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【ネタバレあり】解体新書風味 ~ 盤上のシンデレラ 第9局 ~ 棟方愛海はお山に登る

山国ゆえ、こちらの桜は平地よりやや遅め。
今週末がピークでしたが、この雨で散っちゃうでしょうね。
山の桜なら、来週末まで何とか持つかも。

さて今回は久々に盤上のシンデレラを。
昨日第13局がリリースされましたが、さすがに時間が無さすぎるので、今回は第9局を。
ああ、山が呼んでいる。

おっと忘れてた。
本編のリンクはこちら→

■棟方愛海(師匠)

本局の主役であり対局者。
女の子なら必ず持ってる2つのお山が大好物。
高いお山も、低いお山も大好き。
より良いお山を目指してアイドルになったという・・・大丈夫かこれ。
モバマスのアグレッシブぶりを示すキャラの一角である。
なお、手が後ろに回っているうちは只の美少女な模様。

本編では、お山という言葉に騙されてホイホイと山までついてきた模様。
明言はされていないが、恐らく研修生(奨励会員に相当)と思われる。
変態キャラだけあって、将棋の方も変態戦法が得意。
ただ、拒否されても普通に戦えるのは実力の証明。
棋風としては、所々でちょっかいを出しつつ傷口を広げていくという感じか。
実戦向きのタイプと言えます。

■向井拓海(たくみん)

今回の対局者であり、盤デレ登山研の主。
特攻隊枠なだけあって一見とっつきにくいが、実は義理人情に厚く面倒見が良いという典型的なツンデレ枠。
なおかつ95cmなバストを始めとするグラマラスな体型なことから、薄い本の多さはモバマス界でもトップクラス(おい)

明言されておりませんが、恐らくアイドル(プロ棋士相当)
本編でも面倒見の良さは健在。
実生活だと素晴らしいのですが、こと将棋となると・・・?

■小早川紗枝(こんちき)

京都出身で日本舞踊が得意という典型的な和服美人。
そういうわけで、胸のサイズは残念ながら・・・
(78で細いウエストなら全然標準以上やろ!)
あと、京言葉って難しいですね。

本編ではちょい役だが、第10局では主役になるので要チェックや!
なお第10局を見ればわかりますが、この娘は候補生(奨励会三段相当)ですね。

■輿水幸子(幸子、腹パン、カワイイ)

埼玉出身の色々な意味でカワイイアイドル。
プロデューサーに素直になれない幸子カワイイ。
ついつい一言多い幸子カワイイ(腹パン)
色々と発展途上な幸子カワイイ(おい)
というわけで、デレマス界でもトップクラスの人気を誇る。

こちらも本編ではちょい役。
主役を張ってるのは第3局ですが、取り上げる機会があるかなあ(おい)
なお将棋の腕前は第9局登場キャラ中最強、に見えます(当社比)

■将棋界と登山

プロ棋士も身体が資本。
というわけで、登山を好むプロ棋士は結構多いです。
本編の下地になっていると思われる中川八段の登山研が世間的には有名ですが、ガチの登山家としては小林 宏七段を上げたいですね。
冬の谷川岳で遭難しかけたという筋金入りの登山家であります。
あと、昔は奨励会員総出で登山に行ったなんてことも。

■将棋ボクシング(1:09あたり)

何分か将棋をやった後、おもむろにボクシングを何分かやり(以下繰り返し)
相手玉を詰ますか、相手を倒せば勝ち。
正式競技になっているらしいチェスボクシングの話しを聞きつけた探偵ナイトスクープが、本当にやっちゃった模様。
なお番組に登場したのは、みんな大好き先崎九段と、ボクシング元世界チャンピオンの井岡選手。
いくらボクシングが趣味とはいえ、先崎先生身体張り過ぎじゃないですかという懸念が案の定(以下略)
未見の方は、色々見る手段があるので是非是非。

なお本編では幸子が犠牲者となった模様。
お相手は南海キャンディーズのしずちゃんとかかな?
(死ぬ死ぬ、幸子死んでまう)

■登山と言えば、布盤と駒に対局時計だね!(2:00あたり)

アイドルたるもの、どこへ行くにも布盤と駒と対局時計は必須アイテム。
素晴らしい世界線だね(おい)
なお対局時計は結構かさばるので、ごく稀ですが忘れることもある模様。
その時は、絶対に将棋は指さないそうな。

■5分切れ負け

将棋になるギリギリ最小限の持ち時間。
1手10秒だと6(手/分)☓5(分)☓2(先手・後手)=60手しか進まないんで、手数の短い横歩取りでも終わるかどうかというところ。
ちょっとでも詰まると、あっという間に時間切れ。
指先の感覚とその場の勢いが重要になりますね。
あと、事前研究超大事です。
なお高校の将棋部で2分切れ負けを試したところ、手を素早く動かす運動にしかならなかった模様(おい)

■パックマンvs角頭歩(3:00あたり)

パックマンについては本編での説明が必要十分かと。
奇襲戦法ゆえ正確な対処法を知っている相手には弱いですが、私を含め正確に咎められない相手にはかなり有効。
特に5分切れ負けみたいな持ち時間の短い将棋ならなおさら。

角頭歩も昔米長先生とかが実戦でも試してたんじゃないかと。
やられてみると、案外咎めにくい。
本編では、パックマンを避けて普通に囲う目的で使われましたね。

■面倒見の良い棋風

実生活では面倒見の良さは美点となりますが、こと将棋となると、どちらかと言うとネガティブワード。
将棋の場合、お互い一手ずつ指して相手の王様を取るゲームなので、面倒見良く守ってばっかりだと、いずれ攻め込まれて負けてしまいます。
守るのではなく、受けて攻めて勝つ。
OK?

本編では、たくみんがせっかく穴熊に囲っているのに面倒見良く対応してしまったばっかりに、師匠の攻めを誘発した気がします。
穴熊なんだから、大雑把に攻めるくらいでちょうどいいんですよ。
なお最近のプロ棋士の穴熊は、一手一手神経を使わないと勝てない模様。
ガチガチの金銀四枚穴熊にするため、飛角桂歩で細い攻めを繋がないといけないので。

■最後のお願い

たぶんダメだろうけど、形作りしないと棋譜にならないよね~と最後に相手の王様を攻めに行くのが最後のお願い。
なお本局のように、最後のお願いが叶っちゃうパターンも稀によくある模様。
本局の場合、たくみんが苦しめな展開が続いた後に急に形勢が好転したんで、つい魔が差した模様。
持ち時間も短いですし、人間なら仕方ないよね、って感じ。
あの羽生先生も、一手詰めを見逃して負けることもありますから。
by mitsuboshi03 | 2016-04-17 11:29 | 将棋 | Comments(0)

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