将棋つめちゃいました(初冬の号)

ジュラルミンってぬいぐるみにつける名前じゃないだろバロスwww
つーか「ほんもののジュラルミンだ!」って何だよwww

…ただ今「よつばと!」9巻片手に大絶賛逃避中のみつぼしです(笑…えねえ)
そうだ、こういうときはblog更新してとっとと寝るがよろしい。
というわけで、今回はネタが滞留しつつある将棋ネタでいってみましょ。
いろいろ終わってますよっ。

☆渡辺竜王、怒濤の6連覇(竜王戦七番勝負)
渡辺竜王の3-0で迎えた今期の竜王戦七番勝負ですが、密かにポイントと睨んでいた第4局を渡辺竜王があっさり制し、4連勝で6連覇達成という渡辺竜王の強さばかりが目立つ形での閉幕となりました。
といっても、第4局自体は私にとっては見所の多い一局でしたので、ポイントに簡単に触れることにします。よろしければこちらの竜王戦公式サイトにある棋譜を見ながらご覧下され。

後手番の森内九段が一手損角替わり戦法を採用し、さくさくと角替わり腰掛け銀の同型に進んだところで森内九段が放った△2二角(48手目)は決断の一手。中央で銀桂を捌いて9九に角が成り込めれば一気に優勢になりますが、2二にそのまま角が居座ってしまうと、王様が2~1筋方面に逃げられなくなるため、飛車を打ち込まれたりした日にゃ粘りようのない形になってしまいます。
結論から言うと今回は後者の流れになったわけですが、その流れに持ち込んだ渡辺竜王の手腕が素晴らしかった。まずは▲9六香と一旦取られそうな香車を逃げておいてから、森内九段が△5五銀と銀交換を挑んできたのを手抜いて▲7四歩と突いた一手が絶妙。ここから渡辺竜王は、「後手の攻めにはのらりくらりと対応しつつ、とにかく2二の角だけは働かせないようにする。その間に、7三にと金をつくって飛車をいじめつつ敵玉に迫る」という大局観を最後までぶれさせることなくフィニッシュまでもっていきました。
△2二角のような手に対して、「とがめられそうでとがめられない」展開にしてしまうと、得てして自分から転んでしまうもの。野球で言うと、絶好球を見逃してしまった後に難しい球に手を出して凡退、ってな調子ですね。
絶好球を狙い撃てるのは強打者の証拠。渡辺竜王はとにかく強かった。一方森内九段側からすれば、△2二角くらいしか手がなかったとすると、おそらくその前に変化しなければならなかったんでしょうね。それが判れば苦労はしないんですが(苦笑)

羽生世代の中でも、限定された局面の中で最善手を見つける能力に長けているのが森内九段で、それが挑戦者決定戦までは有効に機能したのですが、こと現在の将棋界で、この能力に一番優れているのは渡辺竜王。というわけで、強い弱いの前に、相性が悪すぎた、というのが今回の七番勝負の結論じゃないかな、と思っております。
渡辺竜王は、竜王戦で強いのはよ~く判ってますから、とにかく早いとこ他のタイトルを獲りにいって欲しい。順位戦のB1なんかでくすぶってる場合じゃないですよっと。

☆将棋日本シリーズ、「代打出場」の谷川九段が優勝
賞金ランキングの上から11名+昨年の優勝者のみが参加できるこの棋戦。参加するだけでも意義がある棋戦と言ってよいでしょう。
この棋戦の開設当初から毎年出場を続けてきた谷川九段ですが、前期の賞金ランキングが13位ということで、本来ならば出場記録が途絶えるところでした。が、渡辺竜王の奥さんが新型インフルエンザに感染したため、開幕直前になって渡辺竜王が急遽出場を辞退。ということで、谷川九段が滑り込みセーフで今年も出場できることになりました。
ここで「もらったチャンスは逃さない」とできるところが超一流。丸山九段、久保棋王、深浦王位を撃破し、見事6回目のシリーズ制覇となりました。
久々の棋戦優勝。出場の経緯も含め、感動もひとしおでしょう。おめでとうございます。

☆清水女流、「女流三冠」に復位、里見は倉敷藤花を防衛
さて今度は女流のタイトル戦。女流王位戦5番勝負は、フルセットの末に師匠の清水女流が弟子の石橋女流から女流王位を奪取。その前に防衛を果たした女流王将・女流名人を合わせて女流三冠に返り咲きました。次世代やその次の世代の女流棋士が続々とその座をおびやかしているとはいえ、やはり清水女流の牙城はいまだ高いようです。
その一方で、着々と実力を蓄えつつある「出雲のイナズマ」里見女流も倉敷藤花の防衛に成功。しっかりとタイトルをキープしております。もう男性棋士に勝っても驚かなくなりましたが、やはり清水女流が抱えるタイトルを奪い取ってこそ真の目覚めかと。

今回はこんなところで。
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by mitsuboshi03 | 2009-12-01 21:41 | 将棋 | Comments(0)

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