解体新書風味 ~ 盤上のシンデレラ 第11局 ~ 十時愛梨はパンツを脱ぐ

昨日は娘の授業参観の後、昼飯を家族で外食にしたので少々お疲れ。
それでも棋王戦第2局のニコ動中継はそこそこ聞けたので満足。
当代一の解説者「将棋強いオジサン」こと木村八段の解説はやはり面白い。
肝心の対局については、将棋グリモワールさんが早くも記事にしてくれたんでそちらを(おい)
※リンクはこちら→

今回は、前回に引き続き「盤上のシンデレラ」についての記事を。
第9局の山登りネタをやる予定でしたが、今週投下された第11局「十時愛梨はパンツを脱ぐ」がとびきり上等な燃料だったため、こちらを先にやろうかと。
ちなみにタイトルでお察しの通り、当方およびKKPPさん共に一切自重致しません(おい)
その辺お含みおきながらご覧くださいませ。
※第11局のリンクはこちら→

■新田美波(ミナミィ)

デレマスではまっとうな美人女子大生アイドルとして投入されたはずが、公式の絵がことごとくエロいという仕打ちにより、薄い本を中心に絶大な人気を博することに。
いいぞもっとやれどうしてこうなった。

本動画では初登場。
どうやら、つい最近アイドルに昇格したようである。
今回は控室に勉強にやってきたという設定。
プロ棋士では今や一大勢力を築きつつある広島出身ということもあり、今後の活躍が期待される。
なお名前の読み方が一部一緒な南九段と同様、終始正座を崩さないかどうかは不明(おい)

■アナスタシア(アーニャ)

ロシア人の父と日本人の母の間に生まれたハーフという設定なアイドル。
というわけで、ロシア語と日本語を混ぜて話すことが多かったりする。
デレマスでは実装以来絶大なる人気を誇り、本動画でも登場が待たれていた逸材の一人である。
あ゛~、猫目ショートなロシア系美人最高なんじゃ~

本動画ではまだアイドルではなく、ハッキリ描写はされていないが、どうやら候補生の模様。
しぶりんこと渋谷凛には候補生リーグ(三段リーグに相当)で痛い目に遭った描写あり。
なお今季は好成績を上げていることもあり、そのうちアイドルに昇格すると思われる。
今回は先輩アイドルの川島瑞樹に付いて控室に勉強に来た、という感じ。

■渋谷凛(しぶりん)

デレマスのみならず、同人全体から見ても一大勢力を築き上げたデレマスきっての人気アイドル。
典型的なクール系アイドルのお約束通り、最初のとっつきの悪さを乗り越えた先には魅惑の桃源郷が待っている。
ニュージェネレーションでトリオを組むしまむーこと島村卯月が主人公なこともあり、本動画でも度々出演しているが、対局者としての登場はなんと第1局以来となる。

本動画では、候補生リーグを抜けたばかりの期待の新人アイドル。
相手が隙を見せたら積極的にとがめに行き、無理攻めをされたら丁寧に受け潰すというバランスの取れた正統派居飛車党で、振り飛車対策も居飛穴ではなく本局のような左美濃や急戦を用いることが多いようである。

■十時愛梨(とときん)

これで「ととき あいり」と読む。
ニホンジンノナマエ、ムズカシイデス
公称の3サイズは一応86-58-88とされているが、どう見ても公称値を上回る豊満なボディを誇る。
それにも関わらず、「とにかく服を脱ぎたがる」という恐るべき個性が実装されたこともあり、デレマス本編では後に「血のバレンタイン」と語られる凄惨な争奪戦が展開されたと聞く。
「あそこはベトナムだった。生きて帰れただけで嬉しい。」(経験者は語る(ウソ))

今回は対局者として初登場。
昔はプロの対局でもよく見られた、四間飛車穴熊に囲ってからの豪快な攻めで期待の若手を破ろうとするが・・・?

■川島瑞樹(kwsmさん)

前回記事にした第7局で対局者として登場済、のため今回はあっさりと。

今回は期待の新人の品定めに来た、という感じか。
後輩の面倒を見る良い先輩アイドル、といった感じで好感が持てます。
でも後輩が突っ込みにくいネタを振るのはヤメレ(苦笑)
とはいえ、パンツネタに堂々と乗っかっていくスタイルはさすが関西人といったところか(笑)

■仕掛けのあたり(3:00くらい)

冒頭に出てきた▲4五歩までの局面のあたりを少し。

1)普通の穴熊なら3八に居るはずの金を4七に置いているのは、
①穴熊の弱点である「穴熊の耳(図だと△4六歩~△4七歩成とかの狙い)」をカバー
②この後▲3八飛と指して、相手の囲いを縦から直撃
という狙い。
最近では割りとよく見かける形です。
一方、純粋な固さでは基本形に劣りますので、そこは使い分けが必要。

2)▲4五歩は、△4四歩~△4三金と銀冠を完成されるのを嫌った手。
あと実は、本局のように△4四歩から逆襲に行くのを誘って乱戦に持ち込むのが真の狙い。
とはいえ後手も手詰まりに近いんで、△4四歩と決断よく開戦するのは必然に近いかと。

■▲4七金(4:10くらい)

本局の解説にもある通り、飛車先が止まるのと囲いが崩れるんで出来れば指したくない一手。
とはいえ▲6六銀だと今度は角道が止まるだけでなく、6六の銀が動けなくなるのがキツい。
もう陣容整備が終わっていることもあり、手損にはあまりこだわらないのが昔の振り飛車党っぽくて素敵。
でもでも、kwsmさんのようにあくまで手損を嫌うのは、いかにも正統派居飛車党っぽくってこれもまたステキ。

■▲3七桂!パンツ!パンツです!(5:08あたり)

今回のポイントはこれ一点に尽きる(おい)
動画にある通り、穴熊囲いの桂馬を跳ねることを、「パンツを脱ぐ」と言います(本当)
いつもは丁寧な棋譜を作ることに定評のあるKKPPさんですが、今回は「両対局者にパンツを脱がせる」ことしか考えてません(おい)
だが、それがいい!(待て)

なお、実際の将棋では「基本的にまず指してはいけない手」とされています。
2九の桂馬は、居るだけで横方面の攻めを緩和するだけでなく、端攻めにも対応する大事な守り駒。
本局でも結局この悪形が祟ることになります。
私も将棋を始めて30年経ちますが、この手で幸せになった棋譜を見たことは片手でも余るほど。
パンツ大事です(本当)

■▲5五金(9:15あたり)

とはいえ流石はとときん。
一見無理攻めを丁寧に受け切られたように見えますが、▲5五金で中央を制圧してバランスを取ったあたりは結構いい勝負。
後手の飛車がまだ遊んでるのと、何より歩切れが痛い。
それにしても、困り顔のしぶりんが実に萌えますなあ(待て)

■△6二銀(16:00あたり)

▲5五金に対して、△4四桂から大捌きに出たしぶりん。
ここで形勢が五分に戻った感がありますが、先手が勇躍▲5三銀と打ち込んだのに対して、△6二銀と相手の攻めを遅らせる犠打を放ったのが決め手。
後は攻め合いを後手が制して、しぶりん堂々の勝利。

それにしても、こういう派手な決め手を素知らぬ顔で指すのが、クールなしぶりんっぽくて素晴らしい。
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by mitsuboshi03 | 2016-02-21 17:13 | 将棋 | Comments(0)

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