将棋つめちゃいました(新年明けました)

大つき(19)センセが更新するならこちらも更新しますよ!
記事楽しみにしておりますので(笑)

さて今度の記事は将棋ネタ。
冬場に入りましたんで、各棋戦が佳境に入りつつあります。
プロ棋士は通常、このあたりでエンジン全開になるよう調整してます。
今回は一番重要な順位戦を含めた棋戦情報をいくつかざっくりと。

☆渡辺竜王、久々の他タイトル挑戦決定(棋王戦挑戦者決定戦)

冬場のタイトル戦と言えば王将戦と棋王戦。
王将戦の方は年末の記事の通り新鋭の豊島五段が挑戦権を獲得しましたが、棋王戦の挑戦権争いは渡辺竜王vs広瀬王位という新世代タイトルホルダー同士のバトルとなりました。
棋王戦の挑戦者決定トーナメントは、他のタイトル戦と違って敗者復活戦があるのがポイント。
本割りでは広瀬王位に敗れた渡辺竜王ですが、敗者復活戦で勝ち上がって挑戦権争いに踏みとどまりました。
ただし、敗者復活組の渡辺竜王はここから2勝が必要。勝者組の広瀬王位は、2局のうち1勝すれば挑戦権を獲得できます。

12月27日の年の瀬に行われた第1局は、相穴熊の激闘を渡辺竜王が制して決着を年明けに持ち越し、昨日の1月6日、将棋界の仕事始めの日に第2局が行われました。
第1局と同様に先手番を得た広瀬王位は、今度は伝家の宝刀振り飛車穴熊に囲わずに中飛車を選択。
渡辺竜王は、広瀬王位が端の歩を詰めた(▲1五歩)のを見て、こちらは得意の居飛車穴熊に囲い、難解な戦いに突入します。
b0017164_19423582.jpgここで広瀬王位は▲4八金と持ち駒の金を打ったのですがこれが敗着。▲4八銀と銀の方を打って千日手に持ち込むのが最善の進行だったようです。

b0017164_19445842.jpg先ほどの図から数手進んで、さっき指した▲4八金を龍で取った分の金を△3五金と打ったのがこの図。
▲1七玉と指すしかないのですが、ここで△2五金と銀を取りつつ詰めろがかかるのが△3五金の効果。さっき▲4八銀と指しておけば、こう進んだときに△3五金のかわりに△3五銀とせざるを得ず、先手玉に迫る手がなく先手の勝ち、となるところでした。
金打っても銀打っても同じじゃないか、とはならないところがプロ将棋の恐ろしいところです。

というわけで、棋王戦五番勝負は久保棋王vs渡辺竜王という実力者同士の対決となりました。
王将戦とダブルタイトルマッチを戦う久保棋王は、いずれも若手の挑戦を受ける格好となりましたが、せめてどちらか一つはタイトルを防衛したいところ。一方の渡辺竜王には、初の二冠制覇がかかってます。
世代の違う二人の対局なだけに、羽生世代から次の世代へ世代交代が進むのか、という意味でも楽しみなタイトル戦となりました。
五番勝負第1局は、2/6(日)に栃木県宇都宮市で行われます。

☆順位戦、冬の陣

冬と言えば順位戦がおいしくなる季節。
名人挑戦権や昇級といった前向きな戦いができる者もいれば、残留争いに身も凍る思いで臨んでいる者もいるという悲喜こもごもが楽しめます(爆)

さてまずA級からざっくりいきますと、挑戦権争いは5勝1敗の森内九段に4勝2敗で続く谷川九段と渡辺竜王に絞られた感じ。一応3勝3敗組もなんとか3連勝すればプレーオフ、という線もなくはないですが、この3人が揃って3敗以下になることはないだろうな、と見ます。
挑戦権争いの本命ですが、月並みですがここまで1敗のみで、残る3局のうち2局が先手番という森内九段が最有力かと。
一方降級争いは、三浦八段、高橋九段、木村八段、藤井九段の2勝4敗組がまずは本命。
3勝3敗組も気が抜けない状況で、とにかく絶対安全圏の5勝、最低でも4勝を目指しての戦いがこれから激しさを増すものと思われます。

B級1組では、昇級争いは昨年まさかのB落ちを喫した佐藤(康)九段がエンジン全開。12月17日の対局に敗れ、年越し前の昇級決定こそ成りませんでしたが、まずカムバック濃厚。もう1枠を、山崎七段と屋敷九段の実力者が争います。

B級2組の昇級争いは大混戦。
6勝1敗で中川八段、島九段のベテラン勢と中堅の橋本七段に、若手で勢いのある戸辺六段が昇級枠2を目指して争っていますが、5勝2敗で順位上位の阿久津七段と北浜七段もこのまま2敗を守る可能性が高く、6勝1敗組が崩れてくれば勝機は十分。

C級1組の昇級争いですが、まず1枠はここまで7戦全勝の広瀬王位で堅そう。
「俺は名人になる男だ。こんなところで止まっちゃいられねえ」と将棋の内容でも他を圧倒する勢い。王位を獲得して完全に一皮むけましたね。
のこる1枠は例年通り混戦になりそう。6勝1敗組の宮田「スーパあつし君」六段、小林(裕)六段、「早指しマッハ」田村六段、「羽生名人のスパーリングパートナー」村山五段といった実力者の中から誰か一人が昇級すると思われますが、ここに来て1敗を喫した田村六段がやや分が悪い以外は、これといって外す材料に欠けます。

C級2組の昇級争いは、ここまで7戦全勝の佐藤(天)五段が一歩リード。
6勝1敗組には、「怪物」糸谷五段、「棋聖戦挑決出場」稲葉四段、「二世棋士」西川四段といった新進気鋭の関西若手勢に、遠山四段、阿部(健)四段の関東若手有望株が挑む構図。
これから3月にかけて、6人で3つの昇級枠を争う過酷なイス取りゲームが始まります。
[PR]
Commented by ohtsuki19 at 2011-01-10 00:49
>大つき(19)センセが更新するならこちらも更新しますよ!
>記事楽しみにしておりますので(笑)

何・・・だと・・・?

うむ、どうしたものか、困った(笑)
Commented by mitsuboshi03 at 2011-01-10 15:25
コメントどもです。

>うむ、どうしたものか、困った(笑)

まあそんなこと言わずに(笑)
気が向いたときでかまいませんので。

それにしても細川氏はすげーなー。
by mitsuboshi03 | 2011-01-07 20:29 | 将棋 | Comments(2)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


by mitsuboshi03