将棋つめちゃいました(第26回世界コンピュータ将棋選手権)

祭りおしまい!
今は、勝った第3部完!とか、終わった!何もかも!な感じ。
だがしかし、平穏な日々は長くは続かないのであった(謎)

今回は予告通り、第26回世界コンピュータ将棋選手権についてのお話を。
祭りとまるっきり重なってしまったため、サーッと流す感じになりますがご了承をば。

■やっぱり強いponanza、しかし全勝優勝は成らず!

まずは優勝大本命のponanza。
下馬評通りの強さを見せて優勝はしたものの、二次予選で一敗を喫し全勝優勝は逃しました。
とはいえ、今後も「誰がponanzaを止めるか」という文脈で語られるソフトであることは間違いなし。
コンピュータ将棋界最強タッグの山本・下山組の壁は厚いと言わざるを得ません。
ちなみに今回は、主に下山さんが行った細かい調整が強化の決め手になったとか。

■衝撃の技巧、選手権を席巻!

今回話題をさらったのが、第22回以来の参加となった技巧。
大会直前にfloodgateへ登場した際の強さから優勝候補の一角に上がってはいたものの、一次予選からの参加というハンデがどう響くかと思っておりましたが、いざフタを開けてみれば全勝街道まっしぐら。
惜しくも本戦最終局でponanzaに討ち取られたものの、22勝1敗という成績は立派の一言。
開発わずか1年でここまでのソフトを作り上げた出村さんは化物としか言いようがありません。
本業が忙しいらしく今後の大会への参加は微妙なようですが、今回仕様の技巧はオープンソース化されるそうなので、今後の大会で技巧チルドレンが活躍するかもしれません。
なお大会向けのアピール文書が良質のプレゼン文書っぽくてこれまた素晴らしい。

■Aperyチルドレン、最大派閥に

オープンソース最強の将棋ソフトとして君臨するApery。
今回の大会でもそれは例外ではなく、Aperyライブラリを利用したソフトが本家を含め14、8枠の本戦入りを果たしたソフトが本家を含め3と、単に数だけではなく実力も十分であることを知らしめました。
とにかく、ponanzaの壁を突破できないでいる現状をなんとかしたい。
また技巧もオープンソース化されるそうなので、ライブラリ最大派閥の地位を保てるかも今後の見どころ。

■旧世代組、新世代の波に飲まれる

ponanzaやAperyチルドレンらの活躍の一方で、ひっそりと二次予選で姿を消していったのがYSS・激指・GPS将棋といったかつての強豪ソフト。
製作者の高年齢化とか、新しい技術に対応するのが難しいとか、色々諸事情はあるでしょうが、この辺りのソフトの活躍に期待するファンもまだまだ多いと思います。
復活に期待。

■大合神クジラちゃん、まさかの5位入賞

最後になりますが、大合神クジラちゃんの5位入賞はぜひ上げておきたい。
アクの強いニコ生中継や、リスナーのPCを計算資源として使用するなどオンリーワンの地位を確立してきている大合神クジラちゃん。
これまで成績的には全く目立ったところがありませんでしたが、今回驚きの5位入賞。
一過性のものなのか、今後強豪として定着するのか、今後の大会が楽しみです。
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by mitsuboshi03 | 2016-05-08 14:55 | 将棋 | Comments(0)

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