【ネタバレあり】解体新書風味 盤上のシンデレラ アイドル王座挑戦者決定戦~ 第16局

60年来のキノコハンターな親父が、嬉々として早朝のキノコ狩りに出かける時期となりました。
この時期は、大きな石くらいのハナビラタケを取ってくるのが定番。
澄まし汁や炊き込みご飯にするとおいしゅうございます。
天然舞茸があれば最高なのですが、年に1回あるかどうか。
キノコ界のSSRとか「小数点以下の確率で(ry」とかいうのは伊達ではないです(涙)

そういえば、デレマス☓キノコネタという秀逸な動画がありましたので一応貼っておきますね。
星輝子とキノコの話(花猪口P さん)
星輝子とキノコをこよなく愛する花猪口P さんのシリーズになります。
個人的にはまゆたけ・・・もとい松茸回をオススメ。

さて今回は今週めでたく第16局が投下された盤上のシンデレラを。
挑戦者決定戦ということで、本局も熱い展開が。
なお、本局はネタより局面の解説が多めになりそうですのでご了承をば。
例によって例のごとく、まずは本編を見ていただいて、そこから記事を読み進めていただければと。

※第16話のリンクはこちら→

■本田未央(ちゃんみお)

私の名前からして、もしかしてデレマスでは一番推さねばならんキャラなのだろうか(おい)
デレマス本編での彼女の持ち歌が「ミツボシ☆☆★」なんですよねえ。

さて今回はバリバリの主役。
盤デレでは流行のきっかけを作った居角左美濃を、今回は受けて立つことに。

■川島瑞樹(kwsmさん)

今回も対局者として登場。
アイドル王座の花蓮へのリターンマッチを賭けて、ちゃんみおに挑みます。
今回の対局も大事ですが、Aランク復帰のかかるBランク戦でも頑張ってもらいたい!

■片桐早苗(早苗さん)

kwsmさんと同期の桜ということで、今回も検討室で観戦。
やはりロリ巨乳は偉大(おい)
なお28(ry

■安部菜々(菜々さん)

検討室の主は本局でも健在。
お酒は二十歳になってから(おい)

■神谷奈緒(かみやん)

本田未央被害者友の会会員、というか、トライアドプリムスでユニットを組む花蓮への援護射撃ということで、今回も検討室で観戦。
あ゛~、ツンデレ可愛いんじゃ~(おい)

■渋谷凛(しぶりん)

ということで、当然しぶりんも参戦。
ほんとに、どこまで花蓮に尽くすつもりなんだ君たちはw

■北条加蓮(加蓮)

アイドル王座なので、(ちょっとだけですが)出番はありました。
タイトル戦直前だというのに、未だに病室で観戦しているのがとっても心配。
家で療養していた方が落ち着くんじゃないかと思うのですが、元々病弱なんで、病室が第二の故郷みたいな感じなんでしょうか。

■「どうせ、進行は中継でも追えるしなあ。」(00:09あたり)

将棋界では今やすっかりおなじみとなったモバイル中継。
いつでもどこでも、リアルタイムでプロ棋士(やアイドル)の対局が楽しめます。
便利な世の中になりましたなあ。
なお私の場合、ガラケー持ちなのと、家から職場が近くて移動時間があんまりないので、モバイル中継よりは、PCやTVでの観戦を主戦場としております。

■「飛車浮きか。これが未央の工夫ってことだ。」(05:14あたり)

居角左美濃を受けて立ったちゃんみおが温めていた研究の一手が、ここでの▲2五飛。
この手自体は以前からあったようですが、▲6七金や▲6九玉といった大事な囲いの一手を端折ったのがちゃんみおの工夫。
居玉というデメリットは大きいですが、普通に▲6九玉から玉を囲いに行くのは、後手の待つ戦場に近づく意味もあるので、その分を端折って7筋の桂頭の弱点に殺到するという意図。
ゴキゲン中飛車に対する超速とか、横歩取りの新山崎流みたいに、スピード最重視で相手の陣形を決め打ちするような構想ですね。
kwsmさんも2時間以上の大長考をしたのですが、ちゃんみおの目論見通りに7筋の桂頭の弱点を攻められて、後手の金が8四の僻地へ追いやられるという不満の残る展開にせざるを得ませんでした。

これから色々と研究が進むと思われますが、今の私の見立てでは、△5四銀の代わりに△3三角~△2四歩と早々に2五の飛車を追っ払うとか、そもそも△7三桂の前に△5四銀としておくといった工夫が必要という印象。
本譜の進行は先手がポイントを稼いだ感じですね。

※【追記】

と思っていたら、あっという間に千田五段が対策を披露してくれました。
先手が囲いの手をすっとばすなら、後手も△5二金右と△6三銀をすっとばして、△6五歩から速攻すればいいじゃない、とのことです。
これを編み出したponanzaも凄いですが、これをちゃんと評価できる千田五段のも凄い。
というか、こんなのあっさり公開しちゃっていいんでしょうか(汗)

詳しくはこちらの記事をご覧ください→

※千田五段とは別の方だったようなので訂正します。

■序盤の研究合戦

近年、序盤での研究手一発で一気に勝負を付けてしまうとことがますます増えてきました。
ソフトやデータベースの普及により研究の効率が上がったことと、持ち時間の少ない棋戦が増えてきていることもあり、研究手にその場で対応するというのがますます難しくなってきています。
見る側もやる側も、本当は終盤まで勝敗の見えないねじり合いの将棋が望ましいのですが、とにかく序盤を乗り切らないことにはお話しにならないのが現代将棋。
昔はお昼前など、雑談に花が咲いたり、中には馬券や車券を買いに行かせる棋士も居たようですが(おいおい)、今じゃ対局室に物音一つ立てるのも憚られます。
何とかならんかなあと思いながらも、どうにもならない、というのが実情でしょうか。

■「って▲1五歩?え?居玉で仕掛けるものなんですか?」(13:34あたり)

▲2五飛という手痛い一発は喰らったものの、しっかり囲って逆転を狙う瑞樹。
こういう辛抱の良さは、元タイトルホルダーらしいですね。
とはいえ、ちゃんみおも漫然と銀立ち矢倉に囲っていてはリードを保てないと見て、居玉にもかかわらず▲1五歩からまさかの攻勢に。

行けるところは断固として踏み込む。
タイトルを取るような人は、例外なくこれが出来てる気がします。
一歩間違えば、「肉を斬らせて、骨も斬らせる」という私の実戦のような展開が待っていますが(涙)

■「って無視して歩成ですか!?」(15:12あたり)

お互い派手に斬り合って、ちゃんみおが▲3三歩と飛車の頭に歩を叩いたこの局面。
kwsmさんは飛車を見捨ててド派手に△3七歩成と行きましたが、ウチの激指10は△3三同飛▲2五桂△3一飛とじっと耐える手でやや後手持ちと主張しております。
とはいえ、飛車打ちに強い美濃囲いを信じて△3七歩成と行っちゃったkwsmさんの心境、わかるわ。
既にすっかり血が滾ってる状態だろうし、居角左美濃ならガンガン攻めなきゃだし、ここで冷静に指せってのは感情の無いコンピュータでないとちょっとむ~りぃ、っぽいです。はい。

■「ってここで香車を拾うのか?」(16:15あたり)

さらに局面が進み、ちゃんみおが▲9一龍と香車を拾った場面。
その手前でkwsmさんが指した△4三銀も△2三銀の方が固かった気がしますが、この▲9一龍も一目ぬるい印象。
ウチの激指10は▲6二飛と打って、次に▲4一龍を狙おうというイケイケな手を推奨しております。
ただ、これでも先手の駒が若干足りない気もするし、駒を補充しに行った発想はわからんでもない。
ちゃんみおが今後どんどんタイトルを取って貫禄がついてくれば、こういう手が絶妙の手渡しに見えてしまって、相手が萎縮して勝ちやすくなるんでしょうけどね。

■「だけど飛車下して・・・これ詰めろだ。」(17:04あたり)

この直後にkwsmさんの△4五桂という詰めろ逃れの詰めろの好手が出てるんで、ちゃんみおが何かやらかしたんじゃあとウチの激指10にかけたところ、評判の悪かったのがここでの▲9二飛。
代わりに▲6八角と攻防に効くっぽい角を打ってどないや、って言ってますね。
反射的に△6七桂不成と王手で金をはがしたくなりますが、ちょ~っと駒が足りなそうだから受けに回る・・・のは幸せになれる気がしませんね。

■「この△4七とも△5八銀からの詰めろよね」(18:45あたり)

お互いに詰めろ逃れの詰めろの応酬という、ちょっとでも将棋をかじった人間からすれば恐るべき展開の中、ウチの激指10が敗着と断言したのがこの△4七と。
代えて△5七桂成ならむしろ後手優勢、と言ってますがホントなんでしょうか(おい)
より王様に近くて、金に働きかけるのがいい感じなんでしょうかね。

■「・・・もしかしてこれも詰めろ逃れの詰めろ?」(19:10あたり)

色々いちゃもん(のようなもの)をつけましたが、ここで▲7六角と最後の詰めろ逃れの詰めろを掛けたちゃんみお素晴らしい。
▲9一龍と香車を拾ったところから、この手で勝てると見えていたとしたらバケモノとしか言いようがありません、ハイ。

それにしても、人間らしい山あり谷あり満載な棋譜を適当に作ってしまうKKPPさんが恐ろしすぎますw

■「・・・ま、この辺りが未央らしい、かな?」(21:40あたり)

ちゃんみおの局後のコメントが完全に羽生さんです。
本当にあり(ry

最後の着地もお見事。
流石です。

■「珍しく荒れてるわよ、瑞樹ちゃん。」(21:55あたり)

で、最後は居酒屋で〆と。
未成年()が居ますねえ・・・(おい)

リターンマッチを逃して荒れるkwsmさん、いいですね。
負けて悔しくならなくなったらアイドル(プロ棋士)辞めるべき。
まあ、カメラ越しだからいいとして、現実に遭遇したら一切の希望を捨てるしかないのですが(おい)
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by mitsuboshi03 | 2016-07-09 19:23 | 将棋 | Comments(0)

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