将棋つめちゃいました(NHK杯の持将棋について)
2014年 09月 08日
来週はいよいよ相撲だし(涙)
なお気力体力の限界はとっくの昔に超えてしまっているので、力士ではなく裏方で働かされる模様。
さて今回はOSCARさんのコメントでふと思い出したように持将棋の話を。
昨日のNHK杯で持将棋が成立したことについて結構色んな所で取り上げていたようでなんだかびっくり。
ありがたいことです。
まずは持将棋のおさらい。
互いの王様が敵陣に侵入して、駒の損得があまり無く寄せが困難だと判断した場合に対局者が持将棋を宣言して、相手が認めた場合に成立します。
持将棋が成立した場合は引き分け再試合となります。
駒の点数計算が必要で、計算方法がプロアマ間で一部違っていたりとか最近は宣言した側の勝ちとする宣言法なるルールもアマでは定着しつつあるとか細かいルールは置いとくとしてざっとこんな感じ。
同じく引き分け再試合となる千日手と比べても出現頻度はごく稀で、一度も経験したことのないプロも結構居るとか。
まあこれには「王様じゃなくて駒を取りに行く持将棋なんて美しくない!」という一部プロの美意識もあるんですけどね。
ちなみに持将棋認めない派の筆頭が谷川会長で、中原・羽生あたりには持将棋含みの手を指されて痛い目に遭ったこともw
ネットがらみで有名な持将棋というと、第2回電王戦での塚田九段vsプエラα戦なんかが記憶に新しいところ。
塚田九段が絶体絶命の局面から指先確認しつつ1枚1枚駒を取っていき、持将棋が成立して涙を流したという持将棋成立局としては大変珍しいアツい展開となりました。
ちなみにNHK杯戦で持将棋が成立したのは15年ぶり。
その前回の局面がこれ。
神吉先生、おもいっきし穴熊なんですがwww
なんでも相手の「ハチワンダイバー」鈴木大介八段が持将棋を持ちかけて、”おう、もう一局やったろうじゃんか”となったとのこと。
個人的には気合で指してる感じがひしひしと伝わってきて好感が持てます。
将棋雑誌の企画でトッププロに意見を聞いたところ、案の定賛否両論でしたがw
NHK杯で持将棋成立は15年ぶりですか・・・
ネット上では普段将棋をあまりしないゲームやパズル好きの人に反響があったようです。
私もパズル好きの人に教えて貰いました。
確かに持将棋は別ゲームになっちゃう部分はありますね。^^;
しかし、プロでも経験者が少なく、にも関わらず攻め手の選択肢に組み込んで来るところにプロの凄さを感じます。
遅くなってすみません(汗)
>ネット上では普段将棋をあまりしないゲームやパズル好きの人に反響があったようです。
おお、思わぬところに反応が。
>プロでも経験者が少なく、にも関わらず攻め手の選択肢に組み込んで来るところにプロの凄さを感じます。
結果として持将棋になることは少ないのですが、「上に逃げようとしたら王様が捕まった」「王様は逃げられたが駒が足りなくて投了orz」てなことは私にもそれなりにありますw
>結果として持将棋になることは少ないのですが、「上に逃げようとした>ら王様が捕まった」「王様は逃げられたが駒が足りなくて投了orz」て>なことは私にもそれなりにありますw
誘引や攻勢を上手く立ち回るものなんですか…ううむ私には出来ません。^^;
なるほど、司令官が脱出中に攻撃を受けて戦死したり、司令部撤退成功するも師団は斬減されたりするんですねw
前者は比島決戦で似た様なのがありましたが・・・(筏で脱出中に戦死した某中将)
しかし入玉はいいものですね、って自分成功した試しなし。というか下手糞がそんな事考えてはいけませんね。^^;
>しかし入玉はいいものですね、って自分成功した試しなし。というか下手糞がそんな事考えてはいけませんね。^^;
入玉合戦ってぶっちゃけ泥仕合ですからね。
作戦勝ちからスッキリ勝つようにした方が勝率はイイです。
上手い人はホントに上手いんですけどね。