将棋つめちゃいました(晩秋号)

思い出の品ほどよく燃えます(挨拶)
今回は将棋ネタで。
冬が近づいてるんで、ちょっと休んだだけでもネタが多くなってきましたよー。

☆今度は竜王が三連勝(竜王戦第3局)
いつものようにこちらの公式HPで棋譜が読めますので、よろしければ局面を広げながらご覧下さい。
この局で一番驚いたのは手の進み方の早さ。
1日目の昼食休憩で66手。
封じ手の局面で82手。
角替わり腰掛け銀の同型というプロでも最も研究が進んでいる戦法の一つで、前例の下敷きがあるとはいえ1日目というのにいきなり終盤戦に突入です。
昔は1日目で切った張ったの局面にならないようにとの暗黙の了解があったのですが、そういうことを全くキニシナイのが両者の特徴。研究で補えるところはどんどんすっとばしていきます。
この封じ手のあたりから前例なしの囲いの薄い終盤戦ということで、さすがに両者も湯水のごとく時間を使います。森内九段は88手目の▲3三銀で受けが難しいだろうと思っていたようですが、それに対する△5五馬が好手でポイントを上げたよう。事前に△2七桂~△3九歩成と重い手順で先手の飛車を封じ込めにいった方針をいきなり転換する手だけに、控え室では指しにくいのではとされていたようですが、局後森内九段は”この手以降は…(勝ち目ないっす)”と効果を認めていたとのこと。
その後96手目の△7九銀という豪快な決め手が飛び出し、今年の竜王戦は竜王が開幕三連勝スタートという結果となりました。
こうなると、実は3連勝した後の4局目がポイントとなる気がします。去年は逆の立場だった渡辺竜王が、この4局目の直前にうpされた奥さんの支援コラ絵「渡辺くん、諦めたらそこで試合終了だよ」(笑)で難局を制し、その後逆転防衛を果たしました。今回苦境に立たされた森内九段に秘策はあるでしょうか。

☆女流棋界の動向
ここんとこ立て続けにタイトル戦が消化されている女流棋界。
まず清水vs石橋の師弟対決となった女流王位戦は、第2局に余りにも有名となったこんなことが。
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ここからどう寄せるのかといぶかる控え室を尻目に、駒音高く▲2二角成と指した石橋王位でしたが、4四に自分の歩がいますので「ごめん、それ無理」ということで、男性プロのタイトル戦でも前例のない「やっちゃいけない手を指して反則負け」を喫しました。石橋王位は、ノッテる時ならば若手強豪であっても体格…もといっ!迫力で圧倒するだけの爆発力を秘めているのですが、こうした読み抜けも目立つタイプ。それが魅力ともいえますが、もう一段上を目指すならば、少なくともこうした明らかに雑なところを解消するのが近道。とはいえ、持ち前の明るさでこの負けを引きずらずに2勝2敗のタイに持ち込んでいるのは立派。
最終局は、11月16日(近いっ!)に、徳島市で行われます。
ネットだけでなく、なんとtwitterによる中継もあるそうですよっと。
こういう野心的な試み、成功するといいですねえ。
また、霧島酒造と囲碁・将棋チャンネルの尽力により復活を遂げた女流王将戦は、2-0で清水女流王将が貫禄勝ちでタイトル防衛に成功。それから、新進気鋭の中村真梨花女流二段の挑戦を受けることとなったこちらも若手のエース里見香奈倉敷藤花のタイトルマッチは、里見倉敷藤花が先勝。タイトル防衛まであと1勝としております。

今回はこんなところで。
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Commented by bleem! at 2009-11-15 03:07 x
>ネットだけでなく、なんとtwitterによる中継もあるそうですよっと。

面白そうですね。覗いてみますわ。
Commented by mitsuboshi03 at 2009-11-23 17:51
コメントあざーっす!
最近は公式twitterも増えてきましたね。
by mitsuboshi03 | 2009-11-13 22:04 | 将棋 | Comments(2)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


by mitsuboshi03