決定権があったので、これはまあ当然というか、仕方がない。

■今後の将棋連盟

正直なことを言うと、体質は変わらないだろうし、変えようがないという気がします。
実務ができそうで、今回の一件に関わっていなさそうな棋士は居なさそうですし、外部から人を入れるということについてはプロ棋士、特に引退棋士に強烈なアレルギーがあるのと、そもそもこんな火中の栗を拾う奇特な人がどこに居るのかという話もある。
羽生さん、という声はファンから多いです。
確かに実務でも相当アイディアを持っているというエピソードは多いですが、「将棋でもやられ、運営でもしてやられるのは口惜しい」というプロ棋士が多いのと、以前このような事例で大山康晴長期政権というのがあり、それをよく思っていない引退棋士やベテラン棋士がまだ多いことから、実現はまずないと思われます。

■将棋ファンはどうすればいい?(消極的)

個人的な意見ですが、こういう話はあくまで内向きの話しですし、ここまで書いたように改善の見込みがなさそうですし、普通の将棋ファンにとっては、正直気にしないのが一番かと思われます。
今日やってる棋王戦第1局を楽しむもよし、NHK杯戦を見るもよし。
はたまた縁台将棋やネット将棋を楽しむのもよし。
イライラしてても仕方がないですから。

■将棋ファンはどうすればいい?(積極的)

それではどうにもならん。何とかしないと。
うん、その考えも一理あります。
では、どうするか。

今の私みたいに、ネットで匿名記事書いてても何にもなりません。
ぱっと思いつく限りですがいくつか案を。

1)将棋ファンの団体を作る

「戦いは数だよ兄貴!」ではないですが、ある程度まとまった団体というのは、相手も無視できないもの。
どうやって運営するとか、色々難しいところはあるかと思いますが、ありそうなのは、既にファンサイトなどで個別のプロ棋士のコミュニティはできていますので、そこが緩やかにでも連帯するという感じかなと。

2)電話攻勢

何かとネットが幅を効かせる世の中になりましたが、こういうときに効くのはやはり電話とのこと。
連盟にかけても門前払いと思われますので、将棋連盟の大スポンサーでもある大手新聞社あたりにかけてみるというのが効果的でしょうね。

■三浦九段

最後に、三浦九段について。
対局禁止というペナルティは重くのしかかりますが、正直あまり心配はしていません。
既にいい弁護士がついてそうだな、という言論に徹してますし、最終的には法廷で勝負、ということになりそうですから、少なくとも金銭的な補償はされそうかなと。
それと。
そもそも三浦九段は、群馬の期待の星2トップ(もう一人は藤井九段)なだけあって、バックにもの凄い後ろ盾が付いております。

1)福田元総理系列の議員
群馬の政治家と言えば、福田・中曽根という元総理経験者による強力な2トップ。
その一角である福田元総理系列の議員さんが三浦九段の後援会のトップに居るようです。
2)西村九段
三浦九段の師匠である西村九段。
一般的な知名度はほぼ無いと思いますが、将棋の腕もさることながら、長年将棋連盟のナンバー2として連盟会長を影て支えてきた重鎮。
既に引退棋士ではありますが、未だに一定の影響力はあると思われます。
3)ヤマダ電機
最近棋戦や将棋祭りを積極的に群馬に招致するなど、将棋界へのサポートを強めるヤマダ電機。
当然のことながら地元の英雄である三浦九段を強力にバックアップしており、1月の将棋祭りでは早速三浦九段を登場させております。

「何でこんな奴をわざわざ敵に回すの?バカなの?死ぬの?」
というのが私の正直な感想です(おい)
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Commented by bleem! at 2017-02-08 14:57 x
何か催促したみたいでスイマセン。

三浦九段の反論の記事でましたね。田丸九段のブログでも援護射撃が。観戦記者が黒幕ですか…
Commented by mitsuboshi03 at 2017-02-12 16:52
コメントどもです~♪

>何か催促したみたいでスイマセン。

いえいえ~。
まあ、さすがに何も書かないでいるというのも辛いですし、一応できる範囲でまとめてみました。

実際のところ、なんでああなったのかは正直まだよくわからない、という感じですね。
いくらなんでも、観戦記者一人にこんな大事なことが左右されてはアカンやろと。
by mitsuboshi03 | 2017-02-05 13:00 | 将棋 | Comments(2)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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