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スポーツ、将棋、ミリタリー、オタクネタ、地元長野ネタなど節操なしに書きまくります
by mitsuboshi03
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☆塩はうまくてまずいです

バター同盟その1。
大学同期の細川氏が軽妙に描く歴史絵巻。癖になるへたうま絵の復活をキボンヌ(w

☆ねこっぷり

大学のサークル仲間が作った同人ゲームサークルのHP(ややこしい)
新作製作が遅滞戦術(笑)を採っている分は戯言でカバー・・・してねえぞおい(爆)
バター同盟その2・・・のLPFB2号センセも在籍。

☆SFムーンストーン

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サークルの先輩、えんじ氏のHP。豊富なSF知識とナチュラルな感性とフィギュア分が炸裂(爆)

☆仮わーくすのーと

バター同盟その4。
東京遠征の際よくお世話になるサークルの先輩、大つき(19)氏のHP。基本的に日記blogですが、横浜近辺でうまいもの食べたいなら要チェック。

☆Jerki'n Junky

元ワークス員であり腐れ縁のいずみや氏による日記ブログ。
今のところフツーの日記ブログのようだが、当人の資質からすると、そのうち毒とネタに満ちあふれたブログになると期待してまつ(待て)

☆よく死によく落ちよく迷う

阪神と歴史モノをこよなく愛するbleem!さんのブログ。
現在はベトナム在住です。
元阪急ファンな経歴からか、熱くなりつつも味わいのある語り口が魅力。
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【急募】東京遠征先
取り急ぎ告知だけでも。

仕事の関係で、急にしばらくの間土日がヒマになりました。
つきましてはそろそろ東京遠征でもしようかと思っております。

とりあえず、来週とか再来週とか、どんなもんでしょ?
某ワークスの方々、連絡をお待ちしております。

(追記1)
5/25(金)に細川氏がウチに来ることになったので、今週末は見送り。
大つき(19)センセがダメなら、6/9(土)にしましょうかね。
enziセンセ、いつも通り宿をお願いしてもよろしいでしょうか?

# by mitsuboshi03 | 2012-05-19 13:10 | ゲームワークス | Trackback | Comments(3)
将棋つめちゃいました(第22回世界コンピュータ将棋選手権)
さてGW後半。
何を書こうかネタが無くて困るなあ、と呑気に構えていたところ、

「お兄さん、私のこと忘れてるの。」

お、おまえは、なの…

「おしおきなの。
少し…、頭冷やそうか。


ちょ、話せばわかる、スターライトブレイカーぶっぱはやめ…

(ちゅどーん)

…と、というわけで、今回は年に1度のコンピュータ将棋ネタ。
第22回世界コンピュータ将棋選手権についてお話します。
昨年のほほんと記事を書いていたら、コンピュータ将棋界一番人気のなのはさんの中の方から厳しくも暖かいコメントをいただきましたので、たまにはマジメに書きます(えー)
長文になりますが、どうかお付き合いのほどを。

少々のルールを除けば、基本的に無制限25分切れ負け一本勝負で一番強い将棋ソフトを決めるこの大会。
今年は5位までに入った将棋ソフトが第2回電王戦でプロと対戦する、ということもあってさらに注目を集める大会となりました。
一次予選からネット中継とニコニコ生放送で観戦可、というステキ環境。
ありがたい。
では、調布にある電機通信大学で行われた大会の模様を。
興味のある方は、下のリンクからライブ中継のHPをたどってみてください。
(リンクはこちら→

■5/3 一次予選
 ※完全スイス式(基本的に同星対戦)で7戦を戦い、ノーシード26組→上位8組が二次予選進出。
  同星の場合の順位は基本的に対戦相手の勝ち星が多い順で決定


去年は油断して生放送を見逃してしまった一次予選。
二次予選以降のレベルがとてつもなく上がってしまったため、変な特色ある将棋ソフトを見るなら一次予選に限ります。
今年の新顔は、見た目だけならやる夫系キャラで表示を固めた「STR」が目立つくらいで、やっぱり皆のアイドル「なのは」さんが異彩を放つことに。
痛筐体が眩しいぜ!

最近は二次予選以降のレベルがとてつもなく上がってしまったためについ見逃してしまうことですが、流石に一次予選ともなると、特にライブラリ(ざっくりと言えば思考ルーチン)に既存のもの(普通はあのBonanza)を使用しない将棋ソフトを中心に、反則負けを始め、私のようなヘボ将棋指しにとっても希望を抱かせる(おい)手が続出。コンピュータに「まっとうな将棋を指させる」だけでも、多大な労力が必要であることをまざまざと示す結果となりました。
そんな中、個人的に注目したのが「Selene」と「クマ将棋」。
「Selene」は、羽生・中原・大山という伝説級のトッププロ棋士の棋譜を重点的に強化学習させたところ、一番棋譜の多かった大山先生流の手をよく指すようになるという予期せぬ出来事が発生。今回の一次予選では大山流の昭和の香り満点な序盤(おい)友達を無くす終盤術(待て)で唯一の全勝を達成。二次予選での活躍が大いに期待されることに。
一方の「クマ将棋」は、「クマと言ったら当然穴熊だろう」という一般将棋ファンの期待を大きく裏切り、むしろここのところの初夏の陽気に合わせてか、右玉のような薄い囲いで堂々一次予選を突破。
なお「クマ将棋」のクマは、中の人の出身地である熊本を念頭に置いたものとのこと。
穴熊は考えていたけど断念したとか。残念(笑)
次回はぜひ四間飛車穴熊一本でお願いします!(えー)

個人的に目を引いた対局として、以下の2局を上げておきます。
 ▲無名3-△クマ将棋(4回戦)
  ※右玉の「クマ将棋」が、最終盤の△9二玉一発で逆転に成功。
 ▲Selene-△なのは(7回戦)
  ※「Selene」が角筋を止める中飛車という戦後将棋な序盤戦を展開。
  終盤戦で「なのは」さんが細い攻めで食い下がるものの、
  「Selene」が▲6七金と角を責める一手で受け潰しに成功。

■5/4 二次予選
 ※一次予選上位8組+シード16組で9戦を戦い、上位8組が決勝進出。
  同星の場合の順位と対戦相手決めは一次予選と同様


二次予選になりますと、昨日のような和やかムードは一変。
特に今年は決勝シードが撤廃されたため、この日からシード組を中心に激戦が展開されることに。
めでたく一次予選を突破した「なのは」さんが唯一の癒やしです(待て)

この日猛威を振るったのは、シード上位8組に昨年新人賞を獲得した「ツツカナ」を加えた9組。
この「9強」が、決勝進出を賭けて8つのイスを争うことに。
個人的にはやや力が劣ると思われた「Blunder」がババを引くと思っていたのですが(すみませんいつも中の人のblog楽しみにしてます)、最終戦で強豪の「YSS」を破り、6勝3敗で堂々の予選通過。
8つ目のイスは、結果的には最終戦のBonanza - 激指戦の勝者ということに。
将棋ソフトに革命をもたらしたBonanzaに、商用将棋ソフトの雄である激指。
まさかこの2強のうち、どちらかが予選落ちなんてことになろうとは。
結局、この勝負将棋を落としたBonanzaが予選敗退ということになりました。
コンピュータ将棋界の虎の穴道場である「floodgate」でも常に上位を占めていたBonanzaでしたが、今回の二次予選では対「9強」で4戦全敗と絶不調。復活を期待します。

健闘が期待された「Selene」ですが、残念ながらシード勢の壁は厚く決勝進出ならず。
とはいえ15位キープで、制度が変わらなければ来年は二次予選からの参加という最低限の結果は残しました。
また皆のアイドル「なのは」さんは、残念ながら「9強」には歯が立たなかったものの、他の対局をそつなくまとめて10位フィニッシュとこちらも二次予選シードをゲット。お疲れ様でした。
一方、この大会に初回から参加している唯一の将棋ソフトである老舗の「柿木将棋」が、ひっそりとシード落ちという結果に。
来年も、待ってます。

この日の注目の対局ですが…絞れないな。
印象に残った一局ということで、最終戦のBonanza - 激指戦を。

■5/5 決勝
 ※決勝進出8組による総当たり。
 同星の場合の順位は一次予選と同様。


いよいよ決勝戦。
問答無用のガチ勝負。

この日一番の注目を集めていたのが、なんと言っても「GPS将棋」。
東大の施設にあるPCを597台繋げたネットワーク環境の下、複数のプログラムを並行して走らせて手を読むというマルチクラスタを駆使して、1秒間に2億8千万手を読むという怪物ソフト。
「やりすぎ」という批判も耳にしましたが、単純にこれだけの環境下で複雑なソフトにより瞬時に結果を出す、ということは立派な研究テーマだと思います。後にも書きますが、マルチクラスタはまだ技術的にこなれていない部分も多く、上手く調整しないと普通のソフトより結果が悪い、なんてことも多々あるようで、それをこれだけの完成度にまとめるだけでも大変だったと思います。
また上位争いで注目されていたのが「ponanza」、「ツツカナ」という期待の若手。
どちらもマシンパワーはGPS将棋に比べれば大きく劣りますが、「Bonanza」から広まった全幅探索ではなく、「枝刈り」というテクニックを有効利用して効率で勝負する、というコンセプトで優勝を狙います。
強気なコメントで人気の「ponanza」、小動物系で可愛い「ツツカナ」という対照的な中の人にも注目(おい)
それから、「激指」や「YSS」といった老舗ソフトもまだまだ健在。
ボンクラーズから改名した「Puella α」(少女A。魔法少女まどか?)がどこまでやるかも見逃せないところ。
優勝だけでなく、電王戦進出がかかる5位争いにも地味に注目が集まりました。

さて優勝争いですが、前日の二次予選で出た不具合を必死に調整した「GPS将棋」が強豪を次々と打ちのめし、誰が「GPS将棋」を止めるのか、という視点で戦いが進行していきます。
このまま全勝で終わるのかな、やっぱ戦いは数なのかな、と思った矢先に驚きの結果が。
なんとラス前の対「Puella α」戦で、「GPS将棋」がまさかの時間切れ負け。
相入玉模様の中、淡々と入玉していれば勝っていた「GPS将棋」でしたが、入玉が上手くないという将棋ソフト特有の課題が解決しきれなかったことと、ネットワーク環境下ではどうしても1手1秒では指しにくく時間がかかってしまうという根本的な弱点がここにきて響く結果になりました。

最後に波乱があるのか、と会場がどよめく中、最終戦が始まります。
自力ながら勝たないと優勝が危うい「GPS将棋」でしたが、「ponanza」を相手に豪腕炸裂。
序盤早々、19手目の▲4四角という驚きの角捨てから攻めまくって快勝。見事自力で優勝を決めました。
これで勝ったら強すぎる、と思っていたのですが、見事に手になっていた模様。脱帽。
密かな注目を集めていた5位争いでしたが、ダークホースの「習甦」が老舗の「激指」を振り切って5位をゲット。「Puella α」、「ponanza」、「ツツカナ」、そして優勝した「GPS将棋」と共に、電王戦でプロ棋士に挑むことになりました。

■よもやま話あれこれ

以下、箇条書きに。

・新人賞(参加2年目までで成績上位のソフト)は、二次予選で14位に入った「Sunfish」が獲得。
・独創賞(いわゆる、ネタソフト(爆))は、解説記事を自動生成するという意味がわからない なぜこれをやろうと思ったまさに独創的な企画が光った「人生送りバント失敗」が獲得。
中の人によると、名前は後悔しているそうです(笑)
・「GPS将棋」のようなマシンパワーによるゴリ押しがこれから先も続くのか注目。
カーレースのルマン式にクラス別優勝(無制限、1マシンクラス)を導入するのも手か?
・電王戦は「Bonanza」も「激指」も居ないが、プロ棋士にとっても脅威的なメンバーが揃った。
欲を言えば、みんなのアイドル「なのは」さんを前座で見たい(おい)
せっかくニコ動でやるんだし。
見せ駒として、コンピュータ将棋界でこれ以上の存在はないわけだし。
相手は誰がいいかな。毎日オープンで挑戦者になった長谷川女流二段がタイトルを取らなかったらいいんじゃないかな。「なのは」さんが上手く斬られてくれるいい勝負が出来るんじゃないかな。
本家や野生の絵師や動画作成者とかが支援してくれたら嬉しいな(待て)
妄想乙(爆)
・ニコ動の生中継は最高だった。
1、2日目解説の勝又六段はコンピュータ将棋のスペシャリスト。
コンピュータ将棋を愛しながらも、ダメ出しも忘れないという熱いスタンスが良かった。
3日目の西尾六段は将棋ソフトがどんな手を指しても誠実に対応するスタンスでまた良かった。
欲を言えば、25分切れ負けで相入玉模様の将棋ばかりを1日中一人で解説していると解説者が死ぬので複数担当制がよろしかと。
・これからコンピュータ将棋がもっと強くなるための課題?をいくつか
①マルチクラスタの進化
本編でも書いたが、マルチクラスタは下手に導入するとかえって弱くなるという諸刃の剣。
マルチクラスタの使い方にはまだまだ向上の余地があると思われる。
ただしリソースが限られている中で、「GPS将棋」のような環境が簡単に用意できないという事情もあり、一筋縄では行かない課題かと。
②枝刈りの進化
「ponanza」や「ツツカナ」のように、上手く使えば手を読む効率を大幅に上げられる「枝刈り」だが、こちらも当てが外れるととたんに弱くなるという諸刃の剣。
「ponanza」にしろ「ツツカナ」にしろ、決勝では少々「いいときと悪いときの差がある」結果となっているだけに、この技術もどれだけ進化できるかは大きな課題の一つかと。
③入玉への対応
特に力が拮抗した対戦で目立ったのが入玉戦。
入玉の場合は駒取り合戦になるだけに、今までと違った評価が求められるだけでなく、お手本となるプロの実例が極めて少ないということもあり、課題となっている。
こちらに関しては別ルーチンを構築して精度を上げる…しかないのかな?
また、そもそも入玉されるのは、相手の王様を下から上へ逃がす寄せ方をしているのが原因でもあり、将棋の鉄則である「王は下段に誘え」という寄せ方を優先させることも重要かと。
④飛車先交換への対応
将棋ソフトは全般的に、飛車先交換に対するガードが甘い。
これに関しては飛車先交換が本当に得かどうか、という問題もあるが、あんまりルーズだと先に述べた決勝最終戦の「GPS将棋」-「ponanza」戦で「GPS将棋」が見せた角歩交換のような強襲を浴びることになる。
アマプロ問わず人間の実戦例では、ほぼ例外なく飛車先交換を許さないようにしていると思うんだが、機械学習がなぜ上手くいかないのか不思議である。

# by mitsuboshi03 | 2012-05-06 18:00 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
将棋つめちゃいました(GW編)
朝晩の気温の差が激しくなってきました。
昼間は冷房が必要になってきましたよ。どうなってんだ(苦笑)
今回もまた将棋ネタ。
名人戦七番勝負を中心にお送りします。

★あくまで自分の持ち味で勝負(名人戦七番勝負 第2局)

今回もあっさり風味で。
4/24、25(火、水)に行われた名人戦七番勝負の第2局。
注目していた森内九段の後手番対策はやはり本命の2手目△8四歩。
となれば羽生名人が相矢倉か角換わり腰掛銀のどちらを選ぶか、という話になります。
本線は相矢倉と思っていたのですが、本局で羽生名人が選んだのは角換わり腰掛銀。
私としては、本命の相矢倉は大事な後半戦に取っておいたと解釈します。

角換わり腰掛銀も後手番の研究が進み、いろいろな手が試されてきましたが、今回は後手の△3三銀に対して、▲4八飛~▲2五桂~▲2八角と攻撃形を組んで仕掛けるという、比較的古典的な序盤となりました。
この攻撃形は、私の記憶が正しければ谷川九段や丸山九段らが苦心して編み出したもので、後手の鉄壁と思われた陣形を破る最適解となりました。
ある意味、この戦法を後手番が選択しなくなった原因の一つともいえますね。
そんな中、森内九段が希望を託したのが62手目の△2七金。
飛車金交換して得た金を僻地に打ち込むのはどうか、という手なのですが、これで先手の飛車角をいじめつつあわよくば入玉を狙う、という発想で、これまで公式戦では指されていなかった手でした。
結果的にはこの新手は功を奏さなかったのですが、この手自体は現在猛烈な勢いで水面下の研究が進んでいるものと思われます。
今のところの結論としては、最善を尽くして難解、今回は森内名人に1ミスがあった、ということのようです。

今現在トップレベル同士の対局で角換わり腰掛銀の後手番を指す、ということは、最善を尽くしてやっと難解、1ミスで即死という理不尽さに耐えるということ。
「やってられん」と何度も言いながら、今日も角換わり腰掛銀の後手番の研究は続けられています。
居飛車正統派の端っこの片隅に身を置く私としても、角換わり腰掛銀が指されなくなるというのは、寂しい。
だってぶっちゃけ角換わり腰掛銀の後手番がダメということになると、
「初手▲7六歩に△8四歩は悪手。△3四歩と指すのが無難。」
という、居飛車正統派にとっては立つ瀬が無くなる結論が出てしまいます。

それは、断じて、認められん。
というか、認めたくない。


★中村太地五段、ついに無敵の羽生棋聖に挑む(棋聖戦 挑戦者決定戦)

さっきの名人戦第2局の翌日、4月26日に行われた棋聖戦の挑戦者決定戦。
すっかり常連の深浦九段に挑むのは、新進気鋭の中村太地五段。
ここでは取り上げてこなかった棋士ですが、この1年で最もブレイクした注目の若手棋士で、そろそろ何か成果を挙げてもおかしくないと思われてはきましたが、遂にここまで上り詰めてきました。

棋譜については棋聖戦専用サイトがございますのでそちらをご覧ください(→サイトはこちら

注目の戦型は後手番の深浦九段が横歩取りから早めに△5二玉と上がり、なおかつ自陣左側の銀を2三~3四とグイグイ前に押し出して先手の飛車をいじめに行くという力勝負に出ます。
中村太地五段が素直に追随したのに対し、深浦九段が38手目に△3七桂成と素直に指さずに、△3六歩と凝った手口で前のめりに決めに出たのが問題で、以後は中村太地五段が普通に指して無難に深浦九段を土俵下まで追いやった、という展開になりました。
深浦九段ほどの使い手をこうも焦らせてしまうというのが、今の中村太地五段の勢いの恐ろしさと言えます。

この対局の勝利で規定により昇段した中村太地六段の師匠は、あの米長会長。
ということは、兄弟子姉弟子が先崎八段・林葉直子ということでうわぁ・・・と思わず声が漏れることになりますが(笑)、タイプとしては別の兄弟子である中川八段の方が近いですね。
基本的には今どきの若手らしく、研究熱心で隙がない。
変わった点はというと、数年前に振り飛車党から居飛車党に転向したこと。
このモデルチェンジにやや時間をかけましたが、これで序盤が五分以上に戦えるようになったことにより、持ち味を存分に発揮できるようになって去年からの大爆発、ということになったようです。

とはいえ、こと将棋に関して、そつのなさという点については右に出る者がいないという羽生棋聖に対して、果たしてそつの無さだけで戦えるかと言われれば、極めて疑問と言わざるを得ません。
しかも羽生棋聖は、一日制五番勝負というこの棋聖戦のフォーマットを最も得意としていて経験も豊富。
中村太地六段にとっては、まずは最初の先手番で一発入れることがとりあえずの目標でしょう。
勢いのある今が最大のチャンスなので、タイトルを取って飛躍を遂げた広瀬元王位のような活躍を目指して欲しいのですが。

しかし、中村、中村ねえ。
極めて個人的な意見としては、

苗字が微妙(核爆)

・・・こんなこと言っていると、
「なんでや、中村最強やねえか」
と、「受ける青春」の異名で活躍した中村 修九段(元王将)とかが攻めてきそうで怖いのですが(笑)

★女流棋戦の進行

女流棋戦も番勝負が着々と進行中。
こちらも4月26日に開幕した女流王位戦五番勝負は、第1局を里見女流三冠が制し、夢の女流四冠へ一歩前進となりました。
甲斐女流王位も元奨励会所属の実力派ですが、現役奨励会初段はやはり一味違うようです。

またマイナビ女子オープン五番勝負は、アマチュア参加から勝ち進んで女流棋士二段にまで上り詰めた長谷川優貴女流二段の勢いを、上田女王(しかし、いつ書いても違和感のあるタイトル名であるw)が第1、2局と食い止めている格好。女王防衛まであと1番としています。

# by mitsuboshi03 | 2012-04-29 19:59 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
名人戦、はじめました(名人戦七番勝負 第1局)
順調に花粉症に苦しんでおります(えー)
「今年は軽い」って言ってたのは何だったのか(苦笑)
医者によると、”スギ花粉は少ないけど、ヒノキはそこそこかも”だそーです(涙)

サッカーは横浜が”監督とフロント揃って更迭ジーグ(待て)”にでもならない限り取り上げることはなさそう(おぃ)
巨人は”久々に自前外国人が当たるロマン”の大役を担っていたボウカーが、
「ああ、やっぱりね(涙)」
となってスタメン落ちしてから、徐々にチーム全体の調子が上がってきてなにより。
とはいえ、高橋と谷で1年乗り切れるとはとても思えないだけに、中堅若手の台頭は急務。

そんなことより将棋の名人戦です!
切り替えていきましょー!(待て)


昨年とは立場が違いますが、相手は同じ森内vs羽生の対戦カードとなった今年の名人戦七番勝負。
ちなみに、2002年以降の名人戦七番勝負は、この2人のどちらかが必ず登場してます。
どんな棋戦でもまんべんなく強い羽生と、持ち時間が長いほど実力を発揮する森内と、タイプは違いますが、ここまでお馴染みとは思いませんでした(笑)
前期はA級順位戦9戦全勝や棋戦14連勝など活躍を続けた羽生に対し、悪夢の11連敗と絶不調だった森内。
以前にも書きましたが、今の勢いの差は明白ながら、羽生が勢いのあるうちに勝っておかないともつれる展開も予想されます。

第1局はここ数年定番の椿山荘。
某先輩の結婚式で一度行ったきりですが、名人戦を見にもう一回行ってみようかしら。

さて将棋の方ですが、将棋自体が難解で緻密だったのと、中継サイトが有料なこともあり、詳細な解説は避けてポイントだけ少しばかりお話することに。

後手番の羽生二冠が今では珍しくなった2手目△8四歩を選択して、
「相矢倉か角換わりが指したいです」
と言ってきたのに対して、森内名人がこちらも珍しく相矢倉を志向。
先手番の利を活かすなら現状では角換わりがベストと考えますが、後手番も対策が進んでおり、かつ一手間違うと修正が効きにくい直線的な展開になりがちなことから、先後が対局直前の振り駒までわからない第1局ではちょっと指しにくかったのかもしれません。
細かい所ですが、こういう細かい所で案外差がつくものなんです(ほんとか?)

ターニングポイントとなったのが95手目の▲1六歩と96手目の△5六歩。
森内名人が▲6三と金の代わりに▲1六歩と指したことでワンチャンスが生まれましたが、直後に羽生二冠が△5六歩と指したばっかりにチャンスをふいに。これ以降は森内名人が上手く差し回して、逆転のチャンスを与えず勝利しました。
ちなみにこの一局をうちの将棋ソフト(激指)に検討させたところ、この▲1六歩を疑問手として指摘してきて驚きました。将棋ソフトも着実に強くなってきて、特にプロ棋戦を生観戦するには手放せなくなってきました。

さて、問題の第2局。
森内名人が後手番をどう凌ぐつもりなのかが注目です。
本来だと2手目△8四歩から相矢倉か角換わりでワンチャンス狙い、というのが棋風なのですが、最近のこの戦法の傾向から言うと、善戦虚しくノーチャンスでの完封負けになることも珍しくないだけに、これを選ぶのにはそれなりの覚悟が必要。
とはいえ、最近の居飛車党が選択することの多い横歩取りは軽い捌きが信条なだけに、ここ一番での鉄板ブロックに定評のある森内名人の棋風には合わない感じ。
恐らく前期11連敗したのはこの後手番の対策が上手くいかなかったのが大きな原因と思われるだけに、この第2局で森内名人がどの戦法を選ぶかが今から楽しみです。
名人戦第2局は4月24・25日(火・水)に、新潟県長岡市「長岡グランドホテル」で行われます。

# by mitsuboshi03 | 2012-04-14 13:15 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
なんとなくプロ野球とJリーグ
「ハマハマハマーン!あたし、ハマーン・カーンだよ!よろしくね!」

・・・えー、何のことだかわからんと思いますので、こちらの記事をご覧くださいませ→
(ジュドー・プル「帰ってきたガンダムステーション!」<ガンダム速報さんより)
痛々しい健気なハマーン様とか秀逸なネタが多めでお薦め。

なんか細川氏に呼ばれた気がするのでスポーツの記事を。

Jリーグ・・・。
横浜ですが、引き分け→負け→負けな成績もさることながら、
 ・前線からのハイプレスが完全に空回り
 ・やっぱ監督が(ry
 ・サイドバックの天野のケガで代役にフロントが採ってきたのが・・・
 ・ドゥトラ神(39)
 ・何そのヤニキ(43)みたいな補強
 ・なんでや、阪神関係な(ry
・・・なトホホ事情により、
よし、俺がGMやる。
サカつく2002で予習はバッチリだよ(待て)

な事態に。
なにこのネタクラブ怖い。

いい感じでガリガリ正気度が削れてきましたので、今度は巨人中心にプロ野球をざっくりと。
昨日横浜に1安打完封負けしたけど気にしないっ!(えー)

大正義補強で戦力の純増に成功。
他が軒並み横ばいか減少とか言ってる中でこれやってますから、
リーグ優勝しなかったら去年以上の血の雨が降りますね(ニッコリ)

■先発
内海、澤村、杉内、ゴンザレス、ホールトン、東野

適当に並べてみましたが、これは流石に盤石。
ダメでも候補は何人かいますし、将来のために宮國とか入れることも可能。
まあ宮國は今年は2軍でしっかり身体作った方がいい気がしますが。

■リリーフ
久保(抑え)、西村、越智、山口

とかく批判の多いリリーフ陣ですが、過小評価されすぎかと。
これで不満なら、西武の俺達とかどうする(ry
さすがに先発ほどじゃないですけど、他球団にとっては山口とか普通に怖いんでは。
久保は最近ケガから戻ってきましたが、先は長いんで今からあまり無理せんように。

■打線

1 坂本   ショート
2 ボウカー レフト
3 長野   センター
4 阿部   キャッチャー
5 村田   サード
6 小笠原  ファースト
7 高橋   ライト
8 藤村   セカンド

こちらも適当に並べてみました。
最近貧打にあえいでますが、春先は投手優位ですのであんまりオタオタしなけりゃ大丈夫かと。
藤村のところは原監督は寺内を使ってますが、個人的には藤村で固定して欲しいところ。
所詮どっちもどっちで、結局8番に据えるのなら、伸びしろのある若手を使わんでどうする、と思うのですがよっぽど状況が悪いんかもしれません。よくわかりませんが。
そういえば、阪神の平野が今オフFA(ry
小笠原のところは悩み所ですが、外人連れてくるのも何かピンと来ませんし。
中長期的に中井や田中(大)とか出てくれば最高なのですが、これはまあ妄想ということで。
外野も守りの良い亀井、松本、橋本あたりが先発で使えるとよいのですが。

あとは原監督かなあ・・・。
お目付役というか良いNo.2が居ると大分安定感が増すのですが。
落合監督のときの森投手コーチみたいな。
尾花とか伊原とか戻ってこないかしらん。

おおざっぱにセ・リーグの予想を。
1 巨人
---------
2 中日
3 ヤクルト
4 阪神
---------
5 広島
6 横浜

---------のところは個人的に超えられない壁と思っているところです(待て)

中日は最大の武器であった落合監督が居なくなるのが痛過ぎる。
まあチェンの穴も痛いですが。
でも他もなあ・・・という感じで一応2位にしてます。

ヤクルトは2位でもいい感じですが、レギュラーを使い過ぎで上積みが無いのが痛い。
去年の終盤の失速とかケガ人の多さというのもこの辺りが原因かと。
まあお金に限りのある所なので仕方がないんですが(苦笑)
青木の穴というのもすぐには埋まらないでしょうし。

阪神はなあ・・・。
聖域金本が健在な限り4位でしょう(おぃ)
でも超えられない壁をつけるのは流石に止めました(笑)
とはいえ、金本レフト、ブラゼルがライト、1塁に城島というのは、
私が阪神ファンならキレてます(爆)

広島はとにかくお金がない。
貧乏は悲しいです。
おまけに横浜がマトモになりかけてますので、安定の5位というのも難しいかも。

横浜は、中畑監督が案外イイかもしれない(笑)
デニー投手コーチも、1年間今の調子できっちり指導すれば大丈夫。
今までどんだけ練習してこなかったんだお前ら(苦笑)

一応パ・リーグも。

1 ソフトバンク
--------------
2 西武
3 日本ハム
4 千葉
5 オリックス
6 楽天

大幅な戦力の入れ替わりがありましたが、ちょっとソフトバンクが抜け出した感じ。
川崎の抜けたショートの穴はそう簡単に埋まらないでしょうし、投手陣の顔がすんなり摂津に代替わりできるかというところも悩み所ではありますが、純粋な戦力で考えれば他よりよっぽどいい。
お金のある球団は違うなー。
遂に福岡ドームまで買っちゃうとは。

あとは正直大混戦。
何かのキッカケで上にも下にも行くでしょう。
一昨年のように、まさかの千葉日本一というのもありえます。
西武は消去法で2位にしましたが、やはりリリーフが怖すぎるw
日本ハムはダルビッシュの穴が大きすぎるのと、監督が栗山になったのが痛すぎる。
ガクンと最下位、というのもありえます。
そっから先は・・・、もうカンで決めました(待て)

# by mitsuboshi03 | 2012-03-25 09:39 | スポーツ | Trackback | Comments(3)
将棋つめちゃいました(冬シーズン総決算編)
金曜日に会社の歓迎会で肉食ってきました。
駅前にある精肉店の2階でしゃぶしゃぶやすき焼きが楽しめる、というお店だったのですが、
とにかく肉ウメー!
豚しゃぶがあんなに旨いとは思いませんでした(ニッコリ)
そこそこ値が張りますが、何かの折りにまた行ってみたい店でした。

今日中継がありましたNHK杯の決勝戦で、将棋界の冬シーズンは一段落。
先にA級順位戦をまとめましたので、今回はそれ以外の棋戦の動きをかんたんに。

★羽生名誉NHK杯誕生!(NHK杯決勝 羽生-渡辺戦)

まずは今日の午前中に中継のあったNHK杯戦から。
後手番の渡辺二冠が2手目に漢らしく得意の▲8四歩を選択。
この手の意味を一言で言うと、
”羽生さん、角換わりでも矢倉でも好きに指してきて下さいよ”
ということなのですが、後手がこの手を指すということは、終始受けに回ったあげくに一方的に殴られて敗戦、というリスクを背負うことになります。
それでもこの▲8四歩を止めない渡辺二冠、流石。

さて本局は、羽生二冠が相矢倉を選択してから解説が入る間もなくあっという間に両者の研究手順通りに終盤戦に突入。
トッププロ相手の角換わりや相矢倉は、ここまでで作戦負けしないことを前提に研究しないと指しこなせない戦法なのですが、そこは新旧エースの激突だけに、ほぼ互角の状態で長い終盤戦に突入します。
最後は先攻した羽生二冠がそのまま逃げ切った格好にはなりましたが、ほとんど考慮時間のない中でハイレベルな長い終盤戦を展開できたのは、両者の実力がある証拠。
力の入った好局だったと思います。

これで羽生二冠はNHK杯を10回制したことになり、名誉NHK杯の称号を得ました。
囲碁ではずいぶん昔に坂田本因坊がこの称号を得ていますが、将棋では、
え、名誉NHK杯?将棋じゃ無理っすよ
と思われてきましたが、
羽生!羽生!どいつもこいつも(以下略)
な方が、やっぱりこの難題をこれも将棋界では史上初の4連覇で達成しました。
あんまり書かないようにはしているのですが、こう言わざるを得ません。
やっぱり羽生は凄い。

★久保二冠、無冠+A級陥落の憂き目に(涙)
★佐藤王将・郷田棋王、久々の復位!


ここ数年、将棋界の冬シーズンで圧倒的な好成績を挙げてきた久保二冠でしたが、今シーズンは遂に失速。
まず3月2日のA級順位戦最終戦で敗れてA級から陥落。
それから3月8、9日に静岡県河津町で行われた王将戦第5局で敗れて王将位を失陥。
最後に昨日の土曜日に宇都宮で行われた棋王戦第4局でやっぱり敗れて虎の子の棋王位まで失い、これで来季は無冠+B級1組からのスタートという羽目になりました。

こうなった要因として大きいのが、これまで後手番で採用してきたゴキゲン中飛車に、超速という強敵が登場したこと。
今までさまざまな対策が現れては消えていったゴキゲン中飛車対策ですが、この超速はその中でも最有力と言っていい対策で、今回の王将戦や棋王戦やA級順位戦といった重要な対局でも対戦相手がことごとくこの超速を採用し、勝利を収めてます。
最近の振り飛車党が復権してきた拠り所が今や標的になりつつあり、
もう(後手番で振り飛車党が指す戦法)ないじゃん(涙)
と、振り飛車党冬の時代再び、といった状況になりつつあります。
まあ居飛車党も後手番で何指すかといったら横歩取りくらいしかないわけですが(苦笑)

関西トップエースの座に君臨してきた久保九段はこれで一歩後退ということになりますが、関西期待の若手達も関東のトッププロに対抗するにはイマイチ力不足という中では、まだまだ頑張ってもらわなければ困る存在。
捲土重来を期待します。

えーと、これまで久保九段視点で語ってきましたが、一方で佐藤王将と郷田棋王の誕生は喜ばしい限り。
どちらも実力者ながら、40歳代に入ってきたこともあり、
”もうタイトル戦は厳しいんじゃねえの?”
という声も少なからず上がっていたのですが、
まだまだ俺たちを忘れてもらっちゃ困るぜ
と再びタイトルホルダーに返り咲きました。
両者ともハッキリ自分の色が出る将棋を指すのが持ち味。
頑張って欲しいですね。

★順位戦あれこれ

最後にA級以外の順位戦についてかんたんに。

◆B級1組
昇級:橋本八段・深浦九段
降級:藤井九段・中村九段


A級に実力者がひしめく煽りを受け、実力A級クラスがひしめく今回のB1でしたが、そんな状況をものともせず橋本八段が初のA級入りを果たしました。
金髪を始めとする独特の風貌に加え将棋バーの経営も行うという異色の棋士で、ネット将棋界でも人気のある方ですが、実は本格派の居飛車党で格調の高い将棋を指すことから、玄人筋からも高い評価を受けてます。
初のA級でどれだけの戦いが出来るか、来季が大変楽しみです。
もう一人の昇級は実力A級の深浦九段が最終戦を待たずにガッチリ確保。
ただ、最終戦に敗れたために来季の順位が最下位になってしまったのが気になるところ。
4勝5敗降級定跡再び(涙)、ということにならなければいいのですが。

一方降級争いは、まず最終戦を待たずに「受ける青春」中村九段が降級決定。もう一枠を藤井九段と鈴木八段という振り飛車党のエース格が争うということになり、最終戦で藤井九段が降級ということになりました。
やはりここにもゴキゲン中飛車対策としての超速が猛威を振るっているという好例が現れてしまいましたね。
振り飛車党にとっては、この超速対策があるかどうか、というのが生き残りを賭けた大きなテーマになってきました。

◆B級2組
昇級:広瀬七段・飯塚七段
降級:田中九段・桐山九段


中堅棋士の分岐点となるB級2組。
ここをノンストップで駆け上がれればトッププロの座も見えてきます。
今回全勝でそれをやってのけたのは元王位の広瀬七段。
羽生二冠に敗れて王位は失陥しましたが、振り飛車穴熊という強力な武器があることもあり、B級1組でも昇級争いに絡むと思われます。また他のタイトル戦にも顔を出してもらいたいところ。
もう1枠が激戦で、順位が16位と下位ながら2敗を守った飯塚七段が昇級枠をゲットしました。
上位が3敗以下というのもあまり例がないのですが、よく粘りました。
ちなみに、上位の状況はどんな感じだったかと言いますと、
*戸部六段 順位6位 序盤3連敗→7連勝 7勝3敗
*飯島七段 順位7位 序盤1勝3敗→6連勝 7勝3敗
ああ、もったいない(涙)

降級点をめぐる争いですが、最終戦まで実力者の先崎八段が絡んでいたのですが流石に回避。
というか、同年代がタイトルホルダーなんだからもう少ししっかりしないと(苦笑)
んで、今回はかつての実力者な神谷七段・青野九段・田中九段・桐山九段に降級点が付き、共に元タイトルホルダーの田中九段と桐山九段が降級ということになりました。
時代の流れとはいえ、将棋界の厳しさを感じる降級点争いになりました。

◆C級1組
昇級:佐藤(天)六段・豊島六段
降級:中田(功)七段・田中(魁)九段


期待の若手がなかなか昇級できずに飲み込まれ、気づけばベテランになり降級争いに絡む、という事が普通にありえる怖いクラスなC級1組。また、ここを落ちるとほぼ昇級が絶望となるだけに、ベテランにとっては残留力が試される場でもあります。
そんな負のスパイラルに飲み込まれずにB級2組へジャンプアップを果たしたのが佐藤(天)六段と豊島六段。
2人とも関東期待の若手で、今後は順位戦だけでなくタイトル戦での活躍も望まれます。
一方C級1組から陥落となってしまったのが中田(功)七段と田中(魁)九段。
中田(功)七段は大山15世名人の数少ない弟子の一人で、一時は「コーヤン流三間飛車」で大活躍して佐藤王将にも強い影響を与えた棋士。
佐藤王将が今のように変態序盤戦術を繰り広げるようになったのは、この人のせいです(笑)
田中(魁)九段は、その佐藤王将を始め数多くの棋士を世に出した名伯楽。
名前をそのまま読んだ「カイシュウ先生」の名で棋士間の人気も高い棋士。
まだまだ頑張って欲しい。
一方、関西の重鎮である内藤九段が降級点の憂き目に。
ライバルの有吉九段は引退しましたが、
オレはまだまだ辞めん
と、内藤九段の戦いは来季も続きます。

◆C級2組
昇級:阿部(健)五段・中村五段・船江五段
降級:島本五段


とにかく上がるのが難しいのがこのC級2組。
50人前後がひしめく中で、10戦全勝を要求される厳しい状況。
一方で、ここを落ちると60歳強制引退のフリークラス行きが待ってます。

上位の1敗でも昇級が厳しいこのC級2組。
それは今年も例外ではなく、関西期待の若手な菅井五段が9勝1敗ながら昇級を逃すことに。
阿部(健)五段・中村五段・船江五段が全勝を守り昇級を果たしました。
とにかく、上がりたかったら勝つしかありません。
その一方で成績下位8人が降級点に。
その中の島本五段が3回目の降級点ということでフリークラス行きということになりました。
まだ31歳と若い棋士なのですが、現実は非情であります。
そんな中、ひっそりと増田六段が勝ち越して2つ目の降級点を消してます。
大変地味ながら、フリークラス行きリーチを消す、玄人好みの出来事でした。

厳しい冬シーズンを終え、将棋界は名人戦を楽しむ束の間の春を迎えます。
とはいえ、最近は竜王戦のランキング戦などが目白押しで、上位をうかがう棋士にとっては大事な季節になっているのですが。

# by mitsuboshi03 | 2012-03-18 16:58 | 将棋 | Trackback | Comments(2)
羽生二冠、A級全勝で名人に挑む(A級順位戦 最終戦)
最近ちょこっと暖かくなってきました。
暖かいのはいいんですが、こうなってくると、
ああ、花粉が・・・(涙)
今年は史上最低レベルと医者が言っておりましたが、本当かしら。

今回はこないだの金曜日に行われた将棋のA級順位戦最終戦の模様をかんたんに。
細川氏のblogに遊びに行ったら、ちゃんと見てたようですので早めに更新しまつ。

いつもはBSプレミアムの中継を途中まで見て、耐え切れなくなったところで寝たあとで翌日に録画を見る、というのが私なりの定跡手順なのですが、今年は中継が深夜0時開始とのことで当初から生放送を見ることを断念。
代わりにニコ動の中継が夜9時からあったのでそちらを見ることに。
やっぱり順位戦は夕食休憩明けからが面白いところなので、せめてこれくらいの時間から中継していただけるとありがたいです。
ニコ動の解説は感覚派でややネタ系2chの将棋板では「・・・と力強く断言」のテンプレでお馴染みな行方八段に、研究派で知られ、あの渡辺二冠や宮田「スーパーあつし君」と同門(所司七段)の松尾七段と、詰将棋作成では今やプロ棋士第一人者では、との声もある北浜七段というマニアック実力派棋士トリオ。
「将棋界の一番長い日」ですので、こういう実績のある棋士の解説がいいですね!
夜戦に入り、やっぱりサーバが落ちた毎日の棋譜速報を投げ捨て(有料なんでそこは頼みます毎日とnifty)、ニコ動の中継を頼りに観戦していくと、早くも投了の声が・・・

○三浦八段(5勝4敗) - ✖屋敷九段(5勝4敗)

なんと夜10時前に投了となったのがこの一番。
地味ながら順位にかなり響く一番だっただけにやや意外でしたが、40手目に屋敷九段が指した△2四銀の疑問手を境に局面が急変。屋敷玉が露出してしまったのが痛く、さすがの屋敷九段をもってしても粘りきれなかったようです。三浦八段は持ち時間6時間のところわずか4時間しか使いませんでした。
横歩取りも定跡が大分整備されてきましたが、こういう落とし穴がいたる所にある戦法なので要注意。

✖佐藤九段(4勝5敗) - ○渡辺二冠(7勝2敗)

続いて夜10時に投了となったのがこの対戦。
佐藤九段が5筋を突き合う→ダイレクトで向かい飛車→11手目に▲4八金!という趣向を見せます。
「先手番なんだからそんな無理しなくても」と大多数の棋士は思うでしょうが、思いついたら”やるよ、やるよ、やっちゃうよ”と指しちゃうのが佐藤康光クオリティ(佐藤康光に代えて藤井猛でも可w)
結果的には渡辺二冠が佐藤九段の趣向を的確に咎めて勝利したわけですが、こういった前例のない将棋で冷静な指し回しが出来るのは実力のある証拠。
渡辺二冠は最終戦にしては珍しく、勝っても負けても順位が変わらない立場でしたが、きっちり勝ち切りました。

夜10時に2局終了。
A級順位戦の最終戦にしてはちょっと早過ぎますねー。
このままポンポン進むのかしらん。
と思って見てましたが流石にそんなことはなかった。

○高橋九段(2勝7敗) - ✖谷川九段(5勝4敗)

こちらは夜12時前とほぼ通常ペースで決着。
しみじみと相矢倉だとばっかり思ってましたが、高橋九段が先手番で横歩を取らせるという趣向に出ました。
先に竜を作った高橋九段がポイントを稼ぎましたが、谷川九段もしぶとく食らいついて決め手を与えません。
が、やっぱりそのポイントが大きかったようで谷川九段をもってしても局面を挽回するには至らず、高橋九段が大変貴重な2勝目をゲットしました。

高橋九段は緒戦と最終戦に関西所属棋士(久保二冠、谷川九段)を下した以外は全敗。
4勝5敗でも落ちることがある(深浦九段の得意技(涙))このA級では、いつもなら残留には全然届かないペースですが、今年はこれでも残留の目があります。
この運を、活かせるかどうか。

○羽生二冠(9戦全勝!) - ✖郷田九段(4勝5敗)

先ほどの高橋-谷川戦が終わった直後にこちらも終了。
正統派居飛車流の使い手ながら、ここ一番で奇策を放つ郷田九段が選んだのは一手損角換わり。
普通は奇策じゃないんですが、郷田九段は「棋理に反する」とこれまでこっちを指したことがなく、一貫して普通の角換わりを指してきただけに、十分奇策となります。
郷田九段もやはりここを大一番と見て、とっておきを用意してましたね。
燃える展開です。

互角の中盤戦となりましたが、夕食休憩後に郷田九段が48手目に指した△6三銀と腰掛銀を右辺に使う発想がどうも良くなかったようで、羽生二冠に▲4六角を許してからは羽生ペース。終盤もきっちりまとめて9戦全勝を達成しました。とはいえ、郷田九段が△6三銀と指すまではむしろ郷田九段持ちの声もあり、長い序中盤で見ごたえのある、A級順位戦最終戦らしい濃厚な一局となりました。

羽生二冠は、今回史上初となる「10人全員タイトル保持経験者」となったA級順位戦で9戦全勝を達成。
このメンツを相手に9戦全勝というのは、やはり凄い。
名人戦もこの調子で突き抜けたいところ。

んで、残ったのがやっぱりこの対戦。
ここで耐え切れず生中継観戦を断念しました(涙)

○丸山九段(2勝7敗) - ✖久保二冠(2勝7敗)

負けたらA級陥落決定。
丸山九段は勝ってもダメな目がありますが、とにかく勝つしかない。

久保二冠はゴキゲン中飛車から△4四銀として穴熊を目指す最新流行系に。
丸山九段も研究派で流行には敏感なだけに、こちらも流行の「超速」からの穴熊で応じます。
お互い寒い立場なので、せめて玉の囲いだけでも暖かくしたいようです(笑)
降級がかかった大一番とあって、控室の研究にも熱が篭ります。

途中難解な局面もありましたが、どうも丸山九段の模様が良かったよう。
相穴熊は、お互いの玉の安全度を読み切りやすい分、ちょっと差がつくとお互い間違えにくいので逆転が難しい戦法。プロではうちらの穴熊のように「おーざっぱに捌いて、あとは野となれ(ry」なことをやってるとすぐ負けます。
とはいえ、どこで差がついたのかはちょっと分からない。
流行系だけに、今後研究が進むものと思われます。

というわけで、結果が出揃いました。

 1 羽生二冠 9戦全勝 名人挑戦
 2 渡辺二冠 7勝2敗
 3 三浦八段 5勝4敗
 4 谷川九段 5勝4敗
 5 屋敷九段 5勝4敗
 6 郷田九段 4勝5敗
 7 佐藤九段 4勝5敗
 8 高橋九段 2勝7敗
 9 丸山九段 2勝7敗 B1へ降級
10 久保二冠 2勝7敗 B1へ降級

名人挑戦権は9戦全勝で羽生二冠がゲット。
注目の降級争いは高橋九段が最後の椅子ゲットに成功。
久保二冠はタイトル保持者ながら、また丸山九段は名人経験者ながら降級の憂き目に。
密かに注目されていた3位争いは三浦八段が直接対決を制してゲット。
これで落ちる心配をあまりしなくて済みますので、大きな1勝でした。

例年に比べあっさり終わった感の強いA級順位戦でしたが、羽生二冠の9戦全勝とか、激しい残留争いとか、見どころも多く楽しめました。
来年もまた楽しめるとよいですな。

最後に名人戦の行方ですが、森内名人が今期通算勝率が僅か3割と絶不調。
対して羽生二冠は9戦全勝で名人挑戦権をゲット。
現時点での勢いの差は明白ですが、持ち時間の長い名人戦に強い森内名人ということもあり、序盤で羽生二冠が後手番をブレークできないと森内名人が調子をグングン上げて防衛、ということも十分考えられます。
序盤戦の攻防が最後まで響きそうな名人戦となりそうですね。 

# by mitsuboshi03 | 2012-03-04 10:40 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
横浜F・マリノス戦力分析(2012年版)
あいも変わらずサカつく2002三昧の今日このごろ。
度重なるリセット攻撃で、えげつない補強と大人げなく全勝を続ける日々を送っております(待て)
こっちの話も書こうと思ったのですが、シーズンが始まる前にこちらをまとめておこうというわけで、今回は横浜F・マリノス戦力分析をざっくりと。

序盤好調だったものの、個人技頼みで組織の構築ができず夏場以降は連敗続き。
リーグ戦では予算枠で雲泥の差がある仙台にも抜かれて5位というありさま。
挙げ句の果てには天皇杯で若手主体に生まれ変わった京都に延長戦で敗れ、公約だったACL出場を逃す結果に。
戦力的に抜けているとは言い難いながら、これ以上の伸びしろが無いと判断して木村監督を切った判断は正しかったと思います。
で、後任がヘッドコーチ格の樋口監督というのはモヤモヤ感が拭えないwのですが、この辺りがフロントの限界であり、クラブ全体の力がまだ足りないことの表れでしょう。
とはいえ、元々は横浜ユース監督で名を挙げて、活躍こそなかったものの他クラブでの監督経験も豊富。
チームの調子が悪いときに、どれだけ持ちこたえられるかが鍵でしょうね。
というか、キャンプ中の今いきなり調子が悪いのですが(核爆)

ほいでは次に選手の方を。
私も長年サッカーの試合を見て掴んできたのですが、大体優勝争いをするようなクラブは、

①弱点なポジションがない
②規格外の選手が2、3人は居る


というパターンが多いです。
去年の柏が良い例で、選手層が厚い上に、ボールを安心して預けられるワグネルとドミンゲスが両翼に居て、なおかつ監督に名将ネルシーニョが居る、といった布陣で頂点をつかみました。

それから、ネットでこんな書き込みを見ました。

基本的にこのクラブは日産時代から
強力CBが跳ね返して、10番がゲームを組み立て、規格外FWが決めるというのが定番のスタイルだな。
中澤-奥-久保でリーグ制覇したのが典型的


んで、規格外の選手を回りが上手にフォローするという。
うむ、実に的確な分析だ。
この論でいくと、去年はCBに中澤と栗原が居て、10番に俊輔が居るところまでは良かったのですが、肝心の規格外FWが居なかった、というのが最後まで尾を引いたのかなと。
あと弱点なポジションとしては、ユーティリティの金井と今オフで引退した波戸が入らざるを得なかった左SBが挙げられますね。
今オフの補強は、その点を踏まえた補強はしているとは思います。
もう少しだけ強欲になってもいいと思いますが(えー)

フォーメーションは基本的に4-2-2-2(中盤がボックスになる4-4-2)
状況により中盤をダイヤモンドにするという昨年のスタイルでいくと思われます。
まずは肝心要のFWから。

★FW 新外国人が機能するか

ここ数年の課題となっていたFWですが、期待の若手だった渡辺を切って(FC東京に移籍)まで新外国人を補強してフロントのやる気を見せました。

それが36歳のマルキーニョスというのが問題なんだが(爆)

岡ちゃん時代に居たこともあり出戻りとなります。
鹿島での無双ぶりはつとに有名で、得点だけでなく、これまでFマリノスに欠けていた前線でのキープ力に優れるのも魅力ですが、いかんせん36歳という年齢がネック。
キャンプではキレのある動きを見せているとのことですが、彼が鹿島時代と同様に活躍できるか、ヤニキ(43)になるか(涙)というのが今年のFマリノスを大きく左右します。
(なんでや、阪神関係ないやろ!w)
あと、武者修行先の愛媛で「えひメッシ」とまで親しまれる存在となった斎藤が帰ってきてくれました。
ルーキー当初のハシにも棒にもかからないっぷりからすれば、これは本当に嬉しい限り。
愛媛では左サイドのアタッカーとして得点を量産してきたようですので、攻撃に厚みを増すためにFWだけでなく左MFに起用するのも面白いんじゃないかと。
後は計算できる大黒に、なんといっても19歳で10番を背負う小野。
同世代で既に海外で活躍している選手も居るだけに、無敵のスピードで守備陣をぶち抜いてゴールを量産して欲しいものです。
終盤のパワープレイ要員だったキム・クナンが鳥栖にレンタルされましたが、この役目はCBの栗原が果たすものと思われます。

とにかくここはマルキーニョス次第。
外国人枠も余っているので、場合によっては夏の移籍期間に外人を獲る可能性もあり。

★BO 新加入の中町がキーマン

去年は基本的に小椋と谷口で組んでいたボランチですが、ボールの展開力とキープ力に欠けるのが悩みで、ボールをキープできないFWと合わせて、夏場以降に俊輔が孤立する要因ともなりました。
それを打開するために福岡から中町を補強。
巧みなボールキープから正確なパスを展開できるタイプ(イタリア風に言うとレジスタ)で、弱点補強にはまさにうってつけのタイプ。

高校卒業→湘南入り→戦力外→慶大入学→福岡入り→J1昇格→J2降格(涙)

という波瀾万丈のサッカー人生を歩んでいることもあり、比較的恵まれたキャリアを送っている選手の多いFマリノスにとってはこうした面でも得難い選手と思われます。
この人が活躍できれば、ACL進出も十分射程圏内かと。
物凄く期待しております。
この中町とボール奪取力に優れる小椋を組ませるのが基本線ですが、小椋がたびたびケガがちのため、谷口を使う機会も多いと思います。こちらは飛び出しという大きな武器もあるので、ジョーカーとして使えればベスト。
その他では、守備重視なら新加入の富澤(緊急時に限る)やユーティリティの金井を、攻撃重視なら兵藤や狩野に森谷なんかを入れてみるのも面白いかも。
万能派のアーリアがFC東京に去りましたが、器用貧乏で強豪相手には役に立たなかったこともあり放出はやむを得なかったかと。代わりにこちらもユース生え抜きでスリランカ人ハーフの熊谷アンドリューが入ってきました。ユースでは抜けた存在で、大きな展開の出来るボランチということもあり、順調に育って欲しい逸材。

ここはとにかく中町の出来次第。
あと、小椋がどれだけフレッシュな状態を保てるかも上位進出に向けては重要なポイントの一つ。

★MF 俊輔の賞味期限はまだ残っているか?

ここでのMFは攻撃的ミッドフィルダーの意味です。
なんと言っても中心になるのは俊輔ですが、昨年は特に後半にかけて相手の徹底マークに苦しみ、終盤にはケガに倒れてクラブ全体が失速する要因となりました。健康ならばJ1でも十分無双できるだけの力は持っているだけに、どれだけフレッシュな状態を保てるかが大きな鍵を握ります。
その意味でも、代役候補一番手の狩野は正念場。
今年結果を残せないとドナドナの危険性大
死にもの狂いで頑張って欲しい。
俊輔とコンビを組む兵藤は、攻守にソツのない動きができるのは魅力ですが、インパクトに欠けるのが悩み。
潜在能力の高さからすると、脇役で終わらせてしまうには惜しい存在。
あるいは開き直ってボランチに入れるのも手かもしれませんが。
んでもって、兵藤の代わりに入れたいのは先ほどFWで紹介した斎藤。
1点欲しいときには貴重なオプションになると思われます。
あるいは天皇杯で起用された大学生の方の松本を投入するのも手。
その快足ぶりはJでもかなりのものですが、シュートやチャンスメイクに繋げる所が課題。
万が一に備えて、今年手薄となる左SBをやれるようにしておくのもいいかも。
あと、ボールをきちんと止めて蹴ることに定評のある森谷をここに回したり、逃げ切りを図るために俊輔に代えて元気と運動量が取り柄の天野を昨年同様に起用することもあるでしょう。
ユース育ちの方の松本は、今年も身体作りをして来年レンタルで武者修行、でも十分間に合う。

とにかくここは俊輔の出来次第。
他の選手が上手くサポートできるよう、樋口監督の采配も求められるところ。

★CB 今年もガチガチに固めました

中澤と栗原という新旧代表がタッグを組む強力布陣・・・と言いたいところではありますが、中澤はスピードでちぎられるところがまま見られるなど年齢による衰えが隠せなくなりつつあり、栗原も代表とのかけもちで多忙を極めたツケが回ったのか終盤はケガに苦しめられるなど精彩を欠きました。
ということで、読売から即戦力の富澤を獲得。CBにしては展開力があり、プレーでも私生活でも熱い男ということで、楽しみな存在。緊急時には一応SBやBOもこなせるようですが、あくまでも一応ということらしいですので過信は禁物とのこと。
それから、昨年加入した青山にも期待。
代表クラスの実力を備えていながら、ケガに苦しみ今は横浜で控えに甘んじていますが、まだ25歳と若いだけに、中澤の牙城を一刻も早く崩したいところ。中澤同様、空中戦には絶対の自信を持ちます。

世界的に見ても優秀なCBが少ないだけに、貪欲にCBの選手を取りにいく姿勢には好感が持てます。
U-18でも中心選手の植田にも積極的にアプローチをかけているのもイイ!

★SB 比嘉は出来る子と信じてます

弱点だった左SBに五輪代表の比嘉を補強。
代表厨にはとかく批判の多い選手ですが、J1ではやれば出来る子と信じてます。
川崎に去った小宮山の穴をようやく埋められそう。
控えはユーティリティの金井が2番手。去年加入した武田が武者修行に出ているだけに、できれば3番手の準備もしておきたいところ。
右SBは昨年最大の補強となったガノタ小林と元気印の天野で安定。緊急時には金井もここをこなせます。

左SBに比嘉が定着できるかが大きなポイント。
さほど心配はしてませんが。

★GK 意外とがっつり補強しましたね

飯倉がすっかりスタメンに定着しているだけに、大きな動きはしないものと思っていましたが、予想以上に大きく入れ替えてきました。
ユース卒の大型GK鈴木を上げてきたのは当然として、2番手候補に福岡から六反を獲得。こちらも188cmとそこそこ大型な上に足技も巧みということで、飯倉もうかうかしていられなくなりました。もちろんすっかりベテランになった榎本も(ケガは増えましたが)まだ健在。
飯倉と熾烈なライバル争いを続けてきた秋元ですが、残念ながら愛媛に去ることに。
実力はそれほど遜色なかったが、とにかく先発で結果を残せなかったのが痛かった。
新天地での活躍に期待します。

控えが万全になっただけに、飯倉には万を持して代表入りへ向けて精進して欲しい。
まだまだ松永や川口といったスペシャルなGKというには心もとないだけに、一皮剥けて欲しいところ。

# by mitsuboshi03 | 2012-02-20 21:43 | スポーツ | Trackback | Comments(0)
一番長い日への助走(A級順位戦 ラス前)
熱いぜ!DeNA!
の掛け声も高らかに、監督と球団社長がインフルエンザに倒れた野球チームが
ある件について。
この熱さが1年続けば本物でしょう(待て)

さて今回は将棋ネタ。
業界通の中では「順位戦で一番面白い勝負」として知られるA級ラス前の模様を。
「将棋界の一番長い日」が面白くなるかどうかはこの一戦に掛かってます。

結果だけ先にまとめます。
ラス前までの状況はこんな感じでした。

                    前年
        順位  勝  負  順位
羽生二冠   1   7  0   1
渡辺竜王   2   5  2   2
谷川九段   3   5  2   7
郷田九段   4   4  3   4
佐藤九段   5   4  3   9
屋敷九段   6   4  3   10
三浦八段   7   3  4   5
高橋九段   8   1  6   3
丸山九段   9   1  6   6
久保二冠   10   1  6   8

で、ラス前の勝敗が↓の通りになりました。
先に書いた棋士が勝ってます。

○羽生二冠 - 谷川九段
○渡辺竜王 - 丸山九段
○三浦八段 - 郷田九段
○久保二冠 - 佐藤九段
○屋敷九段 - 高橋九段

んで、これが最新の順位表になります。

                    前年
        順位  勝  負  順位
羽生二冠   1   8  0   1   名人挑戦
渡辺竜王   2   6  2   2
谷川九段   3   5  3   7
屋敷九段   4   5  3   10
郷田九段   5   4  4   4
三浦八段   6   4  4   5
佐藤九段   7   4  4   9
久保二冠   8   2   6   8
高橋九段   9   1  7   3
丸山九段   10   1  7   6

まずは最終戦を待たずして羽生二冠が名人挑戦権を獲得。
とはいえ、羽生二冠はここで負けても最終戦に負けて、なおかつ渡辺竜王と
谷川九段のどちらかが最終戦に勝ってやっとプレーオフにたどり着けるという
元々かなーり優位な位置に立っていましたから当然と言えば当然。
渡辺竜王にとっては悔しい結果となりましたが、そもそも先に羽生二冠と谷川
九段に負けてるので残念ながら当然。タイトルは取れるうちに取っておかないと
後輩にドンドン先を越される世界なので、来年こそはと思っていることでしょう。
一方大きな動きがあったのが降級争い。
3人でたった一つのA級残留という天国へのイスを争うという地獄のイス取り
ゲーム大絶賛実施中という状況下で、久保二冠が貴重な2勝目をゲットし一歩
抜け出しました。
が、戦いはまだまだ続きます(えー)

さて、今度は3月2日の「将棋界で一番長い日」の予想を。
いつものようにテキトーにノーガキたれますんでご了承を。
対戦カードで、先に書いているのが先手番になります。
あらかじめ先手後手が決まっているので事前の研究がしやすい、というのが
順位戦の大きな特徴の一つですね。

◆羽生二冠 - 郷田九段

羽生二冠が全勝で今季のA級順位戦を締めくくれるかどうか、という戦い。
すでに名人挑戦を決めているとはいえ、羽生二冠にとっては勢いをつける大事
な一戦といえます。8勝1敗でも十分凄い数字ではありますが、8連勝の勢いが
ここで止まってしまうというのはなんとも味が悪いというもの。個人的に断言しま
すが、ここで負けたら名人奪取はない、と見ますね。
郷田九段もここで負けると来年の順位がかなり悪くなるので落とせない一番。
普通に戦型を予想するなら郷田九段が2手目に△8四歩と受けて、羽生二冠が
直線一気で「研究一発ツモ」が怖い角替わりではなく、若干緩い手が利きやすい
(あくまで程度問題ですが)相矢倉を選択する、というのが常道ですが、ここ一番
で予想を裏切るのが最近の郷田流。
とはいえ、角替わりではなく相矢倉にしてくれるのであれば、あえて余計なリスク
を背負うこともないのかな、と思いますが。

◆佐藤九段 - 渡辺竜王

佐藤九段も郷田九段と立場は同じ。負けると来季の順位が7位と低い順位になる
のが濃厚なだけに、勝って順位を少しでも上げておきたいところ。A級陥落を経験
しているだけに、「もうあんな思いは二度とゴメンだ」という気持ちでしょう。
一方渡辺竜王は、順位戦にしては珍しく、勝っても負けても順位が変わらない、
という立場。しかし、ラス前で名人挑戦を決められた悔しさはまだ残っているはず。
こういうところでいい加減な戦い方をしない人が上に居るのが将棋界のよいところ。
ある意味、一番面白い一戦ではないかと。
え、戦型予想?
佐藤九段相手にそんなの当たるわけありませんからやりません(笑)

◆三浦八段 - 屋敷九段

すいません、素で抜かしてました(爆)
(後から追加してます。ホントすいません)
ある意味本当の意味での順位戦。
来年以降の降級争いとかにダイレクトに響くので、疎かにできない一戦。
三浦八段も4勝4敗組なので、この一番でガクッと順位が変わります。
屋敷九段はまさかの大活躍。勝てば3位の目が出る大チャンス。
数年前、
”屋敷九段が将棋盤を押入れから出してきたらしいぞ”
”え、なにそれこわい”

というのが話題になったくらい将棋の勉強をしないことで有名だった屋敷九段
ですが、本気になったら流石の元タイトルホルダー。
でも、”一日どれくらい将棋の研究してますか?”の問いに、
「(競艇するのに読むスポーツ新聞の詰将棋を解く)1分」
と平然と答えられる屋敷九段カッコええわー。
戦型ですが、恐らく屋敷九段の横歩取り。
が、横歩取りの研究では将棋界でもトップクラスの三浦八段が相手なだけに、
振り飛車含め変化球でかわす可能性も大いにあり。

◆高橋九段 - 谷川九段

昨年驚きの「50歳の反逆」を魅せつけ、3位にジャンプアップした高橋九段。
しかし現実は厳しく、今季はわずか1勝と大変苦しい状況。
とはいえ、前年3位という順位が大きくものを言う展開で、他力本願ながらA級残留
の目がまだ残っているのは救い。
とにかく、生き残りたければ勝つしかありません。
一方の谷川九段も、ここ最近の傾向通り序盤の貯金を生かして優位に立っている
だけに、来年も名人挑戦を掛けた戦いをするためにも、ここで勝って3位を確定させ
たいところ。
戦型ですが、ここはまず間違いなくしみじみと相矢倉。
A級順位戦らしい、重量感溢れる一局となること必至。

◆丸山九段 - 久保二冠

断言します。
3月2日、世界中で一番寒いのはこの盤上です(爆)
負けたら即刻A級から陥落。
丸山九段は、ここで勝っても高橋九段が負けるのを祈るしかない立場ではあります
が、とにかく自分が勝たないことには何も始まりません。とにかく勝つのみ。
久保二冠もA級順位戦では苦戦続き。
とはいえ、ラス前で自力残留の目が出たのは大きな希望。
2つのタイトルを防衛しながら、A級残留も果たさなければならない。
全部こなさなきゃならない辛い立場ではありますが、それをやりとげるのが関西トップ
棋士であり、振り飛車党党首としての務め。
今度こそA級で前を向いた戦いをするために、重要な一戦となります。
戦型予想ですが、無難にいけば久保二冠のゴキゲン中飛車が濃厚。
とはいえ、タイトル戦でも連取している戦法なだけに、狙い撃たれることを避けて、
例えば角交換振り飛車といった奇策に出ることも考えられます。
研究の質では棋界屈指の丸山九段が相手なだけに、久保二冠も何の準備もせず
手ぶらで挑むということはしないでしょうが、状況はなかなかに厳しい。

# by mitsuboshi03 | 2012-02-05 09:03 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
ワークス(私的)新年会の顛末
久々の大雪でございます。
とはいえ、気温が高めで溶けやすいのが救いではありますが。
さて今回は遅くなりましたが、先週行われたワークス(私的)新年会のお話を。
細川氏をどれだけ悔しがらせるかを目標に頑張って書いてみます(おい)

いつものように午前中に上京して、いつものようにアキバ巡りw
今回はそれなりに買い物したかな?
いずれ戦利品について語る機会もあるかもしれませんが今回はスルー。

”0次会やらんかね?”
のお誘いをかけておりましたが、今どきそんな勇者は俺だけでしたorz
というわけで、一人寂しく桜木町で0次会実施(笑)
まずはいつもの三陽さんに突撃してチンチンラーメン餃子ビール三昧。
うむ。
いつもながら(店はキッタナイけど)旨い。
最近すぐそばにお子さんが姉妹店を出したそうですので、機会があれば攻めてみる
のもよいかもしれません。
その後はにぎわい座の近くに見つけた茶店で抹茶を一杯。
有閑マダムが絵なんか飾りながらひっそりと営んでいるという佇まいが良い。
うちのおかんのように、ああいう生活に憧れる人がしばしば居るというのも頷ける。

予定通り大つき(19)様、島田閣下、enziさん、和泉屋が揃い、イワシの美味しい
村田家さんで一次会開始。
ゲームの話あり、アニメの話あり、会社の話あり、ワークス員の話あり、子供の話あり。
話す内容は大学の頃とは少々変わった気がしますが、こういう気兼ねなく飲める機会
というのはそうそうないので大事にしたい。
肴は魚中心。酒は今時らしく焼酎のボトルを2本ほど。
最後にイワシの茶漬け(うまかった)で締めてお店を後に。

”ちょっと1時間くらい何かしませんか?”
というわけで夜の町へ。
久々にホッピー仙人さんを強襲しようとしたところ看板とのことで断念。
教訓。桜木町の夜はちょっと早い。
んで、近所のショットバーへ。
この手の店は比較的長く居れて閉店が遅いので助かりますな。
ここでは外人さんの賑やかな会話を背に、なぜか釣りの話で盛り上がる。
窓の外に釣り船らしきボートがあったせいですかねw
あ、屋形船で宴会なんて話もあったっけか。
ぜひ実現させましょう>大つき(19)様、和泉屋

解散後、いつものように宿なしの私は「ワークスの常宿」enzi亭に転がりこむつもり
でしたが、
”長期出張が終わったばかりで部屋が散らかりまくりなので許して”
と拒否られる。
まあ1/1なおにゃーのこが転がっている位なら驚きませんが(核爆)
というわけで、「ワークスの奥座敷」和泉屋に無理を言って台所に突っ込んでもらうw
お世話になりました。
この状況では、もし細川氏が居たら詰んでいた可能性大。
細川氏gj!(おい)

楽しい呑み会でした。
またやりましょう。

# by mitsuboshi03 | 2012-01-21 11:51 | ゲームワークス | Trackback | Comments(2)
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