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一マリサポから見たJ1戦力分析(その5)

はい、これで一応開幕前に分析終了です…って午後から試合やんけ(核爆)
時間も無いのでさっそく。

ガンバ大阪

いまや「大黒様」がすっかりブレイク。さて肝心のチームはと言いますと…。
ボールを奪ったらシンプルに両サイドに展開して長身FWのマグロンにクロス、というのが柏監督時代から続く西野監督の「鉄の掟」だったのだが、去年中ごろからイメチェンを敢行。二川とかヤット=代表様=遠藤とかフェルナンジーニョとかテクニックのある選手がごろごろしている宝の山を生かさない手はないと、丹念にショートパスを繋いで攻めるスタイルに転換。無冠ながらもリーグ年間3位という好成績を残した。ユース代表の家長など生え抜きの若手有望株も多い上に、清水でテクニックを遺憾なく発揮したアラウージョが加わるなど、補強も現在の路線に沿ったもの。あまり話題に登っていないが、GKの藤ヶ谷(札幌)は若手有望株。よくぞ引き抜いたものである。流出も木場(福岡へ)が惜しまれる程度か。
問題は、上位クラブにしては人材がいるポジションといないポジションに差があるということ。リベロは代表様の宮本とシジクレイが争い、中盤では3-5-2のフォーメーションだと二川がサイドに回らざるを得ない豪華なメンバーが揃うが、その一方で右サイドやCB、高さのあるFWにはやや人材を欠くありさま。西野監督が賢い主婦のやりくり上手な手腕(笑)を見せられなければ、シーズン途中での補強も視野に入れれる必要があるだろう。
以前はいい選手は多いけど勝ちきれない、という印象が強かったが、西野監督の驚きのイメチェン(笑)のおかげで欠点はまだあるものの魅力的なクラブになったと思う。やりくり次第では、初タイトルの可能性も大いにあり。

浦和レッドダイヤモンズ

ユニの胸スポンサーがボーダフォンになったせいで、よけい「あのクラブ」のパクリ度が増した浦和。「ステージ優勝だけなのに優勝パレード」「ステージ優勝だけなのにユニに星(普通はリーグ優勝だけ)」「アウェイゴール裏にアクリル板設置」などネタ満載な状況の中、独立採算制に移行できたのは朗報。あとは本当にリーグ優勝するだけなのだが、さて。
ここ数年のハデな補強は影を潜め、逆に山瀬(横浜FMへ)を失うという痛手を受けた。赤星(藤枝東)、細貝萌(前橋育英)など有望新人の獲得には成功したが、短期的には戦力減だろう。夏にレコバ(インター・ミラノ、イタリア)補強などという景気のよい噂もあるのだが。
とはいえ、エメルソン、田中達、永井というデタラメな3トップの破壊力はいまだ健在。その他のメンツも代表クラスがズラリなだけに、ブッフバルト監督の戦術がより浸透すれば現状の戦力でも十分タイトルを狙えそう。開幕前にちょっとケガ人が多いのは気がかり。
ただ、経験則から言うと、「優勝まであと一歩」なクラブで補強を怠ったところって、たいてい苦しむんだよねぇ…。

ジュビロ磐田

常勝クラブも、去年の2ndは度重なる中堅選手の流出と補強の失敗による主力の老朽化がいよいよ隠せなくなり、ついに無冠でシーズンを終えることに。というわけで、ついにヤマハの巻きが入って村井に茶野(共にいちばら(笑))「テソ」川口(ノアシュラン)チェ・ヨンス(京都)と大量補強に成功。広島ユースと共に昨年のユース界を引っ張った磐田ユースからも6名もの大人数を昇格。人材面の補強では今オフ最強と断言できる。
唯一とも言ってよい不安要素は、新任の「人間力」こと山本監督。磐田&日本代表コーチの経験が豊富で、アテネオリンピック代表監督という肩書きはたいしたものだが、そのアテネでは予選敗退と結果を残せず。先行して指揮を取った天皇杯でも敗退。J1での新人日本人監督というのはたいてい茨の道をたどる傾向があるのだが…とか書いていると、こちらから反撃がきそうなのでこの辺に(笑)
普通に考えれば、何かしらタイトルは取れそうだが…。

で、こんな日になっちまったので、ついでに今日の予想を。
当blogにコメントをくれるに関連のあるところをかいつまんで。

磐田@横浜FM(16:00~)

テレビ局の意向で、今年もこのカードで開幕とのこと。
トップカードとして定着するよう、頑張らねば。
あいかわらず横浜FMにケガ人が多い分、アウェーとはいえ磐田有利か。
横浜FMは戦力で劣る分、無駄な失点を避けてセットプレーに賭けたいところ。
村井&西vsドゥトラ&田中隼というサイドの攻防が最大の戦場かと。
名波と奥のどちらが中盤を支配できるかも大きなポイントだろう。

読売@大分(16:00~)

韓国でひっそりと行われたトンキンカップを制して波に乗る大分。
天皇杯とスーパーカップを制してこちらも波に乗る読売。
どちらもリーグ初戦を制して良い流れを持続したいところ。
FWはどちらも強力。となると、中盤の構成力に勝る読売有利、といいたいところだが、ワシントンがチーム戦術になじんでいないのがスーパーカップでも目だっただけに、そこをどう修正しているかが鍵。
大分がどういうフォーメーションで挑むかにも注目したい。
Commented by 茶之介 at 2005-03-05 13:27 x
>読売@大分(16:00~)
 CSで中継されたって見れないっての 。・゚・(ノД`)・゚・。

 さて、今シーズンの順位予想をしてみましょう。

    一位    磐田
    二位    横浜
    三位    浦和
    四位    東京V
    五位    鹿島

  J得点王   ワシントン

 ヴェルディに関しては昨年9位なのであまり大きな
ことは云えません。この辺りが期待出来る範囲かと。
 今年に懸ける磐田の本気度合いからみて、負傷者
続出の横浜では優勝は少々厳しいかな、と思います。
Commented by mitsuboshi03 at 2005-03-05 18:57
まあ、そんなもんでしょう。
鹿島がちょっと上過ぎる気がするが、今日のような試合を続けていればそのへんに行くかも(爆)
マリノスは・・・頑張りますよ。ACLもリーグも。
ナビスコと天皇杯はつらそうだけど(汗)
Commented by hosokawa18272 at 2005-03-05 19:42
さあ、早くレビュを書くのじゃよ。
ケラケラヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノケラケラ

とはいえ負傷者イパーイはきついねー。
Commented by mitsuboshi03 at 2005-03-05 20:06
今日はフテ寝。明日書くよ。

Jリーグはいつからバックナックルゴールありになったんだよ~。
まさに、Amazing,judge(鬱)
ま、無得点なのもイケナイのだが。
寝ます。
by mitsuboshi03 | 2005-03-05 10:18 | スポーツ | Comments(4)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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