意外と身近な軍事技術 ~ 音声入力など ~

竜王戦第6局は渡辺竜王が制して決着は最終局へ持ち越し、とか、
CLではアーセナルは2位通過、とか、の話題が出ておりますが、
その話は次回以降にゆっくりと、ということで今回は「意外と身近な軍事技術」の続きを。

戦闘機の性能が飛躍的に向上した現代では、パイロットはただ機体を飛ばして機銃を撃っていればよい、というわけにはいかず、レーダーモードの切り替えをしたり、AWACSからリンクされたデータをチェックしたりといったさまざまなお仕事も同時にこなさなければなりません。
そんなパイロットを助けるために開発されたのが前回お話したHOTASですが、他にもこんなものがあります。
ネタ元は相変わらず頼りになります航空軍事用用語辞典++さまから。

☆ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD、Head Up Display)
コックピット前面の風防に計器や兵装情報などを映し出すことで、パイロットがわざわざ計器類に目を落とすことなく必要な情報を得られるようにする優れもの、といっても、今や民間機にも装備されるほどの標準装備となりつつあるものですが。
ただし、あまりにこいつに目がいったあげく目視を怠って着陸失敗、なんて航空事故もままあるようですので過信は禁物。

☆ヘルメット・マウンテット・サイト(HMD)
普通の戦闘機に付いている照準器は機体の正面に付いているため、当然のことながら正面にある敵機しか狙うことが出来ません。そのため、高機動でのドッグファイト中に敵機を狙い撃つ、なんてことは至難の業。
そんな空戦の常識を塗り替えるべく開発されたのがこのヘルメット・マウンテット・サイト。ヘルメットに映像を投影できる装置を組み込んで(そこ、バーチャルボーイみたいとか言わない!)ヘルメット越しに照準や兵装情報を映し出すだけでなく、パイロットの目線で照準を合わせてミサイル発射!なんてことができる装置です。
ただし、昔の軍事マンガにあるような「無茶な機動についていけずにすぐ折れちゃう」普通のミサイルだと、目標までたどりつく前にミサイルが折れてしまいますので、50~60Gの機動に耐える最新型のミサイルがないと役に立ちません。
ちなみに日本では、最新鋭の短射程空対空ミサイルAAM-5と島津製作所製のHMDの組み合わせが実戦配備されつつあるようです。

☆音声入力

さあやってきました本日のメインイベント。
そのものずばり、ボタンのかわりに声を使っちゃおうという発想です。
思うだけなら誰でもできますが、ものにするのは大変。
ようやく最新鋭機のラファールやタイフーンで実用化されました。
あらかじめ登録しておいた合い言葉で、レーダーやコンピュータシステムを自由自在に操ることができます。
兵装の発射や機体の操縦も理論的には可能ですが、さすがに危なすぎるだろうということで、残念ながら「ブレストファイアー!」とか言っても弾は飛んでくれません。
これだから毛唐は(爆)
なお、使用言語は英語やフランス語に限らず、パッチさえ当てれば日本語や大阪弁やアーヴ語の使用も可能…ってなんか違う物が混ざってますけど!
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Commented by bleem at 2008-12-15 00:05 x
クリント・イーストウッドのファイヤーフォックスももう少しで出来そうですな。「ロシア語で考えるんだ!」
Commented by mitsuboshi03 at 2008-12-23 22:07
>「ロシア語で考えるんだ!」
ファンネルはもうすこし時間がかかるでしょうね(笑)
by mitsuboshi03 | 2008-12-12 22:40 | ミリタリー | Comments(2)

スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります


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