将棋つめちゃいました(1月24日号)

『ああっ女神さまっ』20周年、とのこと。
…。
声優女神は歳を取らないんですっ!(CV:井上喜久子)
地雷源は自分の足で踏んで突破する男、みつぼしです(核爆)
ちなみに私は藤島康介と聞くと『逮捕しちゃうぞ』のコミックス派なのですが(聞いてねえ)
さて、今回は今年初めての将棋ネタです。

☆ 王将戦七番勝負、はじめました ☆

永世竜王の夢破れても、相変わらず勝ち続ける羽生四冠に挑むのは、王位戦では2年続けて無敵羽生戦艦を撃破してきた深浦王位。
王将戦でも「番勝負になっちまえばこっちのもんだぜ」となりますかどうか。
将棋界初の美術館での対局となった第1局は、陶板で立体再現されたミケランジェロの壁画「最後の審判」の下での対局ということでも注目されました。こちらの写真を見る限りでは「お、落ち着かねえ…」と思うのですが、盤に座っちまえばそんなの関係ねえんでしょうか(死語)

肝心の将棋についてですが、まず棋譜はこちらの本家HPをご確認ください。
戦型は、戦後あたりから延々と指し続けられている角換わり腰掛銀の升田定跡に(38手目)。
もっとも、ところどころがマイナーチェンジされていて、そのマイナーチェンジの仕方を少しでも誤るとあっという間に地獄行き、というのがこの戦型の恐ろしいところでもあり、面白いところ。あ、私を含め、これを面白がる人は立派なビョーキです、ええ(笑)
仕掛けも升田定跡誕生当時からはだいぶ様変わりしており、今回のように1、2、3、4、7筋と突き捨てるだけ歩を突き捨ててから飛車先の歩を取って▲2六飛と高飛車に構える(51手目)のが最近の流行。
先手の深浦王位は67手目の▲7二角に勝負を賭けていたようですが、「その領域にはすでに2年前の対局でたどり着いている」と羽生王将に冷静に対応されて窮地に。140手まで粘ったものの、どうやら現在の結論では▲7二角から先はなんとノーチャンスとのこと。
ああ、やっぱり角換わり腰掛銀は怖い。

王位戦での必勝パターンだった先攻逃げ切りをいきなり封じられた深浦王位。
新たな必勝パターンを組み立てられるでしょうか。
注目の第2局は、1月28、29日に行われます。

☆ 棋王戦五番勝負はじまるよ ☆

挑戦者決定トーナメントにちょっとクセがあるのが棋王戦。
ベスト4からは、いつもの一発勝負と違って2敗失格方式になるため「まずはベスト4」というのがプロ棋士の合言葉。負けても(1回は)終わらないのはやっぱりありがたいようです(笑)
挑戦者決定戦は、ノーミスで勝ち上がった木村八段に、リベンジを誓う久保八段が挑む形となります。2敗失格方式のため、すでに1敗した久保八段は2連勝が棋王挑戦へのノルマ。一方ここまでノーミスの木村八段は1回勝てばOKとなります。
ここだけの話、昔の棋王戦はベスト16あたりから敗者復活戦があって、勝者組と敗者復活組のトップ同士が1番勝負で挑戦権を争っていたのですが、「それじゃあ勝者組のメリットないよね」という正論がつい最近になってやっと通って今の形になってます。
今回は年末年始を挟んで2連戦が行われ、久保八段が挑戦権を獲得しました。
2局とも、久保八段の力戦中飛車を木村八段が2枚銀を繰り出して押さえ込もうとする、という構図でしたが、いずれも久保八段に暴れられて押さえ込み失敗、となっております。この2枚銀で押さえ込む指し方は、銀が王様の囲いに参加できない分囲いが薄くなるため、トッププロでは受けが滅法強い木村八段でないと指しこなせない、というのがプロ棋士の常識。今回はそれでもダメでしたがorz
もっとも、この2局は振り駒でいずれも久保八段が先手番を引き当てており、その一手の差で力戦中飛車が猛威を振るえたのも勝敗の大きな分かれ目だったのですが。

というわけで、棋王戦五番勝負は佐藤棋王vs久保八段の顔合わせとなりました。
羽生四冠が顔を出さない番勝負というのもずいぶん久しぶりな気がしますが(苦笑)
びっくりどっきりメカ戦法から殴る蹴るどつくな佐藤棋王に、ふと気がつくと盤上から駒が消えている「捌きのアーティスト」久保八段という得意分野がはっきりしているマッチアップなだけに、長所が出た方が勝つという判りやすい対決となっております。
戦法では、久保八段が先手の場合に採用するであろう力戦中飛車への佐藤棋王の対策が見所その1。見所その2は、久保八段が後手の場合に、後手番な分威力が下がってもやっぱり力戦中飛車を採用するのか、あるいは佐藤棋王のお株を奪ってサプライズがあるのか、といったところでしょうか。
棋王戦五番勝負の第1局は、2月8日に行われます。

☆ 女流名人戦五番勝負、すぐやりますっ! ☆

「出雲のイナズマ」「里見の野望(違)」里見倉敷藤花を熱望する世論に打ち勝ち(待て)挑戦権を勝ち取った清水女流王将。既報通り、女流王将戦が今年度限りとなるため、無冠阻止のためにはここでタイトルを乗り換えておきたい(待て)ところ。一方矢内女流名人は、そんな虫のいい話は許せませんわと当然のごとく返り討ちを狙っているでしょう。
共に正統派居飛車党で、安定感では女流でも一二を争うマッチアップ。
女流棋界の格付けを高める上でも、好勝負を期待します。
第1局は明日!1月25日に行われます。
ネット中継がスポーツ報知でありますよっ。
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Commented by enzi at 2009-01-25 01:50 x
出雲のイナヅマ(…イナズマ? カタカナだとなんでスなのだ)は可愛かったですね。
で、全然なまってない。
『だんだん』ファンには残念かも知らん。
Commented by bleem at 2009-02-01 22:07 x
竜王戦リーグ戦の里見倉敷藤花と金井恒太四段との対戦を新聞で見てました。男性棋士を最年少で破る記録を打ち立てて、鳴り物入りで登場。注目を集めるその戦いの場で「公式戦で初めて穴熊を指してみちゃいました。思いつきで!!!」香奈・・・恐ろしい子・・・。

しかし、危うい戦い方しますね。素人から見ても無理攻めなんちゃうの?と思うような感じで・・・。完敗でしたけど男性棋士も負けたらアレなんで必死で勝ちに来ますよね。
Commented by mitsuboshi03 at 2009-02-15 09:49
コメント遅れてすまんこってす~。
>で、全然なまってない。
東京に出ることも多い分、自己補正が入っちゃうんでしょうか。
>香奈・・・恐ろしい子・・・。
強い人の若い頃ってみんなそんな感じですから(笑)
「早く終盤になればいい」で、序盤はまあ、悪くならなければいいという(苦笑)
>男性棋士も負けたらアレなんで必死で勝ちに来ますよね。
女流と戦うのは新人棋士の通過儀礼ですので(ぉ
女流に負けている男性棋士が、ガチガチになっている新人棋士に「君もこっちの世界においでよ」というネタもすっかり定番になりました(爆)
by mitsuboshi03 | 2009-01-24 21:52 | 将棋 | Comments(3)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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