おまいら、モチツケ(NHK杯 松尾五段-橋本四段)

今日なにげなくネットを見ていたら、こんなページが。
なんでも、先日放送されたNHK杯の松尾五段-橋本四段戦が2ちゃんの実況板で祭りになったらしい。
とはいえこれは、やりすぎだ。
おまいら、モチツケ(苦笑)

では、将棋の中身はどうなのよ、というのが今日のネタ。
とはいえ先に一応棋士の紹介をば。

橋本四段は、上の通り別の意味でのビジュアル系(爆)として将棋界で一目置かれる存在。ムラ社会の典型とも言える将棋界でこういう目立つ格好をしているのは、何かとバッシングを受けたりするものだが、それでも普通の格好をしないのは根性のある証拠。
今回の将棋でも、しぶといところを披露する。

松尾五段は、いまをときめく所司門下スーパートリオの一角を成す新鋭。総金髪にしていた時期もあったらしいが、こちらは上の通り普通の茶パツに落ちついている。新人王戦で一度優勝しているなど実績は若手の中でも上位クラスだが、タイトル挑戦の手前で足踏み中。棋界征服のためには、まず注目度の高いNHK杯戦で一旗上げたいところ。
地球征服の第一歩は練馬区からという格言もあることだし(ねえよ)

さて将棋の方は、橋本四段が十八番の振り飛車穴熊を採用すれば、最近主流の居飛車系オールラウンダーの松尾五段は嬉々として居飛車穴熊に組み上げる。

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図の▲3五歩で開戦なのだが、ここで問題になるのが先手の5七にある銀と、後手の3二にある銀。先手の銀はこの後6八から6七へ動いて穴熊をさらに強化するが、後手の銀は3二でくぎづけ。先手の穴熊は服を1枚よけいに着ているようなもので、この差がいかに大きいかは脱衣麻雀や野球拳にハマった者ならおわかりだろう(爆)。振り飛車穴熊はプロではマイナーな戦型なのはこれが理由である。よって振り飛車穴熊を採用するならば、このハンデを打ち破るだけの根性と中終盤の強さが要求される。

もちろん橋本四段はそんなことなど承知の上で粘りまくる。が、しかし、序盤のリードをくつがえすまでには至らず、松尾五段優勢のまま終盤戦に突入。

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ここで松尾五段が▲7九同銀と竜を取ったのが悪手で形勢逆転。▲7一銀成と必至をかけておけばそのまま勝負ありだった。後手は桂馬がないのと、5一の竜が利いているのが大きく先手玉を寄せられないのだ。
実戦では▲7九同銀の直後にも先手の松尾五段に悪手があり、橋本四段の逆転勝ち。
振り飛車穴熊党、略して振り穴党員らしい勝利だった。
松尾五段は秒読みの中、勝利目前で痛恨の見落とし。
野望はとりあえず、来年以降に持ち越された。

勝った橋本四段、次の相手は羽生二冠。
橋本四段としては、ビッグネームを倒して一旗上げる絶好の機会。
いろんな意味で(苦笑)、注目の一番となりそうだ。
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Commented by hosokawa18272 at 2004-11-24 17:37 x
リンク先の内容がよく分からんす。なにゆえ祭りに?
将棋は素人なんでよくは知らんのですが、あまり「穴熊」って実戦向きじゃないな。という感覚があったんですけど、そんな事ないみたいすね。
うちは、戦法としては子供の頃に読んだ将棋本に載ってた「棒銀突撃」しか知らんです。でもこれ滅多に成功しないんですけど。
Commented by mitsuboshi03 at 2004-11-24 18:17
おお、リンク先が消されてましたね。
橋本四段のコラが載ってたんですが、復活させる気も無いのでそのままに。ちなみに、TVでの格好は「金髪パーマ」「紫のYシャツ」「しかめっ面」「細い眉」(本当)

穴熊は、きちんと組めれば強いのですが、もちろん相手も黙って見ているわけもなく、大抵邪魔してきます。
戦隊ものやスパロボの悪役とは違いますから(爆)
序盤を覚えないと組むのは難しいですね。
「棒銀突撃」は将棋戦法の基本のキですが、なかなか攻め潰すとなると難しいです。棒銀がうまく捌ければとりあえず成功なんですけど。
by mitsuboshi03 | 2004-11-22 18:58 | 将棋 | Comments(2)

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