将棋界珍名あれこれ
2015年 06月 20日
ついでに買い物も済ませて麦焼酎で一杯。
休日って素晴らしい!
最近艦これネタが続いたので、今回は将棋ネタ。
棋界情報が棋聖戦の第2局くらいしかなかったんで、変化球で小ネタを挟むことに。
プロ将棋界では本名での登録が基本となっているのですが、それでも色んな名前が交じるもの。
今回はメジャーどころを中心に、珍名の方々をカンタンに紹介していきます。
なお関東圏での生活が長かったんで、他地域の方から見ればありふれた名前の方を紹介している場合があるかと思いますが、その節はご了承をば。
■行方 尚史(なめかた ひさし) 八段
まずは一気にスターダムへとのし上がったこの方から。
以前は飲んだくれで遅刻常習犯のアウトロー棋士として名を馳せましたが、ちょっと前に馴染みのバーのおねえちゃんと結婚してから潜在能力がいきなり大爆発。なんと名人挑戦権まで獲得してしまうという暴れっぷりを披露しました。
生まれ故郷の青森県弘前市では、市役所に巨大垂れ幕まで登場したという期待の星。
まだまだ大暴れして欲しいものです。
■羽生 善治(はぶ よしはる) 四冠
将棋界では超ビッグネームなだけについ忘れがちになりますが、初見でちゃんと名前を読める方はほぼ居ないはず。
羽生という苗字も珍しいですが、どっちかというと、男子フィギュアスケートの羽生(はにゅう)や、プロ野球西武の黄金時代に守備固め要員として活躍した羽生田(はにゅうだ)のように、「はにゅう」と読むことが多いように思われます。
なんでも、ご先祖様のお墓は屋久島にあるんだとか。
■加藤一二三(かとう ひふみ) 九段
棋界屈指のネタキャラとして君臨する、みんな大好き我らがひふみん。
この記事でもこのお方を外すわけにはいきません。
何しろ加藤1,239段ですから(違います)
ちなみに、全盛期のひふみんは竜王位の前身である十段位を持ってたことがあります。
そのときは「加藤12,310段」でした。
将棋の段位ってスゲエ!(だから違うって)
■伊藤 博文(いとう ひろふみ) 六段
将棋界でもご多分に漏れずに伊藤さんは多いのですが、その中でもずいぶんと立派なお名前をお持ちなのがこのお方。
もちろん教科書に載ってるあの人とは、同姓同名の赤の他人でございます。
経歴には特段目立ったところが無いので、どうしたもんかとwikipediaを覗いてみたところ、ちゃんと特筆すべきものがありましたので一つご紹介。
1998年度の順位戦C級2組で3回目の降級点を取ってしまいフリークラスへ降級。
普通なら今年惜しまれつつ引退した熊坂五段のように10年で強制引退の憂き目に遭う所を、何と2001年に勝率の条件を満たしてC級2組への復帰に成功。
フリークラスへ降級してからのC級2組への復帰は、伊藤博文六段が初めての事例となっております。
その後はまた2回目の降級点を取った時点で今度はフリークラスへの転出を宣言。
規定により2020年での引退が決まっております。
棋士としてのキャリアは晩年を迎えてはおりますが、もう一花、咲かせて欲しいですね。
■鈴木 シャウト 1級
「お前このネタやりたかっただけだろ」
「よくわかったな。だが貴様にはここで死んでもら(ry」
将棋界でも数ある鈴木姓に敢然と勝負を挑む、新進気鋭の16歳。
DQNとか、キラキラだとか、そういったものをブッチギリで凌駕する驚愕の・・・うん、もういいよね。
朝から囲碁・将棋チャンネルの再放送でやってる奨励会対局の番組で初めてお目にかかり、速攻で目が覚めたという思い出がw
まだまだこれからではありますが、16歳1級ということで、棋士になるにはまずまず良いペースかと。
棋士になるにはまだまだ大変ですが、注目していきたいです。
え。鈴木シャウト君って芸名じゃなくて本名なんですか?
すごいですねー。夜神月に負けてませんなー。
ひふみんの解説は愛が感じられて好きです。w
>鈴木シャウト君って芸名じゃなくて本名なんですか?
芸名なら、もうちょっとだけ考えて名前をつけると思うんだ(酷)
>ひふみんの解説は愛が感じられて好きです。w
昔地元で王将戦の対局やってたとき、立会人がひふみんで、生解説(というか独演会)が聞けたのは良い思い出。
森内名人(当時)が突然オヤツ投了したのに泡を食って、「ひゃあああああ」と対局室へ飛んでいった姿が印象的でしたw